■ あっぱれ大将軍・THE幕府シール
幕府と朝廷の権力争い!温感変身シール

全5弾202種(バージョン違い除く)


 

幕府-1 家主初代将軍 朝廷-1 弥生 朝廷

 

『コンセプト』

まだ悪魔VS天使シール全盛の頃に登場した異色なシリーズです。
江戸時代っぽい世界で幕府と朝廷の対立がおもしろおかしく展開しており、
西洋神話をモチーフにした旧ビックリマンとはまた異なる魅力のあるシールでした。
あっぱれ大将軍は旧ビックリマン同様に反後四郎氏が手がけたシリーズであり、
日本史用語が連発するため裏書きの難解さはそれ以上と言われています。

旧ビックリマン人気に平行して5弾まで続きましたが、いよいよ決戦というところで終了。
ただ、あえて結末を描かなかっただけで話としては完結していたのかもしれません。

 

『シール構成』

旧ビックリマンの時代にありながらも、シールの入手確率に差は無かったそうです。
そのシールは、幕府方シール反幕方シールの2つに大別されます。

幕府方・反幕方にはそれぞれ明確な階級制度が確立しており、裏面の名前横を見るとそれがわかります。
米俵マークもしくは小判マークの数で示されていて、多いほど偉いということになっています。

シール自体は幕府側が温めると絵が下の絵が出る「温感シール」、反幕側は冷やすと絵が浮かぶ「冷感シール」になっています。5弾でのみ、銀ツヤ素材の「鎌源大将軍」「縄文天王」が存在します。

 

『ストーリー』

武士の時代、天下を統一した名将・家主は江戸に幕府を開き初代将軍となった。
しかしこれを快く思わない公家連中は弥生朝廷を筆頭に反幕方を組織。
僧道VS神道、伊賀忍者VS甲賀忍者、南蛮勢力や支那勢力も巻き込んで、今日も騒動は続く!

 

『トピックス』

これは「ビックリマン」と同時期に発売されていたものの、チョコはクランキーチョコですし値段も50円という別商品なのですが、プロデュースがビックリマンと同じタンゴ博士ということもあり、非常に魅力的なシリーズです。
全てのキャラが温感・冷感仕様で2つの顔を持つという設定も物語に深みを持たせています。

 

『コレクションレベル』

これも最終弾である5弾が難易度高めとなっています。もちろんヘッド格の2枚はさらに高レート。
コンプリートのしにくさという面では、2弾のバージョン違いには手間取るかも…。

 

『シールリスト』

こちらにあります。