AI名刺の振り返り

40周年記念として実施された40日間限定のAI名刺作成企画
昨今の「生成AIでビックリマンシール風の画像を作る」というグレーなブームに
ロッテ公式が乗っかるというまさかの展開に驚かされたものでした。
これこそエイプリルフール企画にすべきだったのでは(笑)

販売開始して何日かは数分で当日分が売り切れる大盛況でしたが、
期間も半分を過ぎるころには大分落ち着いて、売り切れない日も多かった様子。
それでも「ナニコレ面白そう!」と飛びつくライトファンを中心に
一定の盛り上がりを見せたようで、企画としては成功なのかなと思われます。
参照記事1)(参照記事2)

そこで、勝手に今回の企画の良かった点・残念だった点を書いてみます。
あくまでも個人の感想ということで、的外れな内容でもご容赦ください。

■良かった点
・自分の顔などをビックリマン風の48ミリサイズの紙に出力できる
誰でも手軽に作れるのが生成AIのメリットなので、その特徴を活かした企画でした。
開発企業さんもなるべく違和感なく仕上げる技術に細心されたそうで、
出来上がりのデザインに対する不満の声はあまり聞かれなかった気がします。

・ローコストで「ファン同士の交換用名刺」が作れる
コレクター界隈では名刺シールを相互交換する流れが一般的になってきてますが
自分でイラストを用意したり印刷業者に発注したりはまだまだ敷居が高いもの。
だからこそ、そのあたりの煩わしさが少ない「ヒトモ爺」などが人気なのでしょう。
同様にビックリマンAI名刺も顔写真だけで簡単に、しかもシールより比較的安価で作れたので、
名刺シール代わりに作成しようという流れができやすかったと考えられます。

■残念だった点
・シールじゃなくて紙
「シールはお菓子の中にあるものとして守りたい」(本原氏談)という方針だそうで。
(地方創生のBIGシールとかは別扱い?)
それでも、手元に届くまでシールだと思っていた人もそれなりにいた様子。
シールとして両面印刷するのは相当コストアップになりそうなものですけど、
オプションとして紙かシールか選べるとよかったんじゃないでしょうか。
「ビックリマンならシールじゃなきゃ」と思うのはコレクターだけですかね?

・AIならではのデザイン不整合
現状の生成AIでよく見られる、日本語の文字化けや手足の数の異常など
ヘラクの剣の文字が滅茶苦茶だったり、デビルの手が一本多かったり…。
AIの進歩は早いので、もうちょっとAIが賢くなるのを待ってもよかったような。
でもこういう企画は早いもの勝ちな面もあるので、一概には言えないですかね。

・ベースのデザイン3種類が既存イラストそのまま
背景やキャラなどは過去に使用されたデザインをそのまま流用しているため、
ゼウスの構図は黄色のっぺり背景。女性向け(女性キャラ)のデザインも無し。
コストをかけてでも専用のベース絵を用意したほうがよかったのではと思いますが
そもそもGHが納得している企画とは思えないので、これは無理筋かもしれません。

 

・生成AIに対して寛容な企業という印象を作った
まだまだ生成AI画像に対して世間的な風潮は厳しいですが、
そんな中で自社IPをAIと組み合わせるのは挑戦的ですけど、反発する流れも強いはず。
それに「ロッテは生成AIで加工しても問題ない企業だ」みたいな空気が醸成されると
内外で面倒な話になりかねない気がするのですが、考えすぎですかね。

他にも、「何が出るかわからないワクワク感の演出」だそうですけど
数千円もするものをランダムで選べないのはやりすぎな気もします。
それでも、熱心なコレクターの人たちは3種類のデザインをコンプしたんでしょうか?

ちなみに私はひとつも作ってないです。

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