きゅー犬の一匹舞台

2002年10月上旬 
1日 出雲以外では神無月
2日 デラックスな在庫救済案
3日 Z→A
4日 もしも曼聖羅が穏健だったら
5日 「無縁ゾーンの秘宝」に無縁な人
6日 ガッツ!カリスマデビルX
7日 グッジョブ!プリズマー
8日 わがままコレクター
9日 リング&ヘクサゴン
10日 ノーベル賞受賞者の悲劇
 
2002年10月1日(火)  出雲以外では神無月

10月になりました。
八百万(やおよろず)の神々が出雲大社に集まってしまうので「神無月」。
でもその出雲では「神有月」と言うんですよね。まめちしき。
9月から10月へ、苦ガッツから充ガッツへ…となるかなあ(^^;


さて公式サイトの集中豪無編が予告どおり9月いっぱいで公開終了となりました。
公式って、こういうときだけやたらきっちり仕事しますよね(爆)
かつて期間限定公式掲示板が出来たときも予定時刻きっかりに終了しましたし。
一日ぐらい伸びても構わないように思うんですけど、
金銭のからむ契約事項の問題でもあるんでしょうか?

今回公式ストーリーはWeb上から消滅したわけですけれど、
今後なんらかの形で再び目に出来ることになるんでしょうか?
時間があればまたイチから読み返してみたいものです。
そうなると新たな発見(でも大半が設定未消化部分)もあるんでしょうねー。

でも、冊子の形式なら電車の中とかで暇つぶしに読めるのですが、
Webページをそのまま保存しただけだとめんどくさくて読まなさそう…。


ところで「しまった〜!保存し忘れてた!」とお嘆きの方へ。

あらゆるインターネット情報を蓄積保存している「インターネットアーカイブ」には
あいにくオフィシャルストーリーは11話のところまでしかありませんでしたが、
Googleで「ビックリマン オフィシャル bikkuri-man.mediagalaxy.ne.jp/story/
をキーワードに検索すればかなりの部分を拾うことができますよ。
ただ画像はありませんし、順序がバラバラなのでかなり面倒だと思いますが(^^;

と言っても、このGoogleキャッシュもいつ消えちゃうかわかりませんのでお早めに〜。



2002年10月2日(水)  デラックスな在庫救済案

2000が終了して早や一ヶ月。

そういや結局ver8は関東以外では出回らなかったんですね。
ver6・ver7まではかろうじて一部流れたみたいですけれど
やはりver8は関東限定商品という扱いだったんでしょうか。
ハッピーシールの変更さえなければと嘆く声が日本列島に響きます。

そんなこんなで、市場はすっかりシンクロXに占領されつつありますが
それでもまだ12弾(大多数はver5)が売れ残っている店も多いです。
中にはver2だったり11弾だったりということもありますね。
でも先日立ち寄った酒屋兼務のスーパーで、レジ前に売れ残っていた
復刻ガムラツイストを見たときはさすがにたまげました(笑)
賞味期限いつだよ!?

しかしロッテとしては2000がいつまでも残っているのは困るはず。
そこで在庫を一掃するいい方法を思いつきましたよ。


それはズバリ、スーパーDXシールの変更です!


どういうことかと言うと、SDXシールをすっごくイイ物に変更するのです。
例えば極端な話、オリジナルサイズ復刻ブラックゼウスとか。(爆)

となると、みんな手持ちのハッピーシールをどんどん送るでしょうが
中にはハッピーシールが無い、あるいは足りないという人もいるでしょう。

そうなると、ハッピーシールあるいはチャンスシールをゲットするために
売れ残りの2000チョコを買い求めるに違いありません!
これで在庫もきれいにハケて店もロッテもバンバンザイ……のはず。


そもそも、スーパーDXシールは購買意欲を増すためのアイテムのはず。
本体の販売が終了してからSDXシールを変更することに
一体何の意味があるというのでしょう?

むしろ変更せずにみんなのハッピーシールが送られてこないままの方が
ファムコの仕事量が減って助かるんじゃないでしょうか。
更には2000チョコが手に入らなくなってからSDXを変更されることの方が
普通の購買者にとってはひどい仕打ちなんじゃないでしょうか?



とか言ってみても、おそらく変更を望まない人はほとんどいないでしょうけど
どっちにしてもタキシードゼウスがよっぽどのものじゃない限り
在庫を買いあさるほどの騒動にはならないでしょうね。(^^;



2002年10月3日(木)  Z→A

ザイクロイド・アノドのイニシャルはZ・A
終わり(Z)と始まり(A)を司る存在としての意味があったりするのかな。
…とふと思ったけど、あるわけないか(笑)

ときにスーパービックリマン以前は、超聖神の正体については
Gアトラクターズ聖導ギリテスあたりが有力視されてましたが、
SBMで超聖神=アノドということが明かされたことは各界に衝撃を与えました。
私もSBMの漫画で初めてその設定を知ってずいぶん驚いたものです。
(まだまだ若かったネ^^;)

2000でも超聖神アノドについて様々な新解釈が付け加えられました。
中でも「アノド」の名前を「Anno Domini」と結びつけたというのは
なかなか思いつかない面白い発想だと思います。
(いや、既に思いついていた人も中にはいたでしょうけど)

「アンノ・ドミニ」とはラテン語で「主(ここではキリスト)の年」という意味で、
いわゆる紀元前を「B.C.(Before Christ)」と略すのに対して
紀元後を「A.D.」と表現するあのA.D.こそAnno Dominiの略。
神の登場から歴史が始まったという点で両者は共通してるんですよね。
でもあんまり言うと宗教くさくなっちゃうので深くはつっこみません。(爆)

じゃあ「ザイクロイド」の語源はなんじゃらほい?と気になるところ。
普通は高校数学で出てくる「サイクロイド図形」が真っ先に連想されるとこですが
語感以外は全く関係なさそうなのが最大のネック。
やはりここは更なる強引な解釈が必要なのでしょうか?
例えば、アノドの2面性からドイツ語で「2」を意味する「zwei(ツヴァイ)」
アンドロイド・ヒューマノイドなどの語尾「-oid」を組み合わせて
っヴぁいぉいど→ッズァイクォイド→ザイクロイド

…むちゃくちゃですなぁ(汗)


しかしここで身もふたも無いことを言っちゃうと、
「巨魔界神」という肩書きやこの「ザイクロイド・アノド」という長ったらしい名前が
反後博士の発案とはどうにも思いにくいんですよね。
元々SBMに反後博士が関わるようになったのは途中からみたいですけど、
なんかビックリマンらしくない取って付けたような名前なのがひっかかるんです。
ゆえに、実は他の人が思いつきで適当に名づけたんじゃないか、なんて。


真実は常に一つ。されど真相は藪の中…。



2002年10月4日(金)  もしも曼聖羅が穏健だったら

ミロク「あのー、すいません」
ヤマト「はい、何の御用でしょう?」
ミロク「実は私たちの世界が滅びそうで困っているんですが
    少し土地を分けてくれませんか」

ヤマト「それならまだ次界第3エリアが空いてるから、そちらをどうぞ」
ミロク「それはありがたい。さっそく工事を着工します」
ヤマト「いえいえ、こちらこそ以前アリババの件でお世話になりましたし」

トンテンカントンテンカン
曼枢系の移植完了!

ミロク「おかげさまで助かりました。」
ヤマト「困ったときはお互い様です。それじゃ僕らは第4エリアに行きますんで」
ミロク「お気をつけて」

しかし天蓋瀑布崩壊、大洪水発生!
曼聖羅水没!!
ロココが復活せず、聖フラダイスも建造されなかったためみんな水没!


ダビデブ「もしかして、俺達の一人勝ち?!」




2002年10月5日(土)  「無縁ゾーンの秘宝」に無縁な人

スカパーで昔のビックリマンのアニメが一部放送されるそうな。
いや、もうされたのかな。

私は前にも書いたかもしれませんが、一通りアニメは見てましたし
当時はビデオに録画予約してるのにリアルタイムでも見てたほど
わりと熱心なお子様視聴者だったのですが、
今では旧アニメに対する思い入れは自分でも不思議なぐらい軽いので
今回の件も興味はほとんどナッシング
あらすじを聞く程度でとりあえず満足といったところです。

で、無縁ゾーンの“秘宝”って結局何のことだったの?
(↑あらすじすら知らない奴^^;)

以前これのコロちゃんパック(だっけ?カセットテープ+絵本みたいなの)
近所のCDショップで150円で買ったものがどこかにあるはずなのですが
とりあえず放置してたらどこかに行ってしまいました。
誰かにあげちゃったかなあ…。うーん。


しかしアニメでBMにはまった人やアニメに深く思い入れのある人など
シール以上にアニメの比重が大きい人はかなりの数だと思うので、
これを機にどんどん放送が続くといいですね。

なんたって、DVD化されて半端に欲しくなる特典が付いてきた日にゃ
興味も無いのに特典目当てで何万も払うハメになってしまいますから。

どうかスカパーで満足されてください(爆)




2002年10月6日(日)  ガッツ!カリスマデビルX

そういや「X化」って結局何だったのでしょう?
「霊と肉体が半々」になることに一体何の意味が…。


はっ!

まさか「シンクロX」もX化の産物なのか?!
さしずめ「工夫と魅力が半々」

早く完全体になってほしいものです。




2002年10月7日(月)  グッジョブ!プリズマー

やっとこさ公表されましたね、シンクロXのホロプリ名!


スーパーバイト

スーパーでアルバイトかぁ。(違)
確かに今のところスーパーでしか見かけないな、この素材。
見れば見るほどデジタルチックな模様。言い得て妙ですね。
今までありそうで無かったデザインかも。


時雨

しぐれ
まさか「じう」とか読んでないですよね?
(一応そういう読み方もあるみたいですが)
秋から冬にかけての季節にパラパラと降ったり止んだりする雨。
まさにこの季節にピッタリのネーミングですね。
見た目の地味さとは対照的に、古式ゆかしい雅な命名かな。


いつも思うのですが、ホロプリの命名者って
かなりセンスいいと思いません?

情緒的なイメージから「レインストリート」「パウダースター」、
コミカルに「マリモン」「KAZAGURUMA」「ガクブチ」「メダマ」
ストレートに「ファイヤーワーク」「ステンドグラス」
シュールに「プリズナー」「スピード」「オメガ」

などなど、毎回「なるほど、そう来たか!」と思わせるものが多くて
いつも素材名発表の際は嬉しくなってしまいます。


だからと言って、次々に新素材を導入されると困ってしまうのですが(^^;



2002年10月8日(火)  わがままコレクター

コレクターは、わがままだ。

発売日にはバカみたいに大量に買うくせに
すぐに手もつけなくなって作りすぎだと文句を言う。



コレクターは、わがままだ。

セレク2のことも忘れて一般受けしにくそうな後半弾ばかりねだる。



コレクターは、わがままだ。

悪い情報に対して、事実かどうかに関係無くとりあえず企業批判。



コレクターは、わがままだ。

要望は子供なのに文句は大人だ。



コレクターは、わがままだ。

飽きたらボロクソだ。



コレクターは、わがままだ。

そんなことはわかってる。
そのわがままをどこまでコントロールできるかが
企業の腕の見せ所なのだ。
こっちは金払って商品買ってる以上
要望も文句もいっぱしに主張する権利があるはずだ。



    という発想もやっぱりわがままだ。



2002年10月9日(水)  リング&ヘクサゴン

天使ヘッドの頭上に浮かぶリングは通常「ゼウスリング」みたいに
「なんとかリング」という呼び名がついていますけれど、
正式には「無限理力わっか」というものです。
(アンドロココは「超無限理力わっか」らしいです)

同様に悪魔ヘッドの「なんとかヘクサゴン」と呼ばれている頭上の星は
「無限魔念星」というのが正式名称。
逆に言えば魔スターPの「スタートライゴン」
ダークヘラの「ヘラヘクサアングル」も無限魔念星の一種なわけです。
(どっちも「トライアングル」と「ヘクサゴン」の合成語ですね)

だから曼聖羅ヘッドの「ミカンの輪切り」みたいなわっか
ミロクの場合「ミロク環」だからって、「環」が正式名称かどうかは
確実な情報が無いのでこれだけでは言いきれないのです。
もしかしたら「無限理力環」とか「曼聖理力わっか」だったりするかも…。
もちろん私も全ての情報を押さえているわけじゃないので
どこかで解説が載っていたりしたなら教えてください(^^;



当時、初期ヘッドは何かにつけて詳細な解説図が掲載されましたけど
ヘッドが増え出して次界戦が本格化してからはあまり解説されず、
コロコロや別コロでも一部のヘッドしか解説図が出ませんでした。
もし反後博士が雑誌掲載に関係なく設定だけは作成していたとしたら
実にもったいない話だと思います。

もし完全大百科2弾が出るならば、単純に全キャラを網羅するよりも
こういう「大百科的なところ」もぜひ載せて欲しいですねー。
あの完全大百科は単なる「カタログ」でしたから…。



2002年10月10日(木)  ノーベル賞受賞者の悲劇

今、日本はノーベル賞に沸いてます。
3年連続で、しかも今年は2人も受賞者が出て大賑わい。
でも物理学賞を取ったおっちゃんがいなければ
シンプルに「3年連続ノーベル化学賞」となったのにね(笑)
(もちろんジョークです)


さて、ノーベル賞と言えば私はいつもこの一文を思い出します。
それはスーパービックリマン第3弾「桃源如来/正夢の助/悪六」の裏書

 世界初の夢創造装置を造り、ノーベル賞を貰った3人。
 しかしノーヘルのバイク運転で全員捕まり、賞金が罰金に変身。
 正夢の助名誉教授、催眠ビームで復讐?


「ノーベル賞」という実在の賞が記載されているのもさることながら、
それを「ノーヘル」に引っ掛けるという陳腐さに思わず失笑。
SBM2弾3弾の裏書のクレイジーさはもはや伝説級ですけれど、
旧BMの元キャラの面影を微塵も感じさせない換骨奪胎ぶりは
むしろすがすがしくて怒りを通り越しあきれ果てるのみ。
当時インターネットが普及してなくて本当に良かったと思います。(^^;

「ビックリマン」といえば1にも2にも「ダジャレ」という認識は
関係者の中では今も昔も全然変わってないみたいですね。



 
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