■ ガッツ!シンクロX
異世界の秘宝をめぐって合体バトル!

全1弾39種(バージョン違い除く)


 

アーニマン001 ジャックルーラー

 

『コンセプト』

ビックリマン2000が12弾で完結した直後の2002年9月に登場した新シリーズです。
悪魔VS天使シリーズとはまた違ったキャラクター物ということで期待されました。
ビックリマン2000では出なかったような様々なタイプのシールが登場し、賑やかなイメージを受けましたが…。

 

『シール構成』

キャラクターは「アーニマン」「モノリック」「モンスタン」「ダークロン」の4種族に分類されます。
このうち、アーニマン・モノリック・モンスタンはWシールもしくはホロプリズムシールになっています。
(Wシールの一部は2枚目が銀ツヤ素材
また、ダークロンは暗い場所で絵柄が光って浮かび上がる蓄光シールです。

しかもWシールと蓄光シールは裏面をつなげると巨大な絵柄が現れる仕様。
このように、数々の工夫がなされていました。

 

『ストーリー』

ライバル同士の二つの国、動物系人類アーニマンの「ジャングルエリア」とメカ系人類モノリックの「メタチック鋼国」の近くで、あるとき次元の扉が開き、伝説の魔大陸「闘幻郷ヘルブーン」が出現した!
ヘルブーンには願いを叶える8つの秘宝があるというウワサをきいた両国のトップはそれぞれ秘宝探索隊を送り込む。しかしヘルブーンでは「赤い秘宝」が盗まれたという事件が起きていて、秘宝を守る魔物種族「モンスタン」がアーニマン・モノリック両者に襲い掛かってきた!ヘルブーンでのみ使える技「G心X(ガッシンクロス)」で異世界の超神を呼び出すことが可能になった彼らの戦いは更に激化…!

一方、実は秘宝は既に壊れていて、そのために邪悪な闇魔神ヴォーの封印が解けてしまったという。秘宝のウワサはヴォーの手下である闇一族「ダークロン」がアーニマンたちを呼び寄せるためにわざと流したものだった。
アーニマン探索隊の一人「ジャックルーラー」は、秘宝を壊してしまった少女「シスターミミエル」とともに、ヴォーを再び封印できるという緑の秘宝を探して「進化の谷」へ向かった!

秘宝を守る巨人の試練を越えた二人は、ダークロンとの戦いの果てに緑の秘宝を手にするが…。

 

『トピックス』

シール的にもストーリー的にも内容は良かったのですが、いかんせんビックリマン2000の終了直後というのが災いして、疲弊しきったコレクターたちには受け入れられにくかったようです。
さらにバージョン違いやキャラの入れ替えなどのマイナーチェンジが出たものの、あまり盛り上がりにはつながらなかったような…。

 

シスターミミエル(ピンク服) シスターミミエル(白服)

シスターミミエルは服の色が違う2種類が存在します。

 

火美コーン(通常版) 火美コーン(試供品版)

火美コーンは試供品版では名前の枠の色などが違いました。裏面にもちょっとした違いがあります。

 

ヤキュウ十兵衛(通常版) ヤキュウ十兵衛(ナイター)

ナイター版では背景が暗く照明に明かりがともっています。

これ以外にもバージョン違いがいくつも存在しています。

 

『コレクションレベル』

地味にバージョン違いが多いですが、試作版と2期ver3などを除けばそれほど大変ではないでしょう。
それ以外では入れ替え対象だった「チョビット神父」「チラノス将軍(Wシール版)」「レボ竜子」あたりが価値高めでしょうか。

 

『シールリスト』

こちらにあります。

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