騙し意のヒトモ字

天魔界の念魔集中箇所とされる「6魔極」には
それぞれ幻・暗・重・底・邪・迷の文字が使われています。
シール裏書ではこれらの文字は六角形の囲みが付加されていますが、
悪魔要素を六角形で表現するのはGD(ギャルジャー)と同じですかね。

ところで魔人1/2はそれぞれ魔極の文字に関連したモチーフになっています。
魔幻極は逃水鬼・蜃鬼ROはそれぞれ逃げ水・蜃気楼という「幻」ですし
魔暗極の夜叉鬼ング・怪鬼日食は「暗」というイメージに合っています。
そうなると変電鬼は何ゆえに魔重極なのか、不思議ではないですか?

もう一人の魔重極・わら鬼は溺れさせる要素が「重」に関連していますが、
電圧を変化させる機器である「変電器」はどこが「重」なのでしょう。

調べてみると、発電機、変圧器、遮断器などの大型で重量のある電気機器を
総称して「重電機」と呼ぶそうで、家庭用機器は「軽電機」とされるそうです。
一般にはなじみの薄い用語ですが、ちゃんと意味があったんですね。

反後博士も、当時「重」に関係した悪魔について考え抜いた末、
ようやく変電鬼にたどり着いたのかもしれません。


(「ビックリマン超完本」掲載の「ビックリマンを創った男たち」より)

一方、魔邪極の魔人1/2は魔化子と百聞魔鬼ですけど、
そもそも「邪」って他の魔極と違って漠然としてますよね。
他の魔極はネガティブな性質をイメージする文字なのに対し、
「邪」は性質というより性格や概念に近い文字です。
魔極の合体シンボルもドクロですし、なにかと抽象的なんですよね。

魔化子と百聞魔鬼の共通のモチーフはとかデマというような
まやかしの要素だとと思うので、「虚」あるいは「偽」などのほうが
実態に即しているのではと思ったり。

「魔虚極」なんて、貧相な魔身を偶像で隠す魔肖ネロにふさわしい魔極じゃないです?
「まきょきょく」って言いにくいですけどね。

でも調べてみると「邪」の字には「よこしま、心がねじけている」という意味がありました。
実はそんなに的外れな字でもなかったようですね。

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