ババンババンバン次代バン

ピア・マルコに力を与えて増力させる選ばれし10人の次代、
それが次代バンまたは10VAN(トーバン)と呼ばれる面々です。

コロコロの記事によれば、彼らは「次代の中でも特に選ばれた戦士たち」であり、
マルコに次王力(じおうりょく)という力を授ける使命を持っているとか。

ところが次代バンの情報はコロコロ誌面でも二転三転し、
結構なデマが飛び交っているのが何とも不可思議なところでして…。

まず1989年8月号の「ビックリマン質問箱」では
『かつての若神子のように、いずれマルコのもとに集まり大冒険を始めるぞ。
近々パワーアップして再登場する予定だから、見逃さないようにね。』
と書かれていました。

さらに翌月の9月号の「全国ビックリマン通信」ではこう書かれています。
『反後さんが、22弾の最新情報を、コロコロだけにこっそり教えてくれたぞ。
カーネルダークとの戦いで、12新界王は消滅してしまった。
だが、その理力は、次代バンたちに受けつがれるぞ。
次代バンたちは、見違えるほど成長し、マルコの強力な味方になるのだ。

な、なんだってー!?

もしそうならなかなか魅力的な展開だったと言えるかもしれません。
…が、ご存知の通り次代バンは誰一人再登場はしていないんですよね。
新界王の力を受け継いだとして、辰統を除いても11人だと一人分余るし
そもそもここで新界王が消滅したら24弾の新聖族が誕生しないという矛盾。
反後博士は何故こんな話を垂れ流したのか…。

一方、この号のシール特集記事にはこんな画像が。

…あれれ?

右下のキャラはフレグレイスではなくフォルキュリー
これは一体!?

次代バンの場合、裏面のテキストに「○○バン」という異名が記載されています。
のりのんは「ビートバン」、こげ面公は「(耐熱)ジュニアバン」というように
彼らの属性・性質に関連した二つ名が用意されているのですが、
フレグレイスの場合「ショットバンガル」(ガル?)
フォルキュリーの場合「怪力ハン」(ハン?)
どちらもイニシャルは「F」ですし、二つ名も微妙な表記で紛らわしいため
コロコロ編集部が勘違いしたのかもしれませんね。

で、翌10月号では何事も無かったようにフレグレイスが次代バンとして紹介されていました。

が!

『もともと力自慢のマルコが、フレグレイスの力でさらに怪力に。』

…。

編集部はまだフォルキュリーだと思い込んでいるのでしょうか?(笑)

ちなみに、次代バンの「バン」がどういう意味なのかはずっと謎なのですが、
個人的にはシンプルに「番」である説を推したいと思います。
その場合、「10VAN」=「(マルコを増力させる)当番」となります。
英字表記までして何か意味があると思わせておいて実は…という流れ、
この脱力的な雰囲気も反後節っぽくないですかね?知らんけど。

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