超念魔探偵団

突然ですが「念魔」という単語はシール裏などにたびたび登場します。
例えば魔肖ネロは「6魔極の念魔で出現した」と言われていますが、

「念魔」って、何?

 

!!!ボーッと生きてんじゃねーよ!!!

とまあ茶番はさておき、魔肖ネロ初掲載時のコロコロコミックには
魔肖ネロは「第8弾の「6魔極」の念魔(悪の念力)パワーで誕生した」
と書かれています。(1987年2月号)

「念」という言葉には、念力念写というように
非科学的なパワー、超能力のような印象があります。
一方で念仏一念発起のように、心の力という意味合いもあります。
そうなると「念魔」というのは、悪魔たちの強い思いや願い、
それこそ怨念のような魔力と考えるのが妥当かもしれません。

ところでそれとは別に、サタンマリアやデビリン族が使う
「超念魔」とは何なのでしょうか。

同じく当時のコロコロ(1987年3月号)を見てみると、
「ビックリマン用語大辞典」というコーナーで
「サタンマリアの魔力のひとつで、天魔界の悪魔をコントロールする力」
と書かれています。
のちに「別冊コロコロコミックスペシャル増刊号・ビックリマン超特集2」では
上記の説明に加えて「最近では次動ネブラの住人・ダークヘラを洗脳するなど
悪魔ではないものまでコントロールするほど強力になっている」
と補足されていました。

つまりは「念魔」と「超念魔」は明確に異なる力であり、
念魔は怨念魔力、超念魔は洗脳魔力に言い換えるとわかりやすいかもしれません。

となると、超念魔で操られる巨魔霊」であり、聖弾流により念魔造霊消化」された
ゴーストアリババの場合、改造には念魔、制御には超念魔が使われたという解釈で
確かに矛盾はありませんね。

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