私の場合、シールはマスターファイルに収納しているので
必要があればすぐにファイルを開いて確認することができますし、
何が所持済みで何が未所持なのかも一目瞭然です。
え?何の必要かって?
もちろんこういうネタを書くときの資料とかが大半ですが、
時折レアシールを眺めてニヤニヤするのもまた乙なもので(爆)
しかし、シールと違ってグッズ類になると話は随分違ってきまして、
「あのグッズ、もう持ってたような気がするけどどうだっけ?」
「あ、前に別の人が持ってるのを見ただけで、自分のは違うやつだったかも」
というように混乱したときも、押入れからダンボールを引っぱり出したり
棚の奥からいくつも箱をとりだして調べたりしなくてはならず、
そこで見つからなくても別の場所にしまってある可能性もあったりして
ひとつ確認するのに大掃除並みの手間がかかってしまうのです。
マメな人は、資産管理のようにあらゆるグッズを整頓していて
何がどこにあって何が無いかをリストアップしているのでしょうか。
とてもじゃないですが不精な私にはとてもできそうにないことです。
しかし、8畳一間のこの限られた居住空間において
何ゆえにここまで雑然としているのか…。
こりゃまた引越しでもしない限り片付きそうにないなぁ。
2003年7月22日(火) |
魔スタリオス・パニッシュド |
突然ですが、魔スターPの名前の元ネタって何でしょうね?
重要キャラなだけに以前からちょくちょく話題に上るネタですが、
目から鱗が落ちるような仮説はあいにく出てないようです…。
例えば、語呂だけで「マスターキー」から来ているのではという説や
同様に「マスターピース」ではないか、という説もありました。
ただどちらも本当に語呂だけでビックリマン特有の世界観と全く繋がらず、
なかなか「うんうん」とうなずくほどの説得力はありません。
語尾(?)の「P」の意味も何だか意味ありげで無さげなのですが、
野聖エルサMの「M」が「ママ」で魔スターPの「P」は「パパ」ではないか
という珍説を唱えた人もいましたっけ。
それだと夫婦になってしまいますが、いいんでしょうか?(笑)
しかし名前がシンプルなだけに元ネタ探しは発散するばかりで収束せず、
それこそ反後博士に聞く以外に解決法は無いような気すらします。
(ご本人がそんなところまで覚えているとも思いにくいところですが)
きゅー太の説としては、魔スターPは魔スタリオスが超聖神に封印された状態なので
魔スタリオスが「罰(Punish)」を受けている状態、ということではないか…
という、どう考えてもコジツケの域を出ない話ぐらいしか思いつきませぬ。
ただ私が思うには、先に野聖エルサMの設定が作られてから
そのライバルキャラとして魔スターPが作られたと考えるならば
「ゴードンのヘッドだから名前は『マスター何とか』にしよう。
片方がMだからもう一方も何かアルファベットをつけたほうがライバルっぽい」
というような「ノリ」で名付けられたんじゃないかと思えて仕方ないのです。
だって、3すくみでも「ミミシェーン」「ジケシーン」「ブンドキーン」
なんて名付ける反後博士ですからねえ…。
対になるキャラ名は、それこそ語呂だけで決めていても不思議じゃないと思うのです。
2003年7月23日(水) |
真の「完全大百科」とは |
4月23日はサン・ジョルディの日です。
実は前々からこの日をネタにしようと考えてはいたのですが、
丸々3ヶ月も過ぎてから思い出すほど全く定着してませんねぇ。(爆)
「サン・ジョルディの日」とは、女性が男性にに本を贈り男性は女性に赤いバラを贈る日だとか。
ご多分に漏れず、書店業界が一枚噛んでいて定着させようとしている日なのですが
時期が時期だけに全く定着するそぶりすらありません。
まぁ今の時代、本が売れないのはいろんな要因があるようですが
とにかく売れないことは事実のようです。
さて。
本といえば、オマケシール業界においてはまず連想されるのがシール百科。
最近でも「ビックリマンシール完全大百科」という不完全カタログが出てましたっけ。(笑)
この手の資料性を重視した書籍は中身の濃さが何よりも最優先されるべきなのに、
「とりあえず出しときゃいいんでしょ?」的な作りだと大いに萎えてしまいますよね。
どうせなら古今東西のグッズやコロコロ・学年誌の資料などを寄せ集めた
真の「完全大百科」を作っていただきたいところですが、ブームが冷め切りつつある今では
出してもまず売れないでしょうからかなり厳しいでしょう。
そういう意味では、あの不完全大百科のボリュームでも
ライトコレクターにはおなかいっぱいだったかもしれませんけど(^^;
でもマニア向けの資料はマニアの視点で作られないとどうしても不十分になりがちです。
しかし公式サイトで一声かければ「適任者」はいくらでも集まるでしょうから、
アンカットシートでも餌にしてマニアを寄せ集め、本を作らせてみてはどうでしょう?(爆)
後世のためにもロッテさん・小学館さんにはぜひ重い腰を上げていただきたいところです。
ついでに未公開没画とか反後博士の質疑応答集とかもつけてくれれば言うこと無し!
完全予約制とか数量限定とかでもいいです。今が最後の機会だと思うので是非っ!
それに今からだったら来年のサン・ジョルディの日にも間に合うでしょうから(笑)
2003年7月24日(木) |
たった6枚で夜も寝とらん?? |
ねとらん者トレカの通販版がようやく届き始めたそうな。
しかし肝心のカードが付録版と違わなくて混乱状態だそうな。
と思ってたら製作側の手違いだと判明し、交換を受け付けるそうな。
でも結果的に付録版が出回ってしまい、無理して集めた人はガックリしているそうな。
と意味も無く伝聞調で書いてみました。(笑)
出始めた頃より何かと物議をかもしつづけてきたねとらん者トレカですが、
どうにかコンプしようとがむしゃらに動いた人ほど損をする結果となりました。
何十冊も雑誌を買いまくった人やネットオークションで高値落札した人は
本当に目も当てられない状況だと思います。
私も通販で1セット申し込んでいたのですが、届いたのは付録版と同じものでした。
以前当たったコンプセットはレアカードの四隅の状態が悪いものだったのですが
今回のは見事なまでにきれいな状態。どっちを交換してもらおうか悩むほどです(^^;
(でもある意味、四隅の状態が悪いものはオリジナルの証と言えるかも?)
しかし、こんな立派な箱に入って金色のカードフォルダまでついてくるとわかってりゃ
もう1セットか2セットぐらい注文すればよかったと思うぐらいなのですが、
今回の騒動、いかに先を読んでリスクの少ない道を選ぶかがかなり重要でした。
だから、まだ全てが終わってはいないのかもしれません。
もしかしたら今度はカードだけ追加販売とかあったりするかも??
普通はこれだけドタバタして赤字覚悟の通販や交換騒ぎまでやらかしているようでは
とてもじゃないですが2弾をやろうという余裕は無いのではと思うのですが…。
ネットランナーは懲りない雑誌ですから、わかりませんね〜(^^;
2003年7月25日(金) |
プロのお仕事はバリバリ・バリュー? |
私、絵の描ける人というのは単純にすごいと思うんです。
私自身はどうがんばっても素人に毛が生えた程度のイラストが精一杯なので
自分から何かのイラストを描こうという気はさらさら無いのですが、
今でもイラストを描いてネット上で公開している方は大勢いますよね。
目が醒めるほどうまい人もいれば勘違いも甚だしいような人まで多種多様ですけど、
中でも本当の意味で「絵」が描ける人というのはすごいなぁと時々思います。
ところでほとんど何の脈絡も無い話なのですが、
一個人であってもグリーンハウスやチームエサカに依頼すれば
ビックリマン的なイラストを描いてもらうことは可能なんでしょうか?
向こうは商売なんですし、商標に直接つながるようなイラストでなければ
報酬さえ支払えばビジネスとして描いてもらえるような気もするんですけど…。
いや、別に何か描いてもらいたいものがあるわけじゃないんですけど、
例のねとらんトレカの件もあってふと気になったのでした。
でも、あのレベルの方々だと相場はどれぐらいのものなのでしょう??
もしシール一枚分で1万円程度なら、何かの記念に頼みたいぐらいなのですが(笑)
…やっぱりもっと上?(^^;
2003年7月26日(土) |
よく見りゃ「クロッシングズ」 |
なんと、恵比寿ガーデンプレイスに「シンクロX」のお店が!!
http://www.gardenplace.co.jp/shopping/synchro/
・・・いや、まぁそれだけなんですけどね。
2003年7月27日(日) |
集中需要に対する集中供給 |
絶対数・現存数が少ないものほどレア化するというのはコレクターには常識ですが、
今回は必ずしもそうとは限らない場合もあるというお話。
どんなシールでもこの世に存在する枚数には必然的に限りがあり、
少ない供給に対して多数の需要があるとプレミア価値は高くなります。
ところが、通常は一般購買者全体が供給対象となるのですが
この枠が非常に限定される場合、つまりコレクターにしか供給されない場合には
絶対数が少数であってもプレミアがつきにくくなることがありえます。
わかりやすい例でいうと、ねとらん者トレカの場合。
付録として付いてきたカードに含まれるレアカードの全ての枚数というのは、
単純に雑誌の発行部数に比例するわけですから相当な数だと思われます。
しかし、供給対象はネットランナーを手に取った人全てであって
コレクターでないのにレアカードを手にした人も相当いるはず。
結果的にコレクターの周りに出回る数というのはかなり少なくなってしまいます。
しかし通販で手に入るカードの場合だと、購入する人の大部分はコレクター、
もしくはそれに準じて集めようと思った人に限られるわけで、
いわば「欲しい人は注文する→欲しい人の手に入る」という図式が成立し
絶対数がわずか1000セットしかなくても需要と供給のバランスは保たれるわけです。
他にも、例えばビックリマン2000のWHF限定シールシート。
会場限定なんですから、絶対数というのは結構限られてくるはずですよね?
少なくとも普通に売られてるチョコに入ってるシールよりもずっと少ないはず。
まして直接手に入れる機会のあった人は相当少ないはずです。
しかし、その少ない枚数をコレクターが大量にゲットしてしまったために
手に入れようと思えばすぐに手に入る状態となってしまいました。
後に鈴鹿のイベントでも配られたせいで、今やプレミア価値は限りなく低下。
私も20〜30セットぐらい持ってますが完全に持て余してます。
つまりは、欲しい人のところに集中的に供給すれば
全体数が少なくても十分まかなえるというお話。
これを逆に利用して、例えば一般層にはほとんど売れそうにない超元祖33弾なんかも、
コレクター対象に少数限定生産・小口限定供給する方式をとることで
無理に販路を維持しなくても採算の取れるビジネスができるんじゃないでしょうか?
通販専用とか受注生産とかも、問屋筋との付き合い等があるとはいえ
絶対不可能というわけでもないように思うのですけど、どんなもんなんでしょうねえ??
まぁ普通のやり方では、33弾が出る望みはまず無いというのは確実でしょうけど…。
タキシードゼウス
\ 40,000
福袋版ヘッドロココ
\ 80,000
完品ブラックゼウス
\ 100,000
スーパーオリオン
\ 150,000
自力でヘッドシールを当てた思い出
priceless
お金で買えない価値がある
買えるものは
って、こんな高いモノ買えるかっ!!(爆)
※金額はかなり適当です。真に受けないようにお願いします。
最近「阪神優勝」の4文字が第三者によって商標登録されていたという話題がありましたが、
登録商標というのは何かとやっかいなものらしいですね。
私も去年、ビックリマンに関する登録商標について書いたことがありましたが
ロッテもさすがに「ビックリマン」というブランドの保持には努めているようでした。
(2002年10月15日の一匹舞台参照)
今回の「どっきりシール」に関しては何故か登録していないそうですけど、
ブランド名を他社に勝手に利用されないように登録しておくことは大事なことです。
ところで、どうやら「まじゃりんこ」もまだ登録されていないようです。
もし今後ロッテが懐かしシリーズ第2弾としてまじゃりんこの復刻・新作を出す予定ならば、
今のうちに「まじゃりんこ」の商標を所得してしまえば、もしかしたらもしかする…?!
と言っても商標登録には申請や維持に万単位のお金が必要になるので
イタズラ半分に申請するというわけにもいかないですよね。
まして、もし本当にロッテがまじゃりんこを再登場させようとしたときに
「何?既に商標登録されてるだと?じゃあこの企画は取りやめだ」
という流れになれば、全国のまじゃりんこファンに袋叩きにされかねません。
てなわけで私は特に何もする気もないですし、皆さんも悪用はしないで欲しいのですが
もし今後近いうちにロッテがまじゃりんこの商標を取得したならば、
それはまじゃりんこの再登場が近い証拠かもしれませんよ??
セレクション3も終わり、旧ビックリマンを流用したビジネスは
もう当分出てこないのではないかという空気がありますけど、
もし更に何かをやらかすとすれば一体どんな「離れ業」がありえるでしょう?
離れ業といったのは、52ミリサイズで現行素材に旧絵柄をそのまま復刻するのは
さすがにもう完全に飽きられているという判断ゆえ。
今更ホロシールを何枚か出したとしてもセレク3より伸びるとは思えません。
そこで何か別の要素を盛り込むとすれば…、というのが焦点なのですが
こんなのはどうでしょう?
1. いっそ100ミリサイズで出す
一片10センチのシール!これは迫力ありますよー。
サイズであれこれ言われるぐらいなら、いっそここまでやるのも一つの手かと。
「めざせまるきんチョコ」みたいな薄くて平べったいチョコのオマケとしてならば
ありえなくはない話ではないでしょうか。
ファンは単に絵柄が大きいだけでも結構嬉しいものです。
収納がちょっと大変ですけど、面白そうじゃないですか?
2. 金属シールはいかが?
例えば薄い金属のプレートの両面にエンボス加工で絵柄や文字を「刻印」。
おみくじらの22Kシールを知っている人はそれをイメージしてください。
(そういや剥がしたことはないのですが、あれもシールになってるんでしたっけ?)
天使は金メッキ、お守りはアルミ、悪魔は銅とかだとメリハリありますし
重量感もあって新たな視点でコレクションできるのではないかと。
3. フィギュアチョコ再び!
2000では着色の甘さでズタボロに失敗したフィギュアチョコですが、
今度は旧キャラでもっと精巧なフィギュアを作ってはどうでしょう。
もちろん、フィギュアだけじゃなくシールもセットで。
ただし外からは中身がわからないようにしないと売れ残りは必至です(笑)
立体食玩全盛のこの時代、実現の可能性はかなり高いのでは?
4. 究極ハイグレードシール
金に糸目はつけないという具合に、素材から印刷方式から何から何まで
超ハイクオリティなシールを作ってみてはいかがでしょう。
普通ではオマケにはとても使えないような超高級素材やハイテク技術を駆使し、
現代における最高峰のシールを実現!
ただしその商品性ゆえに受注限定生産になりそう(笑)
いずれも実現しにくそうなぶっ飛び企画ですが、
これぐらいの目新しさや魅力がないと従来路線では何をやっても同じでしょう。
ここらで思いきって一発大きな賭けをやってみるのも悪くないんじゃないですか?
2003年7月31日(木) |
新・月刊舞台裏通信7月号 |
7月も今日で終わり。
いつまでも梅雨が明けずにじめじめとした天気が続くかのように
オマケシール業界もいまいちパッとしない空気に包まれています。
満を持して登場したどっきりシールは、果たして売れているのかいないのか
まるで動きが見えないのが気がかりなところ。
ウチもせっかくどっきりシール発売に合わせてレトロコンテンツを立ち上げたのに、
ほとんど意味をなしていないようなのが残念です。
もっとも、レトロ関係では以前よりもっと詳しく紹介しているサイトもあるので
そっちに客が流れているのかもしれませんが…。
7月の話題といえばもう一つ、セレク3の復刻ブラックゼウスの応募締め切りですね。
私もお助けマークのみ何通か送りました。(^^;
ちなみに例のBZ収集はあと3種で停滞中です。
どうせ変更は無いでしょうけど、ついギリギリまで粘ってしまいますよね。
とは言え今回に限っては盛り上がりが少ないため、送り忘れてたという人も多そう。
結局ブラックゼウスでにぎわったのはごく最初の頃だけでした。
昔のトイカードプレゼントの時みたいに、毎月ホロヘッドが変更されるとかなら
チョコの売れ方も応募もコンスタントに続いたでしょうに。
何て言うかこう、今一歩のところでツメが甘いというかセコく値切られてるというか…、
…まあ、こちらも欲を言えばキリが無いんですけどね。ふう。
あとは何がありましたっけ。ねとらんトレカの通販ぐらいでしょうか。
これといった大きな話題もないまま、鬱蒼とした7月は過ぎていきました…。
って、どっきりシールが発売されたというのに「大きな話題もない」と言い切る私も
結構酷い奴なのかも(苦笑)
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