最初に知ったとき、私は思ったものです。
『3000は多すぎるんじゃないか?』と…。
ビックリマンは確かに潜在的な人気の高いコンテンツですが、
バンダイから出たフィギュアが軒並みコケたように
シール以外のグッズは必ずしもヒットしないという定説があります。
今回の「大事典」も、気になるにわかファンは多いでしょうけど
実際に購入する人となるとやっぱりそうそう多くはないという気もしてました。
なので、本当に3000個もハケるのか?というのが第一印象。
30周年だから3000個にするのなら、300個でも十分じゃないかとすら思ったぐらいです。
ところがフタを開けてみれば、わずか一日で完売とな。
転売目的で複数注文した人も結構いるのかもしれませんが、
知り合いの中にも保存用でもう1個という人もちらほらいてびっくり。
いや、そこは私のほうが情熱薄らいでしまってるのでしょうか。
でも、そもそもあのデカシール。
私はそこまで魅力を感じないのです。
いや、もちろんコレクターとしてはたとえどんなにくだらないものであっても
1枚は確保しておきたいという欲求はありますが…。
記念にでっかいサイズのシールを作るなら、絵柄はそれこそゼウスかロココのように
普遍的に人気のあるビックリマンを代表するキャラが選ばれるべきだと思います。
あるいは既存シールの絵柄そのままじゃなく、大サイズならではの
複数キャラ同時盛り込みとかパッケージ柄の再現とか、そういう方面のアレンジならなお良し。
ただ単に「Webで人気のあったキャラ」というのでは、大サイズである意義が薄いと感じます。
そういえばこのの「大特別版」、ソフトが丸ごと入るでっかいパッケージでもわかるように、
「ビックリマンチョコそのもの」を擬似再現しているのが売りのようですね。
DSソフトがチョコの代わりで、それと「特大インナートレイ」の間にデカプリズムが入り
全体を包装パッケージで包むというスタイルを取っていると思われます。
(そうでもなきゃ、インナートレイなんて何の意味があるのかと(笑))
だったら、中のシールもランダムで30種類全部アリだったら…
斬新かつ悲劇的な展開は必至ですね(苦笑)
(でも今後、ロッテから「ジャンボビックリマン」としてシリーズ化されたりして……。)
ま、何にせよこの即日完売劇のおかげで「このゲーム人気あるんじゃん!」と
内外に知らしめた印象があるので、通常版の売り上げUPにもつながるかもしれませんね。
さて、DS本体はいつごろ買うかなあ…。