★いよいよクライマックス近し!マクロな意志とミクロな狂気が交差する第四十四回

#44「決戦! 天城京! のウワサ」 2002/8/30

 

概略 登場人物 現在位置 用語

 

概略
デミアンやアズールたちは虹天紀0027年に戻ってきた
未だ消えていないどころか、ますます激しく轟く集中豪無を前に狼狽する面々。
そこでデミアンは息を引き取る寸前のカヴォードから最後の願いとして彼の防具を託されるが
デミアンは「自分が戦うと周りの誰かを死なせてしまう」と言って戦いを拒否し飛び去ってしまう。

一方、聖魔塔で四荒魔の顔に浮かんだ宇宙の絵を調べていたカンジーだったが、
突然絵の中に巨大な目玉が浮かび上がって驚く。
目玉が「我が層より戦士を一人授ける」と語ると、そこに月転層の戦士「ノクスJr.」が現れた。

その頃、集中豪無へ向かう聖魔和合軍に加わっていたタケル
ふと背後から懐かしい「声」を聞き足を止める。
声の主はアズール。27年ぶりの再会であったが、時の流れの中にいるタケルは
時を失ったアズールに配慮し、あえて振り返ることなく語りかける。

デミアンのことを聞いたタケルは、お前は無間冥王獄に戻れと言い残し
こみ上げる気持ちを抑えて再び歩き出すのだった。

集中豪無の黒いプラズマはある一箇所に集まっていた。
そこはあの聖牢閣が隠され続けてきたゾーン。
元真天聖軍の一人・ミネラル魚太はそこで変わり果てたLOVEサー帝と再会する。
「御聖母」として自由を奪われやつれきったLOVEサー帝に対し、
ミネラル魚太はあの大崩壊の日にドリップリマドンナが遺した手紙を届ける。
それを読んでLOVEサー帝は、初めて自分を見守っていた「心」の存在に気づき号泣する。
孤独ゆえゴドブレスに付けこまれ利用されたLOVEサー帝。しかしもう遅すぎたのだ。

かたやプロフェードは勇撃師団の前で相変わらずの雄弁を振るっていた。
ビーストの攻撃で海に叩き落されて以来、ずっと冬眠状態でこの日を待ち続けてきた彼は
自分を取り囲むこの世界を「スラム」とみなし、そこから出るために「神の力」を得ようとしていたのだ

聖魔和合軍も合流してプロフェードを取り囲むが、その時聖牢閣からLOVEサー帝が浮上しだした
直後、上空で渦巻いていた集中豪無は急速に降下しLOVEサー帝を直撃!
LOVEサー帝の体から理力の塊が浮かび上がると、塊は次第に聖祝宰ゴドブレスの姿に変わっていった。

だがこの時、LOVEサー帝に注がれるはずの集中豪無はその真下にいたプロフェードへ流れてしまった。
集中豪無の実体は終滅に浸蝕された神の血ミューテリオン、それをプロフェードが奪ったのだ。

このため神の力を得られなかったゴドブレスの復活は不完全なものとなり、
その姿はみるみる朽ちて善なるもの・「マスターゴドブレス」になってしまう。
一方でミューテリオンを吸収したプロフェードは命の臨界点を超えて変質しだす。

ついに神の力を得て高笑いするプロフェードに怒り狂うゴドブレス。
その時、突如空が闇に包まれ、全ての悪魔の祖「ダークマターEX」が出現した。
元々ゴドブレスと同一の存在だったダークマターは、次界卵で新たな宇宙を拓き
再び融合することで事態の解決を図るのだという。
トーサンダーはこの「神の領域での解決」に納得できなかったものの、
こうして「両属性具有エインゾフォル」が復活し、五造大神の力で新宇宙層の礎へと変わっていった。

ゴドブレスの脅威は去ったが、さらに変質・増長し「モルグ・エデラ」となったプロフェードは
聖蓋をはずして世界を混乱に導くべく動き出した。

ノクスJr.が防御壁を展開するが、生ける爆弾と化したモルグ・エデラの暴走は止まらない…!

 

登場人物紹介
・聖魔戦使デミアン 「オレが何かすれば、また世界を壊す」
かつて集中豪無に飲まれた「出発点」のゾーンに戻ってきた聖魔戦使
過去の世界で自分が犯した罪に苛まされ、
戦いを放棄して逃げ去ってしまう。

・冥王アズール 「つきあってやるか」
二度と戻ってはこないと思っていた聖魔和合界の大地に立ち複雑な心境の冥王
デミアンのことを伝えるためタケルと再会し、再び無間冥王獄へ戻ってゆく。

・虹天使ダーツ(ダーツィンヴォリア) 「次界卵を発動します、御準備を!」
ダークマターの意志により闇王核を生み出し、次界卵創出を手助けする心産みの神
ゴドブレスの唱える「心の抑制」に未来を導くヒントを得る?

・シルヴァ・マリア 「少し、頭を冷やす時間が必要よ」
そういやアンタ、なんで付いてきたの?カヴォードがいなくても神樹層に帰れるんでしょうか…。

・戦使ヒト・カヴォード 「ザイクロイド・アノドは…私をモデルに…私の血から…はじまりの両属性具有を作りあげたんだ」
ビーストデミアンに受けた傷が致命傷となり、虹天紀0027年の大地で息絶えた戦使の遺伝子
「人間」であるために死しても屍は消えず、そのまま大地に埋葬される。


・賢聖大臣カンジー 「たたた、大変だぁ、タケルさぁーんっ!」
聖魔塔で四荒魔を調べてたら巨大な目玉に驚き、さらにノクスJr.にも驚くおどろきっぱなしの人
ハイパー千里ゴーグルは健在。モルグ・エデラの超異常状態を分析する。

・四荒魔
天源核を飲み込んでしまって以来、顔に宇宙の絵が浮かんでいる魔力系希少動物
結局最後まで「四荒」と誤記されっぱなしでした。

・巨大な目玉(月転層の次界卵) 「時層を超える悪意と戦うために、我が層より戦士をひとり、授けたい」
四荒魔のマンガから姿を現した謎の巨大な目玉。その正体は犬木マンガ版の次界卵
宇宙層の溶爆を憂い、月転層からノクスJr.を派遣。でもどうせならもっと大勢連れてきてよ。(笑)

・ノクスJr. 「いえあの、のくちゅじゃなくて、ノクスです…」
マンガ版2000の世界のオリジナルキャラで、元はロボットだったのを次界卵に生身にしてもらった悪魔の戦士
凶栄神ノクスとは何の関係も無いのに「のくちゅ」呼ばわりされて困惑。


・司令闘神 「タケルくん、天城京へ急ごう! ゼウス様にも連絡を!」
・白熱闘神 
聖魔和合軍の主力戦士。の割には活躍シーンはまるで無し(^^;

・ジェット皇星 「…OK!」
同じく聖魔和合軍の一員。相変わらず気のいいヤツ。

・星騎使タケル 「アズール! 今度はオレが遊びに行く。一緒に酒をのもう」
親友アズールと27年ぶりの会話に熱い思いを抑えきれない3児の父(予定)
感慨にふける暇も無く、神の領域の戦いに巻き込まれてゆく。


・ミネラル魚太 「真天聖軍は、間違ってたと思うぉ。」
ビーストとの戦いで生き残り、今は聖魔和合界で平和に暮らしている元真天聖軍第6天位・聖絢使
あの日拾ったドリップリマドンナの手紙をLOVEサー帝に届けるべく聖牢閣へ…。

・シリンダー嬢
おそらくはこの70年間、ずっと聖牢閣の門番をしてきたであろう聖守
この人ももうちょっと出番があったらいいキャラになったでしょうに(笑)

・プラン大賢 「もう間もなく、聖祝宰様再臨でございますゆえ」
ビースト出現時に聖魔塔から抜け出し、結局舞い戻っていた真天聖軍の研究者
聖守の寺子ッ太ともども、思想的に染まりすぎたため不器用な生き方しかできず苦労した人。

・シルク八頭神 「終滅よ! 今こそ集中豪無による完全なる悪意となりて、聖祝宰様をここに蘇らせたまえ!」
御聖母の世話係としてじっと聖牢閣にいた謎の異界天使
この人の目的もイマイチわからないままでした。名前も終始「八頭」と誤記されっぱなしだし。

・LOVEサー帝 「そう呼んでもらったのは、何十年ぶりかしら…」
その身にゴドブレスの魂を宿す「御聖母」にされて以降、自由のないこの部屋で生きてきた元真天聖軍の天使
ドリップリマドンナの手紙に涙し、ついに聖祝宰復活ののち打ち捨てられてようやく自由を得る。


・剛昇プロフェード 「あなた様は、私の出世の手づるだったのですよ、ゴドブレス様。」
汚れた世界から抜け出すために神の血ミューテリオンを受けた狂える聖守
その姿は異形の変化を起こし「モルグ・エデラ」と化す。

・戦使トーサンダー 「私は、このような決着は命に対するあまりな神の傲慢ととります!」
最初は「あの者(ダークマター)に任せよう」と言ってたくせにこのセリフ。
結局神の決断に従う他なく、無念から来る怒りに思い馳せる。

・蓄音鬼神 「狐と狸のばかしあいとは、このことか」
・針飛び左助
 「あいつ、スラムが嫌だとかなんとか言って、スラムを望んでる…」
・消防子爵

・愛邪道
あまりに異常なプロフェードの生き方に激昂し襲い掛かる勇撃師団
そういやこの人たち、次界卵編や凶悪魔編のときどこで何してたんでしょう?

・聖祝宰ゴドブレス(マスターゴドブレス) 「誰が一番高みにいるのか、思い知らせてやらねばいけないようです。」
LOVEサー帝の理力とミューテリオンで神の力を得るはずが、プロフェードのせいで失敗し朽ちゆく絶対天使長
元は両属性具有の片割れで全ての天使のルーツであるが、ダークマターの出現で激しく動揺する。

・バカラ棟梁 「ガタガタぬかすな、みっとも恥ずかしいんだよッ!」
虹天銀河早朝ラジオ体操第2普及協会体育部長
ゲンカクと瓜二つのその言動にプロフェードもビビる?!

・ピンゼロイド2号 「わわわーっ、宇宙が落ちてくるゾローッ!」
ラジオ体操第1普及協会メカ生命体支部長。出番これだけ。基本的にギャグ要員ですからねぇ。

・大福太陽 「ぴゃーっ! 福ちゃん軌道をはずれまーすっ!」
ラジオ体操主題歌普及協会スマイル部長
そういや福ちゃんは超聖神の使者だっけ。でもこれじゃゴドブレスじゃなくても怒るでしょ。

・三面姉妹 「時間鏡が何も映さないわぁ!」
気の毒にずっと聖牢閣に囚われっぱなしだった時空属性の聖守
未来が見えるはずなのに、こういうときだけ予測不可能になるのはある種お約束。

・ダークマターEX 「神をのぞむな、ゴドブレス。両属性具有は新たな局面を迎える。」
あまりに魔力が膨大になり、ひとつの宇宙層に転身してしまったという源層大魔性ブラック祖
全ての悪魔のルーツであり両属性具有の片割れ。集中豪無に揺り動かされ聖魔和合界に登場!

・スーパーゼウス 「ダークマターじゃと!?」
突然出現したダークマターに驚きを隠せない元スーパーヘッド
聖魔塔にいながらにしてマターの声が聞こえたとは、かなりでかい声だったんでしょうね(笑)

・シャーマンカーン 「…奴が悪魔の源であり、ゴドブレスを牽制にきたということは…おそらくは…」
何でも知ってるようで実はそうでもない参謀役の天使ヘッド

・保護観音 「あなただったのですか、これを生み出したのは」
いつのまにかカンジー・四荒魔ともども聖牢閣のゾーンまで来ていた天使。
四荒魔がいつ天源核を吐き出した(あるいは下から出した?)のかはあえて語られず?


・両属性具有エインゾフォル 「次界卵を。我が願い、我が宇宙」
ダークマターEXマスターゴドブレスを吸収・融合し、現代に蘇った最初の「命」
次界卵で生まれる新たな宇宙層の礎となり、永遠に層を支えてゆくという。

・天雷将虚主守 「生きていく力の全てを、恨みに変えていった哀れな善よ…」
・魂轟神マグマインド 「ゴドブレスは…あの時、霊精層で難儀しておったのう…」
・崇命界王ミラー寿 「にも関わらず再びダークマターとの融合を?」
・次界胎后ノヴァ 「心産みの神よ。次界卵と闇王核をこれへ」
甲神域での終滅による浸蝕が落ち着き、徐々に回復しつつある五造大神
エインゾフォルの復活に驚きつつ、新たな世界を造るためその力を発動!
ところで上のノヴァのセリフ、どう考えてもおかしいですよね?


・ペチカイロ 「ああ、プロフェード様! それがプロフェード様が仰っていた理想の世界なのペチか!」
ビーストの大破壊ののち、一介の流れ暖炉(なんだよそれ(笑))として暮らしてきた聖守。
変わり果てたプロフェードの姿に驚くが、それ以前にプロフェードが生きてたことにまず驚けよ。(^^;

 

現在位置

・聖牢閣のゾーン
ゴドブレス・ダークマターエインゾフォルとなり甲神域
プロフェード(=モルグ・エデラ)天城京へテレポート
聖魔和合軍(タケル・ジェット皇星ら)→モルグ・エデラを追走
勇撃師団(トーサンダー・蓄音鬼神ら)→同上
シルヴァ・マリア→同上?
ダーツ甲神域
シルク八頭神・プラン大賢ら→聖牢閣の炎上で死亡か?
LOVEサー帝→転がり落ちて気絶

アズール→無間冥王獄へ?
デミアン→???

 

用語
Check Point!
<両属性具有エインゾフォルの歴史>

ザイクロイド・アノドが深層から降臨して表層界を創造。

これと前後し、遥か異世界よりカヴォードの乗った宙航機が流れ着く

カヴォード、時の糸を操る力(層造律)を獲得し理力・魔力を発見

アノドがカヴォードの血から「人間」をモデルに両属性具有エインゾフォルを生み出す。

善悪二つの心を持つ両属性具有エインゾフォルは魔心が聖心を陵辱しアノドに反乱
その身を引き裂かれ天使ゴドブレス悪魔ダークマターとなる。

(カヴォードが発見した理力・魔力がどうやって天使・悪魔に伝わったかは不明)
※カヴォード自身は理力も魔力も使うことができない。

【旧ビックリマンの時代】

ゴドブレスはいつの間にか霊精層に転落。(マターから逃げ出した?)
ダークマターは旧ビックリマン世界でおなじみの所業を行う。

【スーパー〜2000直前】

聖魔和合。その後いろいろあって時代は新紀元和合1960年の少し前
ダークマターはその間ずっと成長を続け、ついに
宇宙層そのものになる。
一方ゴドブレスの嘆きは
深層に届き、さらにマターから逃げるように深層神の力で命の世界に戻る

しかし不完全だったのか、ゴドブレスはとあるゾーンの洞窟でミイラ化していたところを
プロフェードと出会って真天聖軍を旗揚げする。

ゴドブレスは虚体である光の理力体実体である「善なるもの」を使い分け、
かつて自らの身に起きた魔の陵辱に復讐すべく
天使絶対の世界を目指す。

同時に、神の力を得て神になりかわるべく「ミューテリオン獲得作戦」を開始
(ここでの「神」とはアノドでも深層神でもなく現超聖神だと思われる)
終滅を使って集中豪無を起こさせ、最終的にゴドブレスが神の力を得る作戦であった。

そして虹天紀0027年、最後の最後でプロフェードの陰謀により作戦は失敗。
怒り狂えるゴドブレスは出現したダークマターに取り込まれてその心を封じられ融合。

両属性具有エインゾフォル再臨
次界卵でカヴォードが夢見た新たな宇宙層を生み出し、その礎となる。

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