きゅー太の一人舞台


2001年9月中旬 
11日 ビックリマン80
12日 from USA
13日 "屈辱er"ブラックゼウス
14日 What's ”ONLY”?
15日 格言
16日 宴のあと
17日 シールを送ってシールをもらおう!
18日 c/w
19日 ミッシング・リング
20日 5期んじょさんを探せ
 
2001年9月11日(火)  ビックリマン80

31弾完全編のときにやった全キャラの裏書解説。
あれ、今回は特にやるつもりはないです。

前回のはいわゆる「謎解き」と「関連性の追及」という意味合いがありましたが、
今回はヘッド以外特に「謎解き」には関与してませんし、
ちまちまとダジャレやギャグをほじくり出すのもあんまり面白みが無いですし。
ヘッドも特にコーナー作るほど入り組んでるわけでもなさそう。
更には基本的な情報が少なすぎて憶測だらけになりそうなので、
そんなのをコーナー化してまで紹介しても無意味だろうというのが主な理由です。


ところで、32弾では昔なつかしの初期弾のテイストを再現しようとして
あえてしつこいくらいに80年代の雰囲気を押し出したのでしょうけど、
だからと言ってヘッドと3すくみで内容的に乖離しちゃっているのは
私みたいなタイプの人間からすればちょっと物足りない感じもします。
これでは旧後半弾と同じ路線のような気さえします。

そうは言っても、もちろんそれもまたひとつの見せ方ですし
今回のようなほのぼのした雰囲気も受け入れられているわけですから
どっちのほうがいいとは言えないのでしょうけどね。


しかし今回の天使・お守り・悪魔は一体どこから現れたのでしょうか?
「お助け」じゃなく「お守り」なのでパンゲの生き残りってわけじゃなさそうだし、
お救いやお邪魔の3人や命水、照光兄弟なんかも…。
何らかの補足が無いと、このままでは迷宮入りになってしまいます。

…って言うか、ゴッドエイジは終焉したんじゃなかったの??



2001年9月12日(水)  from USA

アメリカで、おそらく今世紀ワースト10に入るであろう大事件が起きました。
この件に関してあれこれ述べるほどの意見や文章力を持ち合わせていないので、
だらだらと書き綴るのはやめておきます。


アメリカといえば1週間ほど前、突然こんなメールが届きました。

「Hello. I am an American. I like Bikkuri-man stickers…」

なんとガイジンさんからビックリマンについてのメールが来たのです。
どうやらこの人はアメリカにいながらビックリマンを集めているそうです。
よくわかりませんが、メールの内容は「集めてます」という件だけで
それ以上特に何も無かったようだったのですけど、
いったいどういう経緯で集めるに至ったのか興味深いですね。

さっそく返事書こうと拙い英文をしたためたのですが、なぜかメールがはじかれて
送ることができませんでした。

海の向こうのビックリマンファンも無事だといいのですが。



2001年9月13日(木)  "屈辱er"ブラックゼウス

注:今回のネタはコミックバンチ連載中のマンガ
「屈辱er(くつじょっかー)大河原上」をフィーチャーしています。



まず、母親が土偶仮面である屈辱。

かたや「スーパー」なのに、なぜか「ブラック」と命名される屈辱。

トカゲが育ての親になる屈辱。

そのトカゲに丸呑みされる屈辱。

そのままトカゲの体内で無駄に青年期・壮年期・熟年期を過ごす屈辱。

6聖卵爆撃で外に出られた頃にはすっかり老人になってしまった屈辱。

初対面のかぶと虫ロボにいきなり「オモテに出ろ」と命令される屈辱。

しかもそのかぶと虫ロボに打ちのめされる屈辱。

そのまま幾年月も非層にほったらかしにされる屈辱。

忘れられた頃に鯨の怪物に釣り上げられる屈辱。

その怪物どもに勝手に改造手術される屈辱。

若返ったのはいいが、肌の色が異常に悪くなった屈辱。

好きになった娘が実は異母姉弟だったという屈辱。

アニメでは単なる筋肉バカとして描かれていた屈辱。

「力はパワーだ!」 これこそ屈辱。

アニメ最終回ではあっさりマインドコントロールされる屈辱。

マンガでは聖心を取り戻した瞬間にメディアの矢で殺される屈辱。

シール設定でもいつのまにか創聖巡師と戦い、やはりメディアに殺される屈辱。

スペシャルセレクションに選ばれなかった屈辱

双子なのに32弾でもスーパーゼウスばかりがクローズアップされる屈辱

やっとBMフォーエバーとして登場した32弾でも四角キラじゃなかった屈辱


”屈辱er”ブラックゼウスに栄光あれ!



2001年9月14日(金)  What's ”ONLY”?

今度の日曜に東京文具共和会館にてビックリマンのオンリーイベントが開催されます。
我らがいきまかプロジェクトは夏コミに引き続き、
「いきおい任せ2・アニメ特集本」を出す予定です。
夏コミに来られなかった方は是非どうぞ。
以上、宣伝でした。(^^;


ところでよく「オンリー」と言われますが、何のことかわからないという人も
中にはいるかと思います。
(特にウチの客層だと、むしろ知らない人のほうが多いかも^^;)

ぶっちゃければ「同人誌即売会」でして、同人さんが作った本を
同人さんが売りに出して同人さんが買って回るというイベントです。
多くの場合は企画・主催・運営も同人さんがやってらっしゃいます。

で、普通はコミケのようにいくつものジャンルが混在していたり
ある程度のまとまりはあっても複数のタイトルにまたがっていたりするのですが、
「オンリーイベント」と呼ばれるのはその中でも1ジャンル限定というもの。
すなわちこの場合は「ビックリマン」というジャンルのみのイベント、
という意味で使われています。

ところでBMオンリーイベントの場合、大抵は「シール交換用スペース」が設置されていて、
そこでわいわいと交換を行うのも一般的となっています。
ところが最近は同人誌そっちのけで交換に熱中するあまり、
イベント本体に少なからず迷惑をかけているケースが増えているそうです。
(もちろん私も人のことは言えません。むしろ主犯格です(汗))
なので交換スペースを設置することに後ろ向きな風潮があるとか…。

かつてビックリマン氷河期だった頃、インターネットも不十分で交換会はおろか
こういったイベントぐらいしかファンが集まる機会が無かった時代、
シール交換スペースは必然的に誕生したものと思われます。

しかし時代は大きく変わり、都市部では毎月のように交換会が催される昨今。
交換スペースの在り方について考えなおす頃合かもしれません。

だからと言って「オンリーイベントからマナーの悪い専業コレクターを締め出す」ために
スペースを排除しろというわけではありません。

オンリーイベントは同人とコレクターにとって数少ない接点の1つ。
両者は別種族ではなく元々は「ビックリマンファン」という両属性具有だったのですから、
こういう機会をお互い協調して歩み寄る場として有効活用できるよう、
主催側も利用する側もどうあるべきかをひとつ考えて欲しいなんて思う次第です。



2001年9月15日(土)  格言

多くのビックリマンファンにとって、
ビックリマンが無ければ今ごろもっと裕福だっただろう。
しかしその分だけ心が満たされなかったに違いない。


バイヤーに限っては逆だろうけど。



2001年9月16日(日)  宴のあと

今日は先日も宣伝した「東京オンリー」の日でした。
「いきまか2」は既に夏コミで入手している人も多いことから
それほど大繁盛というわけではありませんでしたけれど、
それでもコンスタントに購入していただいたおかげで、
用意した分は完売いたしました!ありがとうございました!

いよいよ残すは通販のみです。
ここだけの話、通販での購入を希望されている方は
告知があったらすぐにでも申込まれた方が良いかと思います。
売れ行き好評のため、前回よりも通販に残せた冊数がかなり少ないので…。


とにもかくにも、まだ通販の作業が残っているとはいえ
「いきまかプロジェクト」のお仕事はこれでひとまず終〜了〜、です。
思えば「いきまか」の始まりは去年の9月、新宿で開かれた東京オンリーでした。
それからちょうど1年。
全く予想だにしなかった様々な出来事を経験させていただきました。
楽しいこと、しんどいこと、面白いこといっぱいありました。
お世話になった方々には本当にただただ感謝です。


そろそろ私も普通のコレクターに戻っていい頃合じゃないでしょうかね?



2001年9月17日(月)  シールを送ってシールをもらおう!

31弾完全編の「ラッキーシール」は応募締め切りが「2001年12月末日」ですが、
発売時期が年末だったこともあって、これを「2000年12月末日」と勘違いして
21世紀早々「しまった〜!締めきり過ぎちまった」と嘆いた人がいるとかいないとか。
今年の末、スーパーヘッドの変更を期待してギリギリに送る人はどれくらいいるのでしょうか?

2000の8弾の「GoGoハッピーシール」は、3種類の当たる確率が大きく異なっているため
人型福ちゃんタイプが出ても「ちっ、太陽じゃねぇや。無駄に運使っちまった」というように
必ずしもハッピーには感じない人もいるとかいないとか。

32弾の「ラッキーシールII」はシール自体が銀つやシールのため、
「いつか金つやバージョンが出るのでは」と今でも我々をヒヤヒヤさせています。
4種類でも大変なのに「倍率ドン、さらに倍!」とか言われたら…。

これらの名前が「ラッキーシール」に統一されていないのは、
当たる賞品シールも別々なので、名前が同じだと紛らわしいからでしょうね。


で、その賞品シール。
「スーパーヘッドシール」は何故か片方が2000のゼウスという妙な取り合わせ。
よくよく考えればオリンとゼウスは異母姉弟なので、関連が無いとも言えないですけど…。
「2枚組じゃなくていいからラッキーの当たる確率を上げてくれ」という嘆きは
今でもそのまま受け継がれていますね。

「スーパーDXシール」は、「さんざん待たせてコレですか?」と悪態を突かれるほど
「スーパー」とも「DX」とも言いがたいシールでした。
(ヘッドではないので"スーパーヘッドシール"じゃないのは正解ですけど)
様々なホロシールで目が肥えているせいでしょうか。
チェンジングホロも透明プラシール(?)も決して悪くは無いのですが、
「え?それだけ?」というような不満がつい漏れてしまいます。
ハッピーシールを当てるために充てた労力が報われたかと言えばかなり疑問です。

「新スーパーヘッドシール」は、このほど公式サイトで画像が公開されましたけど
一方はボツバージョンのアンドロココ。
きっと裏書も昔のと同じ文面でしょう…。イラストだけでも描き下ろしていて欲しいですけれど。
「没バージョンをシール化」というのが今後継続されていくならば、
だんだんと原型を留めないようなキャラとか完全な駄作キャラとかが登場するのかな。
(それはそれで一興ですけど(爆))

もう一方のオリジナルキャラは…、名前はここでは伏せますけど、
予想できる範囲内の名前でしたね。(実際予想してた人もいましたし)
スーパーデビルや魔魂プタゴラトンのような、ちょっとリアル系おじさまキャラ。(笑)
「ホログラム三位一体」は果たしていつごろ拝めるのでしょうか?

どうでもいいですが、もし半年後ぐらいに33弾が出るならば
当たりシール自体は「ラッキーシールIII」でいいでしょうけれど、
賞品シールは何て名前になるのでしょう?
「ネオスーパーヘッドシール」とか「超スーパーヘッドシール」とか?
2000のほうは「Let's Go ハッピーシール」とか「Here We Goハッピーシール」になったりして。

さて、早くラッキーシールII当てて送らなきゃ〜♪



2001年9月18日(火)  c/w

「カップリング・ウィズ」。
シングルCDでは「同時収録曲」を指す言葉で、
古い世代の言葉で言えば「B面」にあたるもののことです。


さて、二日続けて似たようなネタで申し訳ないのですが
ラッキーシールでようやく復活したホログラムシール。
通常生産では様々な業界のお約束のせいで画一的なシールしか作れず、
「これじゃ客が食いつかねぇ!」とロッテが知恵を絞ったのがラッキーシール制度です。
(ホンマかいな?)

しかし豪華2枚組なのはいいのですが、ホロ2枚というのはかなり苦しかったのか
それとも単にいろんなバリエーションを試してみたいということなのか、
ホロをメインに据えつつホロ以外の特殊シールも積極的に導入しているようです。
つまりはホロがA面、もう一方がB面みたいなものですね。
(最初のPオリンとゼウスは両A面みたいなものかな)

そんな特殊シールとして登場したのが「スーパーDXシール」のモールス受神
今回の透明シールはかつて旧22、23弾の次代シールで使われたのと同じですけど、
安っぽく見えるわりには復刻要望が強いシールだったように記憶しています。
2000だと背景がついているため、セル画みたいな感じで面白いですよね。

こんな感じで次々と特殊シールを作っていくならば、次は何が出るでしょう?

予想1:エンボスシール
ゴーストアリババや魔スターP…といえばお分かりでしょう。
あの凹凸のある重厚なシールはかなり魅力的です。
ラファエロココとかの薄っぺらいバージョンは願い下げですが、
人気も高いシールなので是非再登場して欲しいところです。

予想2:ダブルシール
デュークアリババのような単なるダブルシールも悪くないのですが、
どうせなら怪奇ムガルのように1枚目が透明、2枚目がホロというのを希望♪
でもこれだと、コレクターならずとも「剥がし用」がもう一枚欲しくなる!?

予想3:4倍大シール
サンタゼウスなどで知られる4倍サイズのシールもアリかも…?
これこそ通常チョコには入れられないシールですよね。
って、これは旧の時代に別の食玩メーカーが実施してましたっけ(笑)

予想4:温感・冷感シール
あっぱれ大将軍やスーパービックリマンでもおなじみのシール。
とは言え若干インパクトは弱いかも?温感部分の色がもっとバリエーションあれば…。


でも主役はやっぱりホログラム!?



2001年9月19日(水)  ミッシング・リング

天使ヘッドの頭上に浮かぶリングは「無限理力わっか」
悪魔ヘッドの頭上に浮かぶ星は「無限魔念星(ヘクサゴン)」
これらは名実ともにヘッドの象徴でした。

ちなみに他にはヤマト爆神の「積星(パイルせい)」が有名ですが、
お守りヘッドの特殊なわっかは楕円が3つで「トリオーバル」
魔スターP・ダビデブのは三角形だから「トライゴン」
ダークヘラのは逆に「ヘクサアングル」というそうな。


さて、聖魔和合後の時代では純粋な聖・魔が少なくなったからか
これらを持つヘッドはほとんどいなくなりました。
かのブラックゼウスでさえ、若返り手術を受けた際に
創聖使によって源層との絆を断つべくリングを吸収されてしまいました。
そんなわけでBM界では長らく「わっか&星不在期間」が続いたのです。

しかしこのたびようやく輪を持つヘッドが帰ってきました!
それも一度に8人も。(そのうち7人はヒビ割れてますけど)
そういや例のスーパーヘッドにもちゃんとわっかがありました。
わっかを持つヘッドはスーパービックリマンや2000では登場しているので、
この「失われたわっか」が旧BM世界とそれらの世界との間に存在する
ミッシングリンク(失われた鎖)を解き明かすカギになったりして…??


それにしても、やっぱヘッドにはわっかが無いとねぇ〜。



2001年9月20日(木)  5期んじょさんを探せ

全国ほぼ同時発売の弊害…。
それは、全国どこでも新しいバージョンと入れ替わりにくくなるということ。


これまで後発地域では、当然のことながら先発地域で出たバージョンが無いから
どの店でもいきなり3期や4期がドッと入荷されてました。
けど地域差が無いと、全国どこでも1期2期が売れ残っている場合
どの地域でも3期4期が出まわらないということになってしまいます。


でもお店の人は、まさか1週間単位でバージョンが切り換わるとは
普通思わないでしょうから、一度に数週間分ものチョコを仕入れてしまう。

しかし当然のことながら消費者(特にネットで知識を得ている場合)は
常に新しいバージョンを求めているため、少しでも古いチョコは売れ残ってしまう。

ところが、みんながバージョンを買い逃さないように一度に大量に購入するので、
店側は「こりゃ売れる」と勘違いして同じロットのものを過剰に仕入れてしまう。

結果、大量の売れ残りが生じることになる。


バージョン違いの乱発により、チョコの回転率が悪くなるという悪循環
そして店側にはますます「ビックリマンは扱いにくい商品」という悪印象


ましてや全国で同じ商品が同時に発売されると、
全国どこでも同じバージョンが売れ残る…。


あぁ、5期は一体どこでなら手に入れられるんでしょう??


 
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