きゅー犬の一匹舞台

2002年10月下旬 
21日 9月に何を作ったか
22日 運の王様とJ-POPヒット曲の意外な関係
23日 カラフルガーディアン
24日 Never-Ending Story
25日 肝心なのは中身より外側
26日 虹色の次神子飛来!
27日 ケミカルな一発ネタ
28日 まじめにシンクロ2弾考察
29日 完全への道はまだ遠し
30日 コレクター的自己否定
31日 10月度月例報告
 
2002年10月21日(月)  9月に何を作ったか

シンクロXの9月生産分が見当たりません。

まだ8月までの分が有り余っているのか、
2期ver3(パウダースター)が入っているかもしれないチョコは
今のところほとんど市場には出回っていないようです。
最初に発見報告があってからだいぶ経ちましたが、
手に入れたという人の話はほとんど聞きませんよね。

しかし。
シンクロXが発売されたのは9月3日ごろのこと。
発売される前までは販売店側からかなりの注文が寄せられていて
生産数をどんどん伸ばしていた時期のはず。

つまりです。

9月初頭の段階ではシンクロXの生産はイケイケモードであり、
7月8月と同じぐらいのペースで作られていた
と考えられるのです。

売れゆきがイマイチだとわかってから軌道修正するには
最低でも発売後1週間ぐらいは要するかと思われますが、
まして最初のころは話題性もあって結構普通に売れてたはず。
9月にほとんど生産していないとは考えにくいわけですよ。
むしろ調子に乗って作りすぎて、担当者が今ごろあたふたしてるかも…。

となると、今後9月生産分はそれなりに出回るんじゃないかと。
少なくともグランドフィナーレのver6やver7が
登場後2ヶ月ほど経ってあちこちで発見されたぐらいですから、
9月ロットもそのうち珍しくなくなるのではないかと…。

何より、セレク3(仮)の発売までまだ1ヶ月以上あるんですから。(笑)



2002年10月22日(火)  運の王様とJ-POPヒット曲の意外な関係

旧ビックリマンのほぼ全ての部分とSBMの中盤以降
言うまでも無くタンゴ博士ことロッテの反後四郎氏の創作です。

ビックリマン2000は、吉川兆二氏と冨岡淳広氏によって構築され
途中からほぼ冨岡さん中心で作られたことは周知の通りです。

ですが、その他のシリーズに関してはほとんど知られてないというか
知ろうという動きすら見かけないのが普通ですよね。
シンクロXも誰かがストーリーやキャラ原案を考えているはずですが
それが誰なのかというのは今のところ全く謎のままです。
2000がプロジェクトというスタイルを前面に出していたのに対して
シンクロXではそこまでの動きにはなってないみたいですね。
と言っても2000のプロジェクトメンバーが判明したのは大百科以降ですが。


ところで、意外なところで「運の王様」原案企画原作を担当されたのが
作詞家・作家の森浩美さんだというのはご存知でしょうか?
「夢冒険」(酒井法子)・「抱きしめてTonight」(田原俊彦)
「青いイナズマ」(SMAP)・「愛されるより愛したい」(KinKi Kids)

など大ヒット曲の作詞で知られる方だそうで、他にも演劇などで活躍中だとか。
(詳しい経歴等はご本人のHPがあるのでそちらを探してください^^;)

もっとも、どういう経緯で森さんがロッテと関わったのかとか
具体的なところは全く触れられていないのですけれど、
最近偶然知ってこの意外なつながりに驚いちゃった次第です。
人に歴史ありとはいいますが、シールにも奥深い歴史がありますね。


でも、もしかしたらご本人にとっては忘れたい過去だったりして…?(汗)



2002年10月23日(水)  カラフルガーディアン

旧BMのお守りは、7弾まで背景が水色だったのが8弾から白くなったのは
魔肖ネロの天聖界侵攻に顔面蒼白になったから、というのは有名な話。
実際にはシール自体はずっと透明のままだったのですが、
台紙の色が水色から白になったのでそう見えるだけですよね。
そういや水色の台紙と透明なシールは悪魔VS天使以前からの伝統でしたっけ。

ときに、11弾から14弾にかけて毎弾色が変わりましたけど、
(台紙の色じゃなくシール自体がそう着色されていたのですが)
さてこの色の変化、何かストーリー的な意味付けはあるのでしょうか?


11弾では濃いピンク色になりました。
これは着色ではなくシール素材自体がピンクみたいですね。
次界門突破に向けてパワーを溜め紅潮しているのでしょうか?
…といっても、神童はまだしも「さらっち」とかはそうは見えませんね。

12弾は黄色。
螺エリアでゴードン師の攻撃を受けて黄信号点灯?
でもそんなのは今に始まった話じゃないですよねぇ。

13弾は茶色。
サルがいっぱいだから茶色、としか思えないのですが、
あるいは次動ネブラの荒野をイメージしているのかも。

14弾は薄紫。本当に薄いので気付きにくいかも。
魔幻型の迷宮にかかる霧でもイメージしてるの?


15弾で元の白に戻りましたが、この間の色の変化は
こじつけ的な理由しか思いつきません。
(それを言ってしまえば「顔面蒼白」もムリヤリな理由ですが。)
反後博士は一体何がしたかったのでしょうか?

しかしこの伝統がまさか2000のオーロラシールに受け継がれるとは
全くもって予想だにしませんでしたけどね。



2002年10月24日(木)  Never-Ending Story

今回はセレク3こと「BMスペシャル最終決戦」に登場する
復刻キャラの予想でもしようと思ったのですけれど、
書いてるうちに単なる予想のくせにやたら長くなっちゃったのでやめました(笑)

それにしても、ついこないだまで「グランドフィナーレ」だったのに
今度は「最終決戦」だなんて、ボキャ貧とは言いたくないけど
もうちょっとなんとかならなかったものでしょうか?

それに、「終わり」を匂わせることで関心を引いて売上が増す、という手法は
何度もやるものではないと思うんですけど…。

「ついに今夜最終展開!」と言いつつ何度も放送してた「徳川埋蔵金」みたいです。



2002年10月25日(金)  肝心なのは中身より外側

今ごろ2000のアイス未開封バージョン収集に力を入れてみたり。

当時は何かと苦労させられたビックリマン2000アイス。
3弾の頃はアイス限定バージョンのP3をゲットしようと
「ロッテ氷菓」にアイス取扱い店を問い合わせて仕入れてもらって、
なのに中身が2弾だったりしてガックリしたりして。
4弾は地元で見つからず、実家に帰省したとき発見し
実家にいた間中アイス食べまくってました(笑)

未開封収集というのも、逆キラなどと同様に
関心の無い人にしてみれば一端の価値も無い行為なのでしょうけど、
あの当時は何故かかなりの人が未開封にご執心でしたよね?
2000集めに何の疑問も迷いも無く、純真に突っ走ってた頃でしたから。

アイスは結局4弾まで出たんですよね。
バージョンで言うと、1弾P2(ツルキラ)P3(粒キラ)、2弾P1、
3弾P1P2P3、4弾P1P2 だけだと思うのですが、他にもありましたっけ?
カリスマデビルXのマント開P2P3やWUGミル・ユウのP2は無いんですよね?
さすがに今からじゃ情報収集もおぼつきません。しまったなぁ…。


ところで、アイスでは2弾のときだけ袋に「第2弾入り」というシールが貼られて
外からでも2弾であることが確認出来るようになってました
よね。
3弾以降は無くなっちゃったので判別不能になってしまいましたが、
ウワサではごく一部の地域でだけ試験的にチョコ5弾のパッケージに
「第5弾シール入り」というシール
を貼ったことがあった
とか。
(アイスじゃなくチョコの方ね、念のため)
案の定、古い弾のチョコが売れなくなったのでその後は実施されなかったそうです。

私も最近聞いただけで、当時もそんな話は聞いた事が無かったのですけど
その「第5弾シール入り」と書かれたシールの貼られたパッケージって
もしかしたら激レアアイテム??(爆)



2002年10月26日(土)  虹色の次神子飛来!

早くも公式サイトでセレク3情報が掲載されました。
いつもはなかなか情報が出ないのに、今回は異例とも言える早さですよね。
正式名称は「BMスペシャルセレクション3〜最終決戦〜」
なんか電波少年みたいですけど、メインは「セレク3」なのですね。
中途半端に「最終決戦」をクローズアップするのかと思っていたので
その点に関してはむしろ安心しました。


ところで既に話題騒然なのが、ラッキー制度でもらえるあのシール

「ついにやっちゃったか」「待ってました!」と賛否両論激しいですが
私としてはどうせ復刻を謳うのならホロも出て当然な気もする反面、
やはり復刻は復刻に過ぎないのでそこに力を入れられても、という
微妙に複雑な心境です。

まあセレク2のアイス12弾みたいに、あからさまにファンに媚びて
「セレクション」として明かに異質なものを復刻するよりはマシ
でしょうが、
あのキャラは純粋にプレミア抜きでも人気のあるシールだし
最後にパッとひと花咲かせるにはおあつらえ向きかもしれません。

ところで気になるのは、通常ハピラキでもらえるシールは2枚組なので
今回判明したシール以外にも何かあるのかどうかというところ。
そこでもう1枚はどんなシールが来るのかを予想してみました。


予想1:別のホロキャラ

実現して嬉しいのはやはり豪華なホロ復刻2枚組
でも魔肖ネロやワンダーマリアなら同時に発表されてもおかしくないのに…。
もしや途中でいくつかのホロキャラが入れ替わるとか??


予想2:タキシードゼウス

これは無いでしょ〜。
大百科に載った時点でセレク3とは無関係だと思いますよ。


予想3:福袋版

ホログラム版と福袋版の2枚組というのはどうでしょう。
面白いけど、どっちか1枚で十分なんじゃない?


予想4:スーパーゼウス

兄弟揃い踏み!だったら演出としては最高クラスかも。
ただ普通のゼウスだとつまらないので何らかの工夫が欲しいところ。
それこそホロ化するとか…。


予想5:なし

もしかしたら一番ありえそうなのが、2枚組じゃなく1枚だけというもの。
今回のラッキーシールが全部で何種類になるのかまだわかりませんが、
かなり大量に種類があるなら出やすくしてもらわないと集められません。
そうなると、2枚組じゃなく1枚だけにすることでコストが下がれば
ラッキーシールの封入率アップにつながるかも…?


とまあ、ちまたでも期待や憶測入り乱れて様々な意見が飛び交ってるようですが
我々が何を騒ごうとも既に結果は決まっていることでしょうし、
逆に我々の声が安易に届くようだとそれもある意味つまらないところ。

それでもあーだこーだと予想し意見を交わすのは、それ自体が想像力をかきたて
ワクワク感を堪能できるから
なのでしょう。
全て見えてしまうよりもジラされてギリギリ見えない方が楽しいものですから(笑)

でも言い換えれば、全貌が見えてしまうと急激に盛り下がっちゃうんですよね。
テンションをモチベーションに移行させるのって難しいですから。



2002年10月27日(日)  ケミカルな一発ネタ




               タングステン仏KING




2002年10月28日(月)  まじめにシンクロ2弾考察

さて、セレク3発売が確定したことでますますピンチなのがシンクロX

セレク3は関西からだから関東その他はまだまだ大丈夫と言ったって
大方の人はセレク3の資金貯めのためにシンクロを買い控えることになるでしょう。
てゆーか、既に興味の対象が完全に移っちゃった感すらありますよね…。

かつての「運の王様」や「超念写探偵団」よりはよっぽど売れたと思うのですが
現状を見る限りではおそらく「成功」とは言いがたいと思われます。
安定供給が何より重視されるコンビニ時代において
マニアックなマイナー系シールが細々と続けていく場はもう無いのでしょうか。

いずれにせよセレクが控えている以上、このままシンクロ2弾が出るとは思えません。
しかしストーリーもまだまだこれから続きそうな感じもありますし、
このまま消え去ってしまうにはやはり惜しいシリーズです。
(つくづく出す時期を間違ったとしか思えません…)

そこで、来年の春ごろセレク3が完結したころ
「フッカツ!シンクロXX」(ダブルエックス)とか改名して
心機一転再発売するというのはどうでしょうか?
もちろん中身は2弾で、メインキャラはパワーアップ再登場
今度は温感・冷感シールやトリプル重ねシールも導入して
より充実したラインナップで売り出しましょう!


そしてまた大コケする、と。
…ダメじゃん。



2002年10月29日(火)  完全への道はまだ遠し

ウワサの「完全大百科増補版」を買いました。
さすがに前回とは比べ物にならないくらい部数は少なそうですね(^^;
ウチの近所だと、かなり大きな書店にわずか3冊。
まあシートがつかないなら1冊で十分だから問題は無いんですけど…。


ところですいません、私はてっきり「追加部分だけの本」と思っていたのですが
「増補」の意味の通り前回までの部分を含めた上での本になっていましたね。
伝説復刻版やインタビューページが無くなったとは言え、
2000・旧・スーパー・セレクションの全シールが網羅されているということで
完全大百科の名に一歩近づいたということですね。
ともあれ、誤った憶測で発言したことをお詫びします。


ところで、せっかくの大百科増補版ではありますが
相変わらず誤植の多さ内容の薄さが目立つ本になってしまってました。
前回からの努力の跡も見えますが、いかんせん付け焼き刃。
ファンが求める本とはちょっと違ったものになってしまいました。

「こんなことなら俺に手伝わせろ!」

と思った人は結構いるのではないでしょうか?
特に誤植探しなんかは、ファンならすぐ気付く箇所もかなり多いですからね。
私ももし声がかかるなら、無料で校正やら何やらを手伝いたいぐらいですよ。


と言っても本当に手伝おうものなら、「なんであんたが?」
一部からヒンシュクを買うのは必至なので無理な話なんですけどね(^^;



2002年10月30日(水)  コレクター的自己否定

ぶっちゃけた話、ビックリマンシール集めというのは
非常にくだらないものだと思うんです。

いい歳してこんなものをせっせと集めているなんて、
とてもじゃないですが他人にゃ言えません
実際、会社でも別の友達の間でも親兄弟以外の親戚にも、
私がシールコレクターであることを知ってる人はほとんどいませんし
自分からその話をしたことも一度もありません。

何かの折に「趣味は何ですか?」とか聞かれて、
「シール集めです」と言えたらどんなに楽だろうと思いますが
いつも「うーん、特に無いです」としか言えない私です。
いや、これは別の趣味があれば問題無い話でしょうけど(^^;

シール集めに熱心であればあるほどそんな自分が愚かしくて情けなくて、
こんなことにお金をかけたり休みを費やしたりすることに
もういい加減うんざりしたりもします。

でも、辞められないのがコレクションなんですよね…。

だから、正直言ってもう終わって欲しいんですよ。
これ以上新たに集めるものが増えなければ、自然にコレクション活動も休眠して
自分がシールコレクターであることを忘れられる時間が戻ってくる気がします。

自分から辞められない以上もう集めようがない状況になるのを待つしかないわけで、
セレク3が本当のオーラスとなってくれることを密かに願うきゅー犬なのでした。


結局、何も変わりはしないんですけどね(^^;



2002年10月31日(木)  10月度月例報告

今月は久々にいろいろ動きがありましたね。
大百科2(増補版)セレク3、それからえーと?
シンクロXは今ごろ遊び方が発表されたぐらいで特に動きも無く
このまま順調にフェードアウトしてしまいそうな雰囲気です。

ところで、そういえばこのサイトは1999年10月の開設以来
いつのまにか3周年を迎えました。ぱちぱち、わーわー。
10月のいつだったのか覚えてないしサイト名も変わっちゃったし
ぶっちゃけ「だからどうした」みたいな話なのですけれど、
まぁ時の経つのは早いもんです。


ってゆーか、もう3年…私の人生って……。(涙)



 
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