★聖魔和合界に史上最大の惨劇が訪れる第四十二回

#42「赤い瞳のビースト! のウワサ」 2002/8/21

 

概略 登場人物 現在位置 用語

 

概略
トリスダルナの魔王霊殿塔にて、デミアンは意識も混濁したままはり付けになっていた。
魂壷にたどり着いたカヴォードや超聖神たちは結晶体デビルを破壊すべく突入するが、
デビルは既に混沌と一体化していてアズールが迷っているうちに取り逃がしてしまう。
その混沌は矢尻のような形となり、はり付けのデミアンに突き刺さる!
混沌の浸蝕による苦痛と圧倒的な恐怖を前に、デミアンの心は閉ざされ闇に沈んでゆく…

この出来事は戦使の遺伝子を持つものに激しく共鳴。
イリダールで救助活動中だったサンダーはデミアンの危機を知り、
ついに自力で翼を出して飛び立った。
同時に混沌の拡大は夢次元やお守り原種の隠れ里にも影響を与えだしていた。

デビルの魂を受け入れてしまったデミアンの体は大きく変化し、
ついに赤い瞳のビースト「ビーストデミアン」と化した。
かくしてデミアンの体を使ってカリスマデビルがこの時代に復活を果たし、
混沌と終滅をコントロールするデビルは猛烈な破壊波動を発しながら飛び去った。

聖魔塔ではこの恐るべき事態を察知し、ゼウス自ら出撃を決意するが
ちょうど聖蓋へ向かっていた聖伝光宮がビーストデミアンと接触。
真天聖軍の天位捧持者たちは混沌を浄化する「魔精」を用いて
世のケガレを清めるべくビーストに立ち向かっていった。

しかしビーストには切り札であった「魔精砲」すら通じず、
逆に聖伝光宮そのものが簡単に破壊されてしまう。
「混沌は生きようとする意志がある限り決して滅びることなく、
魔精を浴びるほどに強くなる」
と語るジョーカード
その言葉どおり、魔精が通じないビーストに対抗できる手段は無く
天位捧持者たちは次々と惨殺され、プロフェードも海の中へ消えていった。
こうして真天聖軍は壊滅した。

聖伝光宮からの通信が途絶えたことで、ゼウスはついに出撃

その間にもビーストは引き続き眼前のゾーンを次々に破壊しながら飛行。
合天明星島もフラシェルの病院船も、あっけなく消滅していった。
イリダールは静女天やタフ鎧の張った魔法障壁で全壊だけは免れた。

そしてついにゼウスがビーストデミアンと対峙
しかしゼウスはあっさりと打ちのめされ、駆けつけた超聖神たちに間一髪助けられる。
混沌を操るビーストの前には超聖神たちも大苦戦を強いられるが、
カヴォードが自らの体を犠牲にしてビーストの剣を封じこめる。
その隙に超聖神たちが深層の力でデミアンとデビルを切り離そうとするのだが、
既にデビルを受け入れてしまっているデミアンの心は閉じたまま…。

そんなデミアンの意識は夢次元にいた。
そこで戦使の遺伝子を持つ熟水天に出会ったデミアンは
消滅したはずのジャッジと再会、ジャッジはデミアンに何も言わず神裁刃を手渡す。
それがどういう意図なのかわからないまま、熟水天の掛け声でデミアンの心は目を覚ます。

気がつくとデミアンは荒れ果てた大地に横たわっていた。
アズールやフェニックスたちに囲まれて起き上がったデミアンは
あまりに変わり果てた世界の姿に愕然とし、瀕死のカヴォードに目をやった。
デビルは突如消え去り、この時代から集中豪無に関わるものは無くなったのだという。
あとは虹天紀0027年に帰るだけ…。しかし全てが終わったわけではない。
集中豪無が1970年と0027年の結びつきで起きた以上、0027年でも解決する必要があったのだ。

一方、魂壷ではジョーカードによりデミアンから引き離されたデビルが憤っていた。
ジョーカードは、これ以上の強行は深層の介入を招くと説明。
事実、深層使徒の二人が魂壷へやってきて「神々の計画書」を狂わせるジョーカードを諌める。
やむなくデビルは再び闇王核の結晶体に意識を溶け込ませ、
いずれまた蘇るその時まで眠りにつくのだった…。

 

登場人物紹介
美オーラ幻帝 この世のおわり/はじまりを導かず/ただ消えるのみ
後年、この時の悲劇を思い起こし詞にしたためた深真珠のメンバー
でもあんた本当にロックバンドか?

・デミアン依童 「フシール…」
ポーカードの策略で魔王霊殿塔にはり付けとなった聖魔戦使
全ての希望を失い気力も尽き果て、混沌の浸蝕に自ら心を閉ざしデビルを受け入れてしまう。

カオスデビル 「お前の肉体と終滅をもって余はここに蘇るべし!」
かつてゼウスに挑み敗れてから魂壷に憑依することで生き延びてきた魔王
終滅を宿したデミアンを「器」とし、長き沈黙から目覚め復活する!


・アツィルト・フェニックス 「深層の光! 律を司る力をもって、いまデビルを断つ!」
デビル復活を阻止するべく魂壷へ急ぐ超聖神たち
しかし間一髪間に合わず、ビーストの誕生を許してしまう。
その後ビーストと対決し、どうにか
デビルとデミアンの分離に成功

・戦使カヴォード 「いいんだ。これでいい。もう神様の真似事は疲れた」
わざとビーストデミアンに剣で体を貫かせ、動きを封じた戦使の遺伝子
決戦後も治療を拒否し、静かに死を待つ…?

・冥王アズール 「どうすれば時代と、未来のためになるのか…わからないんだ…」
魂壷に寄生しているデビルをここで倒すことで未来が変わってしまうことを恐れ動揺する冥王
全ての災厄の種は、混沌ではなく実はカヴォードではないかと疑い始める。

・虹天使ダーツ 「いま、ここでデミアンを見捨ててしまったら、私たちはタケルに顔向けできません!」
うろたえるアズールに対して珍しく檄を飛ばす心産みの神
結局彼の存在意義ってアズールの補佐みたいなもんなのでしょうか?

シルヴァ・マリア 「アズールくん、何考えてんのよ!」
なんか今となってはあまり居る意味も無い気がするのですが、
とりあえず超聖神たちにくっついて援護とかしてる神樹層の戦士


猊ホアノモス 「おお、ついに! ついに蘇るか、カリスマデビル様!」
長年世間の目を欺きデビル復活の日を待ち続けてきた、つぶらなお目目のトリスダルナヘッド
しかし彼らがあえて邪ベールに真意を伝えず、ひたすら仲間はずれにしてた理由って何だったんだろう?

ポーカード 「ビースト。この凶器を、その呼びましょう。」
「カリスマデビル」や「ビーストデミアン」の名付け親ともいえる混沌の化身
ビーストデミアン誕生を見届けトリスダルナから姿を消す。


法撃闘サンダー 「わかるさ…わかってみせる。もう誰も死なせない!」
デビルとデミアンが接触したとき、遺伝子の共鳴で危機を察した勇撃師団の戦使
パルージアやフシールを救えなかった後悔を繰り返さないために、魔法で彼自身の翼を得て飛び立つ
…が、崩壊を続ける世界にうまく進めず失速。今回も活躍しそこねました。

ペチカイロ 「まだ死にたくないペチ!」
サンダーや万年羊とともにイリダールの天獄で救助活動を続けている、元「炎の牢獄」

万年羊 「…ヒト。宇宙の歴史に、戦争を生み出したものとして記録されるもの」
ペチカイロの同僚。なぜ今になってそんな微妙なポジションのキャラが出てきたのかは不明。

・レシピエロ
勇撃師団の新入り隊員でサンダーの後輩。同じく救助活動中。


熟水天 「キミが心を閉ざしたおかげで夢の方からアプローチできたわけ」
夢次元にて惰眠をむさぼる夢戦使(ドリームファイター)
実は彼女も戦使の遺伝子を持っていて、それゆえデミアンの危機を感じて閉ざされた心に接触。

・マネー黄猫 「凶兆が見えるにゃごにゃご」
かつて混沌による聖守・魔守の分裂を逃れた「お守り原種」の一人
良銭悪銭占いによりスーパーデビルの復活を予言。

・今朝方明王 「正体は見えるか?」
マネー黄猫に世界の行く末を占ってもらった、お守り原種たちのガード天使

・果糖諸娘等 「しょこら大変でしゅわ!」
・友好始動系コック 「おなかいっぱいになれば戦争なんかやる気なくなるクック」
デビル復活の予言を聞き慌てふためくお守り原種たち。ただし出番はこれっきり。
彼らの登場って、「お守り原種」の設定を完全放置しないための苦肉の策としか思えません…。


ビーストデミアン 「ゼウス!またも邪魔だてするか!」
デミアンの体にデビルの魂が寄生し、混沌・終滅を吸収し誕生した「赤い瞳のビースト」
そのあまりに強大な魔力と破壊衝動で短期間に聖魔和合界全土を壊滅寸前にしてしまう。

動ピングラマー
トリスダルナ居住区で世界の異変を見守る小さな悪魔。のちにシネス皇帝率いるワルサ四天王の一人となる。

フラットN爺
動ピングラマーの執事役の魔守。この時代から既に存在していたというわけです。


スーパーゼウス 「もう我慢できん。わしは行く。デビルをとめるのはわしをおいておらぬ!」
突然復活したデビルに対していてもたってもいられない天城京ヘッド
聖伝光宮の作戦失敗を受けてついに出撃するが、歯が立たず返り討ちにあってしまう。

シャーマンカーン 「聖蓋に封印されている混沌が、なぜ、こうも別の場所にやすやすと現れるのだ!」
デビルが封印されているはずの混沌を使う理由がわからず苦悩する参謀役ヘッド
結局この疑問に対する明確な答えは無いものの、「混沌はどこからでも湧き出すもの」という解釈でいいんでしょうか?

・プラン大賢 「我々が対混沌の研究を始めたのも、聖祝宰様に御快癒していただかんがためなのです」
聖魔塔にて聖伝光宮の動向を伝える真天聖軍の学者
ちょっと前まで世界浄化の一環として聖蓋破壊の予定だったのが、プロフェードの真意を知って心変わり?

剛昇プロフェード 「天位捧持者としての誇りをもって、聖義を遂行して下さい。これは聖戦です」
聖伝光宮で天城京目指して飛行中、天東洋上空でビーストデミアンを補足し混沌排除に動く真天聖軍聖翼使
しかしビーストには魔精が通じず、輝剛杖を折られ海中に沈んだまま浮かんでこず…

・伝導辞典釈師 「曲者め!」
・文部欄王

・大臣林 「魔精砲を発射します。」
・橙牛 「もえーん」
・ミネラル魚太 「うおおおーっ」
・マスカラフル
・預貯KING
・A球サービス
・悦迅宮
 「きゃーっ! エッジこわぁーいっ! おねぇさまーっ!」
魔精で身を守りながらビーストに立ち向かう真天聖軍の天位捧持者たち
だが次々とビーストに惨殺され、生き残ったのは気絶して戦線離脱したミネラル魚太とマスカラフルのみ

ジョーカード 「ばっかじゃないのー。にょほほほほほ!」
ビーストの前になす術の無い真天聖軍をあざ笑う混沌の魔笑
その後は超聖神と交戦したビーストから、分離されたデビルの魂を連れて撤退。


・短針オールナイト 「混沌発生体、天西洋到達! ゾーン崩壊さらに5!」
聖魔塔でのデータ報告係。

・明石御前 「聖魔和合界全体の気温が徐々に低下しています。」
同じくオペレーターの一人。彼女も「針」を持ってるだけの人選か?

・黒小姓
やられ役エキストラ。

・リップリンセス
気絶役エキストラ。


・七代目静女天 「魔法障壁!」
合天明星島を捨ててイリダールへ向かった元・守護司
イリダールで魔法障壁を展開し、どうにか壊滅的ダメージを防ぐことに成功。

・タフ鎧 「静どの。どちらへ」
静女天に仕える聖守。同じくイリダールへ向かい、珍しく役に立つ。

・時幽心コマチ
ゲンカクと別れてから静女天らと行動をともにしている幽心命
別れたといっても仲たがいしたという意味じゃないので念のため。

・ワイルド魔女ラム 「縁があったら、また会おうじゃないか」
ビーストの標的となる前に住み慣れた合天明星島を離れていった元守護司
でもたぶん縁は無かったものと思われます(^^;

・左舷選手 「しっかりつかまってるのココロよ」
フラシェルを出向して紙芝居皇帝・ピンゼロイドとともにトリスダルナへ向かう聖守
足を出して荒れ狂う海を「岩石なだれわたり泳法」で疾走!

・紙芝居皇帝 「トリスダルナに向かおう…他に道はない…」
トリスダルナへ向かう途中、飛行するビーストデミアンを目撃し驚く紙芝居やさん
状況を理解できないまま、なす術なくトリスダルナへ向かう。


・正ちゃん坊主
危機の迫るフラシェルを代理統治している魔守
避難勧告を受けてフラシェル全土を無数の船に変形させ住民を避難させる。

・素っぴん不安でしょ? 「顔は魔守の命です!」
防御のために化粧を施し「厚塗り不安でしょ?」に変身した魔守。それが一体何の…?!

・ドリップリマドンナ
フラシェルの病院に入院していた歌姫天使
逃げ場は無いとあきらめ、書きかけの手紙を書き終えた直後にビーストの襲撃にあい消滅…

・探出武者 「イリダール再建の目処もたたぬうちから…」
・針飛び左助 「住民は深皇宮に避難させました」
・蓄音鬼神 「逃げ場はどこにもないぞ…」
・愛邪道 「来たよ! 混沌が拡がりながらこっちへ来る!」
ビーストの襲撃前から既にボロボロなイリダールを守る勇撃師団の面々
迫りくる混沌から魔法で守ってくれた静女天らを歓迎する。


・ゲンカク番長 「こりねぇ奴が多すぎるんだ」
高い山の上で世界を見下ろしていたが、広がる混沌を目にしてとりあえず下山。


・カイミン貘ラ 「もーしもし」
夢次元の世界で熟水天と暮らす聖守。常にボケボケな熟水天のツッコミ役

・無導士ジャッジ
イリダールでフシールと融合して消えたはずが、夢次元でデミアンと再会を果たした集中豪無の化身
デミアンに無言で神裁刃を手渡し、何を伝えるのか?


・絶対全デロアーゴ 「歴史はまだ、カリスマデビルの台頭する時期ではない。」
・絶対無リーニュゴ 「無限を我らが維持しているからこそ、命は命であり続け、神は神であり続ける。」
デビルとジョーカードの前に姿を現した深層使徒が武装変化した姿
「宇宙を全て二つの軸でもって律をなす深層の彼方」と呼ばれるその正体は??

 

現在位置

・ビーストデミアンの軌道

トリスダルナで誕生し飛び立つ

 ↓

天東洋上空で聖伝光宮と遭遇・破壊

 ↓

天西洋に到達、さらに飛行

 ↓

トリスダルナとフラシェルの間の海
(紙芝居皇帝が飛行するビーストを目撃)

 ↓

フラシェル到達、破壊しながら通過

 ↓

イリダール到達、破壊は天獄の寸前で停止

 ↓

天城京まではまだ距離のある場所でゼウスや超聖神らと対決

 

用語
Check Point!
<スーパーデビル復活>

アノド封印のとき、フェニックスたちに協力し命を投げ打ったスーパーデビル
その後超聖神となったフェニックスたちは深層の力で世界を再生させた際に
統治者としてゼウスとデビルを復活させたという。

しかしデビルは再び闇に心を染め、超魔力を用いて軍団を編成
天使たちに戦いを挑んだものの
敗れ去った

デビルはその後、魂壷に宿ることで生き延びていた
それがこのたびポーカードが用意した「器」を得て復活を目指したのだ。

スーパーデビルは「カリスマデビル」と改名し、さらなる力を得て混沌を身にまとい
最終形態
「ジェノサイドデビル」になるべく動き出した。

混沌と終滅に浸蝕され心を失っていた聖魔戦使の肉体を用いて
赤い瞳のビーストとなったデビルは、まるで破壊を楽しむかのように暴れまくる。

その圧倒的なパワーは空気すら爆発させるほどであり、
海に浮かぶ大陸や島からなる聖魔和合界の数百のゾーンは大半が壊滅し
いくつかのゾーンが宙に浮かぶ形で点在する現在のスタイルになってしまった。

だが超聖神らの妨害により「器」から切り離されたデビルの魂は
ポーカードにより
魂壷に引き戻される。

もともとデビルが蘇るのは「この時代」ではなかったため、
歴史の律を重んじる深層使徒が介入してきたためである。

「神々の計画書(アカシックリポート)」とは一体何なのであろうか?

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