あわてんぼうの3弾クロノズー

「ひかり伝III」2007年1月30日発売決定!

某問屋さんが顧客向けに告知した通販予約案内にて、
来年1月末に早くもひかり伝IIIが発売されることがわかりました。
(どうでもいいですが、「II」と「III」って見た目が紛らわしいですね(笑))

しかし、予想よりもずいぶんと早いです。

ひかり伝1弾は2006年3月、ひかり伝IIは同9月でしたから、
IIIはやはり6ヵ月後の2007年3月かと思っていましたけれど
どっこい1月発売とはうれしい誤算です。
これまで3つの地域で発売エリア拡大が約2ヶ月置きだったので
計6ヶ月ペースだったのが、エリア拡大をすっとばしての次弾突入。
まだIIの発売時期さえ決まっていない地域の方々にとっては
きちんとフォローされるのかどうか気がかりなところでしょうけど…。
(と思ったら、1月9日にひかり伝IIが発売地域拡大だそうで)

勢いが出てきた今こそ一気に畳み掛けるぞ!という腹なのか、
それとも来たるべき30周年企画を控えての前倒しなのか、
いずれにせよ先のストーリーを待ち望む立場としては
このロッテの判断には拍手を贈りたいところです。

そういえば、今回は「21st Anniversary」とは書かれていないっぽいそうで。
書くならば「21st」か「22nd」か微妙な時期ですけど、
もし"無印化"するのであれば「21st」って何だったんでしょうね。

ところで、今度も種類は84種ながらも新キャラ60種+復刻24種だそうで、
ほぼ半々の比率だったひかり伝IIと比べて大幅に新キャラの割合が増えました。
商品化スパンが短いのに描き下ろしが増えると、イラストレーターさんは大変ですよね(苦笑)

復刻キャラばかりではどうしても物語の広がりに制限がつくため、
ばんばん新キャラを投入して物語を加速していただきたいものです。


けど、またしてもパッケージにはクロノズーが登場するらしいとの話。
アニメなどでは完全に悪の親玉ですが、もっと大局的な視点から見ると
クロノズーが物語の中心ということなんでしょうかね?


それはともかく、今回も神羅万象チョコと発売時期がかぶっているのが痛いところ…。
あちらは第二章第4弾が1月15日発売予定だそうですが、果たして狙ってぶつけてきてるのかどうか。
どちらにせよ、新年早々相変わらず厳しくなりそうです。

格上げ☆ラッキーキング

「ビックリマン大教典」には、反後博士による「悪魔VS天使編」以外のシリーズも
わずかながらオマケ的に紹介されていますよね。
ビックリマン2000の扱いがシンクロXと同列というのはさすがにどうかと思いましたが、
それよりもオールジャンルコレクターとして気になったのは「運の王様」の扱われ方について。

どういうわけか、運の王様がビックリマンの一シリーズとして堂々掲載されてるじゃありませんか。

運の王様は、キャラクターはもとよりシール形態も3すくみを踏襲しているなど
他のシリーズよりもかなりビックリマンっぽさのあるシリーズではあるものの、
パッケージにはどこにも「ビックリマン」と記載されていないため
コレクターからはいわば「番外編」という位置づけをされてきました。

実は公式的にも「ビックリマンではない」とされております。

公式サイトのニュース「管理人の部屋いわゆる管理人室・第7回」において運の王様が紹介された際に…。

H氏:
ビックリマンシリーズ以外のシールで良い味出していたシールもありましたよね。

管理人:
運の王様とか・・・。私はあの独特のキャラが好きでしたけど。

H氏:
幸運、悪運、不運の3すくみシステムがビックリマンと似てましたね。

というような会話がなされてたりしました。

それが去年、YahooのアニメDVD特集において、ビックリマンの過去のシリーズを紹介するところで
何故か運の王様もラインナップに含まれていたのです。

この特集、「ナディアとメディアが姉妹」というような仰天する内容も書かれていたため、
よくわかってないライターが書いた信憑性の薄い適当な内容だと思っていたのですが…。

ビックリマン21年の歴史を総括する大教典において言及されてしまっては見過ごせません。
「運の王様はビックリマンシリーズの一つ」というのが公式認定されてしまったのでしょうか?

ですが、大教典は隅々まで反後博士が執筆しているわけではなさそうで、
特に本編とは関連の無いこの紹介欄などは別のライターがまとめた可能性も高そうです。
そもそも運の王様は反後博士のプロデュースではないでしょうし、
情報が錯綜していても不思議ではないのですが。

よって、Q天銀河的な運の王様のポジションは
「ビックリマンの一種ではない」
から
「ビックリマンの一種と見なされることもある」
に変更したいと思います。

ま、大多数の人にとってはどうでもいいことだと思いますけどね。

疑心アリババのミッシングリンク

まさか虹天使ダーツ(の中の人)が来るとは思いもよりませんでした(笑)

さてゲンキ一行の若神子集めの旅も中盤戦。
第8話では騎神アリババが登場し、7人のうち4人が揃いました。
ですがヤマト以外の3人はまたしても別行動することに。
どうしてわざわざバラバラになるんでしょう?(大人の都合?)

ところで、今回はアリババがらみで旧アニメとの「つながり」がいくつか見えましたね。
ひとつは「アリババの妄想=耳まで口の裂けた悪魔」のシルエット

はい、どう見ても巨魔霊
彼にゴーストアリババの記憶断片があるのか、それとも単なるイメージカットなのか、
前者なら今の若神子たちが「パワーダウンした姿」という仮説の裏づけにもなりますね。
以前、十字架天使が「ヤマト神帝」のシルエットを思い浮かべたのと同様に意味深なカットです。

でもマクロシールで誰でも簡単に悪魔化してしまうハピラキ世界では、
ゴースト化で人一倍苦悩するのもいまいち重みがないような(苦笑)

もうひとつは「アリババが聖夢剣を得たいきさつ」
ゼウスいわく「わしが聖フェニックスを通じて与えた」とのことでしたが、
これって確か、旧作で描かれたエピソードそのままですよね。
脚本の三条陸さんが旧ファンへのサービスとして書き加えたものなのか、
それとも「ハピラキ」全体の思想として旧作とのリンクを織り交ぜる方針なのか、
いずれにせよ旧ファンにとっては思わぬ刺激となったことでしょう。
(ついでに「背中に仲間を乗せる図」はワッPの影響か、という意見も多そうですね)

ひかり伝が旧シリーズのプレストーリーとして構築されるように、
ハピラキは旧アニメとも明確に関連づけていく方針なんでしょうか?

個人的には、今さらへんてこな口癖設定がついたクロノズーが何だかもう。
ずっどーん。