ほうほう、早くも12弾P2発見ですか。
ふむふむ、スーパーDXシールもさっそく変更ですか。
…ククク、これですよ。
この異常ともいえる環境の激変。
一日たりとも情報の動きから目が離せない緊張感。
スキあらばいつでもコンビニめぐりに出られる体制の維持。
ロッテに殺意すら覚えるほどの対コレクター負荷。
いつでも箱買いできるように残金チェックも怠れません。
この殺伐とした空気こそ、忘れかけていたビックリマンの真骨頂!
シール収集の最終関門は足を使って試し買いしながら放浪することで、
ただ数買うだけのハッピーシールの困難さとは全く異なるもの。
パート違いよ来るなら来い!
11弾までは逆キラ・アイス未開封を除き完全制圧したこの私、
残る12弾も制覇してビックリマン2000の完全勝利を収めようゾ!
あ、セレク2の5期Ver2は無かったことにしてください(爆)
今回は12弾の内容についてネタバレ満載の考察をしてみようと思います。
なのでまだシールをゲットできていない方はゲットするまで待つことをお勧めします。
てゆーかシールが無いと何を言っているのかわからないでしょうし。
(以下、白文字で記述します。マウスクリックなどで反転してご覧ください)
まず、真っ先に目を引くのはやはりダークマターEXでしょうか。
裏書に「過去の半身ゴドブレス」とあることや、マスターゴドブレスのシールからして
初代超聖神が創造し、聖魔に分断されたという最初の両属性具有とは
聖なる半身がゴドブレスで魔なる半身がダークマターであったことが伺えます。
(それゆえ、ゴドブレスは両属性具有が魔の心に支配されたことを最大の屈辱としていて
悪魔根絶を熱望していたことが推測できます。初代超聖神に対する敬愛はそのままなのですね)
そして両者が集中豪無の果てに再融合するかもしれない記述もありますね。
それがエインゾフォルなのでしょうか。
確かに両者の特徴を併せ持っていますし、超聖神アノドのデザインともよく似ています。
(「超聖神は自らに似せて両属性具有を生み出した」という話もありましたよね)
一方の深層神サイドは、グランデロア・グランリーニュが武装化して裁きを下すそうな。
それが「絶対全デロアーブ」と「絶対無リニューブ」のようなのですが、
この2人は集中豪無を起こさせて神が支配する世界を作りたいようにも見えます。
そして深層源浄バオラムハバ。髪型がコーラルに似てるのは気のせい?
「ゴドブレスとの盟約」という話もあり、深層は結局のところ新表層をどうしたいのでしょう。
デミアンもパワーアップしてますね。(ビーストはどうなった??)
なんと虚体カヴォードの鎧を装備しています。戦使の力を完全に身に付けたのでしょうか?
カヴォードも実体で登場。名前が「戦使ヒトカヴォード」となっていますが、
よく見れば「ヒト・戦使カヴォード」とも読めるような。どっちなのでしょう??
そのカヴォードが消えゆく命からフシールを誕生させ未来に送ったような記述もありますね。
世界は1960年から虹天紀0027年に戻って、集中豪無との最終決戦なのでしょうか。
12弾裏書で目に付くキーワードは「凶聖」と「聖義」。
聖義=ゴドブレスのようですが、ならば凶聖とは?
焦土と化した虹天銀河に次界卵は発動するのでしょうか??
新たに生まれた2つの命を見るに、世界は新たな一歩を踏み出したみたいですが‥。
うーん、全然考察になってないですね。(^^;
シールだけではまだまだ謎だらけですが、おかげで公式ストーリーがますます楽しみになりました。
真のグランドフィナーレはまだ始まったばかり!?
2002年6月3日(月) |
ヘッド多くして船山に登る |
11弾はヘッド及びヘッド級のキャラが一度にわんさか登場したため、
ちょっと買うとすぐヘッドが出るというインフレ弾でした。
「5個買ってヘッド2枚!すんげーラッキー!」と喜んだ坊ちゃん嬢ちゃん、
あいにくそれぐらいは普通なんですってば。
しかしヘッドが多いということは、それだけキラシール枠を必要とするわけですが、
全体の1/4しかない天使キラは超聖神と五造大神がごっそり持っていったため
多くの一般天使がレインボー(オーロラシール)に甘んじる結果になってしまいました。
0印好投主しかり、今朝方明王しかり、文部欄王しかり、伝導辞典釈師しかり、
ただでさえ少ないザコ天使は軒並み低い扱い。
最近は天使は天使キラ、聖守はレインボー、悪魔は悪魔キラ、魔守はミラーコートと
分担が明確化してきていただけに、今回の措置はやっぱ残念です。
見づらいホロプリズムと言えども、それすら無いと威厳ゼロですもんね。
それにしてもパルージア以外のヘッドは天使でも悪魔でもない「神様」なんですから、
どうせなら専用のホロプリを使ってもよかったんじゃないでしょうか?
つまりは「ヘッド」「天使」「悪魔」「お守り」の4すくみ扱いにしちゃえば、
ヘッドにパウダースター、天使にラメ、お守りにレインボー、悪魔にミラーコートというように
素材の分配率も4等分できて確率的にも問題無いんですし。
そういうちょっとしたこだわりがあるとかなり嬉しいんですけどね〜。
それにしても「グランドフィナーレ」って、また大げさな名前付けたもんですねー。
かつての「伝説復刻版」や、セレクションでの「伝説の英雄復活!」というアオリなど
ビックリマンはとかく自画自賛傾向が強いように思います。
まぁハッタリも重要な要素ではありますけど(^^;
ところで今回の倉雛(「ぐらひな」と入れたらこんな変換…)って、
パッケージにも書いてありますが「12弾+1弾〜7弾のリニューアルキャラ」で全84種。
ということは、グランドフィナーレの内訳というのは
「12弾90種」ではなくあくまでも「12弾24種」+「リニューアル60種」ということで、
言ってしまえば「抱き合わせ商法」の一種とも取れるのではないでしょうか??
もちろん、リニューアルと言っても裏書などは大部分が12弾的な内容なのですし
そもそもが最終弾ということでの特別なお祭り企画なのでしょうから
抱き合わせと言われるのは心外でしょう。
でもリニューアルだけでひとつの商品とするのは現段階では難しいでしょうし、
何かと商売っ気が見え隠れしてる気がしちゃいます。勘繰りすぎですかね?
それにしても、今回やたら派手なパッケージになってますけど
一番大きく描かれている5人のキャラが実際のシールになってないというのは
かなり問題な気がするのですけど…。
私としては当初、ハッピーシールは一枚がゼウス、もう一枚が5人集合で
チャンスシールに残りの4人がひとりずつ、というようなものかと思っていたのですが、
実際には…。
特にチャンスシールは、なんじゃこりゃ??
今回の絵柄を選んだ意図が全く持ってつかめません。
しかし「ゼウスが出ると思って買ったのに」という人はかなり多いように思うんですけど、
これでいいのでしょうか…。
2002年6月5日(水) |
何があっても不思議じゃないけど |
今日、6月5日製造のチョコからP3発見しました!
そこで「グランドハッピーシール」というのが出たんですけど、
これってレアなんでしょうか?
「ファイナルDXシール」がもらえるらしいんですけど、送ったほうがいいんですかね?
という書き込みでもあった日には、10人中4人ぐらいはコンビニに走りそうな気がします。(爆)
念のため、全てデマカセですので一片たりとも信じないでくださいませ。
もっとも、「うそから出たまこと」にならない保証もないですけどね…。
6月6日はあの荘司さんのお誕生日だそうです。
(私は相変わらず某所のニュース記事を見るまでは全然気づきませんでした)
6月6日といえば、UFOがあっち行ってこっち行って落っこちる日というので有名な日ですが
♪ひげをつけたらドラえもん、とばかりにどっしりした体格の荘司さんは
シール大百科に出演して以来、すっかり面も割れてファンの間では有名人になりました。
しかし初代ビックリマン博士・反後氏とは対照的に、なぜかカリスマ性に乏しい荘司さん。
マネージメント方面が中心でシールは吉川さん任せだったのかなーとか思うのですが、
(だからと言って吉川さんもビックリマンに関してカリスマにはなってないですが(^^;)
どちらかと言えば叩かれ役ばかりといった印象が強いのが何かと不憫でなりません。
ですが、思うにこれほど製作側が表に出ているホビーって他には無いですよね。
立体系だと造形師の人などが有名なのかもしれませんが、ことシールホビーに関しては
おみくじらの絵師さんもガムラツイストのプロデューサーもおそらく誰も知らないでしょう。
(そういやバトシーラー担当の倉重さん(明治製菓)は今ごろどうしているのやら)
旧BMでも反後博士は例外的に有名でしたが、イラストがグリーンハウス担当ということも
一部のマニア以外にはほとんど知られず、超元祖シリーズでやっと注目された形です。
もともと製作陣は裏方ということもあって、表に出る機会そのものが無いのが普通で、
なまじ表に出るからこそ何かと名指しで槍玉に挙げられてしまうのかもしれません。
プロモーション活動の一環かもしれませんが、なんとも因果なお仕事ですよね。
ところで、公式サイトの管理人1号さんは荘司さんでは?という声が前々からありましたが
先日スカパーで放送された「実録・ビックリマン神話」の中で荘司さんは
「自分がビックリマンで初めて担当した企画はオリオンズシールだった」と公表してました。
…確か管理人1号さんもそんなこと言ってませんでしたっけ…?
2002年6月7日(金) |
どうでもビックリマン7不思議 |
ビックリマンワールドにはまだまだ謎が満ち溢れています。
今回はその中でも特に我々の理解を超えた疑問をピックアップします。
◎不思議その1:
スーパーデビルはどの時点でオカマキャラじゃなくなったのか
◎不思議その2:
虹天銀河統合後、それまであった太陽はどこへ行ったのか
◎不思議その3:
ノアフォームの口元のあれはいったい何なのか
◎不思議その4:
異星メディサの耳はなぜ緑色なのか(スペシャルセレクション2は除く)
◎不思議その5:
怪奇インカは自分の羽が熱くないのか(サタンマリアも同様)
◎不思議その6:
シール版タケルの口元にいつもヘンなしわがあるのはなぜか
◎不思議その7:
悪魔ヘッドの頭上に浮かぶヘクサゴンは、横から見たらどうなっているのか
これらの謎が解明される日はくるのでしょうか?!
でもノアのあれは「愛の戦士ヘッドロココ」ではただの飾りでしたし、
デビルの性格がまともになったのは、馬鹿っぽい部分が分離してジョーカードになったとか
そんなこじつけもアリなのかも。
今に始まったことじゃないのに、なぜ毎回同じ文句を言うのだろうか。
成長が無いのはどっちだよ。
今日は街中でやたら青い服を着た人やスラブ系の外国人を多く見かけました。
ああ、今日はサッカーの日本戦がある日でしたか。道理で妙な空気があると思いましたよ。
なんでもこの試合、日本はW杯初勝利だそうで全国のサポーターたちが沸きに沸いてましたね。
ニュース番組で見てたら中にはフーリガンも多くいたみたいですが、
混沌に巻き込まれてフーリガン化したファンも多いようでした。(笑)
ところで「お守り」が混沌の影響で「聖守」と「魔守」に分離したのはいまや常識ですが、
実際に混沌に巻き込まれたら分離も何も、魔守しか残らない気がするような…。
それはともかく、11弾では分離せずに生き残っていた「お守り原種」が登場して
世界観をさらに深めてくれました。
お守り原種が天使悪魔両方に味方しうる「聖魔守」とどう違うのかは不明ですが、
裏面イラストでも天使色(赤)と悪魔色(青)の中間で紫色になっていたのが興味深いです。
しかし3すくみ復活!はいいのですが、これまでずっと4すくみが続いてきたので
コレクターにとっては4列型シールファイルにどうやって収納するかが最大の問題ですよねー。
私は「ヘッドじゃないヘッド格キャラ」(プロフェードやホアノモスなど)を加えて4列にしてますが、
なんかしっくりこないです。
自由度が高いのも良し悪しってとこでしょうか?(^^;
「Einbildung(アインビルドゥンク)」とはドイツ語で「想像」という意味の単語です。
これが「層造律=アインヴィルドゥム」の語源のようですね。
想像だから層造ってわけで、なんともひねりまくってます(^^;
しかし公式ストーリーで語られる層造律とやらは未だによくわかってません。
「時の糸の構成元素」であり「虹天銀河では魔凶次元エリアにのみ存在」するそうですが、、
カヴォードは「神と命の絆導く時空の層造律よ!」と叫ぶことで超聖水を操り、
ゴドブレスには「理力でもなく…魔力でもなく…他愛のない力…
アインヴィルドゥム…そうなのですね…宇宙生成さえ思わせる、ミクロにしてマクロの力」
と言わしめる「力」であると認識されています。
神樹層のプタゴラトンはカヴォードの活動に際し「アインヴィルドゥムの反応はゼロです」と答え、
虹天銀河に現れたイタMailは「お前たちが操る層造律を我らが手に!」
と、戦使の遺伝子との関わりを匂わせています。
デミアンたちの前にコーラルが現れたときには、ミネラ流が
「では、あなたが五造大神を継承する神子の1人…ということですか。
時の糸構成元素層造律より編み出された、命の時代にあって使命を持つ者!」
とも言っています。
何やらこれらを総合すると、層造律とは「歴史を動かす力」とでも言うんでしょうか。
世界の歴史が時の糸に定められたレールの上を走っているのであれば、
「力」であるところの層造律は「時の糸をコントロールする力」なのかもしれません。
虚体カヴォードのシール裏には「時の糸の彼方に層造律を得た開拓者」とありますが、
時の糸を支配しえたことで神のごとき能力を発揮できたのかも。
つまりカヴォードの使う能力こそが理力でもなく魔力でもなく層造律であり、
カヴォードが目覚めれば層造律が働き時の糸が震えるのですぐわかる、という寸法だと思われます。
そしてその力は戦使の遺伝子を受け継ぐ者たちにも少なからず伝承されているようです。
(デミアンやサンダーが時の糸を感じる能力を持っていたのはそのためかも)
ただ、時代を造るのは神の決めた筋書きではなく、命の心1つであるとも言われています。
そうなりたいと強く思い描く心が新たな時代を生み出す原動力であるというならばこそ、
アインヴィルドゥムに「想像」の意味を持たせているのかもしれませんね。
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