きゅー太の一人舞台


2001年10月中旬 
11日 忘却の暗黒物質
12日 種の起源
13日 ファンタジアンの憂鬱
14日 星の額のシルエット
15日 帰ってきすぎ!?伝説の英雄復活
16日 オメガの真実
17日 抱き合わせ
18日 机上のQ論 〜ホログラム編〜
19日 噂の深層
20日 スマイルサークル
 
2001年10月11日(木)  忘却の暗黒物質

ほったらかしのまま忘れられかけている設定というのは探せば意外にあるものですが、
そんな設定のひとつが「闇王核(ダークマターコア)」

魂壷のかけらがアズールの手によって成長したものがダークマターコアで、
4弾で初めてこの名前が登場したとき、「ダークマターって、やっぱアレ?」と
しばし騒がれたような気がするのですが…。

それっきり、何の進展も無し。

ロココだマルコだと言ってそっちに注目するのも結構ですが、その対極にあるべき
源層大魔性ブラック祖の関連事項がすっかりおざなりになっているのは少々残念です。
もうちょっと話が広がるかと思っていたのですが…。
それとも、あえて旧方面に話が広がりすぎないように配慮したのでしょうか?



2001年10月12日(金)  種の起源

公式ストーリーでにわかに「聖魔両属性」が話題になっています。
いにしえの「両属性具有(アンヴィヴァレンツ)」に端を発する天使属と悪魔属はそれぞれ
相反する属性であって、それが1個体として共存している「聖魔戦使」が何かと注目の的。
(デミアンも「オレは悪魔だ」とシラを切っていればこんな大ごとにはならなかっただろうに…
天使バージョンへの変身もまだ見せてないんだし)


それはともかく、この「属性」ってのはいい加減なんだか何なんだか、結構あいまいです。

まず「天使属」と「悪魔属」は「両属性具有」が二つに分けられたものとのことですが、
じゃあ「聖守」と「魔守」はどこから出てきたのでしょうか?
「天使属」に聖守を、「悪魔属」に魔守を含めて考えることもできますが、
そうなるとカオスの影響で「お守り」が「聖守」「魔守」に分かれたという話とうまく迎合しません。
聖魔の起源を語るにこの「お守り」に話が及ばないのはなんとも不思議です。
アンヴィヴァレンツとは別の存在として生み出されていたのでしょうか?

しかし次のような転換種の例があるため、全くの別物とも思えません。

 ・レスQ天女3世(天使→聖守(→天使)
 ・イタDEN(悪魔→魔守)


思えば旧のころでも

 ・助士すいさい→聖明天流
 ・一寸助→一寸アタック
 ・珍カーベル→ベルエンジェル


という、お守りから天使への「格上げ」がありましたし

 ・ロックン神童→ロックンゲッター
 ・チャックン神童→チャックンカッター
 ・イージー神童→イージーヒッター


という「有限時増力神童(遊撃神1/3)」のような逆バージョンもありました。
天使とお守りの相互チェンジはそれほど珍しくなかったようです。
なので、「お守り」は「天使・悪魔」から派生した存在だと考えるべきなのかも???


では「天使」と「悪魔」の属性転換はどうでしょうか?

旧では「アリババ神帝→ゴーストアリババ」というのが一番有名で、
「バンプピーター」「バンパイアフッド」も同じく「天使→悪魔」の代表例でしょう。
「シヴァマリア」は聖心を持つといっても属性は悪魔のままですし、
「再魔リッチャー」などの再生魔鬼も、必ずしも本人が変身した姿とは言いきれないため
ここでは対象外だと思います。

2000では、聖魔の壁をまたく転換種というのは

 ・糖衣嬢(魔守→聖守)
 ・怪盗令嬢子(天使→悪魔)


ぐらいでしょうか?
もちろん「聖魔戦使デミアン」もそのひとりですけれど。

W族は何かとややこしいですね。
そういやW族は真天聖軍にとって聖魔戦使同様に駆逐すべき存在と見なされるでしょうけど
そのあたりは今後のストーリーでも語られてくるのでしょう。


結局のところ、天使と悪魔が太古の昔に「アンヴィヴァレンツ」から分かれたものだから、
両者は遺伝的に根は1つであって相互転換が可能だという理屈なのでしょうか?
この問題、「天使と悪魔」を「白人と黒人」みたいな身近な話題に置きかえると
少しはわかりやすいのかな…。
人類の起源もアフリカで発生したという「最初のひとり」にまでさかのぼれるらしいですから。

ただ、このアンヴィヴァレンツの発生が「今の超聖神による所業」ならば、
旧ビックリマンでの実例とは別物として考えなきゃならないですね。

そうなると、ますますややこしい…。

結論はいつか語られるであろう「2000世界の創世記」が明かされるまでおあずけでしょうか?


2001年10月13日(土)  ファンタジアンの憂鬱

ビックリマンはファンタジーであって欲しいときゅー太は願う。
良くも悪くもRPGっぽい流れを源流にして、どこか非日常で牧歌的な世界がそこにあって欲しいと。

さりとて、今の2000のデミアン編はチト違う。
血なまぐさい人種問題が大きくクローズアップされていて、どうにも違和感が拭いきれない。
この雰囲気、何かに似てると思ったら…アレですね。

FINAL FANTASYシリーズと似てるんですよ。

私、FFは5が一番好きでして、逆に6以降の妙にすさんだ"非ファンタジー感"は
どうにも望んでいるものと違うという気がして7以降はプレイしてないです。
(ってこれは単にゲーム離れしてるというだけなのですけど^^; ここ3年ほど全くゲームやってないし)

これまでとは全く違う面からアプローチしようとして、その結果リアルで比較的身近な問題を
メインに据えて話を展開していくという感じは共通してる気がします。


そういやアニメの「FF:U」もシリーズ構成担当は冨岡さんでしたっけ。

あいにく見てませんけど(爆)



2001年10月14日(日)  星の額のシルエット

32弾のニセゼウスたちは「照光審判」により邪悪な影が照らし出され、
その本性が浮き彫りにされました。
ところでこの「怪影」などから、ニセゼウスたちは旧悪魔ヘッド
何らかの形で関わっているのではないかと憶測されています。

個人的には絵柄が似てると言っても、そりゃ同じ絵描きさんが描いてるんだから
ある程度似てくるのはむしろ当然で、ちょっと雰囲気が近いからって
ここで旧キャラと結びつけるのはどうにも強引な気がしてならないのですが、
(関連持たせるならもっとはっきりわかる部分があると思いますし…)
でも後付け設定としてフィードバックされたというようなウワサも聞いたので、
きっと今後は「そういうこと」になるのでしょう(爆)

とはいえ、時には本当に強引なこじつけが正規の展開になる場合もあるので
一概に「トンデモ的発想」だと切り捨てるのもヤボな話なのですけど、
強引ついでにこんな解釈はいかがでしょうか?
(万が一、既出ネタだったらすいません)


みなさんは「6魔極」を覚えてますか?
魔肖ネロの誕生に関わった天魔界における念魔の集中ポイントですけど、
その種類は「幻」「暗」「重」「底」「邪」「迷」。
これを今回のニセゼウスに当てはめてみるとどうでしょう?

幻:サイコゼウス
暗:イーアルゼウス
重:へヴィゼウス
底:タイダルゼウス
邪:ビーストゼウス
迷:レディゼウス


なんとなく雰囲気マッチしてると思いません?
天魔界の重要ポイントに関わるキャラならばゼウスに匹敵する力を持っていても
それほど不思議は無いですし、旧悪魔ヘッドと結びついてもおかしくはないです。
「暗」のイーアルゼウスなんて、魔暗極の悪魔「怪鬼日食」と顔つきそっくりですし(^^;

…ただ惜しむらくは「ショーグンゼウス」の分が無いのですよ(笑)
「7魔極」だったらよかったんですけどね〜。

ま、これは所詮思いつきのこじつけなので破綻して当然なのですけれど、
でも未だに「おお、それじゃきっとそうに違いない!」と思えるような
目からウロコの落ちるクリティカルな解釈には出会えていないのも事実。

果たして真相は如何に?!



2001年10月15日(月)  帰ってきすぎ!?伝説の英雄復活

かつて旧シリーズはチョコ版だけで1500種ほど登場しました。
これにアイス版や細かなバージョン違いを加えると2000種ぐらいになると思われます。
(少しは計算したほうがいいのでしょうけど、めんどくさいので省略^^;)
約5年をかけて2000種というのは、確かにスゴイですが
年月を考えればまだそんなもんかな…と思えなくもないです。


さてさて、そこに取り出しましたる「スペシャルセレクション」

同じ素材のシールは1種と見なし、逆に修正モノは別種とカウントすると
天使が銀ツヤ・金ツヤ(正確には銀ツヤ(金))合わせて24種。(ヤマト爆神含む)
お守りも白フィルム・ブルーフィルム合わせて24種。(酔助のエラー版含む)
悪魔はエリ魔鬼とネス魔トロンのフリ仮名違い込みで15種

そしてヘッドですが、ネット22種、四角プリズム44種(シワ有無など含む)、
スライサー27種(フェニックス橙は耳肌色存在せず)、プリズナー24種
ライトニングミラージュSHUN・パウダースター・復刻角プリズム・スクエアウェーブが各29種
(逆キラは除く)


合計296種!
これに幻の営業サンプル版(レインストリート)4種を加えればなんと堂々300種!

いやはや、わずか2,3ヶ月でこの枚数。なんとも恐ろしい話です。

…今度もまたこれぐらいやるのかなあ?くわばらくわばら。



2001年10月16日(火)  オメガの真実

"あの素材"は、一体どういう理由であんな名前が付けられたのでしょう?
それはギザギザ山切りカットのホロプリズム。
「牙」とか「のこぎり」とかにちなんだ名前ならまだしも、
どういうわけか、その名は「オメガ」

「オメガ」は「Ω」もしくは「ω」と表記し、
アルファから始まるギリシャ文字の最後の文字でもあります。
それにちなんだのかナ…と思っても、これが5期の素材というならば
32弾の「最後」に位置する素材ってことで納得なのですが
あいにく4期Ver.2の素材という中途半端な位置付け。

となると、一体ナゼ「オメガ」…。







「Ω」は電気の世界では電気抵抗の単位「オーム」と読みます。
そして回路図で電気抵抗を表す記号は…。






まさか!?



2001年10月17日(水)  抱き合わせ

「カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。) 」

とか

「シェキドルに吉澤ひとみ(モーニング娘。)」

とかいうのがアリならば、
我らがビックリマンも

「ビックリマン2000にヘッドロココ(旧ビックリマン)」

とか

「超元祖ビックリマンにB・Z・H(旧ビックリマン)」

というのもアリかな〜?

…え?
もう似たようなことは実行済み?(爆)



2001年10月18日(木)  机上のQ論 〜ホログラム編〜

もっとホログラムシールを手に入れやすくするべきだと思います。

ホロには他とは違うゴージャスさがあるので、
キャラや設定がわからなくても「とにかくホロなら欲しい」という人も
結構多いのではないでしょうか?
以前私もホロシールが入っているというだけの理由で、
どうでもいい「ウルトラマングミ」をいくつも買ったことがあります(笑)

一方、ラッキーシール制度によって間接的ですけど
ホログラムシールへの道が開かれたわけですが、
その当たる確率があまりに低いのが最大の難点となっています。
一度に5個とか全部で10個とかしか買ってない人なんかは、
本当にかなりラッキーじゃないと手に出来ていないはずです。
言いかえれば、大多数のライト購買層のうち
ラッキーシールを当ててホログラムをゲットした人は
かなり少ないものと思われます。

これは矛盾してませんか?

ホロは(主に)客寄せのための武器として導入される割合が高いと思うのですが、
当たらなければ意味がありません。
昔の抽プレ企画の頃みたいにCMのひとつでも流して
「ホログラムシールがもらえるよ!」と告知してれば別でしょうけど
現状では実物を見る機会がとてつもなく少ないため、
いくら「ホログラムシールがもらえる!」と文面で言われたところで
なかなか購買意欲増進にはつながりにくい気がします。

例えば店頭に実際のスーパーヘッドシールを展示するだけでも
売上はずいぶん違ってくる気がします。
いかに「それのために買わせる」という方針であるとしても、
肝心な「それ」が正体不明ではなかなか振り向いてもらえないのではないでしょうか?


話が逸れましたが、現在のラッキーシール封入率の低さは致命的です。
仮に小学生だと20人〜30人にひとりぐらいしか手に出来ない気がします。
小学校で流行ってるのならまだしも、そうでない現状では
もっと広くホログラムの魅力を浸透させなければ苦しいでしょう。
せめて5人にひとりぐらいが普通にゲットできるのが望ましいと思います。

そもそも今みたいにやたらめったら低確率なのは、
スーパーヘッドを2枚組にした反動が大きいと耳にしたことがあるのですが、
それならあえて2枚組にこだわる必要は無いと思います。
(通常のシールと素材や製法自体に違いのない「没アンドロココ」程度なら
むしろ無いほうがマシというものです)

1枚組(?)にすれば、当たる確率を2箱に1枚ぐらいにできないものでしょうか?

確率を上げて当たりやすくしてもなおチョコをたくさん買わせたけりゃ、
「スーパーヘッドを2〜3種類に増やして、どれか1枚がランダムで届く」
とでもすれば…(爆)
(発送業者は大変でしょうけど^^;)


いずれにせよ、もっと一般にホログラムの存在をアピールする必要があるでしょう。
そして同時に実物をゲットできるチャンスをもっと増やすことが必須ですね。
まして公式サイトでネタバレするほどご自慢のホログラムならば
なおさらもっと広く知ってもらうべきじゃないですか??



2001年10月19日(金)  噂の深層

「宇宙深層神」という、超聖神に匹敵あるいはそれ以上の存在と言われる神について
現在まで分かっていることを踏まえていろいろ分析してみようと思ったのですが…。
内容が多岐にわたりややこしく入り組んでいるために断念。
そこでちょこちょこっとだけキーになりそうな部分をまとめてみました。


・探出武者いわく「超聖神さえもひれふすといういにしえの宇宙深層神」
・イリダールには深層神降臨の痕跡を残す「深層時崇宮」があった。
・それを徹底的に破壊させたのは「剛昇プロフェード」。深層神の存在を隠すため?
・デミアンたちのタイムワープに干渉したのは「深層に棲まう無時の神」なのか。
・アンドロココ「アノドに似た未知の意志が広がりつつある」シヴァマリア「深層…だろうか?」
・ゲンカク「真天聖軍と両属性具有の話は深層神がからんでいる?」
・「明らかに、集中豪無の発生をのぞむものがいる」とは「聖祝宰ゴドブレス」のことか。
 ゴドブレスが無時の神(=深層神?)と接触していたのか?


ここに「戦使の遺伝子」「カミゲノム」「両属性具有」が複雑に絡んでかなりややこしいです。(汗)
それらは密接に関わりあっているだろうと思われるのですが…。


それにしても、「深層」とはやはり「表層」の対義語として使われているのでしょうか?



2001年10月20日(土)  スマイルサークル

タイトルはちょっと強引だけど、とりあえず記念だから気にしないで(笑)
なんのことかわからない人は7月12日の「一人舞台」を見てね。

ところで10月20日は掛布曰く「10(とう)と20日(はつか)で頭髪の日」だそうですが、
頭髪ネタというと、かつてアニメで神帝フッドがウィズダムベルトの魔孔に落ちる際に
服がやぶれながらも聖豊フッドへ変身したシーンでの「瞬間増毛」が忘れられません。(笑)

他にも、何故か旧BMのキャラはパワーアップすると、必ずと言っていいほど
髪の毛の色が変わってしまいますよね。
同時に目玉の色や、なぜか利き腕まで変わってしまったり。
でも羽が生えたり皮膚の色が変わったり頭にバラが咲いたりするのも日常茶飯事だから
目や髪の色ぐらいじゃなんてこと無いのかな(笑)


さてオチもついたところで次は来年の1月28日、「コーラルサークル」の回をお楽しみに!(爆)


 
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