祝(ハピ☆ラキ)!ビックリマン

 

第46話 ファイナルIII・お守りハピラッキー! まとばより愛をこめて・・・
ウルフライ「ハピラッキー!それは大金持ち!」
ネロクィーン「ハピラッキー!それは寿退社!」
十字架天使「ハピラッキー!それは燃える愛!」
ヤマト王子「ハピラッキー!それは世界一の剣士!」
ジェロ「ハピラッキー!それはカンペッキーな発明!」
ゲンキ「ハピラッキー!それはみんなで一緒に笑ってるとき!」

さぁ、ハッピーでラッキーな世界をつかもう!

…というのは、最終回予告(ロングバージョン)でのセリフ。
果たして、ハピラッキーな結末は訪れたのでしょうか??

まずは、懐かしのモノローグから開始…。

「むかーしむかし、さらにもっともっと昔。
なーんも無い空間に一筋の光が射し込んだんじゃ。
そこから真白域と真黒域が出来上がり、超聖神ディアナとクロノズーが出現した!
そして、その真ん中には摩訶不思議なグレーゾーンがあって、まとばと呼ばれておった…

じゃが!

二人の超聖神の争いが生んだ恐ろしい超空間がついに世界の破滅を招いてしまった!
心と体を一つにし、新たな英雄となったゲンキとジェロは、果たしてこの大ピンチを救えるのじゃろうか?

いよいよ最後のクライマックスじゃぞー!みんなー!」

今や空気同然のロココと神帝たちは、一様にこの合体劇に驚いていました。

「ゲンキとジェロが…」
「融合した…」

超聖使たちも「奇跡…」としか言葉が出ません。

そして、超聖ジェロニクス・ゲンキはその戦闘能力も超破格!
超空間の中心体が放った無数のエネルギー弾を、左手をかざすだけで全て防御!


さらに超スピードで移動し、右手を中心体にあてがうだけで大ダメージを与えるほどの攻撃力!
すさまじいパワーインフレが起こっています。

これにひるんで更なる空間の奥へ逃げ出した中心体、それを追いかけるジェロニクス・ゲンキ。

中心体は周辺に浮遊していた岩石を寄せ集め、鬼岩城のような胴体を形成!
ちっともビックリマンらしくないビジュアルなのが残念ですが…。

咆哮しながら黒い波動を撒き散らす中心体。(ちゃんとした名前が無いのがそもそも…)
しかしよく見ると、中心体は涙を流して苦しんでいます。

「苦しんでいる…間違った力が合わさって生まれた自分自身に…」

そう冷静に分析し、攻撃してきた中心体の右腕をあっさり粉砕するジェロニクスゲンキ。
「今、キミを救おう!」

腰から剣を取り出し、宙に五芒星を描くとその星マークが輝き…

「七星流弾層剣!」

その星を剣で突くことで、星が中心体の額に張り付き…

さらに苦しみだす中心体。
黒い波動は更に強くなり、ジェロニクス・ゲンキを圧迫します。

この光景を見ていた外の一同は次々と「負けるな!ゲンキ!ジェロ!」と応援。
せっかく名乗ってたのに誰も「ジェロニクス・ゲンキ」の名前を呼んでくれません。
ま、これはこれでいいと思いますけど(^^;

そしてジェロニクス・ゲンキは、剣が帯びていた光を左手を通じて自分の額に凝縮させると、
そこから強烈な光を放って中心体の額の星に照射!

一体全体何がどういう技なのかさっぱり解説が無いのでわかりませんが、
この攻撃(?)により中心体はこなごなに消え去りました。
同時に超空間からマシロとマクロのパワーみたいなものがそれぞれ遊離。

超空間は消滅し、そこに残ったのはジェロニクス・ゲンキの後姿のみ。
なんと開始6分でラスボスを倒しちゃいましたよ。

すべてが終わったことを確信し、みんなのほうを振り向くジェロニクス・ゲンキ。
喜びに沸く一同。

ゆっくりと降下しながら、ジェロニクス・ゲンキは再びゲンキとジェロに分かれました。

「やったぜ!見ろよジェロ、俺達が守った世界だ!」
「ええ、星々があんなに輝いて…なんてきれいなんでしょう!」

どうやらジェロニクス・ゲンキのときの記憶はちゃんとあるみたいですね。

「ジェロは星が大好きだもんな!」と明るく笑うゲンキに、元の姿に戻ったジェロは感涙。
「ゲンキく〜ん!(涙)」
「なんだよジェロ、嬉しいのに泣くなんておかしいぞ〜」

なんかもうすっかり公然のカップルですねえ。(いいのかそれで??)

氷ミコまでもが「ステキだなあ、あの二人。ちょっと妬けちゃうね」と、テラに話しかけてたり。

「私達が帰るべき未来の世界も救われました」とロココ。
そういや若神子はまとばに呼ばれた理由があったけど、ロココが過去に来た理由って何だったんだ?

「彼らまとばの者たちは、新しいお守り…いわば新守なのかもしれんな」とクロノズー。
なるほど、ハピラキ世界における「新守」の位置づけはその名の通り「新しいタイプのお守り」なのですね。

「あの小さな子らに我々は救われた…そして教えられました。
結び合う心が、神をも超えた奇跡を呼び起こせることを」
とディアナ。
確かに、肝心なところでは超聖神すら役立たずでしたからね。
でも今回の件はゲンキとジェロだけが超特殊な存在、とも受け取れるのですが…。

「クロノズー、これから我々はどうしたら…?」と、何故か頬を赤らめながら語りかけるディアナ。ええ!?

「…今さら生き方を変えられぬ」とそっぽを向くクロノズー。まさか、あんたもかい!?

「それは、そうですが…」とうつむくディアナ。おいおい?

「ディアナよ、いささか疲れた…しばし戦いを収めるか、キラーンとな」と、背を向けたまま語るクロノズー。
一瞬驚き、そして「いいでしょう、ズドーンと休戦いたしましょうか」と笑うディアナ。

この二人、立ち位置こそ違えど主義や性格はそっくりですね(笑)
それが、ようやくここにきて互いを理解できたというところでしょうか。

ロココたちと共に仲間の待つ大飛岩に戻ったゲンキとジェロ。
戦いが終わり、みんなで笑えるときが戻ってきた瞬間です…。

さて、ここから先はエピローグ。

真白域の神殿で、世界の英雄となったゲンキとジェロに対する式典が行われようとしていました。
(結婚式じゃないよ!)

ガチガチに緊張しつつ、周囲に迎えられてディアナの前に進むゲンキとジェロ。
フェニックス、若神子、十字架や氷ミコはもちろん、ホワイトイカロスやテンマ、通常サイズの七福士たちや
真白域の住人と思われる新キャラや、かつてのゲストキャラたちが拍手で迎えてくれています。

「ゲンキ、ジェロ。本当にありがとう。よくぞこの真白域、そして全世界を救ってくれました」とディアナ。
やけにデカ過ぎる気もしますが、クロノズーと同サイズだと考えると妥当なのかな…。

「感謝と同時に、私は深く反省しています。ジェロの言うとおり、私は自分を正義と信じるあまり
周囲が見えなくなっていたようですね」

この言葉に、ジェロもディアナ様への尊敬の念が復活した模様。「ディアナ様〜」

「相手を根絶することを考える前に、まずその心を知るべきでした。
皆さんに謝ります。時を越えてきてくれた聖フェニックスと若神子たちにも!」

「それに気付き、自らを改められたあなたは、やはり偉大なる超聖神様です」とフェニックス。
この人、誰に対しても良いようにしか言わないなーと思いつつ、概ね同意です。

「この英雄達に、もう一度皆の祝福を!」

盛大な拍手と歓声に包まれて照れまくるゲンキとジェロ。
しかし、別れの時は近づいていたのでした。

互いの顔を見合わせ、そして静かに場を後にする若神子たち…。

場面は変わり、何故か入院?しているネロクィーンの部屋。

「大丈夫っすか?お姉たま」とウルフライ。
「しっかりしろー!傷は浅いぞネロクィーン!」とヘルリスト。
「うるさいわい!」と元気にぶん殴るネロクィーン。

そして3人とも大笑い!
「これよこれ!なんかしっくり来るー!」と妙に嬉しそうなネロクィーン。
「やっぱトリオだよな!」とヘルリスト。
久々の3バカ集結、見てるほうも何かほっとしますね。

そして窓の外を眺め「あー、もう始まっちゃってるわねえ」とつぶやくネロクィーン。
「見たかったんでしょ?ゲンキたちの晴れ姿」
「べぇっつにー?ただコチコチに緊張してるあいつらをヤジりたかっただけよ!」
「無理しちゃってー!」
「ワハハハハ」

そこにきっちり果物を持参して見舞いに来たシアントラス
「お前らはここにいたほうがいいでごわすよ」
「え?」

言葉の意味を理解できなくて、ただ窓の外に目をやるネロクィーンたち…。
そうでもいいですが、シアントラスも真白域にいていいんですね。

式典会場では、ゲンキたちが数々の贈り物を受け取っているところ。
(ディアナからのごほうび?)
ブルーインカからでっかい金の招き猫をもらったゲンキ。なんでこんなものを…。


「なんかフーニャンが喜びそうな感じ!なあヤマちゃん…?」

一瞬、ディアナが目を伏せるのが印象的です。(「気付いてしまいましたか…」ていう感じ?)

「ありゃ、ヤマちゃんたち…いつの間にかいないぞ?」
「聖フェニックス様や、十字架天使もいません」

そのとき、「アオーン!」という動物の鳴き声が聞こえてきました。

「シロロの声………まさか!?」


シロロは、ヤマトたちを未来から連れてきた時空を超える力を持つ聖なる獣セイントズー
ということは、つまり…。

「ヤマちゃーん!!」

慌てて声が聞こえる方向へ走り出すゲンキとジェロ。
その先にある扉を開くと、天窓からの光が降り注ぐ部屋の中にみんなが立っていました。

「ヤマちゃん、みんな!」
「まさか、未来へ帰るんですか?!」

「・・・」
フェニックスもヤマトも十字架も、誰も声が出ません…。

「酷いじゃないですか!僕たちに黙って!」

「気付かれちゃったね、ゲンキ、ジェロ…」
必死に涙をこらえる十字架天使の肩に手を置き、
ようやく口を開いたのはヤマトでした。

「僕が言い出したことなんだ。別れが辛くなるといけないから、こっそり帰るつもりだった。
…そうしないと、ちゃんと帰れる自信がなかった。
今までいろんな思い出がありすぎて…」

「ヤマト…王子…」とジェロも声を詰まらせます。

「じゃあな、おめーら」と笑う男ジャック。
「本当に素晴らしい旅、素晴らしい仲間でした。
ネロクィーンさんたちにもよろしくお伝えください」
とフェニックス。
「さよ…なら…」といつも通りの牛若。

突然の別れに、ジェロは「そんな…」と返すのが精一杯。
なぜかゲンキは何にも言いません。

「じゃあね」「さよならぜよ」とピーター、一本釣。

そんな風にみんな一人ずつ別れを告げる中、アリババは人一倍感情的なためか、
とうとう堪えきれずに爆発させてしまいました。

「な、なんで…
なんでみんな平気な顔してるんだ!?なんで笑ってられるんだ!?
未来に帰ったら、こっちに来たときみたいに、
ゲンキたちとの記憶は全部消えちまうんだぞ!!」

ただの別れじゃなく、思い出すら消えて無くなってしまうという事実…
そういえば肉体ごと時空を超えると記憶を失う、という設定でしたね。
あらゆる時空に干渉されないというフェニックスと、魂のみでやってきたゼウス・デビルは平気でしたが…。

ゲンキとジェロもその事実に愕然とします。

「俺はいやだ!
今まで毎日ずっと楽しかった…嬉しかったんだ!
みんなのこと、ここまで旅してきた日のこと、忘れたくない!
忘れたくないよぉ!!」

泣き崩れるアリババに誘われるように、涙を浮かべる面々。

「ずるいよアリババ。泣き虫の僕より先にガマンできなくなっちゃうなんて…」とピーター。

「確かに、七因王の影響も無くなってしまうんだろうな…。
好きになったことさえも忘れてしまうのは、ちと寂しい…」
と猫のぬいぐるみを抱きかかえるフッド。

「今の性格も気に入ってたんじゃが、今日でお別れぜよ…」と一本釣。

フッドの猫オタクも一本釣の土佐弁も、七因王の影響で発生した性格改変ですからね。
それらも含めて、まとばでの思い出は全て消えてしまう…。

ですが、号泣したまま立ち上がれないアリババに、
「たとえ記憶が消えても、絶対になくならないものが一つだけある!」と男ジャック。

「それはな…絆だ!」キラーン。

「そうさ!この腕でつかんだ仲間のぬくもりは!
この足で歩いた旅路の重みは!
おいら達の体に刻み込まれて、永遠に消えねえはずだろ!
そいつを持って、胸を張って未来に帰ろう!!」

さすがダンさんはいいことを言う。ちょっとクサイのが玉に瑕ですが…。

そこに、「ダンさんの言うとおりだ!」
と、明るく笑うゲンキ。

「記憶が無くなるのはしょうがないもんな!
でもなんか別のラッキーなことが、未来で必ずあるって!
大丈夫だよアリリン、みんな!」

ゲンキの意外な反応に驚く一同。
「ゲンキ…」とアリババ。
「さっぱりしてるな、お前」と一本釣。
「安心したよ、さすがゲンキ!めそめそしてて恥ずかしいな、僕たち!」とヤマトも涙をぬぐい、
ゲンキと固い握手を交わすのでした。

ですがジェロは、なんでゲンキがこんなに明るく振舞えるのか理解できない様子。
『そんな…アリババの言うとおりですよ…なんでゲンキくんはそんなに笑ってられるんですか?』
と、泣き出しそうなジェロに対して
『泣くなジェロ!』と、ゲンキは心で語りかけます。
一度一心同体になったことでテレパシーが使えるようになったんですかね?

『泣いちゃダメだ!みんなの姿が見えなくなるまで、ガマンするんだぞ…』
『ゲンキくん…!』

顔では精一杯の笑顔をみせるものの、実は必死に悲しみを押し殺していたゲンキ
『俺たちが泣いちゃったら、ヤマちゃんや十字架ちゃんたちが安心して帰れなくなっちゃうじゃないか。
もうちょっとだけガマンして、思いっきりハッピーな顔していよう!』
『…ハイ!!』

とても強く、いい子たちです…。

ジェロはアリババの元に歩み寄り、明るく話しかけました。
「たとえあなたが忘れてしまっても、僕は永遠にあなたのこと忘れません!」
この言葉にようやく立ち直ったアリババ。
「ありがとう…幸せにな、ジェロ」

ジェロと握手を交わし、そしてアリババもみんなと同じ光の下へ駆け寄っていきます。

「それではゲンキ、ジェロ…」

フェニックスの合図で、みんなの体が光に包まれ、浮上していきます。

「ありがとう、ゲンキ!ジェロ!」
「さよならですの〜!!」

それを見上げながら、笑顔で手を振り見送るゲンキとジェロ。
「ヤマちゃん!十字架ちゃん!ダンさん!うっしー!
アリリン!つりポン!ピーくん!フーニャン!フェニ様ー!
みんな、未来でもハピラッキー!!」
「うん、ハピラッキー!」「ハピラッキーですのー!」

『まだだ、まだだぞジェロ…もう少し、もう少しこらえるんだ……』
『まばたきしたら、溢れちゃいそうです…』

そしてシロロが現れ、若神子たちの周囲をくるりと一周したとき…、
みんなの姿は光の中に消えていきました。

そして、無事にみんなの旅立ちを見届けたゲンキとジェロは、とうとう泣き崩れてしまうのでした。

「ううう、ヤマちゃん…十字架ちゃん…」
「もう…泣いてもいいんですよね…」

「うわーーーーん!!!!」

扉の向こうから見ていた氷ミコとテラも思わずもらい泣き。
ディアナも物憂げに見つめているのでした。(別にあんたまで覗き見してなくてもいいのに…)

ところ変わって、なんと未来…

「うわー!!」
ヤマト神帝とアリババ神帝が、魔穴に今まさに吸い込まれようという場面!

「さっさと吸い込まれてしまうでゴマー!」と怪鬼党賊。
旧ビックリマンにおける無縁ゾーンでのワンシーン。
なるほど、若神子たちが呼び寄せられた時期に関しては色々な議論がありましたが
やはりアリババがゴースト化するより前ということだったようですね。

「さらばだ、ヤマト神帝!」と、ヤマトの体をつかんで魔穴の吸引流から脱出させようとするアリババ。
そして穴にはまりこみ、絶体絶命!

「もうどうにもならない、ここまでだ…!」と諦めかけたアリババですが、その手を必死につかむヤマト。

「やめろ!二人ともやられるぞ!俺のことはもういいから…」
「諦めるな!最後まで諦めちゃだめだ!悪あがきしない奴にラッキーはやってこないぞ!!


この言葉に、何かわからないけど何かを感じたアリババ。
「ラッキー、そうだ、俺は知ってる!後ろ向きな奴にラッキーは起こらねえんだ!
そう言ってヤマトの手をつかみ、なんとか脱出を試みようとするアリババ!

「えーい、無駄な足掻きを!叩き落してやるゴマ!」と業を煮やした怪鬼党賊が仮面を投げつけますが、
それがアリババのターバンをかすめ、ターバンが部分的にほどけて長く垂れ下がりました

それを見たヘッドロココ、「あれです!一本釣神帝、神帝男ジャック!」と指示。
何をするのかと思えば、一本釣が聖フックでターバンを引っ掛けてたぐりよせ、
男ジャックが遊晶剣でターバンを結晶で固め、脱出用の足場を作り出したのでした!

「ラッキー来た!」と、足場を上ってアリババもヤマトも魔穴から脱出成功!!
これには怪鬼党賊らも「そんなバカな!」と唖然。おそらく旧ファンも唖然(笑)
アリババが助かっちゃいました!

「さあ反撃だよ!」
「やっちゃきー!」

ロココ&7神帝の反撃で、悪混鬼たちを見事に撃退したのでした。
ちなみにヤマトが「やっちゃき」と発言したのは、ハピラキでは今が最初で最後。
これも七因王の影響があったんでしょうね。

そして大飛岩ならぬセントビッグバードで反省会(?)

「俺、今回ばっかりはダメかと思ったよ。完全に諦めていたのに、お前のあの言葉のおかげだ」
と言うアリババに
「ああ、あれ?実は僕のじゃないんだ」と笑うヤマト。
「道理で妙にカッコいいこと言うと思ったぜ」と男ジャック。

僕の親友が以前言っていた言葉さ!
えっと、誰だったかな…ま、結果オーライでいいじゃん!ハピラッキー!

「…ハピラッキー?」

どこかで誰かが言っていたこのフレーズ。
誰だったのかは思い出せないが、でも確かに知っている言葉…。

突然、ヤマトの目に何故か涙が…。

「なんだい、それ?」と聞き返すアリババに、
「いや、急に頭に浮んだんだ…」とわけがわからず涙をぬぐうヤマト。

「なんだっていいさ、なんだかステキな言葉じゃないか、ハピラッキー!」とピーター。
「新世界を目指す俺達の合言葉にしないか?」と標準語で話す一本釣。
「いいねえ、ハピラッキー!」と同意するフッド。

そして「ハピラッキー!」と声を揃えて笑う7神帝。
その様子を離れた場所から見つめ、微笑むヘッドロココ…。

その頃セントビッグバードの様子を遠隔視聴していた天聖界側はというと、
「わーのわーの!神帝さんたちがみんな幸せそうな顔になりましたの〜!!」とはしゃぐクロスエンジェル。
「本当に、すっごく楽しい言葉ですの、ハピラッキー!ハピラッキー!」と嬉しそうに飛び回ってます。

シャーマンカーンは「そうじゃった、お前とヘッドロココにだけは、
時空を超えても記憶が残っているんじゃったなあ」
と、スーパーゼウスに語りかけます。

「うむ、ゲンキ達との旅で生まれた絆は、彼らの中に永遠に残るじゃろう。
そして必ずや大きな支えになってくれるはず…」
「過去への旅は無駄ではなかったな」

うーん、結局若神子以外の面々までもが過去に飛んだ理由って何だったんでしょう?

さて、この一連の様子を見ていた超聖神たち

「見えたか?ディアナ。若神子たちの未来に変化が現れたぞ」
「ええ、アリババ神帝は一度あそこで倒れるはずでした。
もしかすると、これから待ち受ける困難な未来も…」
「彼らは書き換えていくかもしれんな…」

未来は変えられる!
もしかしたら変わらないかもしれないけど、もしかしたら変わるのかもしれない。
ただのパラレルワールドかそれとも歴史改変なのかわかりませんが、
旧作最終回の悲劇すら乗り越えられる「可能性」が、受け取り側の手に委ねられましたね…。

神帝たちの危機を救った「絆」について、感慨深そうに思いをはせるヘッドロココ。
『ありがとう、ゲンキ、ジェロ、まとばの皆さん…』

「さあ行きましょう!希望の新世界、次界へ!」
「はい!」

その頃、天魔界では…

「ぴょぴょ〜ん!」と素っ頓狂な声がこだましていました。

「…あ、あれ?おおサタンマリア、いや、俺はどうしたんだ?
過去の世界を征服する寸前まで行ったはずなんだけどな…
は!まさか夢?夢だったのかしら??」

魂だけタイムスリップしてたはずなのになんで怪我してるのかわかりませんが、
デビルは目が覚めたばかりで状況が把握できていない様子です。
(そういやデビルは、クロノズーがディアナに対抗するために呼んだってことでいいんでしょうかね??)

「いいや、夢などではないぞスーパーデビル!
お前は過去に飛び、いつものように虫のいい作戦を実行し、
そしてスーパーゼウスにボロボロにやられて戻ってきたんだ!
「いい!?それじゃあ…」
「魂だけだったが、私も酷い目にあった!」
と詰め寄るサタンマリア。
なんでマリアがデビルがやられたことを知っているのでしょうか。
そういやハピラキしか知らない人は、この二人の関係をどう見てるんでしょうね?

「そうそう、過去に呼ばれた他の悪魔達も、お前に礼が言いたいとさ!」

サタンマリアの背後で恐そうなうめき声をあげる悪魔の魂たち…。
ネロやジュラならよかったのですが、何だかよくわからないシルエットばかりです。
どうでもいいですが、サタンマリアってこんな胸元開けてましたっけ?

「え…?ちょ、ちょちょ、ちょっとタンマね!ギャーーー!!

天魔界に響き渡る絶叫。

「こうなったらやっぱり、地道にこっちの時代で頑張ってやる!見てろよ天使どもー!!」

未来の世界では、やっぱり天使と悪魔の戦いは続いていくようです。
けれども、私達が知っている物語とはきっと何かが違っている…はず?

そして舞台はもう一度まとばに。

第1話のように、村を走り回るゲンキとジェロ。
第1話と違うのは、その後ろに氷ミコが追走してること。

3人は、滝の近くの壁に何かを作っているようです。

そこにウルフライのオンボロワゴンが通りかかりました。
「お、大分できてきたな!」
「やあウルフライ!みんなよく似てるだろ!」

そこにはでっかい壁画!
ゲンキたちの回りには、ヤマトや十字架天使、その他みんな描かれています!

「俺様あんなに鼻でかい?」とヘルリスト。
「鏡見て来い!」とウルフライ。

コツコツと壁を削るジェロに、氷ミコがふわりと降りてきて
「でもさー、まさかジェロが恋のライバルだなんて思わなかったなー」と激白。

「んがっ!」と真っ赤になるジェロ!
「べべべべべ別に、当分女の子にはならないわけですし、らららライバルってわけでは〜」と動転。

「それに…将来がどうなろうと、氷ミコだって友達です。これからもずーっと3人一緒です!」

この言葉にカンゲッキーな氷ミコ。
「わーい、ジェロもだーいすき!」と抱きついちゃいました。
自分を認めてくれりゃ誰でもいいんかい?!

ゲンキは、ヤマトの顔を磨いてご満悦。
「またあんな面白いことがあればいいのになー」

すると「そーね、ほんとにー」と上から声が。

「ネロクィーン!もうずっと俺達の里に住み着いてんだな!」
「フンだ、アタシの勝手でしょ?」

ふと見ると、ウルフライはモイラッキーの(毒々しい)愛妻料理をパクリ。
「なんかもう食べなれてきちまったわ、これも」とまんざらでもない感じになっちゃってます。

で、ネロクィーンお姉たまはそれが気に入らないご様子。
「あのウルフライまでいつの間にかちゃっかり彼女作っちゃって〜!
フェニ様は未来に帰っちゃうしジェロは将来女の子になっちゃうっていうし…」

と、独り身を嘆くネロクィーン。

「あーもう、空から美少年でも落っこってこないかしらねー!!」

と、そのとき。

空の彼方で何かがキラリ

ジェロが望遠鏡で確認すると、どうやら人の影のようなのですが…。
まさか本当に??

「来た…美少年…来たの?!」と興奮気味のネロクィーン。落ち着けおばちゃん。

すると突然「ズッドーン」「キッラーン」と超聖神出現!
「あ、クロノズーのおっちゃん!ディアナ様も!」

「おっちゃんはよさんか、ゲンキ!」まあ確かに(笑)

「そんなことよりも注意しろ!」
「私達にも感知できない、新たな存在が近づいています」
「まとばに再び何かが起こり始めているようだぞ」

えー?最終回なのに、まだ何かあるんですか???

「じゃあ、あの人影は…?」

ともかく、人影が落ちてきそうな方向に走り出すゲンキたち。
「美少年、結婚してー!!」と必死の形相で走りよるネロクィーン(爆)

するとソイツはネロクィーンの頭上に落下、激突!

どっかで見たシルエット…。

って、このキャラはーーーー!!!!

「ぴあ?ここ、どこだ??」

なんというビックリサプライズ!
声優さんはもちろん旧作、てゆーか「新ビ」のあの人そのものです。
(わずかこのセリフのためだけに呼んでしまうとは…)

またまたファンを騒然とさせ、さまざまな話題を提供しそうな「オチ」ですね!

『むかーしむかし、もっともっと昔。
物語はいつもここ、まとばより始まる、うん』

エンディングは「ほっちっち」じゃなく、「祝ビックリマン(オープニングの曲)」が流れる中
過去の名シーン集でまとめられていました。
(「さてさて次回のお話は〜」って言えないですもんね)

そして最後に、完成した壁画が映し出されました。

「さあ、ハッピーでラッキーな旅に出よう!」
ともに過ごした日々は永遠に…。

おまけ☆

質問コーナーではなく、ゲンキとジェロ、ヤマト&十字架天使からの最後のあいさつでした。

「今までテレビの前で応援してくれたみんなー、ありがとー!」
「また未来のどこかで会いましょう!」
「会えるといいね!せーの」

「ハピラッキー!」

「ところでミライって何?」
「ずこー!!」

第45話 INDEX おしまい