作詞家・反後四郎の実績

21弾のシール「メディアBW」の裏書には
「瞬時に垣間見た源層歴破断層に悲劇のクィーン」
と書かれています。

この「悲劇のクィーン」というワードをそのまま使った楽曲があります。
「新ビックリマン」にて作られた異聖メディアのキャラソン
タイトルそのまま「悲劇のクイーン」
この曲の作詞が反後四郎氏というのも割と知られた話かと思います。

…ちゃんと聞いたことは一度も無いのですが。
かつてオンリーイベントのBGMか何かで耳にした
「♪まんせーら、まんせーら」って流れてたのがたぶんコレですかね。

「悪の化身」だの「魔性の女王」だの悪役に振り切った歌詞ですが
博士の作詞として見ると日本語としてぶっ飛んでないのがむしろ不自然?
補作詞の方が付いてるのでそこで修正されたのかも…。
「大錠棒を振りかざし」とか「超源暦を飛び越えて」とか書かれてたとして
意味が分からないと言われて削られた可能性もありそう(笑)

メディアBWのシールは、10VANの力で増力したマルコがBZHと激突した際、
次元が裂けて破断層に吸い込まれ、そこで過去の源層界にたどり着いて
若き日のナディア・メディアに出会う…というストーリーに即しています。

「悲劇」というのは後にメディアが源層界を追放されることを指していますが、
古代ギリシャの劇作家エウリピデスによる悲劇作品「メディア」の影響もあるでしょう。
あるいは推理作家エラリー・クイーンの「Xの悲劇」「Yの悲劇」なども
言葉遊びの一環として取り入れられているのかもしれません。
(余談ながら娘のプッチーの異称が「妖精(フェアリー)クィーン」なのも
「エラリー・クイーン」のダジャレだったりして)

ところで反後博士が作詞した曲というのがもう一つありまして、
それが「天地球 永遠に」という、映画「天地球の秘宝」で使われたこちらの楽曲。

「シュプリン」「サマリン」は「スプリング」「サマー」から来ているようですけど
こっちのほうが博士らしい歌詞ですかね(笑)
曲を聞いたことはないのですけれどね。

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