きゅー犬の一匹舞台

2003年1月中旬 
11日 待ったモン勝ち福袋
12日 源P7の時空をかけるミステリー
13日 “成神”の日?
14日 復刻予備軍
15日 SBMキャラクターズアイデンティティ
16日 天魔界国勢調査
17日 今明かされるゴル胡魔193の謎
18日 あの日の誓いよもう一度
19日 句読点一族の末裔悪魔
20日 マルコ最終決戦離脱!?
 
2003年1月11日(土)  待ったモン勝ち福袋

おみくじらのHPにて、ただいま福袋の通販が行われてます。
その内訳はと言うと、

(1)果汁ドリンクが2種1ケースずつ
(2)携帯マスコット1個
(3)スペシャルシール2枚
(4)ゴールドシールセット1冊
(5)缶バッチ2個
(6)2003カレンダー1個
(7)シール40枚


これらが送料コミで5000円ポッキリ(ただし税別)という太っ腹企画!
奥さん、これを見逃す手はありませんヨ!(笑)


…というとすごくお徳な企画で、某L社も少しは見習ってほしいとか
言いたい人もいることでしょうけれど…。

今回のおみくじら福袋、これほど「残り物詰合せ感」の強い企画もなかなか無いですよ。

まず(1)のドリンク
本来は1ケース3450円の商品。つまりこれだけで6900円分もあるわけで
普通に買うよりも遥かにお買い得なのは確かな事実。
なのでこれについては「そんなに売れてないの?」と悪態をつくのもアレなので
福袋ならではの太っ腹サービスと判断いたしましょう。
ただこのドリンク、去年さんざんバッチやらカレンダーやらゲームやら
オマケつけて売られたせいで持て余してる人が多いんですよね。


(2)の携帯マスコットは、以前抽プレ用に作られた12種類あるミニ人形。
一時期大量に当たったりイベントでもらえたりしたので、あっという間に暴落…
いや、みんなの手に渡って今やどうでもいい…いや、満ち足りたアイテムです。
(そういや抽プレ品をイベントで配って大丈夫だったのかな?)

(3)のスペシャルシールとは、以前ここでも書きましたけど
各種10枚ずつしか製造されなかった箔押しのあるプレミアシール
ただし全200種以上あるので、いまいちプレミア感が薄いのが事実…。

(4)のゴールドシールセットは、本物の22金で作られたすごいシール
なかなか当たらないラッキーシールを5枚集めないとゲットできない限定アイテム。
しかしこの企画自体もう2年近くやってるのにまだ残ってたとは、
いかにおみくじらを熱心に集めてる人が少ないかを物語ってます。

(5)の缶バッチは、20種×2弾もある上にドリンクを箱買いせねばゲットできず
私もあまりの入手困難さにネを上げたアイテムです。
でもきっと余ると思ってました(笑)

(6)のカレンダーも、去年末にドリンクのオマケで入手できたアイテムです。
ちなみに私はまだゲットしてませんでしたけど、これも余ると思ってました(爆)

(7)のシール40枚というのは、実は2001年版シールというオチ。
事あるごとにシールが付いてきますがいつも古いバージョンなんですよね。
自販機で買えるソーダの応募シールを送るともらえるのは2002年版。
2001年版はもうとっくに揃ってるから無用の長物なのですが…グムー。


というわけで、お買い得なのは確かなのですが
その大半が以前にもプレされた物ばかりなのでイマイチ盛り上がりに欠けるかも。
去年後半おみくじら活動をほぼ休止してた私にとっては嬉しい企画なんですけどね(^^;

でも今回はムリせずに1セットだけ注文。
バッチもシールも、何ヶ月かしたらまたキャンペーンで投げ売りするでしょうから(爆)



2003年1月12日(日)  源P7の時空をかけるミステリー

サン・マルコへのパワーアップに貢献した7人の天使ヘッドは
「源P7(げんピーセブン)」と呼ばれています。
しかしこの名称、かつてないほど独特だと思いませんか?

「源」は源層、「P」はおそらくプラネット(惑星)のことでしょうが
こんなアイドルグループみたいな名前は他では見られません。
しかも各人の名前も「聖アポン」「聖マーキュリーン」のように
頭に「聖」と付くだけという単純さ
どうにもこうにもやっつけ仕事くさく見えるのは私だけでしょうか?

ちなみに彼ら7人は、太陽系の惑星として考えると
「太陽+水金地火木土天海冥」の順番かなとも思われるのですが、
太陽には「サン・マルコ」がいるのに「聖アポン」が出るのは何かヘン。
ていうか「月」がありません。

つまりは、源P7の7人は惑星でありながらも曜日なんですよね。
(月だけは衛星ですが)
よって日月火水木金土の順番に並ぶのが正解。
だからこそ「第6軌道のかぐやと合聖」という言葉が活きてきます。
6番目は「金」つまり「聖ビーナシス」を意味しているわけで、
これが太陽系の順番で6番目だと聖サタイタンになってしまいますから。
(ビーナシス裏書にも「シックスオービット(sixth orbit)」とありますし)


え?かぐやなら「聖ムーンかぐや」じゃないかって?
そこらへんは舞台が時空のこんがらがった「聖ランド」ということで、
単純にビーナシスが愛然かぐやのルーツを持つ子孫だとか
あるいは「聖ムーンかぐや+聖ビーナシス=愛然かぐや」とか諸説あるものの
明確な回答が無いので詳しいことはわかりません。

ただビーナシスが愛然かぐやと密接な関連があることは確かでしょう。
もし二人の関係がルーツと子孫の関係だとすると
二代にわたってロココ・マルコにフラれたことになるわけですけどね〜。




2003年1月13日(月)  “成神”の日?

1月の第2月曜は成人の日というわけで、日本各地でバカ成人が騒いでる中
街には晴れ着を着た女性が頻繁に行き交っていたりして
清々しい新春の風物詩となっています。


ときに、年齢設定の無い旧ビックリマン世界においては
成人と未成年との区別というのはあったのでしょうか?

例えば、聖フェニックスは未成年でヘッドロココは青年、という感じしますよね。
ヘッドロココの場合はまだ初々しい感じもありましたけど、
アンドロココでは風格もついて、ラファエロココの頃にはすっかりいい大人。
いい年してあの格好はどうかと思うのですが、まあそれは置いときましょう。

ロココとマリアは同世代と思われますが、外見的に成長したロココに対し
マリアはそれほど年齢を重ねた印象は受けない気がします。
それでもサタンマリアの頃は14〜15歳ぐらいで、ワンダーマリアが17〜18歳ぐらい、
ちょうどシヴァマリアになったころハタチ
といったところでしょうか。
まぁ若い頃からバリバリにツッパリメイクしてましたからねえ。(苦笑)

神帝隊などはどうでしょう?
ヘッドになる前となった後で未成年から成人したように見えますが、
実際は若神子から神帝になったときが成人式みたいなものでしょうか。
「聖儀」なんて実にそれっぽいと思いません?


そうは言っても全体的に年齢不詳なキャラが多いのがビックリマンの特長で、
シールキャラ自体が2頭身3頭身だからどうとでも解釈できるんですよね。


でもヤマト王子は酒飲んでホロ酔いなんですよねえ。
この段階ではどう見ても成人には見えないのですが(爆)



2003年1月14日(火)  復刻予備軍

セレク3も2期が本格的に出回りだし、中部・北陸発売も間近に迫りましたが
いよいよ怒涛の期違いラッシュ突入となってしまうのでしょうか。

今回の変更でようやくデカネロン・魔君ポセイドス・ジャーニヤマトといった
めぼしい新キャラが復刻ラインナップに加わったわけですけど、
セレク1〜3を通して「まだ復刻されてないのがおかしい」と思えるような
重要なキャラがまだまだ残されています。

そこで、3期以降に登場する可能性が高いと思われるヘッドを
きゅー犬的にセレクトしてみました。

・異聖メディア
・ラファエロココ
・シヴァマリア
・ダークマター
・魔肖ネロ
・ワンダーマリア
・ダークヘラ
・魔胎伝ノア
・聖梵インダスト


異聖メディアは出ないはずがない超VIPキャラだと思うのですが、
ナディアは32弾のゲストキャラとして復刻済ですけど
ライバルであるメディアの方は何故かこれまで登場していません。
そろそろ赤プリズムでババンと復刻されてもいい頃でしょう。

ラファエロココ・シヴァマリアは出るなら同時に出て欲しいところ。
金色プリズムで登場してくれれば言うこと無しですが、
ラファエロココは福袋版と同様でも十分魅力的かも。

ダークマターなんかも、裏面イラストがちょっとアレですけど
それほど問題ではないと思うのですけどねえ。

魔肖ネロワンダーマリアなどのホログラムキャラは
旧アイス版でもきちんとしたポーズが出てないので期待したいところです。
この際、彩色は伝説復刻版と同様で構わないですよね。
ノアインダストもついでに出しちゃいましょうよ(笑)

ここまで出し尽くせば悔いも残らずスッキリすることでしょう。
欲を言えばキリが無いですが、怪軍ポリプメーバ囃ゲブなどが復刻するよりは
よっぽどいいラインナップなのではないでしょうか?



2003年1月15日(水)  SBMキャラクターズアイデンティティ

スーパービックリマンの初期から中盤にかけてのキャラは
旧キャラの焼きなおしが大部分だったわけですが、
弾が進むごとに徐々にオリジナル色がプラスされていったのがわかります。

4弾までは、ヘッドも含めて旧とほとんど同じ名前のキャラばかり。
「牛若天子」が「牛若天使」だったり「魯神フッド」が「魯人フッド」だったり
誤植だか何なんだかわからないような違いしかありません。
完全オリジナルなのはメカタートルぐらいです。

それが5弾からオリジナルヘッドが次々登場するようになると、
3すくみも「天使は旧とほぼ同じだけど悪魔・お守りはオリジナル系」
という傾向に変わってきました。

具体的には、旧だと「アタリ大王/前後賞助/ハズレ魔像」だったのが
スーパーでは「アタリ大王/参加賞助/スカバット」になっています。
前後賞が参加賞に、ハズレがスカになって微妙に違いを作ってますよね。
他にも「断層魔」が「魔断層」、「魔井DO」が「魔井DO様」など
その変化に意味はあるのかと問いただしたいようなキャラが登場しました。

6弾では天使にもこの傾向が現れます。
「天帝コンバイン」が「大コンバイン帝」、「ピーター神子」が「星球ピーター」、
「海母精」が「海母クイーン」という細かい変化となっています。
一方でお守り・悪魔は旧からずいぶん遠くなり、
「守PON児」の位置に「9小吉」、「カラ魔ンゾ」の位置に「ムカツ鬼9」という
旧のときの関連とは違った関連性で新たな3すくみとなったものが増えました。

そして7弾以降は旧キャラの焼きなおしは完全に消滅し、
オリジナルキャラオンリー
となりました。

しかし6弾ごろから、天使はとりあえず「メカ天使」なのですけど
悪魔が全然「バイオ悪魔」じゃなく普通の悪魔っぽくなったのは何なんでしょう?
8弾以降は天使もメカじゃない連中が増えてきたし、わけがわかりません。

そんな中途半端な姿勢だから打ち切ら(以下略)



2003年1月16日(木)  天魔界国勢調査

第1次聖魔大戦において悪魔側のリーダーである始祖ジュラが倒れ、
魔性暗黒ゾーンからスーパーデビルが誕生するまで
天魔界には統率者がいなかったということになっています。
その後サタンマリアが誕生し、天魔界のヘッドは2人に増えたわけですが
ここでクエスチョン。

この時点で悪魔ヘッドは本当に2人しかいなかったのでしょうか?


当然のことながら、魔紀元前より魔胎伝ノアが存在していたのは確実ですが
彼女は悪球エリア在住なので天魔界にいなかったと思われます。

魔スターPも、既に聖神との戦いに敗れて古聖紐の封縛を受けていますが
彼は天魔界の悪魔とは違うエリートですからこれもまた別格。

ダークヘラは次動ネブラの原住民だからパス。

ネロは明かにまだ誕生していないからパス。

ダークマターは裏方だし、天魔界にはいなかったからパス。

ところが、魔魂プタゴラトン・魔統ゴモランジェロ・ダビデブなど、
次界編後半に続々と登場したヘッド達に関しては
いつどこで誕生したのか明かになっていません。

プタゴラトンなんかは、どう考えてもマリアより先に生まれてそうですが
魔幻型が建設されたときいきなり「天魔界の賢者」として登場。
それほどの奴がこれまでどこで何をしてたって言うんでしょう?
ダビデブも「スーパーデビルの腹心」と言われてましたが
どうにもそれまでに天魔界で活躍してたとは思えません。

しかし彼らの出現時のポジションを考えると、マリア誕生の頃には
少なくともプタゴラトンやダビデブぐらいは存在してそうです。
出番が回ってくるまでの間、彼らは天魔界で何して過ごしてたんでしょうね?




2003年1月17日(金)  今明かされるゴル胡魔193の謎

19弾の次代に「ゴル胡魔193」というのがいますよね。
見た目の通りゴルゴ13のパロディキャラで、
「193」は「いっきゅうさん」と読む、ナゾナゾ好きな悪魔系次代です。

ところで、シール裏にはナゾナゾ好きとは書かれてないものの
こんな一文が書かれています。


 妖カリタプスは魔酔の調ベロベロ棒雇われ稼業の相ボ〜よ!!


…なんスか、これ?(笑)

特に最初の「妖カリタプス」というのが意味不明。
ベロベロ棒ってのはいつも彼がくわえてるペロペロキャンデーでしょうけど
「魔酔の調べ」であるという「妖カリタプス」とは一体何?
もしかしてシール化してない「相ボ〜(相棒)」の名前とかでしょうか?


と言うわけで元ネタを調べてみました。

長々と模索した過程を書いてもあまり面白くないでしょうから
あっさり結論を言いますと、おそらくこれに間違いないでしょう。


 ユーカリプタス(Eucalyptus)


その名の通りユーカリの葉から抽出されたオイル成分で、
アロマテラピーに興味のある方ならご存知と思われるシロモノ。
でも「妖カリ→ユーカリ」はまだしも「タプス→プタス」は難解でした。
私アロマテラピーなんて全然関心ないですもん。(^^;


で、何ゆえそんな単語がいきなり出てくるかというと、
このユーカリプタスはノド飴の成分としてよく用いられるそうなのですよ。

つまり、ゴル胡魔193が加えているキャンデーの成分が
この「妖カリタプス」である
と推測できるのです!
そんなキャンデーを相棒として常にくわえているということは、
ゴル胡魔193は慢性的にのどの調子が良くないのでしょうか?(笑)
(単に「ゴル胡魔→ゴマ→植物油つながり」かもしれませんけど)


しっかし反後博士のインスピレーションはいつも常人の理解を超えますが、
貴重な裏文スペースを消費してこんな無駄な情報を詰め込むとは
もうイっちゃてるとしか思えません(爆)



2003年1月18日(土)  あの日の誓いよもう一度

以前発売された「ビックリマンシール完全大百科」(増補版じゃない方)には
巻末に31弾完全編の予告とビックリマン公式HPの紹介が掲載されています。

そこには今のとは異なる初期のトップページの画像が載ってますが、
その中にこんな文章が載ってますのでちょいと転載しちゃいます。


西暦2000年2月。
再びあの『ビックリマン』が地上に舞い降りる。
世紀末の混沌とした世の中を明るくするために、
さらにパワーアップしたその名は『ビックリマン2000』。
あの80年代に一斉風靡した『ビックリマン』のファン達にも、
是非もう一度楽しんでいただきたい。
必ずご期待に添う事を約束しよう。




そして時は流れ…


西暦2003年1月。
しつこく『ビックリマン』が地上に舞い降りつづける。
新世紀の世の中を混沌で暗くしちゃったり、
お騒がせ度だけは確実にパワーアップしたその名は『ビックリマン2000』。
あの80年代に一斉風靡した『ビックリマン』のファン達は、
本当にもう一度楽しむことができたのでしょうか。
期待には…添えなかったんじゃないかなあ?




まぁ大人相手の商売は難しいってことで。(爆)



2003年1月19日(日)  句読点一族の末裔悪魔

12弾の悪魔「カン魔」31弾悪魔「魔ヽ坊」のルーツなのでしょうか?

これほど分かりやすい相関もなかなか無いと思うのですが、
何故かそういう話は一度も聞いたことが無いのですけど。



…きっと、別にどうでもいいからですね。(笑)



2003年1月20日(月)  マルコ最終決戦離脱!?

スペシャルセレクションのキャラセレクトは不可解なものが多いですが、
今回1期→2期の入れ替えでサン・マルコとアレキサンマルコが消えたのは
ちょっと納得いかない人も多いんじゃないでしょうか?

セレクションでは、基本的にパッケージに描かれたキャラ
シリーズ全体を通して入れ替わる事が無くずっと固定でした。
例外的にセレク1ではスーパーデビルとサタンマリアが
変身前・変身後の入れ替わりを行ったことがあるぐらいで、
セレク2では魔スターP・聖梵ミロクも通常バージョンはずっと残ってました。

なのに今回、マルコが両方ともいなくなってしまったのは何故でしょう?

ドラキュロスがポーズ違いに変わったのは、セレク1のときのと同様
まだ許容範囲内だと思うのですが、マルコの場合は両方ですからね。
パッケージを見て期待する人もいるでしょうから、これはいただけません。
(グランドフィナーレのパッケージは問題外でしたが)

だから今回、本当はサン・マルコじゃなく内裏ネイロスが消えるべき
うっかり選択を間違ってしまったのではないかと思うのです。

同様に聖金太魁は金太ロボ神と入れ替わるべきで、
真因如・アッシラ王はどちらかが残るはずだったのではないでしょうか。


とは言え過去に一度消えたキャラが再登場したことも何度かあるので
マルコも3期以降に帰ってくる可能性も高いと思いますけど、
やっぱりセレクションそのものが何かオカシイですよね…?




 
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