きゅー太の一人舞台


2003年9月上旬 
1日 グラッ!
2日 Welcome!
3日 博士への異常な愛情…?
4日 ネタばれ掲示板の意義と功罪
5日 アンパサンド
6日 危急存亡の秋?
7日 嗚呼!花の芸能界〜あるアイドルユニットの歴史〜
8日 「ネオどっきりシール」を考えよう
9日 発覚・アートコレクション!?のウワサ
10日 解析&予想&批評&ツッコミ
 
2003年9月1日(月)  グラッ!

今日は防災の日です。
ちょうど80年前のこの日に関東大震災が起きたことに由来する日であり、
日本各地でこの時期に避難訓練などが行われてますね。

ときに、地震で思い出されるのは7弾悪魔「魔震」
そう、あのだるま落としみたいな格好をした悪魔です。

公式サイトの大図鑑より


震度は7までしか無いので、震度9というのはありえない値だったりするのですが
それ以前にツッコミどころといえるのはその姿そのもの。


地震が起きたらダメージ受けるのは自分じゃん!


裏書では「バランスをなくさせ公平感覚まで崩してしまう。グラッ!」とありますが
バランスなくしたら一番危険なのはどう見ても魔震本人ですよね。
なーんか違うような気がしてならないんですが…。



2003年9月2日(火)  Welcome!

コンビニに入った時とか、店員さんの挨拶が


「いらっしゃい魔精〜」


と聴こえる今日この頃。
疲れているのかもしれません。



嗚呼、私の精神を蝕む混沌を魔精蒸散で打ち消したい…。

いや、確か混沌は叩かれれば叩かれるほどにより強くなるんでしたっけ。

救いが無い…。



2003年9月3日(水)  博士への異常な愛情…?

今日9月3日はあの反後博士の誕生日であると同時に
シンクロXの発売一周年の日でもあります。

もしシンクロのスタッフがわざと発売日をこの日に合わせたとしたら、
相当な反後リスペクト精神が伺えるところなのですけれど
個人的には単なる偶然だと思います。
そんな理由で発売日を調整できるほどユルい環境じゃないでしょうし(^^;


さて、現在はロッテワールド東京の立ち上げに従事されているらしい反後博士ですが、
我々にとってみれば永遠のカリスマであり唯一無二のビックリマン博士です。
本人がどう思っているかはわかりませんが、10年経っても今なお色あせることはありません。
案外「え?まだそんなこと言ってる人たちがいるの?」とか思ってるかも(爆)


それにしても、ビックリマンを集めている者としては
一度だけでも反後博士にお目通りしてみたいものです。
私は「反後信者」というほど盲信してはいないと思っているのですが
(普段から無礼なほどにツッコミまくってますからね^^;)
それでも万が一お話できる機会ができたとしたら完全に舞い上がってしまうかも。


と言っても反後氏は今でもロッテに勤めていらっしゃるわけで、現役バリバリの管理職。
もし反後博士に逢いたければ朝ロッテ本社の前で待ってれば逢えるかもしれませんし、
(それじゃストーカーだけど)
「ロッテ 反後四郎様」宛に手紙でも出せば多分届くと思います。
(返事が来るかどうかは知りませんが)
まぁ、きちんとアポを取ればもしかしたら少しぐらいなら逢ってくれるかも…?


そんなわけで必ずしも手が届かないほど遠いわけではないようにも思うのですが、
恐れ多くて近づけない、そんなオーラが今なおあるような気がします。

もっとも、実際に逢ってしまうと意外に「ただの人」だったり、
あるいは想像を絶する「不思議ちゃん」だったりして?

いずれにせよ、もしかしたら理想は理想のままの方がいいのかも…(^^;


それにしても、今となってはタレントでも何でもない一個人について
本人の預かり知らぬところでこんなにも言いたい放題書いちゃって本当にすいません。




2003年9月4日(木)  ネタばれ掲示板の意義と功罪

長年使ってきた「ネタばれ掲示板」を先日取り払いました。

アニメも公式小説も終わり、2000もセレクションも終わったということで
ここ半年ほど書き込みが全くなされておらず、その役割を終えたとの判断からです。


このネタばれ掲示板を設置したのはまだ2000が2弾か3弾ぐらいの時期で、
ちょうどネット全般でビックリマン熱が右肩上がりに高まっていた時代
インターネットによる高度情報化時代の幕開けとも時期的に重なり、
有益無益に関わらず様々な情報が凄まじい勢いで飛び交っていました。

これによって新しい弾の情報放映直後のアニメのストーリーなど
ある種の人にはまだ見たくない情報までおおっぴらに流れてしまって、
普通に掲示板の読み書きをしたいのに見たくない情報があるせいで近づけない…
という状況がたびたび起きることとなったわけです。


そんなわけで、「そういう話はどこか目に付きにくいところでやってくれ」ということで
ネタばれ専用の掲示板を独自に用意したというのが当時の流れです。


無論、当時からこの方針には反発する人も多数いました。

通常の掲示板でネタばれトークが続くようだと意味が無いですから、
そういう話題が出るたびに「ネタばれ掲示板を利用してほしい」と頼んで回ったら
「宣伝うざい」と一蹴されたこともたびたびありました。
一利用者にすぎない私に「指図」されるのが気に食わないという人もいたようです。

それにあの頃の私は他人相手でも強気に言いたいことを言ってましたし、
何よりこの私自身が知りえたことをつい誰かに話したがるタチの悪い性格なもので…。
そりゃ信用もありゃしないわけですわ。
今の「共有質問掲示板」みたいな共同運営形式なら、こんな反発も無かったかも?


そんなわけで、当初の理念からすれば必ずしも成功とはいえなかったのですが
それはそれとして同意してくれた方々のおかげで書き込みが絶えることもなく、
かなり長い間にぎわっておりました。
毎週のアニメの感想新弾シールのGAGレポート情報など、
別にネタばれ掲示板じゃなくてもいいような話題も含めてかなり盛り上がってましたっけ。


実は先日掲示板を取り払う寸前まで、当初からの書き込みは全部残ってました。
「4弾箱発見したけどドリームファイター出なかった」とか「GB付録は湯あみ天女らしい」とか
「残りの五造大神はナディア・メディア・ノアでは?」とか「福ちゃん2000最高!」とか、
そんな過去3年間のログがつい先日まで全て読める状態だったんですねえ…。
ある意味、貴重な財産だったかも。



全部キレイさっぱり消しちゃいました。

もったいないことしちゃったなー。



2003年9月5日(金)  アンパサンド

ありそうでなかなか見かけない表記



『&ロココ』






いや、まあ、それだけなんですけどね。



2003年9月6日(土)  危急存亡の秋?

復活どっきりシール発売からそろそろ2ヶ月になりますが、
先行地域ではそろそろ2弾に切り替わる頃でしょうか?


…という声が全く聞こえないばかりか、誰一人として気にもしてないような


続くにしろ続かないにしろ、今年中にもう一回ぐらい何かしらの動きはあるでしょうけど
セレク3以降どっきりシールを買わずに様子見してた人たちはそろそろ限界かも。

ここらでいきなり「33弾発売決定!」とか言うとそれはそれで盛り上がる気もするのですが、
そうやって盛り上がるのはごく限られた人たちだけでしょうからねぇ(^^;


しかし売れる見込みが立たなければ商売を続けられないのは世の常。
そろそろビジネスとしてにっちもさっちもいかない状況に追い込まれてそうな気もするのですが、
プロジェクトに残された猶予は果たして??



2003年9月7日(日)  嗚呼!花の芸能界〜あるアイドルユニットの歴史〜

<結成>
一般応募の中から寄せ集められた8人がユニット「若神子」を結成。

   ↓

<デビュー>
聖フェニックスのプロデュースを受けて華々しくデビュー

   ↓

途中で照光子が「卒業」し7人組に。

   ↓

<ブレイク>
派手な衣装が受けてユニット名も「神帝隊」に改称。
同時にプロデューサーも「ヘッドロココ」になぜか改名。

   ↓

ここで「アリババ神帝」が涙の卒業

   ↓   

順調に人気を延ばしていたが、卒業したはずのアリババ神帝が
敵対陣営に引き抜かれて神帝隊大ピンチ!

   ↓

第3陣営の仲裁でアリババ神帝のソロデビューは中止。
アリババ神帝は謹慎処分を受ける。

   ↓

<スキャンダル発覚!>
オリコン一位を目前にしてプロデューサーが突如失踪
リーダー格のヤマト神帝がユニットをまとめる。

   ↓

ヤマト神帝、ユニットに在籍しつつも「ヤマト爆神」としてソロデビューを果たす。

   ↓

<多角営業化>
牛若・男ジャック・ピーター・フッド・一本釣による新ユニット「フラワー」結成。

   ↓

かつて卒業した「照光子」がひっそりとソロデビューするも鳴かず飛ばず。
実兄と組んだ限定ユニットも不振に終わる。

   ↓

<和解>
プロデューサーが復帰。裏で芸能界のご意見番2人の強力な根回しがあったとか?

   ↓

<電撃解散>
アリババが復帰して7人に戻ったのもつかの間、衝撃の解散会見

   ↓

と思いきや、直後に元フラワーズの5人が「メイドン」として再デビュー。

   ↓

この頃プロデューサーは再び消息不明に。一説には敵側のマネージャーと駆け落ちしたとか?

   ↓

その頃、照光は「あの人は今」状態となる。



時は流れ、「メイドン」は「ベイG」→「GD5」と改称を繰り返すも一時の人気再燃には至らず
半ば引退していたヤマトを強引に誘って「パンゲア」を結成。
しかし既に第3陣営に取り込まれていたアリババがパンゲアメンバーの不仲を誘い、
パンゲアはふたつのユニットに分裂
そのドタバタのうちにとうとうファンにも見限られ、そのまま引退へ…。



これがかつて一世を風靡したアイドルグループ「神帝隊」の活動の記録です。
しかし彼らのその後は誰も知らない…。



2003年9月8日(月)  「ネオどっきりシール」を考えよう

「あれ?このネタこの前書いたっけ?」と思って少し前の一人舞台を見てたら、
例の福笑いを見て自分で作っておきながらかなりどっきりしてしまいました(爆)
まぁ職場で見てたというのも大きな要因ではあるのですが、
全体のサイズが大きいというのも衝撃度アップにつながってますね。

そんなわけで、今後ロッテが新世代のどっきりシールを作るなら
何枚か合体させて一つの絵柄を作るタイプも出してみてはどうでしょうか。

他にも、目玉の瞳の部分だけホログラムにして七色に光らせたりとか、
あるいは蛍光インクを使って夜でもどっきりなシールを作ってみたりとか?

冷感シールを使えばコップに冷たいジュースを入れると絵柄が浮かんだり、
温感シールならマグカップに貼らせるとか、まあ用途は限られますけど
そういうアイディアを盛り込んだ絵柄の変化するどっきりシールもありじゃないでしょうか?
いくらリアルといっても、ただの絵だけじゃどうしても限りがありますよね。
(そのシンプルさにこだわる姿勢がどっきりらしいと言えなくもないですが…)


それにしても、実際にどっきりシールを貼って遊ぶには
あまりにも現代の環境は適していなさすぎます。
外の壁や電柱などにぺたぺた貼ると怒られますし、
友達を驚かせるにも「ウォシュレット」「口紅」じゃ使い勝手が良くないです。
特に携帯電話に指紋の模様を貼らせるのはかなりデンジャラスかと。(爆)


そこで、今度は「貼ってもいい場所に貼れるどっきりシール」を目指してはどうでしょう。
手帳とか腕時計とか自分の体とか、実際に使ってみたいと思わせるもの
厳選して出していけばまた方向性も変わるかも。


でもそのうちギャグ的なイラストを貼って笑わせる方面に移行して、
絵柄もマンガチックになったりしたら、それは20年前と同じ流れになっちゃいますよ(笑)



2003年9月9日(火)  発覚・アートコレクション!?のウワサ

なんか、かなり意表を突かれたような印象です。


「ビックリマン2000アートコレクション」11月末発売!(ただし関西・中部)


という情報が一部のお菓子サイトで公開されたようです。
(ロッテの担当者は「まだ早いヨー!」と慌てふためいてたりして^^;)


しかしまさかどっきりの次がこう来るとはさすがに予想してませんでした。
そもそも2000系列で来ること自体、かなり意外な感じがしてしまいますが
次世代のどっきりシールについてあれこれ考えた私がバカみたいです。(爆)

結局この路線に立ち返るしか無いのでしょうか?


それにしても、「アートコレクション」とは一体何なのかが非常に気になるところですが
パッケージ写真に描かれていたエサカ版デビルゼウス(凶悪魔ゼウス)らしき絵が
大きなヒントとなるかもしれません。


ご存知ビックリマン2000のイラスト担当であるエサカ先生は、
シール的にディフォルメされたイラスト以外にもビックリマン2000のキャラを使って
写実系のイラストや浮世絵調のイラストなどを手がけてたりもします。
抽プレのシールバインダーに描かれた「バカラ&ダンディーラー」や、
お詫びカードの「浮き世ぜうす」12弾P8ハッピーシール4種もそうですね。
他にも2000ドリンクの缶イラストも同人系な独特のタッチでしたっけ。
先のデビルゼウスも以前エサカ先生がお遊び(?)で描いたイラストで、
ポスターにもなったことがあるのですがまさかこれを今再び見ることになろうとは…。

私が思うに、今回はこれらのイラストをシール化するのではないでしょうか?
そして当たりシールを送れば「復刻タキシードゼウス」がもらえるとか?!


なんかすごくありそうなんですけど…。
あ、でもそうなると裏書とかはどうするのでしょう?

ただ25種類というラインナップ数を見る限り、書き下ろしはゼロもしくは少数のようで
そうだとするとまたしても「使いまわし」という印象を受けてしまいます。
いずれにせよ、どうにかして売るための苦肉の策という感じもして
ビックリマンプロジェクトはかなり迷走してる気がします。

私としては当面のネタに困らなくなって嬉しい限りなのですが、
2000系だと遠慮なしにバンバン素材変更されるのではないかと気が気じゃありません〜。



2003年9月10日(水)  解析&予想&批評&ツッコミ

いろんな意味で早くも話題の「アートコレクション」

どっきりシール発表のときとは比較にならない賑わいっぷりで、
「あんたたち今までどこに隠れてたの?」と思うほど
急に人の数が増えてきたような気さえします。

情報も少しずつ増えてきたので、昨日に引き続きこの話題をば。
今回は一部サイトで公開されたチラシの情報を勝手に引用して
その実像を探ってみようと思います。まぁこの手の考察ネタは鮮度が命ですから(爆)


● 「セールスポイント」

・ビックリマン2000のキャラクターが「アート性」をテーマに究極に進化を遂げました。
「究極に進化」。ものは言いようというか、相変わらず適当な口上だなぁ。

・「アート性」をテーマに厳選されたキャラクターとシール材質の絶妙な融合が図られ、
裏面にも4色印刷を用いたクオリティの高いシール(25種)

「厳選された」って、エサカ先生の画集とかで見覚えのある絵柄ばっかりなんですけど(^^;
(この手のイラストを引っかき集めたら全部で25種類だった…という展開だったりして?)
シール材質との絶妙な融合…。2000は材質との相性が悪いことで有名でしたけど、
今回もムダにごちゃごちゃしたホロプリが背景を殺したりしてるんじゃないでしょうね?


・当たりが出たら特製シールがもらえる人気のキャンペーンを実施。
ファムコさんも大変ですね。特にDXシールが因縁のタキシードゼウスだった日にはもう。


●ターゲット

20代男性が中心
えーと、たまには違う層も狙ってください。(- -;
まぁ今回の商品は、2000を買ってた世代以外には非常に厳しくなりそうではありますが。



●キャンペーン

GOGOハッピーマークでスーパーDXシールをもらおう!
GOGOハッピーマーク1枚またはチャンスマーク3枚でスーパーDXシールをもれなくプレゼント!


ちょっと待って、「ハッピーシール」じゃなく「ハッピーマーク」なんですか?
25種類とはいえBZマークのときと同様の厳しい戦いの予感が…。



シール裏面ではBM2000のイラストを使用し、進化した姿が比べられます。

この趣向はいいですね。裏面もカラー印刷のようなので確かに豪華。
これなら冨岡さんが裏書を書くような新規の労力も不要ですし(爆)
でも通し番号とかも無いようだと集めづらいかも?
いや、それ以前に絵柄のタイトルがわからないといろいろ不便かと。
Wシールで1枚目が変化前・2枚目が変化後とかならもっと良かったのにね。



●イラストレーター エサカマサミ氏
ビックリマン2000のイラストレーターとして450以上のキャラクターを制作!

そう言えば、この手の特殊アレンジはエサカ先生の趣味や趣向によるもので、
元々シール化を前提に作られたものではないはず
商業的には悪い話じゃないんでしょうけど、こういう転用ってアリなんですかねえ…。
これを「究極の進化」とか言われてもなんだか腑に落ちない感じです。



しかしぶっちゃけた話、あんまり売れないでしょうねぇ。

あまりにも対象購買層が狭すぎる上に発売のタイミングとしては遅すぎるような。
そもそも2000キャラのアレンジイラストそのものが万人受けするものではないでしょうし。
従来のキャラに思い入れのある人ほど、拒否反応を示すということも考えられます。

こういう思い切ったアクションは悪くはないと思いますけど、
番外編は番外編らしくあまり露骨に狙ったことはしないでほしいですね。


ところで、ここまでけちょんけちょんに言いたい放題書いておいて何ですが、
この商品の発売がとっても待ち遠しいです。(爆)


 
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