きゅー太の一人舞台


2003年6月上旬 
1日 ロッチ摘発15周年
2日 6月の祝日
3日 Twinkle, Twinkle, God's Star
4日 オジサンはシール化禁止?
5日 「見せろー
6日 食玩王に、俺はなる…!?
7日 ねとらん者カード収集記
8日 続・ねとらん者カード収集記
9日 名古屋はええよ?
10日 財政界があぶないぞ
 
2003年6月1日(日)  ロッチ摘発15周年

今をさかのぼること15年前の1988年(昭和63年)6月1日。
あるニュースが新聞各社の紙面に掲載されました。

それはこのような見出しのニュースです。


偽ビックリマン摘発 シールで3億5000万稼ぐ
                         (読売新聞)



そうです。かの悪名高い「ロッチ」で知られる玩具製造販売会社「コスモス」
社長以下7人が著作権法違反容疑で書類送検されたことを伝えるニュースです。
以下、このような記事となっています。


「調べによると、●●(社長)らは、菓子メーカー「ロッテ」が作っている
「ビックリマンチョコ」の景品シールが小学生の間で爆発的人気を得ていることに目をつけ、
その複製品を作ろうと計画。昨年十一月二十三日から十二月十四日ごろまでの間、
同シール三十三種類千百五十二万六千六百八十枚や、ノート、カレンダーなど
約百六十七万枚を写真製版などで複製、プラスチック製カプセルに入れ
自動販売機で売るなどして、三億五千百五十七万円の利益を得ていた。」


だそうです。
たまたま摘発された時期に作っていたのが33種類だったようですが、
それでも3億5000万とは実に驚きですね。


「●●らは、自社のがん具の売れ行きが思わしくないことから、
「ロッテ」を「ロッチ」と変えただけのニセ物を作ったもので、
全国の直営店、代理店などを通じて大々的に販売。
「ロッチ」となっていることに気づいた子供たちや親から、
ロッテ本社に「ニセ物ではないか」という苦情が寄せられていた。」


そりゃそうでしょ(苦笑)
しかし、ロッチがきっちり摘発されていたとは意外な事実ではないでしょうか。
ロッテはこの年の3月に告訴しており、警視庁で捜査が行われていたそうですよ。


ところでこの1988年6月はというと、正規ビックリマンとしては
ちょうど15弾あたりの時期になります。

ロッチシールがこのあたりで途切れているのは、やっぱりこのせい?



2003年6月2日(月)  6月の祝日

今日6月2日は「ぐうたら感謝の日」です。

だから今日の更新はこれだけっすー。zzz...


※わからない人は「ドラえもん14巻」を読むべし



2003年6月3日(火)  Twinkle, Twinkle, God's Star

スーパーゼウスはさすが第1弾ヘッドだけあって、
設定も詳しく作られていて各種アイテムにも名前がつけられています。

ゼウスリング、大聖棒、聖肩パッド、聖水カラースカート、マル金印危険シグナル、
前垂フェザー、究極源、フェザーΣ
などなど。
とてもそんな設定を前提にデザインされたとは思えないものばかりですが(笑)


そんな中、額の星印は「謎の刻星(なぞのスターサイン)」と呼ばれています。
自分の体の一部のくせに「謎」と呼ばれているのもおかしな話ですが、
この星印はスーパーゼウスの象徴とも言えるものであり
超聖神の後継者の証でもあります。

一方、ブラックゼウスの額にも星印がついていますが
こちらは「謎の双子星」と呼ばれています。
なんだかこちらの方が具体的ですが、「謎の刻星」とは別物なのでしょうか?
いかにも後付けっぽいのが気になります。


ところで、聖梵ミロクの左手にも同じような星印がありますよね。
実はこれもまた「謎の刻星」と呼ばれています。
超聖神の実子である両ゼウスにしかないはずの星印が何故ミロクに?
これは単なる偶然なのか、それとも…!?

そういえばPオリンには星印がありませんが、まさか??(笑)



2003年6月4日(水)  オジサンはシール化禁止?

ビックリマン2000で、出るかと言われながら結局出なかったシールというのは
数え上げれば無数にあるわけなのですが、
今回気にしてみたいのは集中豪無編以降のメインキャラについてです。

主人公がデミアンとフシールになって以降も、虹天銀河においては
星騎使タケルをはじめとする前主人公メンバーが健在なわけなのですが、
シールとして再登場したのはバカラ棟梁天助ポーチ先生ぐらいで
タケルやカンジーなどは結局最後までシールとしては出ませんでした。
思い返せば凶悪魔編になったときも、パワーアップキャラとして出たのは
聖賢守カンジーバカラ大将誠母ダンディーラーぐらい。
タケルも武装翔束(タクティカルウイング)になったしポーチも衣装替えしてたのに
なぜか微妙に中途半端な取り合わせになってしまってました。
まあ衣装チェンジ程度でシール化の必然性があるかというのも微妙なところなのですが…。

しかし集中豪無編での前主人公たちはそれぞれが27年の歳月を重ねていて
以前とは全く違う外見になっていることでしょう。
それは楽しみな反面、もしかしたらファンとしては見たくない姿なのかもしれません。
(そういう意味ではポーチファンは踏んだり蹴ったりですな)


集中豪無編の終盤で、タケルとアズールが27年ぶりに再会したとき、
背後にアズールの気配を感じたタケルはあえて振り向きませんでした。
顔を合わせると互いに過ぎ去った年月を感じずにはいられないからなのですが、
(アズールは無間冥王獄の住人ゆえ年をとらない)
これはファンに対しても同じようなことが言えるのかもしれません。
年齢を重ねたタケルの姿をあえて出したくないという配慮があって、
製作側もあえてシール化しなかったということでしょうか。

「こっちの世界の星天使タケルは、ずいぶんオジサンなんですね!」
という、コロコロ漫画世界から来たノクスJr.のセリフもありますし(笑)


しかしポーチ以上に実際にシール化しちゃってファンをがっかりさせちゃったのは、
何と言っても勇闘サンダーじゃないでしょうか。
てゆーか11弾から12弾にかけての変貌っぷりは、
約70年の歳月が流れてるとはいえいくらなんでもヒドくない?



2003年6月5日(木)  「見せろー」

公式サイトのニュースコーナーにて32弾の新スーパーヘッドが公開されたとき
こんなやりとりがあったことを覚えてらっしゃいますか?


(未公開版アンドロココのシールの画像を紹介したあとで)

管理人: 最初この原画が見つかったとき、なんじゃこりゃーって思ったよ。
管理人見習い: アイス版かと思って調べたこともありましたよね。
管理人: で、結局原画家に聞いてみたら「こんなのもありますよ。」って
      サンタヘッドロココとか動物の顔した愛然かぐやとか出てきてさ、
      もう未使用なのかどうかわからないのがたくさん。

管理人見習い: そんなこと言ってるとビックリマンファンから「見せろー」コールが来ますよ…
管理人: まだ見せないよ〜ん。
管理人見習い: ………。(ムカッ)
(太字はきゅー太による)


あれから2年ほど経ちましたが、他の未公開原画も次々公表されたことですし
もうそろそろ見せてくれてもいいんじゃないでしょうか?(笑)

もしあのときの管理人見習いさんが今の管理人になっていたならば、
今こそぜひ公開を!



2003年6月6日(金)  食玩王に、俺はなる…!?

見ましたよ、昨日のTVチャンピオン「食玩王選手権」

昨今の食玩ブームはまだまだ根強いですからね。
一体どんな対決が用意されているのか非常に興味あるところでした。

…しかしいきなり思ったのですが、出場者選びの段階でかなり情報操作というか
番組側の極端な人選がなされているような気がしたのは勘繰り過ぎ?
不自然なほどバラエティ豊かすぎる面々が揃っていたような…(^^;
って、テレビですからね。


それにしても、ある程度予想はしていたのですが
番組で登場したのは当たり前のように立体食玩ばっかりでしたね。
シール系やカード系の平面食玩はほとんど見当たらず。
なんか悲しいなぁ…。まぁ、テレビですからね。


しかしいくらテレビとはいえ、過剰な演出が目立つこの番組ですけど
今回もいきなり「オタクの聖地・秋葉原」が舞台だなんてもう泣きそうです。
(っつーかそんなナレーション入れるなよ(涙))

さらにサーチ行為で競わせるというのもいかにも企画屋の考えそうなことですが、
サーチテクがすごければすごいほどそれは真の食玩王とは呼べないような…。
知識や記憶力は確かにすごいんだからそこをもっと前に出せばいいのに、
なんでバラエティ的な方向にばかり向きたがるんでしょうね?
リポーターが山崎まさやという時点で番組的にはB級企画だったのかもしれませんが。
…これもテレビですからね。


それにしても、こう言っては出場者の方々に失礼だとは思うのですが
自分も一般人から見たら今回の出場者と大差ないんだろうなあ、と
客観的に自分と重ね合わせてみてちょっと鬱な気分になりました。


ああ、また自己嫌悪…。



2003年6月7日(土)  ねとらん者カード収集記

その詳細が明らかになるにつれ、一部で話題になっていた
「ネットランナー」7月号付録のトレーディングカードですが、
発売日の今日、この私も秋葉原で行われた販売イベントに行ってきました。
悪名高いこの雑誌を儲けさせてしまうのは何ともシャクなのですが、
コレクター的欲求の前ではそんなことを言ってはいられないですからね。



朝、開店時刻の11時ちょっと前に着いてしまった私は
店の前に並んでいる行列の中に知人数名を発見し合流。
ビックリマン関係の人がどれぐらい来るのか気になっていたのですが、
少なめとはいえしっかり駆けつけた人がいて一安心でした。
並んでいる間、何冊買うかという話をしていたのですが
「62種だから最低でも6冊必要だな」「念のため10冊買えばOK?」
「余ったら分けてちょうだい」「えー」と和やかに談笑。

事実、1冊(880円)でカード12枚がついてくるので
ビックリマン換算して2冊でチョコ1箱分ぐらいだとすると
10冊=5箱ということで、ハッピーシール1枚の確率とあまり変わりません。
なので10冊中「激レアカード」が1枚出るぐらいかな、と思っていたのですが…。

この予測は思いっきり覆されてしまうのでした。


購入後、喫茶店に移動し開封作業開始。
まぁ秋葉原ですから、こういう行為も珍しくはないことでしょう(笑)
ところが、私も余裕を見て10冊購入してはみたのですが
開けども開けども出るのはノーマルカードばかり
気づいてみれば、4人で32冊分あったというのにレアカードはわずか2枚
単純計算で16冊に1枚という鬼のような低確率です
チョコ換算すると8箱でレア1枚
ハッピーシールの確率じゃなくて、レアハッピーの確率と同等とは…。
そんな悪辣なところまでビックリマンに似せなくていいよ…(涙)
私の8800円を返せぇぇぇぇ


その後、昼食をとったのち「また買う?」「えー」とか言いながら
再度売り場に戻ってみると、見覚えのあるコレクターがかなり増えてました。
結局みんな気になって買いに来てたんですね(笑)

ところが、話を聞いてみるとやはり相当レア系が出にくいそうで
私と同様に10冊レベルで購入してもレアが1枚出るかどうかという状況だとか。
会場では1冊買うごとにガチャポンを一回回して景品がもらえるのですが
むしろその特賞でもらえるコンプセットを当てる方がはるかに簡単そうです。
少なくとも、自力コンプだと何十冊買うことになるか想像もつきません…。

そのガチャポンも、マウスパッドやポスターが当たるばかりで
肝心な特賞は全く興味無さそうなオジサンが一発で当てたりするばかり
ちっとも私らのときには出てくれません。泣きそうです

いつしかみんな自力コンプは不可能と悟り、特賞狙いに移行していました。
ガチャポンの中身が減って特賞が出そうな感じになると
みんな一斉に売り場で本を購入しガチャポンにトライしたり。
しかし、そこまでしてもやっぱり当たらないんですよね…。

手元には重たい雑誌が何冊も何冊も圧し掛かり、
ノーマルカードが山のようにダブるばかり。
恨みますよグリーンハウス…(爆)



そんな折、さっきガチャポン狙いで新たに買った2冊を開封し忘れてたことに気づいて
ダメ元気分で開封してみると、なんと激レアカード「ちゆちゃん」出現!



あぁ、今日一日の苦労が最後の最後で報われたような気分です。
こんな気分は2000でレアハッピーを当てたとき以来、いやそれ以上かも。
大金をはたいてさんざん絶望を味わった末の喜びだっただけに
感激もひとしおでした。ありがとうグリーンハウス!(再爆)


そんなこんなで、私の戦績は62種中57種(激レア1、レア0、ノーマル56)
明日は別用があるので多分行けそうにないのですが、
今後どうにか揃えようとするとかなり厳しいことになりそうです。

ああ、コレクターとはなんと業の深い者であることか!

あ、でもこのカード、知らないキャラも多いもののかなり面白いですよ。
ビックリマンを意識しまくったテイストがいい味出してますし、
もちろん元ネタを知っているとさらに笑えます。
イベント会場特典のカードフォルダーも意外にいい感じでしたし。
あとは本当、せめてもうちょっと安かったり当たりやすかったりしたらよかったのですが…。


だけど2弾は出なくていいよ!


P.S.
今回のカードにもなっている
「本日の厳選モノ」さん(現:TBNさん)で、
ウチが
「ビックリマンに詳しそうなページ」として引用していただいておりました。(^0^)
てゆーか今回初めて知りました、このサイト(^^; 普段VNI系サイトには縁が無いからなぁ…。



2003年6月8日(日)  続・ねとらん者カード収集記

昨日の激闘の傷(筋肉痛)も癒えぬまま迎えた日曜日。
あきらめの悪い私は、この日別用で都心に出向く用事があったので
それより早い時間に再度秋葉原へ足を運んだのです。

あまり時間も無かったのでそそくさと雑誌を2冊ほど購入し、
ハズレだったらアキバに来た事実すら隠蔽しようと思っていたので
人目を避けるように(?)ガチャポンにトライ。

すると、出ましたよコンプセットが!

嬉しすぎて写真撮るのも忘れてました(爆)
ハズレたら当たるまで時間の限り粘るつもりでしたが、
当たったので足取りも軽くそのまま別用に出かけたのでした。


ところで、このトレカのラインナップってかなりメジャーマイナー入り混じってますよね。
もちろん私が知ってるかどうかでメジャー/マイナーを分けるわけじゃないですが、
BMセレクション同様に「なんでこれが入ってるの?」「アレが入ってないのは何故?」
「今更コレは無いだろ〜」
というラインナップになってるように思います。
(あんまり詳細に書くと私のネット依存度がわかってしまうので避けますが^^;)

レア系カードはさすがにネット利用者なら名前ぐらいは耳にしたこともあるであろう
超有名どころで占められているものの、多少の偏りは否めません。
ちゆ12歳侍魂はここ半年ほど日々の更新すらままならない状況だし
いくらメガヒットの産物と言っても今時中華キャノンとは時代遅れ感が強いです。
ビスケたんが他を差し置いてレアカードなのも微妙なところかも。
いや、じゃあ何が適切かとか言われても確かに困るのですけれどね。


レア系のラインナップで私が納得できたのはひろゆきぐらいなのですけど、
どうやらネットランナー本誌との関わりも大いに関係してそうですね。
(ちゆもひろゆきも本誌にコラムを連載してますから)
それほど厳密に決めるような問題でもないのでしょうけど、
実際のところどうなんでしょうね?


って、たかだか4万HIT程度の弱小サイト管理者が気にする問題じゃないですな。



2003年6月9日(月)  名古屋はええよ?

そういえばネトラントレカ騒動で忘れかけていましたが、
日曜日には名古屋でオンリーイベントがあったんでしたっけ。

名古屋といえば、2年前に「いきおい任せ(vol.1)」を販売したところ。
あの時はそのためにというわけではないでしょうけど、知人も大勢名古屋入りして
結構にぎやかなイベントになっていたと思います。
もっとも、ビックリマン熱というものも全般的にかなり高かった時期でしたけど。
あれからもう2年ですか。あの頃はまだ今よりは純真だったなぁ…(遠い目)


今回の名古屋オンリーはその当時と比べればかなり厳しい状況だったらしいですが
これまでも長い冬の時代を生き抜いてきた同人さんたちは
我らコレクターよりももっと冷めにくい情熱を持っているでしょうから、
これからもずっとイベント自体は続いていくことでしょうね。

とは言っても、学生時代から社会人にかけての10年と社会人での10年は
かなり重みが違いますから、この先の10年は果たしてどうなることか…。
もちろんこれは同人さんだけじゃなく、コレクターにしても同じことが言えるのですが。
年齢的にも社会的にもますます活動しにくくなるのは必至。
私もあと何年(この業界で)生きられることか…ゴホゴホ。


少なくとも平均年齢が上がりつづけることだけは確実かな。



2003年6月10日(火)  財政界があぶないぞ

スカパーの東映チャンネルにて、旧ビックリマンのアニメ再放送が開始したそうですね。

いやあよかったよかった。(棒読み)


ところで、今日ウチの会社でボーナスが出ました〜♪
現物支給とかじゃなくてホントによかったです。
不景気ですからねえ…。何があってもおかしくないご時世ですし。

しかし思い起こせば、去年の夏のボーナスはグランドフィナーレに消え、
冬のボーナスはセレク3に消えて気づけば散財しっぱなし
今度こそ貯蓄に回さないと真剣にまずいです(^^;

周囲からは「○○君は独身だし、お金貯まる一方でしょ?」なんて言われるのですが
まさかビックリマンに費やしているとは言えないので適当に答えて自己嫌悪。
でもまじめに人生プラン考えないと、30代過ぎてからじゃ遅いですからね…。

とか言いつつ、先日もネトランに1万円以上使ってしまったばかりなのですが(爆)
DVDレコーダーとか買いたいなあ…。ウチにはPS2すら無いからなぁ。
ってどっちにせよアニメを録画するには一歩遅かったわけですけど(笑)


せめてどっきりシールでバージョン違い乱発とか起こらないことを切に願ってます。


 
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