無垢で静寂で混沌とした暗黒の層間に一筋のひかりが走った｡3つの域から飛来した超聖使ﾚｯﾄﾞﾑｶﾞﾙP､ﾐﾛｸﾞﾘｰﾝP､ﾌﾞﾙｰｲﾝｶPが超聖神ﾃﾞｨｱﾅと真白域を誕生させた｡一方､真逆の域では超聖使ｼｱﾝﾄﾗｽ､ﾏｾﾞﾝﾀﾚｲｱ､ｲｴﾛｽが超聖神ｸﾛﾉｽﾞｰと真黒域を誕生させたのだ｡

両域では宙森海ｴﾘｱを中心に国作りが始まる｡やがて､無限膨張する真白域と無限収縮する真黒域が交じり合い､域の狭間にまとばを誕生させる｡そこへ聖魔が集合し､まとば域の争奪戦が繰り広げられていく｡一気に真黒化を狙うｸﾛﾉｽﾞｰは､切り札のﾀﾞｰｸﾏﾀｰP魔を送り込む｡唯一の対抗手段･5輪幻切子玉を持つ幻子5人が集い､まとばを救うため立ち上がった｡

争奪戦は激化し､聖魔がさらにまとばに集い出した｡新聖界のｼﾝﾎﾞﾙとして､大ｿﾗｲ塔を建立する｡空風火水地の5階層で構成された大ｿﾗｲ塔だったが､そこに聖魔が現れ
戦いを繰り広げることになる｡かつての超聖使･聖魔･幻子の因子を継ぐ者たちも参戦し､まとばは大混乱の様相を迎える｡

そんな中､まとばの危機を感じた聖光ｹﾞﾝｷと聖太子ｼﾞｪﾛは､7福士と共に白縫の方舟で希望ある未層へ旅立とうとする｡しかし､巨大な姿の魔曇天怪がまとば世界を被い､闇に包んでしまう｡