トリスダルナでは、アレグリアのスパイであるコーモリカ・サノバ男爵のところへ
絶メッ鬼がW族への勧誘にやってきたが、男爵は聞く耳持たず拒絶。

一方、アクスヴァイ王暗殺の場に居合わせた裸身バンプは
真黒騎士の策略で病院施設に強制隔離される。
裸身バンプは混沌の脅威を訴え続けるものの、ホアノモスらの情報操作により
彼女の声は公のものとはならなかった。

そんなトリスダルナへ、フラシェルから暗殺事件の調査団が到着。
その護衛役である熱侍は邪ベール一派唯一の生き残りである不良最賢者と接触。
真夜中、不良最賢者はトリスダルナの裏の顔について進言・忠告するが、
抜け目の無い真黒騎士は不良最賢者をその場で惨殺。
熱侍は言いようのない不安と脅威を感じ取る。

聖魔塔では、プラン大賢がゼウスと面会すべく単独で現れた。
ゴドブレスが倒れたことで真天聖軍は解散すると語り、
さらに「魔精」を披露しゼウス･カーンを驚かせるプラン大賢。
今後は聖魔塔に協力すると言うが…？

その真天聖軍は、アレグリアから天城京へ聖伝光宮を発進・出撃させていた。
だがその進撃部隊から外されたLOVEサー帝は納得がいかず、
プロフェードの思惑を知るため、邪魔する南京城主を消し飛ばしてまで
三面姉妹の元へ突き進む。
そこでプロフェードの目的を知り、
さらにシルク八頭神の口から自らの身に起こった驚くべき真実を耳にする。
ゴドブレスはLOVEサー帝の理力を借りて完全復活すべく、
彼女の体を母体として宿っているというのだ。
LOVEサー帝は、ゴドブレスが見ていたのは自分でなく
自分の理力だけだったことを知って泣き崩れ狂乱する。

そのゴドブレスの本体とも言うべき「善なるもの」は朽ちかけ、
混沌を発するまでになっていた。

その頃、デミアンはポーカードに連れられて不思議な空間を歩いていた。
ポーカードの正体に気づくことも怪しむこともなく、ただフシールに会えるということで
頭がいっぱいのデミアン。
ポーカードはデミアンの持つ「銀色の波動」と「混沌」について語る。
銀色の波動は天使が悪魔を屈服させる力。混沌は悪魔が天使を脅威させる力。
そしてそれらの力をもたらした戦使の遺伝子の恐ろしさ…。

やがてデミアンは今自分がいる場所がどこなのかを知る。
ここは魂壷。父タケルから聞いていたカリスマデビルが眠っていた場所。
それに気づいた瞬間、デミアンは地面から湧き出した混沌に飲み込まれてしまった。
ポーカード改めジョーカードがこの瞬間より、デビル復活の宴を開始する！

半崩壊状態のイリダールでは、天獄の犠牲者を救うため
サンダーがペチカイロを説得してともに活動していた。

異空間では、カヴォードの宙航機に乗って超聖神やアズールらが高速移動中。
カヴォードはデミアンに終滅が寄生し、それを混沌が利用して
デビルの復活を目論んでいることを告げ、デビルのいる魂壷へ急ぐ。

イリダールを出てトリスダルナへ向かった紙芝居皇帝は
途中でフラシェルに立ち寄り、療養中のドリップリマドンナと再会。
ドリップリマドンナは自らの理念を180度変えてしまった紙芝居皇帝に驚くが、
彼を止めることもできずただ見送るだけだった。

そして再びトリスダルナ。
調査報告会の後の食事会の席にて、ホアノモスらの異様な行動を見かねて
ついに熱侍が声を上げた。
だがホアノモスは動じることなく、全ては仮面であると言い放つ。
ついに彼らが「仮面」を脱ぎ、本性をあらわにする時がやってきたのだ！
ホアノモスがこれまでの行動はデビル復活のための準備であったことを明かすと、
トリスダルナを取り巻く魔結界が魂壷へつながる巨大な神殿「魔王霊殿塔」へと変形。

急速に混沌に覆われ始めゾーン内外が騒然となる中、
混沌最上部にははりつけ状態のデミアンの姿が現れたのだった。

・邪ベール　「力を…！」
ホアノモスの謀略により命を落としたが、深層神の救済により転生の幽心命として魔凶次元に蘇った凶悪魔。
深層より「ガイスト」の称号を受け「邪凶大帝ベールガイスト」となり、凶悪魔の世界を構築し始める！
（この40年ほどのち、ベールガイストは幻次界や聖魔和合界への侵攻を開始。いわゆる「凶悪魔編」へとつながってゆく。）

・特異転グランデロア/特異仙グランリーニュ　「深層使徒、ここに」
バオラムハバに仕える深層使徒。しかしその存在は神と同等以上なのか？

・コーモリカ・サノバ男爵　「Ｗ族…このうえまだわけのわからない連中がこの世界にいるのか」
真天聖軍のスパイとしてトリスダルナに潜伏中の天使変身能力を持つ悪魔。
絶メッ鬼からのW族入りの誘いを断るが、野心ばかりあふれる世界にプロフェードを連想してウンザリ。

・絶メッ鬼　「ひとつの体に二つの意識。二つの魂。自己合議制をとった新しい生命体として…」
トリスダルナにて、聖魔両方に通じているコーモリカ・サノバ男爵に接近するW族悪魔。
W仏KINGによるW族宇宙の復活を目指すが、あっさりと誘いを断られ闇に消えてそれっきり。

・裸身バンプ　「表向きは混沌を忌み嫌っている姿勢をとりながら、邪ベールを楯にして何かをしている…」
アクスヴァイ王暗殺の現場に居合わせたことで「ショックを受けている」とみなされ、病院に強制隔離された女性悪魔。
混沌の警告を発するもホアノモス下の情報操作により伝わらず、ようやくフィッシュ裸婦と面会できたが…。

・ダイイング亭ブルー　「それは…とても…ブルーだ…」
６王知恵悪魔の部下であるトリスダルナの魔守。
裸身バンプから「トリスダルナが不戦を貫くなら混沌は阻止すべき」との警告を受けるが、公にはされず。

・６王知恵悪魔　
ホアノモスの知恵袋とされる切れ者悪魔。混沌にまつわる情報操作を行い、
混沌をただのウワサにとどめさせ真相をひた隠しにする。

・愚弄ランプ　「ホアノモス様は我らを欺き愚弄してきたとおおせられますか！」
フラシェルからアクスヴァイ王暗殺事件の調査団を率いてやってきた魔守。
警護役の熱侍とともに真黒騎士と会談に臨む。

・真黒騎士　「いまは、混沌の風評を聖魔和合界全体に広めることこそ急務。」
調査団に対し、すべては邪ベール一派の仕業であると説明するトリスダルナ魔創陣密院の悪魔。
しかし真相をリークした不良最賢者を抹殺するなど、相変わらず暗躍。

・熱侍　「認めたな。アクスヴァイ王をあやめたと、今の言葉は認めたととっていいんだな。」
フラシェルからの調査団の警護役としてトリスダルナへやってきた子連れ傭兵魔守。
そこで邪ベール一派の生き残りから事件の真相を知り、ついにはホアノモスを問い詰めるが…。

・フィッシュ裸婦　「あまりにも、理想郷を描き出しすぎてる」
デミアンのことを気にかけており、その後の事情を聞くべく裸身バンプと面会するが、
隔離され社会的に抹殺されたも同然な裸身バンプの言葉にトリスダルナの政策に対する不振を抱く女性悪魔。
それはともかく裸身バンプとフィッシュ裸婦のツーショットだなんて、なんてエロいんだ（爆）

・故人冥土霊　「邪ベールの魂、無間冥王獄に堕ちてないですにゃ。」
真黒騎士から邪ベール一派の動向を見張るように指示されていた魔守。
ところで、なんでこの時点でデビルのことを「カリスマ様」って呼んでるの？？

・不良最賢者　「トリスダルナの裏の顔は、どこまでも汚いでござんす」
邪ベール一派唯一の生き残りであり、熱侍を呼び出して事の真相を伝えようとした悪魔。
しかし後をつけてきた真黒騎士によって、熱侍の目前で抹殺されてしまう。

・プラン大賢　「もう間もなく、真天聖軍の存在は聖魔和合界より消滅します」
ゴドブレスが超聖神との戦いで敗れた後、単身ゼウスと面会すべく聖魔塔にやってきた真天聖軍の研究者。
魔精を披露してゼウス・カーンを驚かせる。

・スーパーゼウス　「混沌を制御、願ってもないことじゃ」
不意に来訪したプラン大賢の真意を計りかねて困惑するも、面会を果たした天城京のヘッド。
その後もトリスダルナで異常な混沌が検知されて大慌て。

・シャーマンカーン　「余おぬし何故、混沌を持ち出しておる？」
プラン大賢が持ち出した混沌、そして魔精に驚きを隠せない天使ヘッド。

・擬音曹司　「バシッと魔法結界は完成してます、ゼウス様。」
聖蓋を魔法結界で守護している守護司リーダー。でもこうなった以上は役立たず？

・短針オールナイト　「かつて混沌が世界を覆った時に匹敵する、時空維持質量の超重化現象が始まっています。」
聖魔塔から世界の異常を観測する研究者。「短針」が「検知針」に通じているというだけの人選っぽい。

・LOVEサー帝　「理力さえ強ければわたくしでなくてもよかったということでしょう!?」
戦線からはずされ体調も悪いところに、ゴドブレス崩御の知らせを受け混乱するばかりの真天聖軍第4天位・聖讃使。
プロフェードが「未来」を見たことを知り自分も未来を知ろうとするが、シルク八頭神から衝撃的な真実を知らされて絶句。
ゴドブレスが真の復活を果たすために、自分を「御聖母」として利用しようとしていることを…。

・悦迅宮　「おねぇさまの分も、エッジがんばって悪魔もやっつけちゃいますぅ！」
戦いたくても戦場に出されないLOVEサー帝の気も知らず、のんきに出撃していった真天聖軍第10天位・聖華使。

・シルク八頭神　「聖祝宰様を御身にいだきし、御聖母にあらせられますわ」
なぜかLOVEサー帝の世話係となった謎の異界天使。
「御聖母」に選ばれたLOVEサー帝を守りゴドブレス復活を見届けるのが真の役目？

・南京城主　「プロフェード様より、たとえ天位捧持者といえど侵入を禁じられております。」
制止を振り切って聖牢閣に押し入ろうとするLOVEサー帝を阻もうとしたら
問答無用でチリにされてしまった気の毒な門番天使。

・シリンダー嬢　「彼女たちに会えばわかるわ」
鬼気迫るLOVEサー帝を止められず、仕方なく聖牢閣の三面姉妹のもとへ案内する南京城主の聖守。
LOVEサー帝の今の地位が明らかになると彼女を「幽閉」するための部屋を準備。

・三面姉妹　「…どうしたの、あなた。とても不安そう…」
プロフェードに時間鏡を使われた、囚われの時空属性聖守。
LOVEサー帝の未来は鏡を見るまでも無く、シルク八頭神の口から語られる。

・オスカー象　「まいどー。金象宅配便ぱおー。」
天城京へ飛行中の聖伝光宮へ現れた宅配便配達人。
二つの箱、宛先は「プロフェード」で送り主は「（笑）」？？

・剛昇プロフェード　「混沌が私の眼鏡を返してくれたとでも？」
いきなり影武者に持たせていた輝剛杖とメガネが届けられて困惑する真天聖軍第1天位・聖翼使。
ゴドブレスが表向き崩御した今、真天聖軍の全権を掌握！

・善なるもの　「プロフェード…そなた、何を思うておいでか…」
理力尽き果て、その身から混沌を染み出させるゴドブレスの現在の真の姿。

・ポーカード　「神でも命でもありませんよ。私は、私。時の糸のはざまに棲むこと幾星霜…」
言葉巧みにデミアンを連れ出し魂壷の空間へいざなう混沌の化身。
カヴォードが理力と魔力を発見して宇宙を拓いたときよりも更に前から存在していたという…。

・聖魔戦使デミアン　「オレ…あいつにまた会えたら、いっぱい謝りたいんだ」
またフシールに会える、というポーカードの言葉を信じて妖しい空間を歩く聖魔戦使。
魂壷にて突如混沌に飲み込まれ、そのままデビル復活のための「器」に…？

・カオスデビル　「こやつが、器か」
魂壷に寄生することで生き延びたスーパーデビルの現在の姿。
巨大な結晶体の状態でポーカードに語りかけ、復活のその時をひたすらに待ち続ける。

・ジョーカード　「あたくし、僭越ながらデビル様復活祭実行委員会会長をつとめさせていただきますのすけーっ！」
で、そのポーカードがジャケットを脱ぐとジョーカードに変身。
デビル復活のための儀式をあひゃひゃひゃひゃと開始する！

・ペチカイロ　「逃げないペチ…このままあの声をほっとくなんて出来ないペチ」
パルージア再臨時の破壊衝動で半壊した天獄に収監されていた元・プロフェードの側近聖守。
過去の罪からくる恐怖におびえるが、サンダーに必要とされたことで新たな生き方を見つける。

・万年羊　「はよー逃げるめー」
ペチカイロの同僚だったという、同じく収監されていた聖守。
こいつもかわいい顔してペチカイロ並みに酷いことやってきたんだろうなあ。

・勇闘サンダー　「幸い、君は生きてる…救助を手伝ってほしい。」
壊滅状態にあるイリダールにて、人命救助のために駆け回る勇撃師団の戦使。
うろたえるだけのペチカイロに檄を飛ばし、過去の諍いを捨ててともに救助に動くことを要請する。

・戦使カヴォード　「いかに私が層造律に通じようとも、個人の情まで読み切ることは不可能なんだ。」
宙航機に乗り込んでデミアンの元へ急ぐ戦使の遺伝子。
終滅を消滅させるつもりが、デミアンの感情を読みきれなかったため終滅を憑依させてしまったことを悔やむ。

・冥王アズール　「デビルか…！」
状況が飲み込めず焦ると同時に、手の内を見せきらないカヴォードに苛立つ冥王。
背景にポーカードやデビルがいることを知り、かつてデビルに殺されたときの記憶が蘇る…。

・アツィルト・フェニックス　「アノド封印の時、ゼウス様と共にその命なげうってくれたのに…」
・イエツィラーティキ　「」
・アッシャーアスカ　「神と命の不干渉の盟約も、その頃からはっきりと意識されたんだったよな」
・ベリアーアムル　「混沌の正体よ、シルヴァ」
ポーカードの名を知らないってのはどうなのかと思いますが、かつてアノドと戦ったときに
一度は心通じ合えたはずのデビルの更なる乱心に心を痛める超聖神。

・シルヴァマリア　「ねえねえ、全然話が見えないんだけど。」
・虹天使ダーツ　「だけど、デミアンをどう復活に使うつもりなんでしょうか…」
ただこの場にいるだけですが、混沌がデミアンを使ってデビルを復活させようとしているというところまでは理解。

・紙芝居皇帝　「真実など、追い求めても何も変わらないものです」
ピンゼロイドとともにイリダールからトリスダルナへ向かう途中、フラシェルに立ち寄ったおじさん悪魔。
ここで療養中のドリップリマドンナと再会。彼が求めるものは「歴史の真実」ではなく「時代を変える力」に変わっていた…。

・ドリップリマドンナ　「なんということを…」
海底城でプロフェードから受けた傷を癒すためフラシェルの病院で休んでいた歌声天使。
再会した紙芝居皇帝の変貌に驚くが、彼を止めることもできず見送るのみ。

・左舷選手　
ドリップリマドンナと同様にフラシェルで静養中の聖守。
トリスダルナまで紙芝居皇帝を送っていくことに。

・猊下ホアノモス　「我らの心に巣食った『常識』などというものを破壊する時がきたのじゃ。」
フラシェルからの調査も終わり食事会が催されている最中、「準備」が整ったことを知りついに動き出す。
白蝋の仮面をはずして「真猊ホアノモス」の姿を晒し、全てがデビル復活のための布石であったことを激白。
その超魔力を開放してトリスダルナの魔結界を変化させ、復活の祭壇「魔王霊殿塔」を作り出す！

・デミアン依童　
両手足を混沌にからめとられ、意識薄れゆく中「最後の希望＝フシールに会うこと」が失われ心壊れてゆくデミアン。
トリスダルナの魔王霊殿塔に掲げられ、ホアノモスがデビルを復活させるための「凶」なる「器」となる。

・ゲンカク番長　「くせぇな」
世界を包む風が変わったのを感じながらも、足は風の吹く向きに歩き出す孤高の悪魔。
もう仲間のために戦うことは無いのか？？

・トリスダルナ
ゾーンを覆う魔結界が変形、魔王霊殿塔となる
ホアノモス・真黒騎士・6王知恵悪魔→儀式開始
デミアン→はりつけ
熱侍・愚弄ランプ他調査団→呆然
裸身バンプ・フィッシュ裸婦→病院

・フラシェル
紙芝居皇帝・左舷選手→トリスダルナへ
ドリップリマドンナ（入院中）

・イリダール
サンダー他勇撃師団、ペチカイロ・万年羊

・アレグリア
LOVEサー帝・シルク八頭神・シリンダー嬢
三面姉妹

・聖伝光宮
プロフェード以下真天聖軍、善なるもの

・聖魔塔
スーパーゼウス・シャーマンカーン・プラン大賢

・魂壷
カオスデビル・ポーカード
超聖神4人・カヴォード・アズール・ダーツ・シルヴァマリアは接近中

◆Check Point！◆
＜ゴドブレスの目的、ホアノモスの目的＞

どちらも真意不明なまま謎の行動を続けていたゾーンのトップ。
しかしついに彼らの重大な目的が今回判明しました。

ゴドブレスは超聖神との戦いの前に、LOVEサー帝を寝室に招き交わりました。
このとき、ゴドブレスは自らの分身をLOVEサー帝に宿らせていたのです。

今のゴドブレスは不完全な存在であり、理力だけをボロボロの本体から分断させることで
魔の浸蝕を遠ざけてどうにか現在の力を保っていたと思われます。
理力体、つまり光のゴドブレスはフェニックスに翼を断たれたことで
本体（善なるもの）とのつながりが絶たれ消滅してしまいました。
しかし、ゴドブレスの本体はLOVEサー帝の中で生きていたのです。
（これが「保険」だったのか、最初からそのつもりだったのかは不明ですが…）

一般の天使よりも強大な理力を持つLOVEサー帝を利用して
完全復活するのがゴドブレスの目的。
自分自身でなく自分の理力だけが目当てだったことを知ったLOVEサー帝は
強いショックを受けますが、シルク八頭神らによって抑制されてしまいます。

一方、長年「不戦のゾーン」とされてきたトリスダルナを治めるホアノモス。

「争いはいやじゃ」と言って好戦的な邪ベールを抹殺してしまうほどでしたが、
あえて不戦の姿勢を貫いてきたのは、確実に「デビル復活」のこの日を迎えるため。
その日を迎える前に真天聖軍に目をつけられるのを避けるためだったのです。

ホアノモスの素顔は天使のようなつぶらな瞳。
これは彼いわく「天使らしさ悪魔らしさを兼ね備えた姿」だといいます。
しかし「らしさ」というのは常識がもたらす先入観に過ぎず、
そのような常識を打ち壊す圧倒的な力を持つ者こそデビルだと言うのです。

ゴドブレスは静かに復活のときを待ち、デビルは今まさに蘇ろうとしています。

ここにきていきなり具現化したスーパーデビル復活。
物語は急展開していきます。