きゅー太の一人舞台


2001年11月中旬 
11日 1111
12日 バトシーラー波瀾万丈伝
13日 タコイカReturns!
14日 From落花生To扁桃
15日 ♪情熱の〜翼ひろ〜げ〜
16日 ふしぎな顔のナディア
17日 ルビ革命
18日 存在の耐えられない軽さ
19日 三都物語〜伝説の大交流会〜
20日 あの人は今!?
 
2001年11月11日(日)  1111

11月11日は「ポッキー&プリッツの日」だそうですね。
理由はもちろん、形が似てるから。
それなら8月8日はピーナッツの日かい?と思いきや、
なんと11月11日がピーナッツの日でもあるそうな。
理由は、ピーナッツは双子だからゾロ目にちなんで…とのこと。
日本人はホントにこういう記念日がお好きなようで。(^^;

さて江崎グリコの「ポッキー」といえばモーニング娘。を起用して
何種類ものCMを流したり限定ポッキーを作る企画を設けたりシールをつけたり、
かなり積極的なキャンペーンを展開しているのはご存知かと思いますけれど、
ポッキーに限らずお菓子にはいろんな歌手やタレントがCMに起用されますよね。

しかしながら、いわゆる「食玩」の場合だとそういうタレントさんが出ることは
どちらかといえばほとんど無いのではないでしょうか。
大抵の場合は小学生みたいな子供がシールやおもちゃを手にしてて、
同時にお菓子をパクパク食べてるようなシーン
が流れるばかり。
出るとしてもお笑い系のタレントさんが精一杯で、歌手やアイドルはほぼ皆無でしょう。
(食玩のCM自体最近はほとんど見かけませんが…)

そりゃまあ、こういうオマケ付きお菓子を買うのは主に子供ですから
方針は合ってるのでしょうけど、なんか物足りないというか差別されてるというか…
これからは食玩のCMに有名タレントを使ってもいいんじゃないでしょうか?

例えば浜崎あゆみが「ロッデ、ビッグジマンヂョコ…」と宣伝しても構わないと思います。

いや、それはさすがにやめたほうがいいかな。


2001年11月12日(月)  バトシーラー波瀾万丈伝

バトシーラーについて何度か話題にしてますが、いまいちマイナー路線を抜けきれてません。
ていうかマイナーです
モノはいいのに何故か認知度の低いバトシーラー。
そこには実績のある大手とは異なる、新参組ゆえの苦労が見え隠れしているようです。


明治製菓の「バトシーラーチョコ」は一年半ほど前、既存シリーズの続編や復刻ではない
完全オリジナルの新シールホビーとして産声をあげました。
しかし時はちょうど「ドキドキ学園新世紀21」「ガムラツイストファイナルリング」
「ハリマ王の伝説リターンズ」といった古参の復活組が軒並みコケまくり、
コンビニ業界が完全にシール付きお菓子に対し冷ややかな態度を取るようになっていた時代。
それゆえ知名度も実績も無いバトシーラーは当然のようにどこにも相手にされず、
大手コンビニにはほとんど並びませんでした

コミックボンボンとのタイアップもボンボン自体の弱体化のためか効果を発揮せず、
店頭で見かけることの少ない幻のシールというような感じで第一弾は細々と売られていました。

やがて第二弾発売決定、そしてアニメ化という情報が流れたのはそれから半年ほど後。
アニメと時流を合わせての相乗効果を得るため、あえて第一弾の生産を早々と休止してまで
第二弾発売のタイミングを伺っていたそうです。

でもって第二弾シールはアニメ効果も手伝ってそこそこ好調。
以前よりはコンビニでも見かける機会が増えました。(置いてない店の方が圧倒的に多かったけど)
コレクターも着々と増えて、第一弾シールに若干のプレミア的価値がつくほどになり、
いよいよ軌道に乗ってきたように思われました。
どういうわけかカードがついてくるバトシーラースナックも2種類発売されたりと、
不思議なほど力の入った本格始動に期待度◎といった感じでした。


――というのが今年の初めごろの話。
本来なら夏ごろに第三弾が発売されるはずでした。
が、どういうわけか延びに延びて11月現在まだ発売されていません。
しかしアニメの方は変更が効かず第三弾キャラが続々登場
仕方なく最近ではシールとは全然関係なさげな外伝的ストーリーで間をつないだりと苦しい様子。

最近になってゲームやCDが発売されたりと、周りは順調に動いているのに
肝心なシールが出ないというのがなんとも皮肉なものです。


オマケシール戦国時代の再来は…今回も成らず?!



2001年11月13日(火)  タコイカReturns!

いやはや、してやられました…。
先々週の放送をもって終了したと思っていた、「おはスタ」内の
「超驚ビックリマン2000フラッシュ」が実はまだ終わっていなかったとは!

昨日、そして今日と2日続けて放送されていたそうです。
幸い今日の分は見れたのですが、あいにく昨日の放送は見逃してしまいました。
第一回からずっとビデオ録画してきたこともあって、見逃したのは結構ショックです。

過ぎたことは仕方ないとして、めでたく復活(?)したBM2000フラッシュですが、
昨日今日はこれまでのストーリーを年表に沿って紹介していくもののようでして、
そこでなんとデミアン誕生が2021年であることが明かされました。

てことは、デミアンは今9歳?!
ついでにチップがデミアンを産んだのが21歳ごろということに。

うーん、妥当かなぁ…?



2001年11月14日(水)  From落花生To扁桃

ビックリマンチョコのピーナッツアーモンドになるそうですね。

…うーん、アーモンドはあんまり好きじゃないなぁ。
アーモンドというと、あの「皮」がどうにも歯につまったりして厄介なのですけれど
公開されたチョコの写真を見る限りでは皮もしっかりついてるみたいですし。

そんな一個人の嗜好はさておきまして、この時期「ようやく実現した」というアーモンドチョコ。
「サクサクウェハース掲示板」を運営している身としても他人事ではありません。(笑)


ビックリマンに必要なアーモンドを調達するのが大変だったとのことですけれど、
これは大量のアーモンドを確保できるようになったということですよね?
まさかビックリマン自体の生産規模が縮小されたから…とかじゃないですよね??

チョコがおいしくなるというのは喜ばしいことです。
アーモンドチョコが好きという人も多いでしょうから、新たな客層も増えるかも?
ただ、「アーモンドはピーナッツよりおいしい」という前提が
日ごろ他のお菓子を食べないのでピンと来ないのですけれど、そういうものなのですか?

さてアーモンドを使うようになることで他に変わることがあるかというと、
まず一番気になるのは「値段」
これまで通り一個60円のままだといいのですけど、これが一個80円になったりしたら
ただでさえ高いと言われているだけにヒジョーに痛いです。
あ、そのかわりホログラムシールが入るようになる、とかだとOKかもしれませんが(^^;

あと確実に変わるのは「パッケージ」ですね。
アーモンド入りになったことを強調するのはもちろん、裏面のチョコのイラストも変わるでしょう。
もしかしたらGoGoハッピーシールも変更になるかも…!?
全体のデザインは8弾で変わったばかりなので、今回はマイナーチェンジに留まる気がします。

しかしおいしくなるのはいいのですが、もしカロリーが増えたり満腹感が強かったりだと
大量に消費する身としてはチト辛いものがあります。
実際のところはどうなんでしょうね??



2001年11月15日(木)  ♪情熱の〜翼ひろ〜げ〜

ビックリマン2000のアニメで、凶悪魔編のオープニング曲の名前覚えてます?
そう、COAが歌う「戦使達の翼」でしたね。
次界卵編が松崎しげるだったのに対してずいぶんイメージチェンジしたものだと思ったものですが、
OPアニメがやたら意味ありげなのに本編とほとんど絡まなかったのも記憶に新しいところです。


それはさておき、「戦使達の翼」というだけあって、
戦使はみんな立派な翼を持っていますね。

星騎使タケル、冥王アズール、聖魔戦使デミアン、煌聖使フシール。

…しかしただ一人例外なのが勇闘サンダーその人。
背中に背負ったのは翼ではなくでっかいイナズマ。それはそれでアリですけど。
でものちに「星戦使トーサンダー」となるはずなので、息子タケルと同じように
成長すれば翼の一枚や二枚くらい当たり前のように生えてくるのでしょう。
アニメで登場した無口なトーサンダーにも一応翼がついてましたし。(^^;

これも戦使の遺伝子のなせるワザ?!



2001年11月16日(金)  ふしぎな顔のナディア

ビックリマンワールドのほとんどの重大事件に関わり、
あまたの戦いと混乱を助長してきた黒幕、その名は聖神ナディア
二人のゼウスを創出したことに始まり、曼聖羅との戦いにそなえて聖魔を争わせたり
パンゲラクシーでもしゃしゃり出てジオ界創世に一枚かんできたり。
今回はそんな聖神サマのデビュー当時の話をいたしましょう。

第6弾でブラックゼウスが登場したころからその存在はウワサされていましたが、
第9弾にて聖フェニックスをヘッドロココに変身させた「聖神パシー」の照射により
一躍「源層界聖神」の存在が確たるものとなりました。
ただし実際に聖神パシーを放ったのは「謎の聖神影」で、ナディアはその前段階で「単聖パワー」を放射。
  (アイス版ヘッドロココ裏書より)


それはさておき、その後もヘブン士や野聖エルサMを派遣して聖戦士軍団をサポートし、
不思議と天使側の味方ばかりしてきた聖神サマ。
しかしその姿は依然として謎のままだったのですが、ある月のコロコロの最新情報として
「14弾で聖神がシール化!」という記事が掲載されました。
それまではマンガでも真っ黒なゼウス似のシルエットで描かれるだけでしたが、
ついにシールで登場するとなれば期待も増すというものです。
今に例えるなら超聖神がシール化されるみたいな雰囲気でしょうかね。
(当時「超聖神」の概念はまだ無かったし)

そして翌月、ついに「聖神ナディア」のイラストが掲載!!

………。

なんじゃこりゃああ!??


そこには期待を大きく外す、ヘッポコ度200%の土偶仮面が描かれていました。

2〜3分で描かれたようなシンプルな仮面。
衣装もササッと大雑把に描かれた網目模様。
やけに太い指、そして2頭身。

これが源層界聖神?!


いやぁ、これはかなり衝撃的でした。
そのとき載ったのは確か線画イラストだけで、「素顔は美人?」という想像図なんかも
載ってたような気がするのですが、更にその翌月にはシール写真がカラーで掲載され、
素顔は見事なまでのオバサンであることが明らかになってしまいました。

…いや、別にだからどうだということもないのですけれど…。
32弾5期のBMフォーエバーで復活したナディアを見てなんとなく思い出したわけで。
マリモンのあの奇妙な丸型模様は、ナディアのまわりの「泡」をイメージしてるのかなあ?

ああ、話をまとめようにもまとまらない。(爆) おのれ土偶仮面〜!



2001年11月17日(土)  ルビ革命

超元祖やセレクションが旧シリーズと違うところはいくつもあります。
ひとつはサイズが大きくなったこと。(48ミリ→52ミリ)
他にも素材変更の異常なほどの多様性という違いもありますが、
細かいところとしては、振り仮名というのがあります。

旧シリーズでは、ヘッドを除く3すくみキャラのシールでの振り仮名部分は
ずっと手書き文字が使われていました。
それが31弾完全編からは振り仮名も活字になってしまったのです。

「え、そうなの?」と思ったアナタ、是非確認してみてください。

振り仮名以外のキャラ名の部分はヘッドも含めて全て手書きだというのに、
なぜそこだけ活字に変わってしまったのでしょう…?


とはいえ「手書きの方が味があって良い」とかそんな洒落たことは言いませんけど、
BMフォーエバーでは全て原画をトレースして描きなおしているだけあって
初期弾キャラのキャラ名をオリジナルのままではなく読みやすく手直ししたりと、
シール一枚復刻するにしてもいろんな違いがあるんだなぁと思ってみたり。

その副作用でゼウスのしわが足りなくなったりというエラーも出るわけですけど(笑)



2001年11月18日(日)  存在の耐えられない軽さ

え?
BM2000の5弾ヘッド?


三面鬼神でしょ?



2001年11月19日(月)  三都物語〜伝説の大交流会〜

今日は11月19日。
実はこの日は私達ビックリマンファンにとって記念すべき日なのです。

今をさかのぼることちょうど一年前のこの日から、
3週連続でビックリマンファンによる一大イベントが開催されました。
そう、今や伝説となった「ビックリマンサイトフェア」(BSF)です!

東京・名古屋・大阪の3都市をまたいで、各サイトの管理人たちが中心となって
ファンのための手作り色の強いイベントが企画・実行されたのでした。
このイベントは全く公式のものではないにもかかわらず、
東京会場436人!
名古屋会場135人!
大阪会場233人!

のべ合計804人ものビックリマンファンが集まったのでした。

「ファン同士の交流」が最大のテーマだったこのイベント、
ドリンク早飲み大会やムリヤリ長者、クイズ大会やビデオ鑑賞などの企画もさることながら、
いつでも誰とでも交換し放題というのがやはり一番の魅力でしたね。
限定自作シール「ヘッドプリティア」もここでしか手に入りませんでしたし、
もちろん普段ネット上で見かける人達と実際に触れ合えるというのも良かったです。

こうして大盛況のうちに幕を閉じたBSFでしたが、それから丸1年。
第2回開催を熱望する声が強いにもかかわらず、その動きは全くありません。


理由はおそらく、主導者がいないことだと思います。

1年前のときは、発起人のMITUHASIさん(びっくしまん管理人)が総元締めとして
あちこちの管理人に協力を呼びかけ、存分にリーダーシップを発揮していました。
それに同意した各サイトの管理人さんたちが会場の手配や宣伝その他を役割分担して
ひとつのイベントが実現したという流れがあったのですが…。

誰かが奮起して旗を振ってくれれば協力者は大勢現れると思うのですが、
今はそのリーダーシップを取れる人というのが残念ながらいないのが現状です。
こういうのは言ったもん勝ちなので、誰かが立ち上がってくれればそれでいいのですが
逆にみんなが人任せにしている感じもあって、結局時間だけが過ぎてしまっています。
私はというと、適任じゃないという事を除いても、仕事の都合がハッキリしないことが多く
自分自身がイベントに出れない可能性があるってのが致命的だったりします。(^^;
協力はできても主催は無理…。これじゃどうしようもないです。


どこかに「我こそは!」と名乗りを挙げる管理人はいませんか〜?



2001年11月20日(火)  あの人は今!?

かつて19弾頃のコロコロに「聖魔和合後の全ヘッドの行方は!?」という
特集ページが載ったことがありました。
聖魔和合がなされた後ゼウスやロココはどうなった…?という企画なのですけれど、
それには結構その後の設定とも符合するところがあり、反後博士の伏線の張り方に
今更ながら驚くことが多いです。

例えば、ブラックゼウスに関しては
「天界山脈でヘラクライストに敗れた後、
非層と呼ばれる不思議なエリアをさまよっているのだ。」

とあります。この頃既にB・Z・Hの構想があったのでしょうか?!

ヘラクライストはというと、
「再び天聖界に戻り、警備を続けていたが、
平和が確認され博物館に秘蔵された。」

というように、その後のアニメの展開とも一致しますね。
(これはアニメの方がこの設定に従ったのかもしれませんが)

天地球ヘッドはひとまとめでこのような記述があります。
「次界創造が完成した後、源層界から謎の聖命を受けているらしい。詳細不明。」
…何なのでしょう…?

一方破れた悪魔ヘッドはというと、魔スタリオス
「ロココに敗れた後、ムチの魔獣が成長し、本体を吸収してしまった。」
ありゃりゃ、やっぱり妖動魔性体に喰われてしまったのですね。

ネロとノアに関しては…
「ネロ・ノアとも行方不明だ。
どうやら19弾のシャー王に秘密の鍵があるらしい。」

おお、ドラキュロス誕生のプロセスにノアも関連?!

ところが魔魂プタゴラトンは…
「マリアが、シヴァマリアへと変化するのを見届けた後、消滅した。」
あれれれれ?

そして消滅したばかりの7神帝についてこんな記述が。
「大聖事が起きる時、全員が笑顔で現れる(!!)と言い伝えられている。」
汎神になったのは6人だけでアリババはまだ亀のままなので、
この言い伝えが真実ならばまだ「大聖事」は起きていないのかも…??

 
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