きゅー犬の一匹舞台

2002年12月上旬 
1日 Over the Rainbow
2日 イニシャルトーク
3日 虹天紀0030年のエンディングへ
4日 ファイナルリージョン?
5日 ブラック祖が「暗黒物質」なワケ
6日 一般リピーター率の増加におけるお助けマークの役割について
7日 再生魔鬼を考える
8日 奥さん、怪乱でーす
9日 ブラック親子
10日 裏紙に関するトリビア
 
2002年12月1日(日)  Over the Rainbow

(注)今回は画像が多いので、環境によっては全て表示されるまで時間がかかる場合があります。

以前より私は、プリズムじゃないヘッドをセレクで復刻するなら、
プラスαの味付けという意味で背景を着色してはどうか
この場を含めて何度か提言してきました。

愛然かぐやがピンクプリズムの背景だったみたいに、
例えば異星メディサは水色プリズムにするとか…。

元々ヘッドの背景に色がついているのは、そのキャラなりの
キャラクターや舞台設定を反映したものだと思うのですが、
17弾以降にはプリズムじゃないヘッドが数多く登場し
そういう「プラスα」は背景イラストやホロプリ素材で代用され
着色という手法はあまり使われなくなりました。

しかし、角プリズムで復刻されるのであれば
シンプルな無着色プリズムばかりじゃなく、何か色がついてる方が
単純にカッコいいですし、見た目派手で面白いと思うのです。
それぐらいの応用を利かせるぐらいの機転が欲しい…なんて
偉そうに思ってみたりもする今日この頃。


以下はちょっとした実験です。

18弾の虹神帝
せっかくの虹色なんですから是非この設定を活かしたいところです。







これは今回セレク3で出た普通の7神帝。
しかし背景に色を付けてみると、あらどうでしょう?







ね?カッコ良くないですか?

今回、色プリズムは魔魂プタゴラトンただ1種しか出てませんが、
こんなカラフルなキャラが多く出た方が絶対楽しいと思うんですよね。
ゴーストアリババも金プリの方がオリジナルに近いですし、
フィアンやスサノオロ士も同様。
「単なる復刻」じゃない、そんな一工夫が欲しかったです。

ただ、今から変更ってのはもう勘弁してほしいですけど…(^^;



2002年12月2日(月)  イニシャルトーク

BZマークがあればブラックゼウスがもらえる!


ならば、WMマークがあればワンダーマリアがもらえる?

そして、HRマークがあればヘッドロココがもらえる?

だったら断然、MNマーク
これが出たら魔肖ネロがもらえるぜ!



 と思ったら魔胎伝ノアが届いてガックリ。



2002年12月3日(火)  虹天紀0030年のエンディングへ

演芸時輪宮の裏書より。

  素手ア輪宮の妹で幸福を呼ぶ婚礼天使?
  披露宴での芸事の手助けもしてくれる?
  ポーチの予約も入っているって本当??



これって時代的には新紀元和合2002年(虹天紀元年?)のこと。

まさかそこから30年も待たされようとは、
アイブローチでもわかるめぇ(爆)




って、式だけならそれまでに5回やってるはずなんですよね。
ドタキャンばかりだったそうですが。(笑)




2002年12月4日(水)  ファイナルリージョン?

ロッテ本体の公式サイトhttp://www.lotte.co.jp)の情報によれば、
セレク3の販売エリアは「近畿・中国・四国・九州」となってます。
ついでに「人気キャラたちが最新技術のシール加工で復活。」とありましたが、
もしかしたら薄っぺらい素材にも印刷できるところが最新なのでしょうか(爆)
個人的には当時の技術でやってほしいところです。ゴーストアリババとか特に(^^;


ところで、じゃあこの時期セレク3の非販売地域はどうなってるかというと、
同じくロッテのサイトによれば「ロックマンエグゼ」のナッツウェハースチョコ
「東京・関東・信越・中部・北陸」にて12月3日より発売とのこと。
ちょうど対称的なエリア分布となってますね。

と言うことは、ここから逆に推測すると
来年の1月か2月ごろにはセレク3とロックマンエグゼの販売エリアが
ごっそり交替する
のではないでしょうか。
セレク3は、もしかしたら3期ぐらいになってるかもしれませんけど、
東日本全域が同時に販売エリアになるのならば
セレク2のときみたいな東北遠征を考える必要がなくなりますよね!
本当、セレク2のときは辛かった…(涙)


あ。ちょっと待って。

ほ、北海道は…!?


まさか……。




2002年12月5日(木)  ブラック祖が「暗黒物質」なワケ

もし「ダークマター」のネーミングが、



  「だあくまたー」



を意識して名づけていたのならスゴイと思う。


やっぱ反後博士の発想力にはかないましぇん。




2002年12月6日(金)  一般リピーター率の増加におけるお助けマークの役割について

『お助けマーク3枚でブラックゼウスがもらえる』

というアイディアはいいんですが、これって機能してます?


2000のチャンスシールから受け継がれた補助券措置ですが、
その1枚が当たる確率はおよそ2箱に1枚


もしもですよ。
お助けマークの当たる確率が10個に1枚とかだとどうでしょう?

普通のお客さんが興味を持って最初に購入するのは、たぶん5個前後。
その5個の中でブラックゼウスにつながるシールが出たとしたら、
再び何個か購入する「リピーター率」はかなり高くなると思われます。

今一番問題とすべきなのはこの一般リピーター率の低さだと思うのですが、
現状だと、最初の5個でお助けマークが当たる確率は約8.3%。
これはリピーターを生むためには低い部類だと思います。
少なくとも、一般客に何度も買ってもらうための戦略としては
十分機能しているとは言えないのではないでしょうか。
何せブラックゼウスは一般購入者への最大にして唯一のアピールポイントですし、
1回買って何の手応えも無ければ「当たるわけないな」と思われてそれっきり。
これじゃ何のアピールにもならないわけです。


ただ、単純に当たりの確率を増やすだけだと採算が合わないのであれば
「お助けマークは5枚集めること」とすればどうでしょう。
そしてお助けマークの封入確率は1箱に1枚とする。
これなら結局ブラックゼウスをゲットするための労力は変わらずとも
リピーター率はいくらか増加するのではないでしょうか?

ですが、あんまり必要枚数が増えると一般客に対して逆効果でしょうから
おそらく5枚が上限でしょう。
逆に10個に1枚の確率だと、一度に10枚以上必要になったりして?(爆)
もっとも、本当に必要枚数が変わることになると
当たりシールの裏面の文章が全部変更になっちゃいますけど(^^;

しかし、なんでこんなに当たりにくいのかなあ…??




2002年12月7日(土)  再生魔鬼を考える

旧13弾に「再生魔鬼」という連中がいますよね。
再魔リッチャー・再魔ファイター・再魔ブレーカーの3人です。

彼らはアニメでは天使が悪魔化したような設定だったと
うろ覚えに記憶しているのですけど、ではシール設定はどうなのでしょう?


10弾で登場したバクテ裏闇・コケ裏闇・イバ裏闇「悪根魔」たちは、
攻大帝・動大帝・快大帝「聖撃天使」の3人をかなり苦しめたものの
聖恵の教えを受けた3天使により結局敗れ去ってしまいました。

しかし彼らの裏書には聖因子コピーにより再生魔体を造作」という文。
さらに快大帝裏書には「聖体からの再生魔鬼の造出」という文もあり、
バクテ裏闇たちは天使の体に寄生し、聖因子をコピーすることで
天使の性質を持った新たな悪魔として再生したと思われます。
ちなみに復活前が「悪根魔」で、復活後が「再生魔鬼」ですね。

つまり。
成りキングは、バクテ裏闇と接触し聖因子をコピーされたものの、
成りキング自身が悪魔化したわけではないと思うのです。
合体されたという説もありますが、私は本体無事説を支持します。

いわば媒体として使われただけで、本体は天使のままではないか、と。
(もしかしたら死んじゃってるかもしれないですが)
悪根魔の3人はバクテリア・コケ・いばらというように
よく見ればどれも寄生的なキャラばかりです。
当初から「やられても進化して復活する」というコンセプトだったのでしょう。
ただ、なんでそこで成りキングらが登場するのかはわかりませんが。


天使の力をコピーしたことで復活した再生魔鬼たちは、
理魔力という新たな能力を発揮して天使を苦しめました。
それでも「天使理力アップ帝使」と呼ばれる3天使によって
あっさり撃退されてそれっきりでしたけど…。


しかし、ゴッドマングースの因子を持つ再魔ファイターが
本物より格段にカッコよさが高いのは何なんでしょうね?(笑)



2002年12月8日(日)  奥さん、怪乱でーす

旧BM最大級の謎として今も残されているのが、怪乱panの存在。

セレク2で復刻されたので知っている人も多いと思うのですが、
あからさまに「パン・ダンジャック」との関連が深そうな悪魔なのに
その正体や役割など一切明かされることなく、超元祖でも放置され
結局謎のままの存在となっているキャラです。


裏書は

 ニュースと見ればハチャメチャ騒ぎ全て取りつぶしてしまう悪魔!!
 知らせの無いことは良い事じぁと報道だんジャックするョ


と、これまた「ダンジャック」を匂わせるだけで出自には触れずじまい。

巷では「ダンジャックが悪魔化した姿」もしくは「ダンジャックに化けた悪魔」
そのどちらかだろうというのが一般的な見方です。

前者だとパンゲの歴史を揺るがす一大事。
アリババも最初に悪魔化したときは怪獣顔だったので
怪乱panが人間離れした顔をしていても不思議ではないのですが、
その割にはザコ悪魔の一人という扱いが何とも腑に落ちないところです。

とは言え、アマテラス帝(聖神ナディア)のようにヘッド格のキャラが
こっそり一般枠に隠れているということもあるので一概に否定はできません。
しかし当のダンジャックに関しては、旧31弾で他に言及されていないので
悪魔化していないことを立証するアリバイも見当たらないのが現状です。


後者の場合、「ザコ悪魔であること」「ほとんどストーリーに関わっていないこと」
この2点の説明は容易になります。なんせザコなんですから。
その後の32弾で偽ゼウスがうようよ湧いてきたことも考えると、
パンゲにはそっくりさんを産みやすい環境があるのかもしれません。
しかし、それではあまりにもつまらない展開ですよね…。


そもそもギリシャ神話の牧羊神「パン」に関してもいろんな逸話があって、
その喚き方が「パニック」の語源となったとか、異形のため邪神に置き換えられたとか
あまりいいキャラとして描かれていないケースも数多くあるようです。
(私も詳しい方じゃないので深くは語りませんが、もちろんいい逸話も数多くあります)

しかしそれゆえ、怪乱panがパン・ダンジャックの暗黒面だという設定
あながちありえない説ではないのかも、とも思えるのですよ。


超元祖ではダンジャックも汎神化し、怪乱panについての続報もなかったので
今後その正体が明らかにされることはまず無さそうなのですが、
最後の最後でこんな設定を残すとはタンゴ博士も実に意地悪なお方です(^^;



2002年12月9日(月)  ブラック親子

どうも最近気になっていたのですが、
「スーパーデビルを生み出したのはダークマターである」
という話が妙に飛躍して、「二人は親子」みたいに考えてる人が
ちらほら見受けられる気がします。

当初は、ジュラ亡き後のリーダーを熱望する悪魔達の願いが結集し
それに応える形で魔性暗黒ゾーンよりデビルが誕生したと言われてきました。
で、のちにそこにダークマターが関わっていたということが発覚。
まあ祈りで命が誕生してもおかしくない世界観ではありましたけど、
ともかくデビルはこのときマターによって創られたわけです。

しかし、マターはこの後もネロ誕生にも関わったと言われてます。
て言うか、マター登場のときに「あれもワシ、これもワシ」みたいに
アンタが全部の黒幕かい!と思うような話をしてました。
(たしかエキサイティングテレホンの内容だったような)
そして再び悪魔王を送り出すべくドラキュロスが創られたわけで、
まだ血気盛んな頃のマターは悪魔繁栄のためか自己満足のためか知りませんが
せっせと悪魔王作りに精を出しておられたわけですよ。


そんなわけで、マターとデビルが親子というのはどうにも違和感があって、
例えるならサタンマリアと悪蛾魔を姉弟と呼ぶぐらい妙な関係
デビルはマターの後継者でも直接の血を引くものでもないわけで、
それを親子と言ってしまうのはいかがなものでしょうか?



2002年12月10日(火)  裏紙に関するトリビア

以前どこかで聞いたことのあるちょっとだけ面白い話。


シールの裏紙って、黄色だったり水色だったり白だったり
結構バリエーションがあるじゃないですか。
時々、同じ黄色でも濃さが微妙に違ったり
手触りがツルツルやザラザラだったり
と細かく違うこともありますが、
こういう違いは特に意図して生み出されるのではなく
黄色なら「黄色」と発注して届いた物をそのまま使うだけ
私達が意識するよりも現場はずっとアバウトなものらしいです。


ときに、最近だとホロプリズムの裏紙は白で、
レインボーやミラーコートは黄色、というように統一されてますが
これもシール状態のものを注文するわけじゃなく
作る際に貼り合わせるので、色の組み合わせはなんでもいいそうです。
作ろうと思えば裏が黄色のホロプリも作れるそうな。
まああんまりいろんなのを作られても困っちゃいますけどね(笑)

しかし唯一、ミラーコートには白以外を使うと決まっているそうです。
なぜなら、ミラーコートは印刷前の状態だと真っ白なので
裏紙も白だとどっちが表か裏かわからなくなってしまうから


ちゃんちゃん。



 
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