日本の3大コンビニチェーンと言えばセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン。
ビックリマンのコラボシリーズは、これらコンビニ各店に対して
各コンビニ限定の商品をたびたび展開してきました。
いずれもデザインはグリーンハウスではなく、漫画・アニメのイラストそのままだったり
別のイラストレーターがそれっぽく作ってたりというシールです。
以下にその歴史をざっくり書き出してみます。
■セブンイレブン
- 「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影 ドッキリテクスチャー ウェハースチョコ」2013年1月
- 「モンスターハンター ビッ狩りマンチョコ」2013年3月
- 「北斗のマンチョコ」2014年2月
- 「キャプ翼マンチョコ」2015年3月
- 「肉リマンチョコ」2016年3月
- 「聖闘士星矢マンチョコ <銀河戦争編><黄金聖闘士編>」2017年1月
- 「OnePieceマンチョコ」2018年1月
- 「北斗のマンチョコ 35thアニバーサリー」2019年2月
- 「エヴァンゲリオンマンチョコ」2020年1月
- 「OnePieceマンチョコ ワノ国編」2021年2月
- 「遊戯王マンチョコ」2022年3月
- 「遊戯王マンチョコ2」2023年3月
- 「ブルーロックマンチョコ」2024年4月
- 「ウィンブレマンチョコ」2025年4月
■ファミリーマート
- 「ライブステージ伝説ウエハースチョコ」2012年12月
- 「ミックリマン~ミクと奇妙な仲間たち編~」2013年8月
- 「けものフレンズマンチョコ」2018年7月(サークルKサンクス共同)
- 「BT21ウエハースチョコ」2020年2月
- 「刀剣乱舞マンチョコ」2020年9月
- 「刀剣乱舞マンチョコ2」2021年11月
- 「BT21ウエハースチョコ」2022年12月
- 「ハイキュー!!マンチョコ」2024年2月
- 「フリーレンマンチョコ」2025年1月
■ローソン
- 「FGOマンチョコ」2018年11月
- 「U-FES.マンチョコ」2019年11月
- 「FFXIVマンチョコ」2020年12月
- 「ホロライブマンチョコ」2021年12月
- 「クレイジーラクーンマンチョコ」2022年12月
- 「魔界の主役は我々だ!マンチョコ」2023年12月
- 「ブルアカマンチョコ」2024年11月
- 「学園アイドルマスターマンチョコ」2025年12月
セブンイレブンで展開された商品のうち、ビッ狩りマンや北斗のマンなど
いくつかは間を置かずにGHデザインで新たに全国展開されました。
コンビニ限定で反応を見て、手応えがあれば本格コラボという流れっぽいですね。
ファミリーマートはビックリマン以外も含めた複数の商品に対して
大規模なコラボキャンペーンを実施する場合が多いですかね。
ビックリマンはキャンペーン商品の一つという位置づけです。
ローソンもキャンペーン展開の一環として作成される場合が目立つようですが、
どちらかといえば特定の層に特化した実験的なコラボが多い気がします。
見方によっては残り物を押し付けられているように見えなくもないですが、
続いているということはそれなりに成果を出せているんでしょう。
さてここ数年のパターンとしては、11~12月にローソン限定が出たあと
1~2月にファミリーマート限定、3~4月にセブンイレブン限定となってます。
ロッテも通常商品の生産ラインに無駄な空きができないよう
コンビニ限定商品をうまく組み入れて生産調整したりしてそうですね。
しかしセブンイレブン限定コラボが全国版に発展することはここ数年無く、
コラボビックリマン自体に収束感が漂っている気がしなくもありません。
更には、コラボ商品の単価は2021年は税込110円だったのが、
2022年は127円、2023年は140円、2024年は151円、2025年は税込172円と
とんでもなく値上がりしているのも相当影響していると思われます。
そうでなくとも他社が同価格帯でホロや箔押しを施した商品を出している現状では、
ビックリマンの優位性というものはほぼ無いのではないかと。
コラボ展開で認知度を上げて客層を広げる本原メソッドが頭打ちになったとしたら、
ビックリマン自体ばっさり縮小・消滅という展開も無くは無い気が…。
ひとまず、無くすとすればコンビニ限定コラボが最初ではないかと思うので
これが続いているうちはまだ大丈夫…じゃないですかね?




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