時を同じくして霊精層に異変が発生。何者かが天源核を生み出そうとしているという。
甲神域のアズールやダーツも異変に気づき混乱するが…。

一方1960年の聖魔和合界。
合天明星島では真天聖軍から聖蓋を守護するため、魔法で理力魔力に対抗する結界を作ることに。
静女天は反対するが、時代がそれを望むゆえ事態は動きつづける。

神秘ゾーンを目指すデミアン一行はアクスヴァイ王と再会し、ガイド役のドルフィン王とも出会う。
そしてついに神秘ゾーンへの道が開かれたが、直後に真天聖軍が襲撃！
一触即発状態の中、今度は無導士ジャッジが出現！？

・爺高度　「命の風が乱れたようじゃの…」
グリニッジ神官の師匠でもあるという時空属性？霊精層にて命と神の橋渡しを担う。
聞かれてもない事まで長々と解説してくれるところは教え子そっくり。

・ホーロー流氏　「…ちゃん。また、熱くならァ。」
かつて崩壊した世界を離れ、次元を放浪し霊精層に居着いたさすらいの魔守。
保護観音の涙に心打たれ、今一度命の領域に戻る決意をする。ちなみに彼の父親は魔守・熱侍。

・四荒魔　「ぶほひーん」
魔力系希少生物と呼ばれる４コマ漫画馬。「四荒”馬”」と書かれているのはわざと？
顔の四コマ漫画に保護観音が接してきた幾多の動物達の心が投影されている。

・冥王アズール　「メカタートルへ入るぞ」
自分の思惑を超えたところで様々な現象が連発し落ち着かない冥王サマ。基本的に誰に対しても偉そう。
神でもなく命でもなく、そういう意味では爺高度と似たような存在？

・虚体カヴォード　「こちらも戦いの準備をしておいた方がいい」
至って冷静なる戦使の遺伝子。霊精層での異変もいち早く察知。基本的に誰に対しても無愛想。
肝心なところは「いずれわかる」という感じでしゃべらないのもいつも通り。

・ダーツィンヴォリア　「層宇宙を超えて意志を動かせる者はそうはいないはずです」
せっかく心産みの神になったのに、天源核を生み出す役目を奪われた哀れな神。
基本的に誰に対しても低姿勢。威厳はまだまだありません。

・フェニックス　「来てくれて嬉しいよ」
不死鳥フォームで光りっぱなしの超聖神その１。基本的に誰に対しても緊張感がありません。

・ICE栗鼠　「ゼウス様は魔法の使用を前向きに検討しはじめてくり。」
ゼウスの命を受け合天明星島へやってきた聖魔塔の特使。この口調で「おぼっちゃまくん」を思い出した人は数知れず。

・擬音曹司　「魔法でバーン！　と聖蓋のガードをガキン！」
合天明星島で魔法層を守護している守護司のリーダー天使。長島茂雄ばりの意味不明な擬音が得意。
聖蓋を守るため魔法を使用したいというゼウスの意向に従い結界作成を進める。

・衰齢４祈祷　「それほどまでに、事態は逼迫しているということですな」
同じく守護司の副リーダー的悪魔。あいにく特に書くほどの特徴もありません。

・七代目静女天　「私は怖いのよ、ラム…」
魔法を巡り動き始めた「時代」の流れに戸惑う若き守護司。「七代目」に関しての記述は今後も語られなさそう。

・勇闘サンダー
合天明星島で身につけた魔法力でイリダール復興を進める勇撃師団メンバー。
いわば「魔法解禁へのテストサンプル」のようなもの…？

・ワイルド魔女ラム　「時代は待ってくれない。そういうことだよ、静女天」
合天明星島の守護司の一人。さすが「魔女」(^^;

・聖魔戦使デミアン　「…また天使になっちゃったな…」
超聖水を浴びて天使バージョンになった聖魔戦使。前回と違い暴走しなかったのは「水」の性質のせい？
フシールの心情を読み取ろうとするなど、いつしか精神的な成長も。

・煌聖使フシール　「どかない！」
LOVEサー帝とはしつこく因縁が続く戦使の少女。
神秘ゾーンと時の糸の関連が微妙に気になる…？？

・左舷選手　「いたいのココロー！」
久々にセリフがあったかと思えばろくな目に遭っていない乗り物聖守。

・紙芝居皇帝　「…どう思うかね、ミネラ流」
小難しい会話ができるミネラ流とドリップリマドンナがお気に入りな博識悪魔。
「深層鏡」を使って神秘ゾーンへの道を開く方法、なんで知ってるの？

・ミネラ流　「僕は、そのために来たといってもいい」
鎌状の武具「流星ファルクス」についている結晶体「元素晶星」の異変を気にかけるサプリメン党メンバー。
神秘ゾーンへの道を開く際にサプリメン党の本領発揮！でも実際にアクションするのはドルフィン王。

・ドリップリマドンナ　「そう。そういうこと、なのね」
かつて友人だったLOVEサー帝の登場に認めたくない現実を察知した歌姫天使。
「強かった敵が味方になると弱くなる」という典型的存在？

・ドルフィン王　「あろっはー！」
恐ろしくなまりまくった言語を話す癒し系イルカ天使。
神秘ゾーンへの道を開くことができる唯一の存在。一体何者？

・バサロボット　「ばっさばっさ〜。はじめましてときたもんさ〜。」
ドルフィン王の聖守。彼もまたヘンテコなしゃべり方。
しかし海が割れたとき左舷選手と大弩漢號をトラクタービームで宙に浮かせる超パワーを発揮！

・ゲンカク番長　「筋肉ヒゲ…！」
退屈な日常を吹き飛ばすアクスヴァイ王の登場でかなり嬉しそうな男くさい悪魔。
しかしさすがに真天聖軍の登場は歓迎せず？

・アクスヴァイ王　「強いオトコはみんなワシのセガレじゃい！」
超巨大海賊船「大弩漢號（ジャイアント・オトコごう）」に乗って豪快に登場したフラシェルの豪腕ヘッド。
内政の危機も何のその、自ら道を切り開きパルージア復活のために全速前進！

・探偵ブル
「B」の調査を継続中だった探偵聖守。

・悦迅宮　「じゃじゃーん！　決まった？」
最悪のタイミングで登場した無邪気な真天聖軍聖華使。
LOVEサー帝の使命遂行をサポートすべく超高速で駆け抜け斬りつける意外な戦力！？

・LOVEサー帝　「いいえ、わたくしがいまあるためですわ！」
ドリップリマドンナ抹殺の勅令を果たすべく神秘ゾーン直前の海域に登場した格下げ聖讃使。
その心に迷いは無いのか？

・無導士ジャッジ　「集中豪無を阻むものたちよ！」
突如砂の城を突き破って1960年に出現した裁きの死者！
集中豪無完成を目的とする彼の標的はデミアン？

・合天明星島
魔法力を生み出す「魔法層」を内包した南海の孤島。七人の守護司が管理している。

・ドルフィン王の領海
神秘ゾーンへ繋がる道が隠されている海。
Bの紋章が広がるとき砂の城が現れ、その奥に「深達海溝（デプスクレバス）」が見える。

◆元素晶星（エレメント・プラネタス）
サプリメン党が所持を義務付けられているオレンジ色の結晶体。宇宙養基体の輝きから造られたものだとか。
神秘ゾーンへの道を開くためにも使用される。

◆深達海溝（デプスクレバス）
海底に出現した砂の城の城門奥に広がる光満ちた世界。宇宙生成の養基（ようき）満ちる生命の海？