9月11日ですね…。
果てしなく悲劇的な現実なのに、ほとんどリアルを感じられないのは
情報社会ゆえの感覚麻痺なのでしょうか。
思えばあの阪神淡路大震災のときも、当時まだ大阪にいた私は
揺れそのものは体験したものの自分自身や周辺に被害が無かったため、
隣の県で起きている凄惨な状況すらブラウン管の向こうの出来事でしかなく
大変だろうなあと思うぐらいで、行き着くところ他人事だったような気がします。
ちょっと次元がズレるかもしれませんが、こういうときに相手の痛みを思いやることって
一種の「感情移入」による部分が大きいのではないでしょうか。
昔から私は何かに対して感情移入することがかなり下手で、
神帝が消滅しようが聖魔和合しようが天地球が砕けようがバカラが生死不明になろうが
「で、次はどうなる?」というぐらいしか思えなかったりします。
もちろん架空の物語と現実の事件事故を同軸上で扱うこと自体ナンセンスですけど
テレビの向こうの出来事という視点においては思ったほど違いを感じられないのです。
そこんとこが「麻痺」と呼ぶ所以です。
現実が現実感を帯びないのです。
もっとも、テレビの特番でもわざと感情に訴えるようなつくりをしてたりして、
結局は現実をドラマ化しているんじゃないかと思えたりなんかして
そのせいでさらに作り物っぽく見えてしまうのも事実かと思います。
困ったもんだ。
2002年9月12日(木) |
ブックマークコレクション |
2000終了そのものとはあまり関係ないのですが、
ブラウザの「お気に入り」フォルダのビックリマン関連のサイトを整理してみました。
2000の初期、それこそ雲霞の如くサイトの数々が立ち上がったものでしたが
その大部分は淘汰され放置され忘却され取って代わられ、
今ではほとんどがNot
Found。
3弾ぐらいで止まっているサイトや1弾の途中までしか作られてないサイトもあったり、
あるいは「2000終了に伴い閉鎖します」というサイトもいくつかありました。
(「グランドフィナーレの売り方についていけません」という抗議の意味もあったりして)
基本的にコレクターサイトというのは、同人サイトと異なり
深く思い入れて作られるということはあまりなくて、
自分で集めた情報をまとめたりあるいは単なる自己満足で作られたりで
飽きたらもうそれっきり、というのも少なくないみたいです。
(私の場合も、単に飽きてないだけで結局は自己満足なんですけどね^^;)
そんなこんなで、お気に入りに入れたくせにほとんど訪れる事も無く
いつのまにか消えていたサイトをざくざく削除。
すると、100近くあったサイト名がわずか15ぐらいに減っちゃいました(爆)
最近はあまり新規サイトも見かけないし、あったとしてもお気に入りに入れ忘れてたりで
必ずしもベストな状態とは言えないのですけど、
今後シンクロX関連サイトがどれくらい増えるのかちょっとだけ期待。
でもきっと、その多くは中途半端な形で放置されそうな予感
2002年9月13日(金) |
ポセイドス・アドベンチャー |
今日は13日の金曜日で、あのホラー映画の新作も公開されたそうですが
そこで思い出されるのはやっぱホッケーマスクのあのキャラですね。
17弾ヘッド「魔君ポセイドス」。
思えば天界の王ゼウス、冥界の王ハーデスと並び称される
海界の王ポセイドンの名を持ちながら、
雑魚ヘッドの地位に甘んじてきた、ある意味悲劇ヘッド。
6ポーズでシール化したものの、シール素材がとにもかくにもしょぼしょぼで
絵柄は決して悪くないのに散々な扱いを受けてきました。
あの公取委のイチャモンが無ければ、あるいはアイスが17弾まで続いていれば
キラキラと輝くプリズムシールで登場できたでしょうに。
間が悪いというか運が無いというか、とかく気の毒なポジションです。
(その点ではキッソスもほとんど同じですけど)
のちにアクア層で関連キャラが登場したときでも、
キッソス系はキッゾ、トリノンとまともなキャラでその後も活躍したのに、
ポセイドス系は実兄・深王ポセイラゲというクラゲの化け物。
なんで悲面マスクがクラゲのカサにならねばならんのだろーか?!
こうなったらセレク3に最後の希望をつなげるしかありません。
もしセレク3が発売され、ポセイドスもラインナップに含まれていれば
必ずや(一度ぐらいは)角プリで登場するでしょう。
背景が海をイメージしてブループリズムだったりしたらカッコイイですよね。
その時こそポセイドス一族の悲願が果たされる時…!
間違ってもポセイラゲのほうがセレクトされたりしませんように。
2002年9月14日(土) |
次なるセレクに望むこと |
昨日の一匹舞台でちょっとセレク3の話題を振ってみましたが、
セレクションは過去のシールを忠実に再現するのはいいんですけど
プラスアルファの工夫がもうちょっと欲しいと思いませんか?
例えばセレク1のSSコレクション。
あれ、何もロココとマリアにこだわらずにパッケージキャラ5種で
それぞれやった方が面白かったんじゃないでしょうか?
(そうでもないかな?)
セレク2の鎖マルコも裏書に何かしら変化が欲しかったです。
異星メディサのバックを水色にしてみてもよかったかも。
あ、どうせやるならクリアロゴの代わりに背景着色の有り・無しとか(爆)
裏面2色印刷ももっと徹底して欲しかったなぁ。
水の大層シーゲルやサンタゼウスが裏面2色だったんですから、
デビルハードや春風エンジェルとかもオリジナル同様2色に…。
32弾に出た大照光はちゃんと2色だったんですけどね。
もしセレク3が出るならば、そういう細かい部分に徹底しつつも
何かプラスの要素を加えてほしいです。
単なる残り物の復刻…というのだけは避けていただきたいなと思う次第。
虹神帝7人を出すなら背景色をそれぞれの色のプリズムにするとか、
Wシールでデュークアリババ出すにしても4枚合体ぐらいに仕立て直すとか、
(だって創聖使影なんていらないもん(爆))
悪魔とお守りを半分にして天使を倍増するとか、
クリアロゴを発展させて完全クリアイラストにしちゃうとか…。(^^;
でも一番ありそうで、なおかつ誰もが期待してしまうのは
やはりラッキーシールで復刻ホログラム…??
いずれにしても、出すなら熱く燃えさせて欲しいものです。
パート違いで冷めてしまうとわかっていても。
今日は敬老の日。
来年からはハッピーマンデー(改正祝日法)により、
海の日と敬老の日も第3月曜日になってしまうそうです。知ってました?
それはともかく、敬老の日ということでムリヤリ古いキャラに焦点を当ててみましょう。
ずばり、ビックリマンで一番古いキャラは?!
まだ天使と悪魔が仲良くやってたという源層紀。
この頃既に存在していたのはシャーマンカーン、ノアフォーム、始祖ジュラぐらいで
まだゼウスもその他多くのキャラも生まれていなかった時代です。
もちろん若い頃のナディアやメディアもいましたね。
更には、新BMのアニメによれば既に聖梵ミロクも存在していたみたいですし
ダークマターやゴドブレスもそれより先に誕生していたと思われます。
もっと言えばカヴォードがビックリマン宇宙に漂着したのが更に昔のこと。
カヴォードをモデルにはじまりの両属性具有が造られて2つに分けられて、
そこから天使属と悪魔属が発展していったそうな。
しかしカヴォードよりもザイクロイド・アノドの方が昔からいたっぽいので
そうなるとやはり最古のキャラは超聖神なのでしょうか。
カヴォードがコールドスリープ状態で何万年も漂流していた可能性もありますが。
そうは言っても、アノドも元々は深層の住人。
バオラムハバと比べればどっちが古いかは定かではありませんし、
もしかしたらカーンや深層使徒やジョーカードの方が古い可能性だってあります。
不思議なことに、古いキャラを突き詰めると何故か2000キャラがいっぱい。
原初の時代から最新の未来まで、すっぽり包んじゃったわけですね。
風呂敷でかすぎるよ…。
てゆーか、「命」じゃないからって長生きしすぎだよアンタら(爆)
あのガッツ石松氏は色紙にサインするとき
「ガシシ右松」
と書くそうな。
「ガシシ!ツンクロ×」
とか言ってみたりして。
集中豪無編が公式サイトから消滅するまであと半月。
一括ダウンロードを考えている方はお早めに。(笑)
さて、集中豪無編が完結してつくづく思うのは、
なんであんなに小難しい設定にこだわったのか?というところ。
妙に哲学的で妙に難解で妙に血なまぐさくて妙に心理的で、
「さぁ読んでやるか!」という一種の気構えが必要になってしまう。
そういう意味では少なくとも一般向けとは言いがたい気がします。
私が今更ながら思うのは、もっとお気楽な物語でよかったんじゃないか、
肩肘張らなくても誰でもすんなり読めるものが望ましいのではないかと。
これは脚本家の小説能力じゃなく根本的なコンセプトの違いなのでしょうけど、
何故に集中豪無編はここまでシリアスな物である必要性があったのか
非常に気になるところなのです。
結局は「こういう話を書いてみたかった」ということかもしれませんけど、
(実際こういう展開を大喜びする人も少なくないのでしょうけれど)
そこらへんが「同人誌的」といって拒絶される所以なんでしょうね。
コレクター仲間だと、意外なほどに読んでない人が多いのも特徴的です。
ビックリマンファンの多くは、いい年してホビーに夢中な世代です。
言い換えれば精神的に幼い部分を残している連中。
ならば、あまりひねった設定よりもわかりやすい勧善懲悪な内容のほうが
ウケはよかったのかもしれない…なんて思ったり。
ただただ単純に、悪魔が悪事を働き天使がそれを懲らしめる。
無論、オリジナリティや創意工夫をそれなりに盛り込むのは当然ですが
基本路線は至ってシンプルなものでいいと思うんですけどね。
対象が“大きなお友達”であるならば。
しかしこんなことばかり書いてると、冨岡さんに顔会わせられないなあ(爆)
なんで「ワーP」じゃないの?
すんごく今更な話題になっちゃうんですけど、
エサカ先生が作品集を発売されましたよね。
「MASAMI ESAKA ART WORKS」
(http://www.comixwave.com/artworks/)
発売されたのはもう3ヶ月ほど前のこと。
ここんとこ12弾探しやら何やらですっかり忘れていたのですが、
ふと思い出してちょっくら探してみることにしました。
ですが、時間が経ちすぎたのか探し方が悪いのか、
新宿の某巨大書店にすら置いていなかったので
やむなくオンライン通販で取り寄せることに決定。
で、それが先日届きましたー。
内容の詳細は上記リンク先に書いてあるので省略しますが、
一言で言えば確かに絵師エサカマサミの作品集。
HPでもおなじみのファンタジックな動物イラストを中心に
ダークなアレンジを加えた作品も多く、これで1900円はお買い得と思われます。
(私は普段画集などには縁の無い人なので相場が全くわからないんですが)
ただ、こう言ってしまうとアレなんですけれど、
「ビックリマン2000」の視点からだと、かなり物足りないです。
この作品集の中でビックリマン2000関連のページは、
別冊扱いの「黒」の方に18ページほど載っているのですけれど
その大半が12弾の追加ハッピーシールのような「エサカアレンジ」のイラストや
Gジャンの背中にペイントした「リアルイラスト」のようなもの。
いわゆる純粋なシールイラストというのはほとんどありませんでした。
そりゃシールカタログじゃないんですし、版権はロッテにあるんでしょうから
無闇にシールイラストを載せるわけにもいかないんでしょうし
よりエサカ色の強いアレンジ系をプッシュするのも当然のことでしょう。
さらに、これ系のイラストとしては18ページもあればおなかいっぱい大満足。
それはそれでちっとも構わないと思います。
ですが、2000のシールイラストも「エサカワーク」のひとつならば
「黒」じゃないメインの作品集のほうにもコーナーを設けて欲しかったところ。
最初にメインの方を読んで、パチンコのキャラやお天気マークのキャラなどはいたのに
ビックリマンのビの字も無かったのはさすがに「あれ?」と首を傾げてしまいました。
何より、本の帯のところにかなり目立つように
「ビックリマン2000オリジナルイラスト他!」
と、明らかにBMファン層を狙ったアオリ文とゼウスのシールイラストが配置されてて
まるでビックリマン2000のイラストがメインであるかのようです。
内容と微妙にズレにあるこのアオリ、誰が付けたか知りませんが逆効果じゃないでしょうか…?
一般のイラスト好きな人が、「何?ビックリマン?」とか言って敬遠しちゃうかも(笑)
とか書くと今度はエサカ先生とも話しづらくなるなぁ…。そんな機会も予定も全く無いんですが。
駅前のスーパーにて、シンクロXを探す。
お菓子売り場。
チョコエッグやらグリコのなんたらが山のように積まれている中、
シンクロXは影も形も見当たらず。
この店の担当者、、、
なかなか利口だな。(爆)
と思って振り返ると、
あろうことかレジ横にシンクロXの箱が無数に山積み。
(もちろんパウダースターのロット)
あぁ、やっちゃったよ…。
このバカチンがぁ!(涙)
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