2002年6月21日(金) |
2003年の電脳聖魔界 |
12弾の発売が終わり、その後に特に目立った動きも無ければ
今後ネット上でのコレクター人口はみるみる減少するでしょうね。
同人系サイトだとそれほど急激な変化は無いかもしれませんが
コレクターサイトは大きな打撃を受けるのは確実かと思われます。
そもそもが、熱しやすく冷めやすく興味の移りやすい人の割合が多い業界なので
果たして半年後にどれほどの人が残っているかはかなり疑問ですし、
そもそもサイト自体がいくつ残るかというのが問題かもしれません。
多くのサイトが新しい弾の情報を糧にして更新を行っている現状では、
新規の動向が途絶えた時点で更新不可能となってしまうはず。
そうなると事実上開店休業状態となり、常連も去ってゴーストサイトと化すでしょう。
もちろん全てではないでしょうが、そうなるサイトはかなりの数にのぼると思われます。
とは言え、まだしばらくは公式ストーリーも続くでしょうし
ハッピーシールの交換期限が切れる11月までは興味が持続するかもしれませんけど、
そこから先は全くもって未知の領域。
8月に新シリーズが発表されるという話もありますけれど
その内容次第で去る人残る人の比率が大きく分かれることでしょう。
栄枯盛衰そして盛者必衰。
コレクターにとっての分水嶺は、もう目の前に迫っています…。
シール交換というのは、互いに持っていないところを補いあうのが基本。
たまに交換要員のためにレアどころを余分に入手することもあるでしょうが
やはり新しく入手してアルバムの穴を埋めるのは最高に気分がいいものです。
しかしあらかた入手してしまうとその快感に浸る機会も減ってしまうので、
ムリヤリ穴を増やすべく逆キラ収集を始めたりしちゃうのかもしれません。
(でもそうやって少しずつ集める範囲を広げていくのが本来あるべき姿なのかも。)
そんな折、私が久々に参加した先日のシール交換会では
いつも見かけるレアどころやマイナーどころの交換以外にも
時節柄12弾同士の交換が活発に行われていました。
私もP1・P2の欠けているところを埋めるべく交渉してまわって
おかげさまでP2までは揃えることができました。ありがとうございます(^^)
なんか、久しぶりに真っ当なシール交換をしたような爽快な気分です。(笑)
微妙な駆け引きの上に成り立つ重い交換が多いせいでしょうか。
ごく普通のシールをごく当たり前に1:1で交換するということに
妙な感動すら覚えました。
つくづくシール交換とはかくあるべきだと思いましたね。
でも、同時に超念写やビックリコといったマイナー系の交換もやってたのですが
それはそれとして微妙なレート調整がまた面白いものです。
メールでの交渉とかではありえないざっくばらんなやりとりもまた交換会の醍醐味。
きっとシール交換とはこうあるべきでもあるのでしょう。
一見矛盾してるようですが、ライトなのもヘビーなのもイレギュラーなのも含めて
人間味が見え隠れする直接の取引こそがコレクションの楽しみ方でもあると
そう思わずにはいられないです。
って、なんか前にもこんな内容の話を書いたような気がするのですが
いちいちチェックするのもめんどいのであまり気にしないで下さい(爆)
理力と魔力は紙一重、いや、同質なんだけど「向き」が違うというか、
いわゆるベクトルが逆位相の存在なのかなーと思います。
例えるなら、電荷のプラスとマイナス。あるいは磁極のNとS。
外部からの要因でその位相がクルッと逆転することもあったりして、
だからこそネロがゼウスの理力を吸収して肥大化したり
サタンマリアが6聖球の超理力を超魔力に逆転支配したりできたのかな、と。
ときに、モーターというのは電流の向きを逆転させれば回転の方向も逆になります。
この理屈で、聖体に理力の換わりに魔力を導通させることができれば
天使属性が悪魔属性に180度切り替わるというのもあながちありうる話なのかも。
話を戻して、例えば理力がプラス電荷で魔力がマイナス電荷だと仮定すると
天使は+イオン、悪魔は−イオンのように見なすことができます。
そして両者がくっつくと、±0となり安定した単体に落ち着くことになります。
つまり聖魔和合です(笑)
しかし余計な刺激が加わることで電離してプラスとマイナスに別れちゃって
またバチバチと火花を飛ばしてみたりして。
でもその理屈だと、プラス同士マイナス同士は反発しあってしまいますね…。
そういえばスーパービックリマンの漫画で「理力攻撃は天使にはダメージを与えない」
というような設定があったような気がするのですが、ありゃ何ですか?
属性攻撃を無効・吸収ってあんたそんなファイナルファンタジーじゃあるまいし(^^;
そんなことだと真天聖軍は、悪魔はともかく天使を支配できないのでは…。
ってそれは神樹層でのお話だから、新表層とは関係ナッシング??
2002年6月24日(月) |
No
problem, I am ... |
文献だけでなく同僚からも「クモ」扱い。
住んでるところはゴルフ場の穴の奥。
ハゲているのに年中シャンプー。
あんた何モンなんですか?次界胎后ノヴァさん。
いや、創聖使。(爆)
目的不明、挙動不審、神出鬼没で奇々怪々。
ビックリマンにおいて未だ多くの謎に包まれている、古い異形の神々です。
彼らは両ゼウスが誕生する以前より源層界に存在していた6人の神ですが、
その巨大な力でただ下界を混乱させて楽しんでいるようにさえ見えます。
歴史的にはメディアに肩入れしたこともありましたが、果たしてどこまで本気なのやら。
出番自体そんなに何度もあるわけじゃないのに、妙なところで登場して
余計な強敵を増やしてくれる、設定的には便利なキャラですね(笑)
しかしそもそも彼らは何者なのかというのはこれまで全く不明でしたけれど
現在のビックリマン2000の創世史観を重ねてみると、
もしかして創聖使というのは、アノド同様に深層の住人だったのではないでしょうか?
次神子であるブラックゼウスの命すらコントロールするほどの超パワーを持ちながら、
積極的に歴史に介入するわけでもなく、浮世の出来事にあまり関心を持たないような存在。
彼らは何かの理由で超聖神アノドの造った「表層界宇宙」に寄生していたのでしょうか?
もしかしたらアノドの創世の手伝いをし、それゆえ「創聖使」の名を持つようになったのかも。
−−−考えすぎ??
聖界源生まれの若神子・一本釣帝の名前の由来は
カツオ漁でおなじみ「土佐の一本釣り」という漁法から。
なのに、そのルーツを引くメルクリンの口調は「〜じゃん」というハマッ子言葉。
なんで高知から横浜に…?
だからって土佐弁だと糖衣嬢(魔守モード)みたいになってしまいますが(笑)
早いもので、このコーナーは今回で通算500回目を迎えました。
まだ魔性般若パワーは吐けません。
パート違いよ来るなら来い!
と、今月の初め威勢良く叫んだものでしたが、
…ちょっと来過ぎです。
そんなに張り切ってやって来なくてもよかったのに。私が余計なこと言ったせい?
今日現在、12弾は早くもP4まで発売されています。
グランドフィナーレが出回り始めて早や一ヶ月弱。
バラつきもありますが、なんか毎週パート違いが出てるような感じです。
全90種(実質的には84種)もありながらこの有様。
最後だからってそこまでやるか?と言わんばかりの猛攻撃ですね。
いやはや、そこが実にビックリマン2000らしいところでもありますけど(^^;
しかしあまりに流れが早いのでちょっと気を抜くともう次のパートだったりして、
チョコを食べきるのを待っていたらあっという間に置いていかれてしまいます。
この時期、開封しちゃうと湿気にやられたりカビたりするのが怖いんですけど
背に腹は変えられませんからなるべく密封して保存するしかありません。
最後ぐらいじっくり味わって…という心遣いはロッテ的には不要なのでしょうか。
でも切り替えが早いおかげで、コンビニに売れ残りが溜まるより先に
次のパートが入荷されたりして、わりといい傾向なのかもしれません。
いやいや、それでも一度売れ残りだしたらアウトという紙一重の状況ですかね。
既にP1・P2が残ったままの店が目に付くようになりましたし、
P3などはほとんど見かけないままP4に移ってしまったケースも多いらしく
消費者だけでなくロッテもコンビニも、いろんなところで綱渡り状態のようです。
しかし素材換えを購入意欲に化けさせる手口はこれで終わりにして欲しいところ。
そんな急場しのぎみたいなことの繰り返しじゃ、次のシリーズも先が見えてます。
従来のレギュラー商品と違って、セレクションみたいな「期間限定商品扱い」というのは
ある程度の収益が必要条件なのかもしれないとは思うものの、
そこまでして売らねばならないものなんでしょうか…?
とか言ってる間に、来週あたりP5が発見されそうな予感。
これが最後の最後なら、何か仕掛けがあると予想されますが……果たして??
2002年6月29日(土) |
こんなところにスターダスト |
世の中、意外なところで意外な発見があるものです。
ときに「運の王様」というシールをご存知でしょうか?
スーパービックリマンと伝説復刻版の間ぐらいの時期にロッテから発売され、
マイナーながらもビックリマンらしい絵柄とシステムで地味に人気のシリーズです。
ただし厳密には「ビックリマン」の名は冠していないのですが、
チョコがピーナッツウェハースだったりその他いろいろがビックリマン的でした。
特に「幸運」「不運」「悪運」の3すくみキャラが入り乱れるところなんか
ビックリマンに飢えていたコレクターに喜んで迎えられたものです。
ま、詳しくは本サイトの解説コーナーをご覧下さい(笑)
このシリーズ、私はコンプしていると思っていたのですけれど
実は3弾のキラシールにバージョン違いがあることが最近確認され、
今から新たに集めるハメになってしまいました。ぐむむ〜。
ところでよく見たら、この3弾の持っているほうのキラシールの素材って
いわゆる「ガクブチ柄」なんですよね。
そして持ってないほうのキラ素材はなんと「シャッターガラス」。
そう、2000の天使P2素材で使われた素材ですよ。
実は運の王様の4弾でもシャッターガラスが使われているのですが、
それが直前の3弾にも若干存在したということみたいです。
もし持ってる人で提供可能な方がいましたらご一報ください(^_^;
そしてさらによく見てみれば、運の王様1弾のホロプリのうち
私が「粒子状キラ」と呼んでいた素材が、なんと「スターダスト」じゃないですか!
12弾P2・P5の天使で使われてる素材が運の王様で既出だったとは驚きです。
じゃあ「格子状キラ」は「キューブ」?と思ったらそれはさすがに違いました。(^^;
しかし意外なところで意外な発見ってあるもんですねー。
もっとも運の王様のシールを持ってないと「ふーん」で終わる話かもしれないですが…。
はい、恒例の月報のお時間です。
今月は完全にグランドフィナーレに振り回された一ヵ月でした。
5月の末に確認された12弾はバージョンチェンジを繰り返して
最後の最後までコレクターに希望と絶望を与え続けてくれてます。
しかもP5もさっそく発見されて賛否両論。
まだ戦いは終わらないようです(爆)
そんな中、早くも次回作のパッケージ写真などが出回ってますね。
2000の余韻に浸る間もなく、フィナーレ感ぶちこわしという気もしますが
ロッテとしては今の流れを絶やさないうちに次につなげたいのでしょうね。
でも今のコレクターたちを顧客にするのはいささかリスキーな気も…。
2000はコレクターに振り回されて寿命を縮めたような感もありますから。
大人たちがゴッソリ買い占めるとメインターゲットの子供たちに浸透しないし、
流通が混乱して生産数の予測が立てにくいのはもう懲りたのでは?
結局文句言うだけの連中に潰されるような気がしてなりません。
大丈夫なんでしょうか…?
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