きゅー太の一人舞台


2001年10月上旬 
1日 「のびろ大聖棒!」「さすがゼウスさま」
2日 太陽は余りに遠く
3日 新スーパーヘッド裏書分析
4日 時の流れに身をまかせ
5日 思えば遠くへ来たもんだ
6日 半分英訳の法則
7日 W族ですぜ〜!
8日 ノア・リフォーム
9日 源層パラレル異聖論
10日 恐怖!目玉犬
 
2001年10月1日(月)  「のびろ大聖棒!」「さすがゼウスさま」

「Qちゃんおめでとう!」という声を聞くたびくたびに
「ありゃ、私何かやらかしたっけ?」と気になってしまう

…なんてことはさすがに全く無いのですが、
何は無くとも高橋選手おめでとーございます(笑)


それはさておき、昨日フライングしかけたネタの話をば。

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少し前に「伝説マガジン」という雑誌が創刊されました。
中身は「ど根性ガエル」とか「Theかぼちゃワイン」とか「マチコ先生」とか、
十数年前の一流と二流の間ぐらいの人気漫画を新たに書き下ろさせたものです。

で、私は思うわけなんですよ。
せっかく旧ビックリマンも31弾完全編や32弾が登場したわけですから、
今一度こういう「復活系雑誌」で竹村氏による漫画「ビックリマン」が掲載されないかな、と。

32弾の舞台にも何故かスーパーゼウスが現れて、
「おお、わしのそっくりさんがいっぱいじゃ!」
とか言い出しそう(笑)
双子星相伝決戦も運動会やあっち向いてホイとかで決めちゃいそうだし、
光太子も「つるピカパワー!」とかやっちゃう気がする。(爆)

その際にはカラーページで「8ゼウス大激突!バトルロイヤル徹底解剖」とか
「これがジオ界だ!」みたいな特集ページも是非つけてほしいものです。

あ、モノクロページの「ビックリ情報局」も忘れずに!(^^;



2001年10月2日(火)  太陽は余りに遠く

GoGoハッピーシールを送ると、もれなくスーパーDXシールがもらえます。

でも私は、スーパーDXシールはとりあえず1枚交換してもらったので
今度は福ちゃんのハッピーシールを「福なし太陽バージョン」に交換してもらえると
すごーーーく助かるのですが…。
切手ぐらいならちゃんと付けますんで。


…ダメ?



2001年10月3日(水)  新スーパーヘッド裏書分析

32弾の最大の謎のカギを握る新スーパーヘッド。
(もちろんアンドロココじゃない方ね)
その裏書は一体何を意味しているのか…。
いろんな人の意見も既にいくつも上がっているようですが、
それらも踏まえてきゅー太流の解釈を論じてみましょう。

以下、ネタバレになるため色をわざと見づらくしています。
マウスでなぞって色を反転させるなどして対応してください。



まず裏書はこちら。

      ■ ユピテルヘッド ■

 ブラックなる双子星が現す神亜ユピテル
 はジオ界創聖記を司る全能聖体なのだ!!

 ジオ界のウワサ
    神亜青帯が層円を包み聖魔大移動へ導くとか



「ブラックなる双子星」
ブラックとは間違い無くブラックゼウスのことでしょう。
ここで重要なのは、8ゼウスの争いが「双子星相伝決戦」だったこと。
実はスーパーゼウスの額の星は「双子星」ではなく、
設定上は「謎の刻星(なぞのスターサイン)」と呼ばれています。
「双子星」なのは、公表されている設定ではブラックゼウスの方だけ。
これを「相伝」=受け継ぐ、という決戦なのですから
シール設定上では既に消滅しているブラックゼウスの「双子星」を
8ゼウスの誰かが受け継ぐための戦いだったと推測されます。

「神亜」
「亜」とは完全なそれではないがそれに非常に近いもの、という意味。
ゆえに「神亜」とは「神ではないが限りなく神に近い存在」なのでしょう。
「聖神とゼウス」を「神と神の子(=神亜)」として分けたとも考えられますが、
スーパーゼウスが「全能の神」と呼ばれているので少し違うかも。
(そうなるとカーンが「全情の神」ってのもどうかと思うけど)
あるいは元々神ではなかったクロスゼウスが、双子星を受け継いだことで
神に近い存在になった、ということかもしれないですね。

「ユピテル」
今更かもしれませんが、ユピテルとはローマ神話に登場する全能の神で
ギリシャ神話のゼウスに対応する存在。「ジュピター」はその英語読みです。

「ジオ界創聖記」
これはそのまんま、新地球ジオ界の歴史の始まりでしょうけれど
これをユピテルが「司る」とは…?
「創聖記」は旧約聖書の「創世記」とかけた言葉ですね。

「全能聖体(オールマイティせいたい)なのだ!!」
「オールマイティ」「なのだ!!」という表現がスーパーゼウスを彷彿させます。
まさにスーパーゼウスが天聖界を司る全能の神であったのと同様に
ユピテルヘッドがジオ界のゼウスとして統治するということでしょうか?

「神亜青帯(じんあブルーベルト)」
ユピテルが何か巨大な帯を作りだすのでしょうか?
(既に何かしらの衣でも身にまとっていれば話が早いのですけど^^;)
「青」ってのはブルーホログラムに引っ掛けた表現だと思いますが、
層円を包むというぐらいでっかいものだというならば
実際の地球でいうところの電離層とかヴァンアレン帯とかに類する言葉なのかも。

「層円(ホライズン)」
本来ホライズンとは地平線を指す言葉ですけど、ひいては地表全体を意味します。
ジオ界は「球なる地」と表現されてたので、層円とはジオ界表層のことでしょう。
それにしても、2000の「甲神域(こうしんホライゾン)」と用語がかぶりますねえ。

「聖魔大移動(せいまエクソダス)」
エクソダスとは旧約聖書の「出エジプト記」が語源で「人々の大移動」を意味する単語。
ただ、これが「ジオ界からどこかへの移動」か「どこかからジオ界への移動」かは
今のところよくわかりません。
でも層円を包んで大移動へ導くということですから、「ジオ界からどこかへ」の方が
もしかしたら正しいのかも?
ジオ界(地上界)を人間だけの世界にして、聖魔を地上界から排除するのか…。
そうなると移動先は…表層界ってのもアレですし、もしかしたら天国や地獄みたいな
地球に対する天使悪魔の新しい居場所なのかも。
でもラッキーシールIIの絵柄とユピテルのシールイラストを見ると、
スーパーゼウスとユピテルヘッドは水晶球を通じて交信しあっているみたいなので
聖魔大移動の行き先が表層界のどこかってのもアリかもしれませんね。


まとめとして、全文に勝手な訳をつけるとこんな感じでしょうか?


ブラックゼウスの双子星を受け継いで登場した神の子ユピテルは
ジオ界の始まりの歴史を司る全能の聖なる存在なのだ!

ジオ界のウワサ
  ユピテルの青い帯がジオ界表層部を包み、ジオ界の天使悪魔を大移動させるとか




もちろんこれらは全てきゅー太の勝手な解釈に基づく一説に過ぎません。
ホントは全然違うかもしれませんし、私自身の考えも今後変わるかもしれません。



2001年10月4日(木)  時の流れに身をまかせ

70年前のことについてはトーサンダーに聞けばいいじゃん(笑)
それともまさか……


…アニメ同様にすっごく無口なの?!(爆)


そうでなくとも、スーパーゼウスだってシャーマンカーンだって
聖魔和合界のどこかにはまだいるんだろうと思うんだけど…。

当時を知るキャラがマスカラフルだけってことはあるまいて。



2001年10月5日(金)  思えば遠くへ来たもんだ

気がついてみれば、この「ビックリ系シール資料館」を一般公開し始めたのは
ちょうど2年前の1999年10月5日。(仮公開はその1ヶ月ほど前ですが。)
だいたいBM2000の関東地区発売とほぼ同時期から始まったわけなのですけど、
それからまだたったの2年しか経ってないのですか。
どちらももう4,5年くらい続いてるような気分なのですが(笑)


サイトを持つようになって、実にいろいろなことがありましたが
今日まで続けてこれたのも訪れてくださる多くの皆さんの支えあってこそです。
さすがに誰も見てくれないようだとやってられませんからね(苦笑)

サイトを運営することで、多くの方々とお知り合いになれたりしました。
その最たるものは2000の公式スタッフの方々だったりするのですが、
単によその掲示板をうろつくよりもっと多くのいろんな人達と出会えたと思います。
他にも、まれにレアシール交換を持ちかけてくださる人がいたりすると
サイト運営しててよかったナーと思わずにはいられません。(爆)

とはいえその反面、叩かれたり疎まれたりすることも無くはなかったのですけど
総じてこの2年間は平穏無事に過ぎていきました。
掲示板荒らしに遭ったのがたった一件だけってのはある意味奇跡かもしれません(^^;


そんなこんなで、マイペースにのんべんだらりとやっているので
相変わらず更新作業もなかなか進まないサイトではありますけれど、
今後とも変わらぬご支持をいただければ幸いです。



2001年10月6日(土)  半分英訳の法則

以前、冨岡さんの造語には「斬」という字がよく出てくるという話をしましたが、
同様によく見かけるパターン、命名法則が他にもあるようです。

人呼んで「半分英訳の法則」

まずはこれらの用語をご覧ください。

 1.無間冥王獄
 2.破断塔
 3.甲神域
 4.天城京
 5.閃斬鎖剣
 6.理力聖重壁
 7.深層時崇宮


読み方は上から順番に

 1.むげんフィールド
 2.はだんタワー
 3.こうしんホライゾン
 4.てんじょうキャッスル
 5.せんざんチェーンソード
 6.りりょくセントウォール
 7.しんそうヒストリアルパレス


わかりましたか?
つまり最初の漢字二文字はそのまま日本語読みするのですが、
三文字目以降は(当て字っぽいのを含めて)英訳されちゃっているのです。
漢字に英語のルビを振るのは旧BMからの伝統ある手法ですけれど、
最初の漢字をそのまま読ませることで漢字のお堅い雰囲気を活かしています。
こうしてストーリーに重みを与えるような難解造語が出来上がるのですね。

あ、もちろん漢字そのまま読みだけの造語(集中豪無、時層空間など)とか
逆に英語読みばっかりの造語(天源核、武装翔束、溶爆など)もあるので、
決して命名がワンパターンというわけではないことを補足しておきます。(汗)



2001年10月7日(日)  W族ですぜ〜!

絶メッ鬼が実はW族だった、という話は
立てこんだ話のドサクサであっさり流されちゃったため、
案外知らない人も多いかもしれません。

老齢Xが登場した回で、デビルがタケルに罪の意識を植え付けようとしているときに
「悪魔属性が肥大化しすぎて完全に悪魔化してしまったW族」というように
説明されていました。
道理でW仏KINGの手駒として暗躍していたわけなのですが、
そうなると新たに浮かぶ疑問が少々。

・バカラと絶メッ鬼は互いに「絶の字」「バカの字」と呼び合う旧知の仲のはず。
絶メッ鬼はいつから悪魔軍のバカラと接触していたのでしょう?
また、デビルはW仏KINGの手下であると知っていて悪魔軍に置いていたのでしょうか?

・何のためにカオス流出時に天城京を襲撃して、カンジーたちを攻撃したのでしょう?
(ドサクサに紛れてゼウスの持つ天源核を回収しに来たのかな?
 …って、これはW族であることと関係ないか。)

・W族がみんな悪魔属性に偏りがちなのはナゼ?
W墓戯はもとより、Wフォル刀と金剛W巣も悪魔属性…。

・名前に「W」が付いてないのはどうして?(笑)


などなど。

別にあの時点で絶メッ鬼がW族であることを明かす必要も無かったように思うのですが、
通常の悪魔属がW仏KINGに従うのはおかしなことなのでしょうか??



2001年10月8日(月)  ノア・リフォーム

第10弾ヘッド・魔胎伝ノア

命名は新約聖書の「マタイ伝」と旧約聖書に登場する「ノア」の融合系ですが、
もちろん「マタイ伝」に「ノア」は出てきません(笑)

彼女は魔紀元前より存在し、カーンやジュラと並び表層界で最も古い住人と言われてます。
また、サタンマリアをはじめとする多くの悪魔の生みの親でもあります。
すなわち悪蛾魔もコケ裏闇も魔ハンガーもマリアの弟ということに…(笑)

しかし、それにしても素顔のノアフォームのときと違って
魔狂期の顔はなんであんなにもブサ○クなのでしょうか?
抜作先生のような目、プラナリアのような鼻、おじゃる眉…。
どれをとっても「わざと醜くしてください」とでも言われたかのようなデザイン。
ここまでブラックゼウス、ヘラクライスト、魔肖ネロ、ヘッドロココというように
カッコいいヘッドが続いてきたというのに、突然こんなへんてこなキャラが
しかもホログラムで登場してきたのですから、当時のインパクトたるや相当なものでした。
同じホロでもロココとノアとでは天と地ほどの人気差がありますからね(爆)

そんなノアは、いずれ再登場すると言われながらもそれっきりになったキャラでした。
一説では復活したネロから魔偶マスクを通じてパワーをもらうとか言われてましたが、
聖戦士軍団を恐怖に落とし入れた魔狂期になったのもあれっきり。
次界戦のいいところでもう一度マリア級のヘッド悪魔を誕生させて欲しかったですね。


しかしいつのまにやらスーパービックリマン(漫画版)では、ナディア、メディアと並んで
源層界の3女神のひとりに数えられちゃってるから不思議なものです。



2001年10月9日(火)  源層パラレル異聖論

異聖。
それは考えようによっては酷く差別的な言葉な気がします。
だって「聖とは異なる存在」という亜種的、第2種的な定義。
本流とは違うから異聖って、そりゃちょっと…と思いませんか?


あの日、火山が噴火せずにつぼみのプッチーがそのまま育っていたら
若き日のメディは源層界を追放されることなく暮らしていたはず。
そうなるとナーディが嫉妬に駆られてあらぬことを企てたりしたりして、
逆に「異聖ナディア」として追放されていたかもしれない。
「異聖」という称号はある意味、罪の烙印であるように思います。

でもって、表層界にはPオリンが降臨。
女の子だから、ここはノアに育ててもらうことになったりして
表層界には争いは起こらず、のほほんと平和な世界に…?


で、忘れた頃にナディアが両ゼウスを率いて復讐ゥゥゥ!(爆)





ああ、なんだかもう支離滅裂。



2001年10月10日(水)  恐怖!目玉犬

10月10日は目の愛護デーです。
愛護と言われても特に何をどうするわけでもないのですけど、
せっかくですからビックリマンで最もメダマに関連のあるキャラを
ひとりピックアップしてみましょう。


その名もズバリ「聖眼王」


彼は「鬼太郎」に出てくる目玉の親父が犬に化けそこなったようなデザイン
ある意味かなりグロいキャラです。
彼を含む8人のヘブン士はいずれも何故か動物系のキャラなのですけれど、
目玉+犬というのはさすがにかなり畸形度が高いです…。
同じく「限界王」も顔中に別の顔がいくつもくっついている奇怪なキャラですし、
「元祖三面鬼神」な「面角王」、ムーミンもどきの「中和如来」など
ヘブン士はかなりクセの強いキャラばかり。
こんな連中が聖神の使者としてうろちょろしてたのですから不思議なものです。
知らない人は是非公式サイトの大図鑑で画像を探してみてください。

話を戻しまして、聖眼王はそんな特異なデザインではありましたが
別にたいした役割があったわけでもなんでもなく、いわばザコキャラのひとりです。

それが一体どういうわけか、スーパービックリマン第4弾でいきなりヘッド化!!

スーパーには無数の謎がありますけど、中でもこの聖眼王のヘッド化再登場は
何の根拠があって選ばれたのか全く不明です。
デザインは相変わらず「目玉+犬」を踏襲しているのですが、
スフィンクスばりに四本足になってたり全体的にメカメカしくなってたり、
割とカッコよくなってはいます。

ですが所詮は聖眼王
スーパービックリマンでもやはり単なる頭数合わせのザコキャラでした。
同時に復活ヘッド化した「超帝神」同様、その後何のフォローもありません。
(超帝神も名前は超聖神並みにスゴイですが単なるザコ天使です)

…帝都テラサピエンスで一体何があったのでしょうか???


 
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