★ギョギョっと目覚める第十四回

#14「聖なる毒・デミアン白き翼!?のウワサ」 2001/11/09

 

概略 登場人物 現在位置 用語

 

概略
ゴドブレスが聖蓋を吹き飛ばすべく放った「聖白金潔翔流(セントプラチナけっしょうりゅう)
それを阻止したのはアンドロココだった!
その瞬間、ゴドブレスは姿を消してアレグリアの聖伝光宮に戻っていた。
御簾の奥で向かい合う二人のゴドブレス。彼の秘密とは…??

一方、フラシェルのデミアンはミネラル魚太に煽動された民衆に取り囲まれていた。
民衆の「オマエさえいなければ」という声に激しく動揺するデミアン。
さらにミネラル魚太が生み出した水の怪物「ミネラ」に捉えられ絶対絶命!

その失意と絶望の中で、突如目覚めたのは「戦使の遺伝子」…?!

 

登場人物紹介
スーパーゼウス 「すまなかったな、ロココ。聖蓋をよう守ってくれた…ありがとう…」
天城京を治める、その名を知らぬものはいない天使最強ヘッド!
この時代ではまだ結構マジメで厳しく、ヘッドの威厳にあふれた存在
これが39年後にはあの「ダジャレハニワ」に…。

聖祝宰ゴドブレス 「…この体が、うらめしい…」
天使絶対思想でおなじみ、「真天聖軍」のトップでもあるアレグリアのゾーンヘッド
その姿は光の理力に満ち溢れ、その野望は未だ底が見えず!

アンドロココ 「その者たちと、戦うおつもりですか」
天聖界出身ながらとなり源層界で見守っていたが、地上の危機を察して1960年ぶりに降臨?!
「四尾ラッシュ」でゴドブレスの一撃を粉砕!そういやこの人、この頃は強かったんだっけ(笑)

シャーマンカーン 「久しいね、アンドロココよ…」
いつのまにか大会議場に戻ってきていたもう一人の天使ヘッド
いつのまにか「シャーマカーン」に改名か?(爆)

超聖神
「聖魔和合界」を司り、創世の神の名を継ぐ若き「神」たち
なんでぇ、名前だけかい…ってわけでもないでしょうが、だんだん頼りなく見えてきたのは私だけ?

「善なるもの」
アレグリアの玉座に座る、もうひとりの「ゴドブレス」??
まるで抜け殻のような朽ち果てたその体に光のゴドブレスが融合した時動き出す!

プラン大賢 「おそれながら聖祝宰様。プラン大賢、ここに」
濃縮カオスで豊かな土地作りを計画するアレグリアの研究者
カオスから「魔気」の抽出に成功し「魔清」の開発を推進!これって「血清」みたいなもの?

剛昇プロフェード 「私語は慎むように」
まるで悪役幹部のごとく床から湧いて登場する現・イリダール総督
謎の「B」の情報をいち早く察知し、ミネラ流から聞き出すべく尋問ターイム!?

ペチカイロ 「ペチペチ! 尋問だ尋問だペチペチペチ!」
尋問大好きな極悪聖守。そういや忘れてたけど、こいつに捕まってた針飛び左助って…?

ミネラ流
分け隔てなく理力・魔力を与える一族「サプリメン党」の一人である聖守。
イリダールで捉えられアレグリアの監獄に幽閉されていた気の毒な人。これからどうなる??


聖魔戦使デミアン 「はなせ! オレが何したってんだよぉ!」
いつのまにかフラシェルの聖守魔守たちに包囲され絶体絶命の聖魔両属性戦使。
薄れゆく意識の中ではじけた「何か」が彼のもうひとつの属性を目覚めさせる?!

煌聖使フシール
今回は出番どころかセリフすら無し。デミアンに近づいた途端、催涙弾の巻き添えをくらって涙ボロボロ。

ゲンカク番長紙芝居皇帝
とりあえずデミアンを追ってきて、事態を察して救出に動くが…。

ミネラル魚太 「みんな、聖魔の子をひっとらえるゥオ!」
不自然なほどあからさまに民衆を煽ってデミアンへの憎悪を肥大させる真天聖軍のスパイ聖守
口癖は「〜ゥオ!」でした。残念。

LOVEサー帝 「フラシェルが滅んでも、ですか?」
戦いじゃないときはわりと冷静な真天聖軍の聖凱使
今回も以前のようなトチ狂った出番はナシ。

藩豪推参 「聖魔戦使を我らに引き渡せぇーい!」
武士っぽくて豪快な喋り口調の真天聖軍・聖傑使
私の勝手なイメージでは「ドカベンの岩鬼」(笑)

アクスヴァイ王 「あのチビどもは、ワシの義兄弟の大切なダチじゃ。」
フラシェルの親分砦にて真天聖軍の2人と争議中剛腕魔守ヘッド
近所迷惑な大声はお互い様だと思いますが。

ピンゼロイド
催涙弾発射装置。

ミネラ
聖守魔守たちのデミアンに対する悪感情からミネラル魚太が誕生させた水と毒の怪物
デミアンを包み込んで苦しめたが、「戦使の遺伝子」の覚醒により弾け散る?!

 

現在位置

聖魔和合界
聖魔塔内の大会議場。ゼウス・カーン・ロココが揃い踏み。

アレグリアの聖伝光宮(せいでんこうきゅう)
光り輝く都市アレグリアを漂う7枚の翼をもつ大宮殿。
ゴドブレス・プラン大賢・プロフェード

フラシェルの街中?
デミアンが民衆に囲まれて大ピンチ!なところ。

フラシェルの親分砦(ヘッドクォーター)
アクスヴァイ王が真天聖軍の使者2人とデミアンの処遇を巡り交渉中。

 

用語
Check Point!
<聖祝宰ゴドブレスの謎>

ゼウスの前に現れたゴドブレスは決して地に足をつけず光に満ちた存在。
絶大な理力をもってゼウスをも圧倒し、天使絶対主義を掲げて超聖神打倒を目指す。

「善なるもの」と呼ばれる朽ちかけたゴドブレスは玉座から満足に動くこともできない存在。
光のゴドブレスを「吸収」することで本来の姿に戻る??

このことからゴドブレスは二重人格者であり、一方の人格が光の化身として「旅」をしている可能性が考えられます。
それは他方を「善なるもの」と呼ぶことから、善ではない存在なのかもしれません。
そして
その「悪行」を嘆いて「善なるもの」が涙を流しているのかも…?

ゴドブレスは「もう少し、時間が欲しかったのですが…この体が、うらめしい…」と言っていることから、
その別人格(?)の旅には
時間制限があるようです。あまり長い間本体を放置できないとか…。
となると
本体はアレグリアを離れることの出来ない理由でもあるのでしょうか?

「深層の無時」が「善なるもの」を救っているというのも興味深いところです。
「無時」というからには時間を操る存在なのでしょうから、老いて朽ちかけた「善なるもの」を
時間を止めて老衰死から救っているのが「深層の無時」なのかも。
でも逆に
「深層の無時」がゴドブレスの本体を人質に取っている…という考えもアリかもしれませんね。
そうなると「善なるもの」はゴドブレスの「良心」なのでしょうか。

ゴドブレスやプロフェードが「深層神の遺跡」を破壊している理由もはっきりしませんし、
集中豪無の発生を望んでいたり「B」に興味を示したり、まだまだ謎は尽きません。

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