祝(ハピ☆ラキ)!ビックリマン |
第46話 ファイナルIII・お守りハピラッキー! まとばより愛をこめて・・・ | ||
ウルフライ「ハピラッキー!それは大金持ち!」 ネロクィーン「ハピラッキー!それは寿退社!」 十字架天使「ハピラッキー!それは燃える愛!」 ヤマト王子「ハピラッキー!それは世界一の剣士!」 ジェロ「ハピラッキー!それはカンペッキーな発明!」 ゲンキ「ハピラッキー!それはみんなで一緒に笑ってるとき!」 さぁ、ハッピーでラッキーな世界をつかもう! …というのは、最終回予告(ロングバージョン)でのセリフ。 まずは、懐かしのモノローグから開始…。 「むかーしむかし、さらにもっともっと昔。 じゃが! 二人の超聖神の争いが生んだ恐ろしい超空間がついに世界の破滅を招いてしまった! いよいよ最後のクライマックスじゃぞー!みんなー!」 今や空気同然のロココと神帝たちは、一様にこの合体劇に驚いていました。 「ゲンキとジェロが…」 超聖使たちも「奇跡…」としか言葉が出ません。 そして、超聖ジェロニクス・ゲンキはその戦闘能力も超破格!
これにひるんで更なる空間の奥へ逃げ出した中心体、それを追いかけるジェロニクス・ゲンキ。 中心体は周辺に浮遊していた岩石を寄せ集め、鬼岩城のような胴体を形成! 咆哮しながら黒い波動を撒き散らす中心体。(ちゃんとした名前が無いのがそもそも…) 「苦しんでいる…間違った力が合わさって生まれた自分自身に…」 そう冷静に分析し、攻撃してきた中心体の右腕をあっさり粉砕するジェロニクスゲンキ。 腰から剣を取り出し、宙に五芒星を描くとその星マークが輝き… 「七星流弾層剣!」 その星を剣で突くことで、星が中心体の額に張り付き… さらに苦しみだす中心体。 この光景を見ていた外の一同は次々と「負けるな!ゲンキ!ジェロ!」と応援。 そしてジェロニクス・ゲンキは、剣が帯びていた光を左手を通じて自分の額に凝縮させると、 一体全体何がどういう技なのかさっぱり解説が無いのでわかりませんが、 超空間は消滅し、そこに残ったのはジェロニクス・ゲンキの後姿のみ。 すべてが終わったことを確信し、みんなのほうを振り向くジェロニクス・ゲンキ。 ゆっくりと降下しながら、ジェロニクス・ゲンキは再びゲンキとジェロに分かれました。 「やったぜ!見ろよジェロ、俺達が守った世界だ!」 「ジェロは星が大好きだもんな!」と明るく笑うゲンキに、元の姿に戻ったジェロは感涙。 氷ミコまでもが「ステキだなあ、あの二人。ちょっと妬けちゃうね」と、テラに話しかけてたり。 「私達が帰るべき未来の世界も救われました」とロココ。 「彼らまとばの者たちは、新しいお守り…いわば新守なのかもしれんな」とクロノズー。 「あの小さな子らに我々は救われた…そして教えられました。 「クロノズー、これから我々はどうしたら…?」と、何故か頬を赤らめながら語りかけるディアナ。ええ!? 「…今さら生き方を変えられぬ」とそっぽを向くクロノズー。まさか、あんたもかい!? 「それは、そうですが…」とうつむくディアナ。おいおい? 「ディアナよ、いささか疲れた…しばし戦いを収めるか、キラーンとな」と、背を向けたまま語るクロノズー。 この二人、立ち位置こそ違えど主義や性格はそっくりですね(笑) ロココたちと共に仲間の待つ大飛岩に戻ったゲンキとジェロ。 さて、ここから先はエピローグ。 真白域の神殿で、世界の英雄となったゲンキとジェロに対する式典が行われようとしていました。 ガチガチに緊張しつつ、周囲に迎えられてディアナの前に進むゲンキとジェロ。 「ゲンキ、ジェロ。本当にありがとう。よくぞこの真白域、そして全世界を救ってくれました」とディアナ。 「感謝と同時に、私は深く反省しています。ジェロの言うとおり、私は自分を正義と信じるあまり この言葉に、ジェロもディアナ様への尊敬の念が復活した模様。「ディアナ様〜」 「相手を根絶することを考える前に、まずその心を知るべきでした。 「それに気付き、自らを改められたあなたは、やはり偉大なる超聖神様です」とフェニックス。 「この英雄達に、もう一度皆の祝福を!」 盛大な拍手と歓声に包まれて照れまくるゲンキとジェロ。 互いの顔を見合わせ、そして静かに場を後にする若神子たち…。 場面は変わり、何故か入院?しているネロクィーンの部屋。 「大丈夫っすか?お姉たま」とウルフライ。 そして3人とも大笑い! そして窓の外を眺め「あー、もう始まっちゃってるわねえ」とつぶやくネロクィーン。 そこにきっちり果物を持参して見舞いに来たシアントラス。 式典会場では、ゲンキたちが数々の贈り物を受け取っているところ。
一瞬、ディアナが目を伏せるのが印象的です。(「気付いてしまいましたか…」ていう感じ?) 「ありゃ、ヤマちゃんたち…いつの間にかいないぞ?」 そのとき、「アオーン!」という動物の鳴き声が聞こえてきました。 「シロロの声………まさか!?」
「ヤマちゃーん!!」 慌てて声が聞こえる方向へ走り出すゲンキとジェロ。 「ヤマちゃん、みんな!」 「・・・」 「酷いじゃないですか!僕たちに黙って!」 「気付かれちゃったね、ゲンキ、ジェロ…」 「僕が言い出したことなんだ。別れが辛くなるといけないから、こっそり帰るつもりだった。 「ヤマト…王子…」とジェロも声を詰まらせます。 「じゃあな、おめーら」と笑う男ジャック。 突然の別れに、ジェロは「そんな…」と返すのが精一杯。 「じゃあね」「さよならぜよ」とピーター、一本釣。 そんな風にみんな一人ずつ別れを告げる中、アリババは人一倍感情的なためか、 「な、なんで… ただの別れじゃなく、思い出すら消えて無くなってしまうという事実…。 ゲンキとジェロもその事実に愕然とします。 「俺はいやだ! 泣き崩れるアリババに誘われるように、涙を浮かべる面々。 「ずるいよアリババ。泣き虫の僕より先にガマンできなくなっちゃうなんて…」とピーター。 「確かに、七因王の影響も無くなってしまうんだろうな…。 「今の性格も気に入ってたんじゃが、今日でお別れぜよ…」と一本釣。 フッドの猫オタクも一本釣の土佐弁も、七因王の影響で発生した性格改変ですからね。 ですが、号泣したまま立ち上がれないアリババに、 「それはな…絆だ!」キラーン。 「そうさ!この腕でつかんだ仲間のぬくもりは! さすがダンさんはいいことを言う。ちょっとクサイのが玉に瑕ですが…。 そこに、「ダンさんの言うとおりだ!」 「記憶が無くなるのはしょうがないもんな! ゲンキの意外な反応に驚く一同。 ですがジェロは、なんでゲンキがこんなに明るく振舞えるのか理解できない様子。 『泣いちゃダメだ!みんなの姿が見えなくなるまで、ガマンするんだぞ…』 顔では精一杯の笑顔をみせるものの、実は必死に悲しみを押し殺していたゲンキ。 ジェロはアリババの元に歩み寄り、明るく話しかけました。 ジェロと握手を交わし、そしてアリババもみんなと同じ光の下へ駆け寄っていきます。 「それではゲンキ、ジェロ…」 フェニックスの合図で、みんなの体が光に包まれ、浮上していきます。 「ありがとう、ゲンキ!ジェロ!」 それを見上げながら、笑顔で手を振り見送るゲンキとジェロ。 『まだだ、まだだぞジェロ…もう少し、もう少しこらえるんだ……』 そしてシロロが現れ、若神子たちの周囲をくるりと一周したとき…、 そして、無事にみんなの旅立ちを見届けたゲンキとジェロは、とうとう泣き崩れてしまうのでした。 「ううう、ヤマちゃん…十字架ちゃん…」 「うわーーーーん!!!!」 扉の向こうから見ていた氷ミコとテラも思わずもらい泣き。 ところ変わって、なんと未来…。 「うわー!!」 「さっさと吸い込まれてしまうでゴマー!」と怪鬼党賊。 「さらばだ、ヤマト神帝!」と、ヤマトの体をつかんで魔穴の吸引流から脱出させようとするアリババ。 「もうどうにもならない、ここまでだ…!」と諦めかけたアリババですが、その手を必死につかむヤマト。 「やめろ!二人ともやられるぞ!俺のことはもういいから…」
「えーい、無駄な足掻きを!叩き落してやるゴマ!」と業を煮やした怪鬼党賊が仮面を投げつけますが、 それを見たヘッドロココ、「あれです!一本釣神帝、神帝男ジャック!」と指示。 「ラッキー来た!」と、足場を上ってアリババもヤマトも魔穴から脱出成功!! 「さあ反撃だよ!」 ロココ&7神帝の反撃で、悪混鬼たちを見事に撃退したのでした。 そして大飛岩ならぬセントビッグバードで反省会(?) 「俺、今回ばっかりはダメかと思ったよ。完全に諦めていたのに、お前のあの言葉のおかげだ」 「僕の親友が以前言っていた言葉さ! 「…ハピラッキー?」 どこかで誰かが言っていたこのフレーズ。 突然、ヤマトの目に何故か涙が…。 「なんだい、それ?」と聞き返すアリババに、 「なんだっていいさ、なんだかステキな言葉じゃないか、ハピラッキー!」とピーター。 そして「ハピラッキー!」と声を揃えて笑う7神帝。 その頃セントビッグバードの様子を遠隔視聴していた天聖界側はというと、 シャーマンカーンは「そうじゃった、お前とヘッドロココにだけは、 「うむ、ゲンキ達との旅で生まれた絆は、彼らの中に永遠に残るじゃろう。 うーん、結局若神子以外の面々までもが過去に飛んだ理由って何だったんでしょう? さて、この一連の様子を見ていた超聖神たち。 「見えたか?ディアナ。若神子たちの未来に変化が現れたぞ」 未来は変えられる!? 神帝たちの危機を救った「絆」について、感慨深そうに思いをはせるヘッドロココ。 「さあ行きましょう!希望の新世界、次界へ!」 その頃、天魔界では… 「ぴょぴょ〜ん!」と素っ頓狂な声がこだましていました。 「…あ、あれ?おおサタンマリア、いや、俺はどうしたんだ? 魂だけタイムスリップしてたはずなのになんで怪我してるのかわかりませんが、 「いいや、夢などではないぞスーパーデビル! 「そうそう、過去に呼ばれた他の悪魔達も、お前に礼が言いたいとさ!」 サタンマリアの背後で恐そうなうめき声をあげる悪魔の魂たち…。 「え…?ちょ、ちょちょ、ちょっとタンマね!ギャーーー!!」 天魔界に響き渡る絶叫。 「こうなったらやっぱり、地道にこっちの時代で頑張ってやる!見てろよ天使どもー!!」 未来の世界では、やっぱり天使と悪魔の戦いは続いていくようです。 そして舞台はもう一度まとばに。 第1話のように、村を走り回るゲンキとジェロ。 3人は、滝の近くの壁に何かを作っているようです。 そこにウルフライのオンボロワゴンが通りかかりました。 そこにはでっかい壁画! 「俺様あんなに鼻でかい?」とヘルリスト。 コツコツと壁を削るジェロに、氷ミコがふわりと降りてきて 「んがっ!」と真っ赤になるジェロ! 「それに…将来がどうなろうと、氷ミコだって友達です。これからもずーっと3人一緒です!」 この言葉にカンゲッキーな氷ミコ。 ゲンキは、ヤマトの顔を磨いてご満悦。 すると「そーね、ほんとにー」と上から声が。 「ネロクィーン!もうずっと俺達の里に住み着いてんだな!」 ふと見ると、ウルフライはモイラッキーの(毒々しい)愛妻料理をパクリ。 で、ネロクィーンお姉たまはそれが気に入らないご様子。 「あーもう、空から美少年でも落っこってこないかしらねー!!」 と、そのとき。 空の彼方で何かがキラリ。 ジェロが望遠鏡で確認すると、どうやら人の影のようなのですが…。 「来た…美少年…来たの?!」と興奮気味のネロクィーン。落ち着けおばちゃん。 すると突然「ズッドーン」「キッラーン」と超聖神出現! 「おっちゃんはよさんか、ゲンキ!」まあ確かに(笑) 「そんなことよりも注意しろ!」 えー?最終回なのに、まだ何かあるんですか??? 「じゃあ、あの人影は…?」 ともかく、人影が落ちてきそうな方向に走り出すゲンキたち。 するとソイツはネロクィーンの頭上に落下、激突! どっかで見たシルエット…。 って、このキャラはーーーー!!!! 「ぴあ?ここ、どこだ??」 なんというビックリサプライズ! またまたファンを騒然とさせ、さまざまな話題を提供しそうな「オチ」ですね! 『むかーしむかし、もっともっと昔。 エンディングは「ほっちっち」じゃなく、「祝ビックリマン(オープニングの曲)」が流れる中 そして最後に、完成した壁画が映し出されました。 「さあ、ハッピーでラッキーな旅に出よう!」 おまけ☆ 質問コーナーではなく、ゲンキとジェロ、ヤマト&十字架天使からの最後のあいさつでした。 「今までテレビの前で応援してくれたみんなー、ありがとー!」 「ハピラッキー!」 「ところでミライって何?」
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