自暴自棄気味に飛び出して、救われたスラムでようやく落ち着きを取り戻すデミアン。
一方で謎の「B」がビート神殿ではないかという情報を入手したフシールだが
デミアンのもたらした不思議な力は「戦使の遺伝子」ではないかと思い始める…。

・煌聖使フシール　「大丈夫だってば！　あんたはデミアンよ！」
激しく動揺するデミアンを落ち着かせようとするが、力及ばず弾き飛ばされる戦使の少女。
今度もまた「戦使の遺伝子」がもたらした悲劇かと思ってヘコむ、悩み多きお年頃。

・ゲンカク番長　「この、バカ野郎がアッッッ！！！」
デミアンの変化を目の当たりにして、その「洗脳効果」を問題視する悪魔一匹ガキ大将。
ゴチャゴチャわめきうろたえながら周囲を破壊するデミアンに対する怒りが爆発！

・紙芝居皇帝
今回も脇役。いつになったらトリスダルナへ行けるのやら。

・ミネラル魚太
急変した事態に戸惑ってすっかり影が薄くなった真天聖軍のスパイ聖守。
こいつがLOVEサー帝らに「理力の波動」を発していたというのがイマイチよくわからない。

・LOVEサー帝　「あなたは両属性具有の新しい可能性ですわ」
ミネラル魚太の波動が途絶えたことで現場に急行し、デミアンの変化を知った真天聖軍の天使。
「天使」の姿になった両属性具有に興味を示して舌なめずり。何を考えているのやら。

・藩豪推参　
出番のほとんどないままLOVEサー帝ともども撤収。何しに来たの？

・アクスヴァイ王 「じゃああああいッ！」
「筋肉ヒゲ」の異名をとるフラシェルの豪腕ヘッド。
義理人情に厚いが、それゆえデミアンをかばったことで民衆の不信を招きそう。

・探偵ブル
「B」の情報を捜し求め、それが「神秘ゾーン」の「ビート神殿」ではないかと推測した聖守。
でも「ぶるぶるっ」ってのが少々頼りなさげ。果たして？！

・ドルフィン王
バサロボットと共にビート神殿に行ったことがあるという天使。アクスヴァイ王とも面識があるらしい。

・オゾン小僧 「あっ、お目覚めですか」
フラシェルから離れた「船の墓場」のスラムに多くの面々とともに住む若き天使。
状況を素直に受け取り、デミアンを優しく諭す。顔は子供なのに、しゃべり方は結構老けた感じ。

・防水下降
イカ。けっこう丈夫。

・ホラフキ出汁/滑稽念良/モット苦労ス/不運試子/聖浄樹
スラムで暮らす人々。滑稽念良は魔守なのに、なぜか聖守？

・モールス受神 「オゾン・さん・でんわ・が・きて・ますよ・」
スラムでひっそり弱者の世話をする、尼僧的存在の天使。
クリア姉妹の祖母にあたる人物だが孫娘らよりもおっとり度は高そう（＾＾；

フラシェルの親分砦
アクスヴァイ王のもとに戻ってきたフシール・ゲンカク・紙芝居皇帝。
嵐淡々と探偵ブルが「B」の情報をもたらす。

船の墓場のスラム
世間の喧騒を離れて多くの天使属・悪魔属がひっそり暮らすスラム。
オゾン小僧とモールス受神の庵船もここに。

神秘ゾーン
空か海か、常に浮遊しているといわれている謎のゾーン。
「B」の紋章をかかげるビート神殿がここに？

・銀色の光を放ち、その光が突き抜けた者は全ての憎しみを洗い流される。
・「死」の象徴である「魂壷のかけら」の刃が変形して錫杖に。
・デミアンの憎悪の波動に呼応して舞い散る白い羽根が破壊をもたらす。
・羽ばたき飛び出すだけで、起こした突風で建物を破壊する。

これをゲンカクらは「神の力」かと考えたが、フシールは「戦使の遺伝子」の力かもしれないと思った。
それは彼女もまた遺伝子の持ち主だからかも…？