さらには「戦使の遺伝子」カヴォードが姿を現したものの、突如出現したゴドブレスの圧倒的理力の前に成すすべも無く撃沈。ドリップリマドンナともども捕われの身となってしまう！

一方そんなことを知る由も無い勇撃師団は火消子爵の消防車に潜んで処刑会場に潜入したが、
裏切り者の金剛Ｗ巣によって作戦は全て筒抜けな上に武器もニセモノにすり替えられていた…。

武器も無く希望も消えかけすべてがプロフェードに屈したと思われたその時、
目を覚ましたデミアンの一声が状況を変える？！

・煌聖使フシール　「あんたも、楽しそう」
天獄に捕われたままの戦使の少女。海の夢に沈むデミアンを見る？
処刑当日、処刑場が見える場所でLOVEサー帝と二人きり。

・紙芝居皇帝　「本当の歴史は、どこにあるのだ…」
いちいち戦況を分析してる場合じゃないだろ、と思わず突っ込みたくなる知恵悪魔。
プロフェードの語る「歴史」と深層鏡の記述の相違とは？

・ゲンカク番長　「甘めぇって言ってんだ。におわねぇか…」
裏切り者の金剛Ｗ巣に単身挑んだが返り討ちに遭い重傷の身の豪傑悪魔。
腹から血を流して頭踏まれてます。

・火消子爵　「このすっとこどっこいの唐変木がァ！」
改造消防車で勇撃師団の処刑場潜入をサポートする新入り団員！
だが戦闘の素人ゆえイリダール天使軍の接近に気付かず。歴史の流れからして死にはしないはずですが…。

・探出武者　「誇り！　我らが誇りを!?」
・蓄音鬼神　「金剛Ｗ巣…なぜだ！　なぜ裏切った！」
・空中ブラン侯爵　「師団長、申し訳ありません！」
・愛邪道　「べらべらべらべらおしゃべりな奴…うざーい」
・深入倍戦　「もう我慢できない。オレたちだけでもやろうぜ！」
・最不穏
狭い消防車のタンク内で機会を伺っていて本当にお疲れさまな勇撃師団その他の面々。
特に空中ブラン侯爵は金剛W巣の協力者というわけじゃなかったのですね。

・ドリップリマドンナ　「プロフェード…なぜ…！」
「真天聖軍」の立場を利用してデミアンと共にプロフェード捕縛に挑むがあっさりバレて返り討ちにあい、
逆に捕われの身となってしまった歌姫天使。本当は彼女の合図で勇撃師団の攻撃が始まるはずだったが…。

・カヴォード　…あの天使…ヤツはいったい何だ…？
デミアンの中に棲み、銀の波動とともに「虚体（実体の反対？）」を形成し具現化出現した「戦使の遺伝子」？
その正体は「はじまりの両属性具有」？ゴドブレスの聖白金潔翔流に溶爆され霊精層に沈む？

・針飛び左助　
受刑者の一人として公開処刑のため処刑場に引き出された勇撃師団の一団員。
激しい拷問と長い獄中生活で心も体もすっかりボロボロ。

・勇闘サンダー　「…デミアン…!?」
合天明星島で魔法力修得修行中の戦使。カヴォードが消えるのと同時に全身を激痛が襲う？

・剛昇プロフェード　 「…イリダールの、我が愛すべき国民たちよ」
地位を望み名誉を得て至極ご満悦のイリダール総督。まぎれもなく今回の主役。
幾重にも張られた知略の罠で勇撃師団を絶望の底へ突き落とす！
彼の語る「創世の歴史」に隠された嘘とは？？

・聖祝宰ゴドブレス　「…深層の無時よ、私が…探していたものが、見えます…」
イリダール総督府内、デミアンとプロフェードの戦闘に割って出現したアレグリア絶対天使長。
「かつて善と悪の心をあわせもち、魔に犯された心を二つに断たれた魂の半身」？
デミアンに両属性具有の新たな可能性を見出し戦使の遺伝子との接触を図るが…。

・LOVEサー帝　「あのメガネくんも好きよねえ、こういうの…」
すっかりレギュラーキャラになってる真天聖軍の代表格。
たいそうフシールのことがお気に入りなご様子。なんだかなぁ。

・金剛Ｗ巣 「一介の悪魔ごときが、時空を統べる我らＷ族を倒せるとでも思っておるか！」
まんまと勇撃師団をだまし、兵力を奪った上に「Ｗ巣」で探出武者たちを捕獲した裏切り者。
Ｗ族再興のため利用できるものは何でも利用するというが、プロフェードが何をしてくれるというのやら？
むしろＷ族のほうが両属性具有に近いから処刑されちゃうんじゃないの？

・ペチカイロ 「ペチペチ！　聖魔戦使に祝福ペチ！」
プロフェードの命令で処刑場の周囲に理力聖重壁を展開するイリダール天使軍一員。
その炎の牢獄にデミアンを収監し、勇撃師団に絶望感を与える！

・大工一句　「名を聞かれ　名乗ってあげましょ　大工一句」
いつだって 五七五で しゃべる奴。イリダール 天使軍所属 聖守。
デミアンは 釘を飛ばして 足止めだ。 裏切りの ドリップリちゃんを 連行だ。
ザコキャラも 敵に回れば めちゃ強い。

・愛助コーラル　「戦使の遺伝子が、危ない…」
虹天紀0027年のヘルスゾーンで診療所を臨時開業中の女医聖守。
「戦使を癒す聖守」としての力が時空を超えたカヴォードの異変に反応？こんな時でも前髪の乱れは気にします(^^;

・糖衣嬢　「しっかりしてくださいですの！」
コーラルと共にヘルスゾーンで医療に携わる看護婦聖守。

・超聖神ザイクロイド・アノドは深層宇宙に棲む神の一人だった。
・超聖神アノドは深層の神々を含む幾多の神の闘いを終わらせるため両属性具有を創出。
・五造大神はその時既に超聖神アノドに仕えていた。（五造大神は超聖神が「創った」んじゃないの？）
・深層の争いを鎮めた両属性具有は魔の増長を起こし、神の座を狙って謀反。
・超聖神アノドはこの両属性具有と１対１で戦い、両属性具有を聖魔二つに分断。
・この責任を取る形で超聖神アノドは深層を追われ、源層界に流れついた。
・現在の超聖神たちはアノドを封印し、自ら超聖神を名乗った。
・現在の超聖神たちは深層の神々の陰謀で新たな両属性具有を生み出してしまった。
・だから両属性具有そっくりな聖魔戦使は危険である。
・ただしこの話は歪められていて、真実は深層の神々によって隠されているらしい。

まず、アノドが高次元の神々の一人だったというのは漫画版ＳＢＭ設定にあります。
ですがそこではアノドは、神々の闘いに勝利すべく自分のパワーアップの糧とするためだけに聖魔を創ったことになっています。
この設定、どこまで引用されているのでしょう？

それともうひとつ気になるのがゴドブレスの言葉。
・ゴドブレスは戦使の遺伝子同様、かつて聖魔二つの心を持つ存在だった。
・しかしゴドブレス自身は戦使の遺伝子ではなく、それに憧れる存在である。
・両属性具有のうち、アノドが創った方は戦使の遺伝子となった。
・現在の超聖神たちも両属性具有（のようで実はそうでないもの）を創った。
・深層の無時（深層の神々の一神？）がゴドブレスに干渉している。

となると、ゴドブレスの正体とは…？

ちなみに「アインヴィルドゥム」とはコーラルのリボンに使われている元素で、
虹天銀河では魔凶次元にしか存在しないという元素。（１９話）
Ｗ族、凶悪魔とも関連あり？？