★トリスダルナへいらっしゃ〜い!第十七回

#17「真黒騎士の誘い!のウワサ」 2001/12/07

 

概略 登場人物 現在位置 用語

 

概略
藩豪推参をあっさり斬り伏せた真黒騎士は、デミアンたちを悪魔真正国家「トリスダルナ」
来ないかと誘いをかける。しかし猛反発するゲンカクを筆頭に、まだ世界を見てみたいという紙芝居皇帝、
イリダールへ乗り込むつもりの深入倍戦たち、スラムを守るオゾン小僧たち、成すべき事のあるデミアンは
真黒騎士の誘いを断り、フィッシュ裸婦たちだけがトリスダルナへ旅立った。

そしてアクスヴァイ王からの連絡で、イリダールで公開処刑が計画されていることを知り
今一度イリダールへ戻ることを決定するデミアンたち。

一方、虹天紀0027年の虹天銀河は「理魔力天無撃裂滅計画(りまりきてんむげきバースト・オペレーション)」
の発動に向けて着々と動いていた。
そんな中、幻次界エリアに移住していたトーサンダーマルコネオンと温泉に入っていたが、
過去にデミアンと出会っていたことを告白。集中豪無対策のため、マルコネオンに諭されて聖魔塔へ…。

 

登場人物紹介
聖魔戦使デミアン 「勇撃師団のおかげで、オレはここまで来れたんだ!」
「B」を探し集中豪無の原因を究明するという目的があるため、トリスダルナ行きを断った聖魔両属性戦使
イリダールで公開処刑が行われる事を知ると、居ても立ってもいられず救出に動く。
てゆーか、針飛び左助ごときがここまで役立つとはプロフェードもビックリだろう。

・煌聖使フシール 「デミアンがそうしたいって言うなら、あたしも手伝う。」
なんだかすっかりいいお姉さん(?)な戦使の少女
とりあえずデミアンが立ち直って元気になったことが嬉しいのかも。

ゲンカク番長 「裏でコソコソ働く奴は気にくわねぇんだよ!」
真黒騎士に対して必要以上に反発する悪魔。過去に何らかの因縁があるらしい。
「腐った世の中を見るには左目だけで十分」らしいが、彼の秘めた力とは…??

紙芝居皇帝 「今まで見えなかったものが、見えるような気がするんだよ。」
トリスダルナへ行くことを目的としていたが、デミアン達ともっと世界を見てみたいという気持ちが湧き上がり
真黒騎士の誘いを断ったおっちゃん悪魔。深層について知るためにパルージアとの出会いを望む。

・アクスヴァイ王 「公開処刑をやるとぬかしてきやがった!」
いつのまにか都合のいい情報提供係になってる豪快魔守親父
それにしてもこの時代にもう携帯電話があるんですね。まだまだモールスな時代かと思ってたけど…。

探偵ブル 
イマイチ影の薄い探偵さん。「B」についての話って、親分砦でデミアン以外の面々に話したことだよね?

真黒騎士 「私は、みなさんをこの危機から救いに来たのです」
悪魔真正国家「トリスダルナ」から来た女性悪魔
猊下ホアノモスの意志に従いデミアン達を迎えにきたが、やむなくスラムの住民らを引き連れるに留まり去って行く。
ゲンカクとは過去に何らかのいざこざがあったみたいだが深くは語らず。

猊下ホアノモス 
悪魔真正国家「トリスダルナ」を治める悪魔ヘッド
戦争を好まず、迷える悪魔達を受け入れ守る方針をとっており、案外温厚なのかも??

フィッシュ裸婦 「あたしはいくよ」
スラムに暮らす女性悪魔。真黒騎士の誘いに乗って仲間達と共にトリスダルナへ渡る。

不用泥棒
名前が「泥棒」というだけで処刑要員になってる気がする気の毒な悪魔。

・針飛び左助
もう、デミアン達の足を引っ張るために登場しているとしか思えない気の毒な勇撃師団のザコ魔守
つかまって尋問されて騙されて自白させられて、ついに最後は処刑待ちでエサ状態。哀れ。

バカラ棟梁
虹天銀河の大統合スーパーヘッド。実際はどうか知らないけど、名目上は3エリアを統括している…はず。
星騎使タケル
聖魔和合界エリアの輝ヘッド。以下省略。
ボンボリーダー
元スーパーヘッドで幻次界エリアの輝ヘッド。確かにこんなキャラもいましたねぇ。
鉄壁女王
魔凶次元エリアの輝ヘッド。人材不足なんだなぁ。

マルコネオン 「聖魔塔にも風呂はあります!」
元・幻次界王。幻次界創造主の血を引くくせにあっさり現役引退赤の他人にヘッドの座を譲渡
デミアンを神の領域へ導かれた息子ダーツに重ね合わせてトーサンダーを聖魔塔へ引っぱり出す。

トーサンダー 「肝心な時に、いつも何もしてやれない。」
非常に無口な「おにぎり親父」こと、タケルの父勇闘サンダーの成長した姿でもある。
デミアンの運命を悟った瞬間から歴史の真実に気づき沈黙を守っていたが、マルコネオンに引っ張られ
まだ頭も洗ってないのに強引に温泉から連れ出される。

七代目静女天
あ、この人もまだ生きてましたか。(爆)
トーサンダーの妻にしてデミアンの祖母合天明星島の巫女らしいがまだ出番は無し。

・タフ鎧
さらに出番は無し。トーサンダー夫妻と共に幻次界に移住していた聖守。

天助ポーチ先生 「相変わらずらぶらぶなのねー。うらやましーな」
大ゼウス学校で教鞭を振るう若き女教師聖守。一般人ながらヘッド連中とは幼馴染。

・満点才女
その大ゼウス学校の校長先生。ポーチの恩師でもあるが丸っ鼻。

金ブン怒鬼・スケール豚 「ブンブン」「ぶー」
商店街で文房具店を営む夫妻。息子がポーチのクラスにいるというが、この二人の子供って…。

・誠母チップ 「タケルやパパに心配かけないようにね」
ヘルスゾーンのサナトリウムで療養中の妊婦さん。母ダンディーラーと共に散歩中ポーチに逢う。

・誠母ダンディーラー 「…いろいろあったわね。今まで」
おそらく一番の理解者にして一番の苦労人。バカラの妻というのも相当大変でしょうねぇ。

 

現在位置

廃船の墓場のスラム

デミアン一行は、針飛び左助らを処刑から救うために
罠と知りつつ
聖魔国家イリダールへ戻ることを決意!
(深入倍戦・最不穏も?)

オゾン小僧・モールス受神たちはスラムに残留。

真黒騎士はフィッシュ裸婦などの多くの聖守魔守と共にトリスダルナへ。

悪魔真正国家トリスダルナ
以前から悪魔属だけが暮らすゾーンで、真天聖軍の台頭に伴い「悪魔を救う場所」と呼ばれるようになった。
現ヘッド「猊下ホアノモス」はゾーンを魔結界で守護し、悪魔達を受け入れ守っている。
争いは混沌の暴走を招く恐れがあるので好まないが、デミアンの未知の力は時代を打ち破る力があるのではと期待しているとか。

 

用語
Check Point!
<トーサンダーの過去>

勇闘サンダーはかつて混迷の時代に聖魔の子デミアンと出会ったのち、瀕死のケガを負ってアンドロココに救われ
七代目静女天とタフ鎧のいる小島に預けられることになった…というのは既に語られた話。

それから時がたち、真天聖軍との戦いにも何らかの決着がついて時代に一区切りがついたのち
混沌が流出したときに
「トーサンダー」として旅に出たことは想像に難くありません。

さらに年月が過ぎ、息子タケルが世界を救ったのち、悪魔の娘と結婚して聖魔の子をもうけてデミアンと命名したわけですが、
それが偶然の一致ではなく
時空を越えた運命だったことを悟ったトーサンダーはどんな心境だったでしょうか。

デミアンが生まれ、名付けられた瞬間からその後デミアンが辿る苦悩の宿命を知ったトーサンダー。
彼がせめて両親と共に過ごす日々を大切にしてやりたいと願ったのは当然の選択でしょう。

虹天紀0027年にゼウスやロココといった当時からのキャラが軒並み隠居したりいなくなったりしていたのは、
彼らが
デミアン誕生の事実を知ってはならないための伏線だったのですね。
(でもタケルに息子が出来たことがゼウスの耳に届かないのもさすがに奇妙ですね…)

まてよ、てことは逆に考えれば、グリニッジ神官なんかは1960年のことを知らなかったのでしょうか??

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