一度目覚めてしまうと、もう夢の続きは見れません。
夢の中ではそれがどんな理不尽なことであっても
そうと気付かず納得して楽しむことができました。
しかし現実において、ホンの少しでも「リアル」が見えると
途端に全てが崩れてしまいます。
ロッテは「もう一度夢を見させてあげましょう」と言いました。
しかしそれは昔の夢とは違ってました。
例えるなら、プレゼントに値札がついていたり、
ごちそうの影に残飯入りのゴミ袋が見えたり、
夢を壊すものがつい目に付いてしまいました。
だからみんなは叫びます。
「話が違うじゃないか」
しかし彼らはこう答えます。
「一生懸命やってます」
でも、あなたが努力してようがそれはどうでもいいんです。
僕らはただ夢の続きを見ていたいだけなんです。
たとえそれが、もはやできない相談であるとわかっていても。
2003年2月2日(日) |
旧ビックリマン的三段展開 |
次界編〜マルコ編〜パンゲ編という旧ビックリマンの3つの時代編成は
メジャー度の段階差が結構顕著だと思われるのですが、
こういう流れは他にもよく見受けられます。
例えば「北斗の拳」。
ラオウとの最終決戦までが次界編。
修羅の国の最後までがマルコ編。
その後のサヴァ国やらブランカ国などがパンゲ編。
例えば「ドラゴンボール」(アニメ)。
ピッコロとの最終決戦までが次界編。
「Z」になってからがマルコ編。
アニメオリジナルの「GT」がパンゲ編。
例えば「岡田あーみんの漫画」。
「お父さんは心配性」が次界編。
「こいつら100%伝説」がマルコ編。
「ルナティック雑技団」がパンゲ編。
このように、次界編は全体の方向性を決定して加速をつける部分。
マルコ編はその流れを受け継ぎ発展に向かう部分。(時に減速あり)
パンゲ編は突然マイナーになり蛇足的要素が強い部分。
そういう意味では、ビックリマン2000では
次界卵編が次界編
凶悪魔編がマルコ編
集中豪無編がパンゲ編
…でしょうか?
今となっては“知る人ゾ知る”という感じのシロモノですが、
かつてロッテから「ナビゲーションズ」というシールが出てました。
スーパービックリマンと伝説復刻版の間の暗黒時代の産物のひとつです。
チョコもシールもビックリマンそのものなのですが、
パッケージのどこにも「ビックリマンチョコ」と書かれてなかったので
ファンの間でも「運の王様」同様に番外扱いとなっています。
販売エリアは関東甲信越地方のみ。
1弾のみで終了という短命なものでしたが、
ナビゲーションズの最大の特徴はその遊び方にありました。
シールに書かれている数字(ナビコード)を使って、
電話でRPGを楽しむことができたのです。
と言っても、私は当時実際にやったことはありませんでした。
その頃関西に住んでいたので、チョコだけは取り寄せたものの
市外通話の電話料金が怖くて電話できなかったのです(爆)
なので実際どのようなものだったのかは知らないのですが、
1弾打ちきりという現実を考えると、あまりパッとしなかったのかも?
さて本題。
当時は電話を使うというアイディアが斬新でしたが、
もし現代ならばもっとすごいことができるんじゃないでしょうか?
そう、インターネットを使うのです!
ネット情報に振りまわされっぱなしのビックリマンですが、
ここらで逆にネットを利用してみてはどうでしょうか。
今の公式サイトみたいな鈍重さでは話になりませんが、
もっと早くてしっかりしたシステムを構築すれば
シールホビー+オンラインゲームのニューホビー誕生も夢ではないかも??
今や小学生でもネットをやってる時代なればこそ、
「電脳ナビゲーションズ」には新たな可能性があるのではないでしょうか。
助プラが功績を上げて天使に格上げされたら
天プラになるのでしょうか。
歴史は繰り返すと言いますが、
何年後かにビックリマン2000の後継作として
また新たなビックリマンシリーズが登場する可能性はあるでしょうか?
2000は冨岡さんがプロの意地でどうにか強引にまとめ上げましたが、
その流れを受け継ごうとするとかなり面倒なことになると思います。
整合性をとるだけでも四苦八苦するのではないでしょうか。
そうは言っても、いきなり「続編」ということをアピールするのではなく
最初はパラレルワールドみたいな感じから入っていくでしょうね。
そして第1弾ヘッドは有無を言わさず「スーパーゼウス」で、
ムリヤリにでも「悪魔」と「天使」の対立概念は使うでしょう。
2000のように「バグ悪魔」「ギガ天使」といったトンチンカンなものか、
あるいはまた新たにへんてこな呼称を導入するのかはわかりませんが。
ただし旧は社員のワンマン、2000は外部からのプロジェクト体制で動いてましたが
そうなると新シリーズがどういう体制で動くのかが気になります。
いっそ知識系の同人さん(ただしノーマルな方)を中心に迎えた方が
外注に丸投げするよりも深みのある物語になるかも?(笑)
まぁホントにそうなったら反発も相当ありそうですけどね。
でも今のロッテはどういうわけか必死な感じがするので、
もしかしたら何年後とか言わずにもう具体的に動いてたりして……?!
一度は気にした人も多いと思いますが、ダークヘラ裏書の一文
ワ・レ・ネ・ブ・ラ・ヲ・魔・エ・イ・ミ・ン・ス・ベ・ク・・・・・・
これ、何でしょうね?
何故カタコトのカタカナなのかというのは、
おそらくダークヘラがワンダーマリアに洗脳されている状態で
自分の意識を保っていないことを暗示しているものと思われます。
で、もうひとつ気になるのは「魔エイミン」とは何か、という部分。
「我、ネブラを魔エイミンすべく…」と解釈できるのですが、
「魔永眠」だとしたらなんのこっちゃ分かりません。
まぁワザと引っ張りましたが、これはきっと「魔へ移民」ということで
「我、ネブラを魔へ移民すべく…」
つまり
「私は次動ネブラを、悪魔が移民するために(行動する)」
ということが言いたかったのではないでしょうか。
「ヘ」じゃなく「エ」だったのは、1語ずつ断続的にしゃべっているので
「エ」の方がそれっぽく見えるということかもしれません。
あるいは、わざと謎っぽくしたとも考えられますね。
元々ネブラの先住民だったヘラはワンダーマリアに洗脳されて
次界悪魔軍の先兵にされてしまったのですが、
「魔へ移民」すべく活動したヘラの終局は
シールの解釈を広げるならば「魔永眠」なのかもしれません。
2003年2月7日(金) |
自分から手を離すことが… |
ビックリマンに未来があるか、と問われれば
もう誰の目にも末期的である、と答えるでしょう。
そもそも、ロッテがいくら弁解しようとも
多くのコレクターがその売り方に反発している現状は否定できないはず。
その時点でひとつの商品として大きな問題なのではないでしょうか?
もちろんメーカーだけのせいじゃなく、コレクターの買い方にも問題があって
それが大きな悪循環を生み出しているのもまた事実でしょう。
でもこのままじゃ確実にビックリマンの名を汚していくばかり。
時代が違うから様々な事情で昔と同じようにやることができないとしても、
そこまでしてビックリマンを出しつづける必然性はあるのでしょうか?
お互いに「今のやり方はおかしい」と思っているはず。
でもコレクターは自分から収集を中断することができない種族であり、
メーカーはそんなコレクターがいる限り商売を続けようとする種族。
どちらも自分から手を離すことができなくて、
責任を相手に押し付けているだけなのかもしれません。
もっとも、ビックリマンにもっと有無を言わさず買いたくなるような、
地に足のついた商品力があればこんな愚痴も出ないんでしょうけど…。
(と、また責任を相手に押し付けるわけで^^;)
2003年2月8日(土) |
2度目の閏源歴到来間近? |
まもなくこの「きゅー犬の一匹舞台」もスタートして丸一年になります。
「きゅー太の一人舞台」のときは、ネタ切れとか何とか言って
ジャスト365回でピリオドを打ちましたっけ。
が、その直後からこっそり「一匹舞台」をスタートさせて
周りから「終わっちゃったなんて寂しいです」という声がちらほら聞こえる中、
隠しコンテンツとしてあいもかわらず継続していたわけでして、
そんな性格の悪さがにじみ出るようなマネをしてみたりもしました。
まぁ企画終了を考えるくらいネタ不足だったのは紛れもない事実だったのですが、
そうは言いつつもどうにか更に一年乗り切ることができました。
これもひとえにネタを提供し続けてくれたロッテ様のおかげです(爆)
ところで、多くの方はまた1年を区切りとして「一匹舞台」がどうにかなるのではと
考えているのではないでしょうか?
まぁ「Smaステーション」が「Smaステーション2」になったみたいに
リフレッシュの意味でタイトル変更するのもアリだとは思いますが、
今のところ適当なコーナー名が思いつかないのでどうするかは未定です(^^;
とは言え、どっちにしても本質的には今と何ら変わることのない
駄文以上駄文以下のワンマンステージなのは確かだと思いますし、
まだセレク3などでネタにも事欠かないようですし
もうしばらくは引き続きお付き合いいただければと思います。
なんだかんだ言っても一日あたり100アクセス以上稼いでるこのコーナー、
終わらせちゃったらウチのサイトに閑古鳥が鳴くので潰せませ〜ん(涙)
サタンマリアはパワーアップするために天聖界に乗り込み、
老天使の持っていた6聖球を強奪して自分の物にしてしまいました。
これが歴史に名高い「6聖球強奪事件」(そのまんま)です。
しかし、もしも…。
マリアが奪ったのが6聖球じゃなく、6聖卵だったら…?
うっわ〜、バランス悪っ!(爆)
そのうち髪の毛の熱で卵からヒナがかえりそうな感じさえします。
てゆーか、これってパワーアップなんでしょうか?
ついでに、これがワンダーマリアになると…
もう何がなんだか。
いよいよセレク3の3期が発見され始めたそうですね。
日本最大のマーケットである関東地区での発売を目前にして
3期が出始めたということは、関東は3期とそのバージョン違いが
メインに出回ることになるのでしょうね。
でもこの感じ、ちょっと前にもあったような…。
1月上旬、中部北陸での発売を目前に控えた時期に
突然2期ver1が関西以西で発見され始めましたよね。
で、中部北陸では2期とそのバージョン違いがメインだったわけで、
今回の3期登場とかなり雰囲気が似ています。
てことは、中部北陸では3期はver1しか出回らないのかも??
(と言っても関東で大量に出回るならver2以降の希少価値など無に等しいでしょうが)
それにしても、3期での変更もなんだか脈絡不明なものが多くて
思わず首をひねるようなものばかりだそうで。
大体82種類もあるくせにちまちまと取っかえひっかえするだけで、
先発地域の反感と後発地域の優越感のバランス取ろうとして
どっちつかずの中途半端感が浮き彫りになった感じが否めません。
少なくとも、ヘッド以外は「まるでセレク4?」と思わせるぐらいガラ変しても
一向に差し支えない(固定するほどの人気キャラがいない)と思うのですが、
それはさすがに暴論でしょうか?
2003年2月11日(火) |
レトロビックリマンの素人的考察 |
今年になって、どっきりシールやまじゃりんこシールに代表されるような
悪魔VS天使シリーズ以前の一連のシールについて
いよいよ本格的にコレクションを始めるべく準備を進めています。
既に結構集まってきているのですけれど、それらのシールを見て気づいたのは
昔のビックリマンは18枚で1弾分だったのか、ということ。
どうにも18枚ごとに一区切りついているように思えるところがあったり
ほとんどのシリーズの総数が18の倍数だったり、
昔から集めてた人には常識なのかもしれませんけど
この年になって集めだした私には新鮮な発見でした。
そもそも、旧ビックリマンは1箱40個入りでしたけれど
天使・悪魔・お守り・ヘッドの封入率が異なるために
1箱買っても全種揃うことはまずありませんでした。
けどそれ以前のシリーズではシール素材も均一ですし、
封入率に格差があったようには見えません。
なので1箱の個数が40個だとしたら、1箱買えばほとんど揃っていたのではないでしょうか?
とは言え、スーパービックリマンは最初は1箱20個入りでしたし
本当に1箱40個入りだったのかどうかは私にはわかりません。
当時からの人には常識なのかもしれませんけど…。
しかし集め始めたのはいいのですが、なんとなく所持したことに満足して
裏書とかほとんど読んでません。
悪魔VS天使とかとは違うから…というのは言うまでもないことですが、
スペシャルセレクションなどでも裏面を読まない人が多いと聞いていましたけど
誰しも思い入れが少ないとそんなものなのかもしれませんね。
今回がちょうど365回目。
前作からだと合計で730回目。あんまりキリが良くはないですね。
一人舞台のときは、なんかコレクター引退宣言みたいな感じでしたけど
あれから一年たっても結局何にも変わってません。
しかし、何故コレクターを続けているのかということに疑問すら抱く日々。
このままロッテと地獄の底まで付き合うのも悪くないかも?(笑)
まぁさすがにロッテと心中するのは御免被りたいところですが、
そうは言っても結局これからも変わってはいかないと思います。
あきらめの悪さが私の良くも悪くもあるところ。
立体食玩などに力を分散されない分、まだもう少し戦えそうです。
さぁ、いよいよ戦場が近づいてきましたよ!
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