■ ビックリマン2000
    
バグ悪魔VSギガ天使シール
2000年、再びブームを巻き起こした新シリーズ!

1弾〜12弾まで520種(バージョン違い・イベント限定などは除く)


スーパーゼウスと初代主人公キャラたち

 

『コンセプト』

1999年春、スーパービックリマン以後の長い沈黙を破って始まった新シリーズ、それがビックリマン2000です。
かつてのように漫画・アニメとのタイアップという黄金パターンを踏襲、当初はコロコロコミックの付録にオリジナルシールが登場するほどの活気でした。

しかし5弾を過ぎた頃から次々と素材違いを乱発してほぼ毎弾バージョン違いが発生。
地域ごとに手に入るシールが違うという「地域格差」の問題もあって、コレクターのストレスが溜まり騒動がよく起こりました。
アイスやドリンクなども発売されたもののイマイチ奮わず、併売されていた「超元祖」や「スペシャルセレクション」に押されて売り場が減少する始末。何かと営業面で足を引っ張られたようにも見えました。

旧と常に比較される宿命を負った2000でしたが、旧世代コレクターの厳しい声にも負けず邁進、打ち切りの危機を免れて12弾にてビックリマンシリーズ初の「完結」を迎えることが出来ました。


初登場時のコロコロコミック


付録のシールシート

『ストーリー』

最初の主人公・星天使タケルは世界を混沌(カオス)で支配しようとする悪魔軍と戦い、仲間達とともに世界を救う奇跡のアイテム”次界卵”を探す旅に出ます。多くの冒険を経て、宿敵カリスマデビルXを倒して平和を取り戻すことができました。[次界卵編]

その後、聖魔和合界を襲った凶悪魔たちとの更なる戦いにも勝利して虹天銀河が誕生。新たなる時代を迎えます。[凶悪魔編]

8弾からはタケルの息子聖魔戦使デミアンが新たなる主人公となり、舞台を70年前に移して謎の災厄”集中豪無”の解明に挑みます。
幾多の悲劇と困難を乗り越え、宇宙層の果てまで及ぶ壮大な「神と命の物語」はグランドフィナーレへ…。[集中豪無編]

『トピックス』

2000では旧にも無かった試みがいくつも取り入れられました。
「ビックリマン2000BIG」や「フィギュアチョコ」の発売、当たり制度(GoGoハッピーシール)の導入など…。
しかし同時に地域格差やバージョン違い乱発という、コレクター泣かせの展開もいくつも発生。
ネットで瞬時に情報が飛び交い、大人たちがチョコを買い占めるという21世紀型のシールホビーには
コレクター自身はもとよりロッテ側もかなり振り回されていたようです。

『シール構成』

かつての天使・悪魔・お守りという3すくみが<ギガ天使><バグ悪魔><聖守(サポーター)><魔守(フーリガン)>という4すくみになったのが最大の違いでしょう。しかもシール素材はギガ天使・バグ悪魔以外にも聖守・魔守の一部もキラになったり、逆にヘッド素材が通常キラと同じだったりと、種族間の区別が遠目では判別しづらいです。

ヘッドシールでは初っ端に新素材オールイマージュ(黒ホログラム)が導入されたりしたものの、その後ホログラムは長い間使われなくなりました。
しかしキラシールの素材は毎弾毎パートで異なる素材が使用され、バリエーションはかつてないほど抱負です。
その後、8弾より「GoGoハッピーシール」が導入され、ホログラムシールや特殊素材シールが「あたりの景品」という形でとりあえず復活!

『コレクションレベル』

発売時期の短かったバージョンや地域が限られたバージョンがどうしても入手困難となっています。
その中でも0弾・5弾P2・12弾P8ハッピーシール・シリアル入りカヴォード・タキシードゼウスあたりが最高峰。
これらを揃えているかどうかでは、天と地ほどのコレクターレベル差があると言っても過言ではないでしょう。

『シールリスト』

0弾-2弾 3弾-4弾 5弾-8弾 9弾-11弾 12弾 公式シール

 

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