5弾は4弾以上に時期ずらし変更キャラが大量に登場しました。これが後の悲劇の一端なのですが…。

５弾の時期ずらしは主に１期→２期が悪魔系、２期→３期が天使系となっています。
また、３期は１期２期の混合となっているためにヘッド格のキャラも３期では一度に３種類とも登場。
しかし純粋な混合ではなく、三面鬼神のように１期２期が半々になっての混合もあります。
(三面鬼神については別項を参照ください）

時期ずらし変更のあったキャラについては、それぞれのキャラで封入確率が半々になっており、例えば白服糖衣嬢が１枚当る確率は白熱闘神が１枚当る確率の半分しかありません。白服ピンク服合わせて一種類分の確率となっているわけです。

５弾でのキラ素材別内訳は以下のとおりです。

時期ずらしと三面鬼神があるので単純にこの枚数だけというわけにはいかないのですが、ご参考まで。
５弾では第３素材としてオーロラシールが緑色になって帰ってきました。

ありえないはずの事態が発生したのは2000年12月、暮れも押し迫った頃。
関東では6弾と超元祖31弾完全編が登場してそちらに話題が集中していた最中、突然関西から「Ｐ２発見！」の知らせが飛び込んできました。

のちに荘司氏が語ったところでは「当局も全くその存在を関知していなかった」というようなことで、工場で何故か製造されてしまったものだそうです。
しかしながらこの5弾Ｐ2、これまでのパート違いとは比べ物にならないくらい凶悪なものでした。その要因は次の２点です。

　・製造されたのがわずか２日程度、しかもロットによっては出ない
　・三面鬼神が８種類全て存在

これにより、ただでさえ後発地域限定なのにますます入手困難となり、これを機に収集を辞めた人も少なくないようです。

なお、P２は３期にのみ存在しています。ゆえに仮名レオン斬帝や司令闘神、青海賊黒海賊、楽園天女回送天女などそれら全てにP2が存在しているのもさらにコレクション難度をアップさせています。

まとめると、Ｐ２が存在しているのは次の３２種類です。

６弾の時期ずらしは唯一ヘッドのみ、それも２期までしかありません。

６弾は２期にして既に混合箱の様相を呈しています。見方を変えれば、２期になって「マルコネオンが追加された」とするほうが妥当かもしれません。

演芸時輪宮の違いは時期ずらしというよりも、エラーの修正が行われたという程度のものです。 手の甲の部分に持っている輪っかの一部が透けているのといないのとです。 (左が１期、右が２期）

６弾でのキラ素材別内訳は以下のとおりです。

６弾での第３素材は黄色オーロラシールです。天使キラ・悪魔キラの割り振りもなんとなく整理されてきたように思います。

パート違いはワールドホビーフェアの開催に合わせて登場しました。
主にその会場で販売するためにあえて制作したという別名「６弾ＷＨＦバージョン」が６弾Ｐ２です。
ちなみにＷＨＦ会場以外でも全国あちこちでちらほら見かけられたようです。

Ｐ２での変更は天使系がドット柄、悪魔系が２弾Ｐ２と同じ波柄になっています。
基本的に２期にしか存在しませんので、凶栄神ノクスもマルコネオンも出ますが、唯一演芸時輪宮の修正前（輪透け）バージョンだけ存在していません。