きゅー犬の一匹舞台

2002年11月中旬 
11日 BMのCM
12日 「顔も見たくない」
13日 駅 STATION
14日 最後まで波乱の2000
15日 土偶属性は聖or魔?
16日 つ〜び〜コンてぃにゅ〜?
17日 メディサとゆかいな仲間たち
18日 アクア・イタリアーナ
19日 キャスティング問題
20日 返してちょうだい!
 
2002年11月11日(月)  BMのCM

今日はポッキー&プリッツの日

…というネタはおそらくあちらこちらで見かけることでしょうけど、
それだけ世の中に定着してきているということでしょうか。
だからどうしたという感じもしますが、そのあたりは見事なCM戦略。
やはりコマーシャルというものは大事な要素ですよね。

さて我らがビックリマンは、これまでほとんどTVCFを流してません。
古くは「トマトとトンボでトマトンボ〜!」という
まじゃりんこシールのCMなどもありましたが、
悪魔VS天使シールではほとんどCMは作られませんでした。
出始めのころに、引出しに入っていたお邪魔王シールが立体化して
子供達に襲いかかってきたところをスーパーゼウスが撃退する

というCMがありましたっけ。
しかし人気が出てからはCMを流す必要が無かったのか、
かなりの間CMは作られなかったみたいです。

久しぶりに登場したCMは、22弾でプリズムヘッドが帰ってきたことを
アピールするためのもの
でした。抽プレOVAの宣伝も兼ねてましたね。
その後25弾ごろまでいくつかCMが作られました。
ちょうど人気の巻き返しに必死だったころです。(^^;

スーパービックリマンでも、ビデオプレゼントの頃にCMを流してました。
実写っぽいメカタートルがシールをばら撒くシーン、覚えている人も多いのでは?

そして2000ですが、なぜか2000ではCMは作られませんでした。
当初は生産が追いつかないほどの人気がありましたし、
おそらく地域格差がなかなか解消されなかったので
うかつにCMを流すわけにもいかなかったのかもしれません。
CM流さなくてもそこそこマニアには売れてましたし(^^;

このたび久々に作られたCMはシンクロX
でも地上波ではなく衛星放送のごく一部の番組内でのみ放送だそうで、
そこそこ立派なCMを作った割には宣伝効果はあまり期待できないです。
地上波でまともに流れれば、少しは売上も増すかも…。


セレク3でも、当たりでもらえるあのシールをTVでドーンと見せつければ
相当な売上アップが望めるのではないでしょうか?

あ、でもそのせいでまた生産が追いつかなくて欠品出すようなことがあると
逆に致命的なので、そのリスクが怖くてCM流せないのかな…。



2002年11月12日(火)  「顔も見たくない」


「顔だよーん」




2002年11月13日(水)  駅 STATION

この日、私は朝早くからエンヤコラと電車を乗り継いで
JR新宿駅までやってきました。
そこから更に京王新線に乗って1駅、初台の駅に到着。
ちなみにこの地の住所は東京都新宿区西新宿3丁目20…

ここでピンと来た人は結構鋭い人か、もしくはクレーマー?(笑)
そう、東京都新宿区西新宿3-20-1というのは
何を隠そうロッテ株式会社の本社ビルがある住所なのです!

こんなところにこの私が何の用かといいますと、
実は私の目的地は3-20-1ではなく隣の3-20-2

ロッテビルの隣にそびえる新宿オペラシティタワービルにて行われた
PCドライバ系の講習会に参加しに行っただけなのでした。
平日の朝っぱらからロッテ本社に何の用があるんやっちゅーねん(爆)

とは言え、ちょうど出勤時間帯だったので駅のホームとかで
ソージさんやアマノさんとばったり出会ったりしないか
妙に緊張気味だったのは言うまでもありません(^^;

まあ、ソージさんが2年前のWHFで一度会ったきりの私の顔など
いちいち覚えてくれているはずもないんですけどね(笑)



2002年11月14日(木)  最後まで波乱の2000

スーパーDXシールが切り替わらないという事態は
ここにきてさらに深刻さを増しているようですね。

なまじ情報だけが流出したために誰もが変更を期待しちゃうし、
ロッテも大百科に載せちゃったので出さないわけにもいかない。
でも現行のデミアン&フシールがなかなか無くならない。

みんな変更後のが欲しいからハッピーシールを送り控える。
送り控えるから現行シールが一向に減らない。
減らないから切り替わらなくて、切り替わらないから送らない。

見事なまでの悪循環が成立しちゃってます。

まだ在庫が残っていても次のバージョンに切り替えてしまえば、
それを機にハッピーシールの応募はドカッと増えるでしょう。
それぐらい今はみんながSDXシールの動向に注目しているはずです。

逆にこのままズルズルと切り替えをためらっていると、
最終締切日に異常なほどの応募が集中して収集がつかないばかりか、
最悪の場合SDXシールが新バージョンを合わせても足りなくなるという
そんな事態が起こらないとも限らないのではないでしょうか。
だってSDXシールの生産数は、これまでのハッピーやチャンスシールの
出荷数や応募率などから概算されているでしょうけれど、
2000が終了して最後の最後となると果たしてどうなるか
予想がつかないのではと思うのです。

予想がつかないといえば、12弾ver8のハッピー4種については
果たしてそのうちどれだけが応募に使われるでしょうか?
ただでさえ販売地域が限られて激レア化した上に
ver8そのものの在庫もまだ残っているようですが…。


「スーパーDXシールの内容は、一定の応募があると
予告なく変更・切替になります」

というのは大百科のSDXコーナーにも書かれている一文。

このまま停滞するぐらいなら、さっさと替えちゃいましょうよ。
それでタキシードゼウスが早々に尽きたら、
またデミアン&フシールに戻せばいいだけのことでしょ。(爆)

だって「現行のシールが無くなったら切り替え」とは書いてませんよ?



2002年11月15日(金)  土偶属性は聖or魔?

聖神はその名の通り「聖」なる存在、
すなわち天使寄りの存在なのでしょうか?

本来、天使悪魔に平等であるべきと思われる聖神ですが
天使に力を貸したことはあっても悪魔を手助けしたことは無く、
特にロココに対する思い入れ(?)はかなりのご様子。
もしかして土偶おばさん、美青年に弱いのか?(爆)

そんな冗談はさておき、次界争奪戦においては
平時の戦力で悪魔が常に勝っていたからこそ
天使を助けて両者が拮抗するように仕向けていたのでしょう。
あの「苦悩の影」も、単純に聖魔が仲違いしていることではなく
両者が成長途中なのに曼聖羅がやってきたことに対する苦悩かと。


ところで、そんな聖神の血を引く次神子スーパーゼウスは
どういうわけか生粋の「天使属性」
一応は神でありながら、頭にしっかり天使の輪
理力を使うし、カミゲノム封印後は一天使に成り下がっております。
ブラックゼウスとて輪を浮かべている以上、基本的に天使に違いはなさそう。

超聖神と聖神の子が、なぜに天使なのでしょう?

冨岡さーん、なんか適当な理由でっち上げてくださいよー(笑)



2002年11月16日(土)  つ〜び〜コンてぃにゅ〜?

ついにシンクロXのストーリーが掲載されましたね。
基本的にはシール裏面のストーリーを軸にしながらも
様々な肉付けをして構成したという感じで、
それなりに読み応えもあって面白かったです。

2弾以降に続くような流れもあって期待度も高まるところですが、
しかし現実的に2弾登場はかなり厳しそうなところ
また未完なシリーズがひとつ増えてしまいそうですね。


公式サイトは「悪魔VS天使」「シンクロX」の二枚看板方式ですが、
シンクロが完全にコケた今となっては明らかにアンバランス。
トップのFLASHムービーもそろそろセレク3に切り替わるのでは?
でも今さらシンクロコーナーを縮小したり撤去したりするのは
結構カッコ悪いですよね…。
今後何か新シリーズが始まったとき適当にごまかすしか方法は無いかも。


そもそも、シンクロXのページは最初全然出来てなくて
何ヶ月もかかって少しずつ付け足していってました
が、
このネット時代、それじゃ話にならないですよね…。
いっそネットと連動してキビキビ展開するぐらいの方がいいのに、
後手後手ですっかり機を逃しちゃった気がします。
仮に「シールが行き渡るまでストーリー公開は先送りにする」
という方針だったとしても、いくらなんでも11月は遅すぎかと。

今後の更新はあるのでしょうか…?




2002年11月17日(日)  メディサとゆかいな仲間たち

パンゲ6大層にはそれぞれのエリアを治めるヘッド以外に
彼らをサポートするヘッドが何人かいますよね。

水の大層には怪水族+異星メディサ
火の大層には炎の三巨兵
土の大層には土層大鬼族
金の大層には練金三術士

いわゆる27弾パート2ヘッドの12人なのですが、
何故か風の大層と森の大層にはいないようです。
(単に枚数が足りなかっただけでしょうけど)


ところで、怪水族の二人
水のバブロは「バブル(泡)」
水のウォープレは「ウォータープレッシャー(水圧)」

と推察されます。
「怪」「水」だからアクア層と関連あるのでしょうか?

三巨兵の場合は
火のハイドロゴンは「ハイドロゲン(水素)」
火のオイルクは「オイル(油)」
火のガンパダは「ガンパウダー(火薬)」
ですね。
いずれも燃えたらヤバイものばかりです。
しかし水素が燃えたらに変化しちゃいますが、いいんでしょうか?

土層大鬼族の場合は
土のサンドラは「サンド(砂)」(+サンドラという人名)
土のロックサンヌは「ロック(岩)」(+ロクサーヌという人名)
土のクレイトは「クレイ(粘土)」

確かに土層、いや地層を構成する物質です。

錬金術士は
金のアルミディアは「アルミニウム」
金のプラチアは「プラチナ」
金のチータンは「チタン」

そのまんま金属名です。でもプラチア以外はしょぼいですね(^^;
余談ですが「運の王様」だとプラチナとチタンは敵対する属性になってます(爆)


彼らはいずれも合体させて1つにするアイテムを持っていますが
実際にそれがどんな役割を果たしたのかは不明です。
彼ら自身もその後の活躍は聞かれませんし、一体何だったんでしょう?
せいぜい土のサンドラがフッドとくっつくとかどうとか言われるぐらい…。

てゆーか、この弾メディサ以外単なる数合わせだったんじゃ…?



2002年11月18日(月)  アクア・イタリアーナ

先月のことですが、イタリアのエトナ火山が噴火したそうです。
ニュースでもやってたのでご存知の人も多いのでは?

さてエトナと言えば、ビックリマンファンなら即座に思いつくキャラがいますね?
そう、25弾ヘッド「爆王エトナ」です。
火山の名前が付けられているから「爆王」なわけですね。

ところでこの弾には、他にも地名から付けられているキャラがいることに
気付いている人はいますでしょうか?

「怪陸イグアテネ」
アテネはイタリアの都市ですよね。

「夾角士トリノン」
トリノもイタリアの都市ですよね。

「怪士ドレアレス」
アドリア海…はちょっと強引すぎ?

ポセイドン+クラゲの「深王ポセイラゲ」や
ポリープ+アメーバの「怪軍ポリプメーバ」はハナから論外としても
結構な割合でイタリアの地名が使われていると思いません?
もしかしたら「怪骨ダイフォン」や「怪雄アキレセラス」なども
調べてみれば地名がモチーフになっているのかもしれません。


ですが、ここで素朴な疑問が浮かぶはず。
それは「なぜにイタリアなのか?」というところ。
これについて、ちょっと大胆な仮説を展開してみようと思います。
毎度のことですが既に誰かが思いついていたらゴメンナサイ。


ちょっと考えてみてくださいね。
旧ビックリマンの世界は基本的に西洋神話の世界で、
新ビックリマンになってからはマルコを中心に
東西文化の交流みたいなことをやってきましたよね。
マルコポーロやシルクロードになぞらえてたりとか、
オリンがオリンピアだとか曼聖羅が東洋神話とか、
まあそんなところを思い描いてください。
基本的にアジア・ヨーロッパ圏での物語なわけですよ。

で、ストーリー的には25弾はマルコたちがエズフィトへ向かう弾

エズフィトのモチーフはもちろんエジプトです。
つまりマルコたちはいわばヨーロッパからアフリカに向かうわけです


ヨーロッパからアフリカ大陸に渡るとき、その間に立ちふさがるものは何ですか?




そう、地中海!



ずばりアクア層は地中海だったのです!
それゆえイタリア近辺の地名を持つキャラが登場したと考えられるのです。
そういえば、そもそも「アクア(Aqua)」ってイタリア語なんですよね。

とは言っても、例えば「ポロロッカ」はアマゾン川の自然現象ですし
地中海というだけじゃひとくくりにできないケースも多いのですが、
要素がごちゃまぜなのはビックリマンに良くあることなのでお見逃しを(^^;



2002年11月19日(火)  キャスティング問題

2000って、どうってことのない普通のキャラに
重要な役割を後付けする事
が多いと思いませんか?

三面鬼神シネス皇帝は最初から役割のあるキャラでしたが、
例えば福陽気妃が「超聖神の使者」だったり
金縛大魔王やボンボリーダーが「輝ヘッド」だったり
グリニッジ神官が「五造大神の使い」だったり
+ドライ婆が「闇の天使属の元締め」だったり
他にもありますよね。

登場人物が多いわりには各キャラの重要度に大きな違いが無いので、
適当に未登場キャラを割り当てることが多いのではないでしょうか。
特に集中豪無編になると、真天聖軍や勇撃師団の面々
言っちゃ悪いですが脇役キャラの寄せ集め感がしてしまいます。
少なくとも「真天聖軍用」「勇撃師団用」として用意されたキャラは
ヘッドや勇闘サンダー以外ほとんどいないですよね。

それら後付け設定の多くは12弾の再登場時に補完されましたが、
ストーリー上で重要なキャラはヘッドだったり特別なキャラだったりというのが
旧来のパターンだった
ので、違和感を感じた人は多いのではないでしょうか。

旧の後半弾のようにヘッド中心で3すくみがないがしろにされるよりも
一般キャラをどんどん重用するのはいいことだと思うんですが、
あからさまにキャラ担当者とストーリー担当者のズレが見え隠れしちゃって
そこのところもうちょっと滑らかにいかなかったのかな、なんて思ったり。
もっとも、最初からそれを良しとして進めていく方針だったのかもしれませんが。


ただ、逆に「ヘッドなのに大した役割の無いキャラ」も目立つんですよね。
ウェイクアップガールズを筆頭に仮名レオン斬帝司令闘神(天使)など、
何のために出てきたのか未だにわからないキャラもいますから。

WUGの頃はストーリーが固まってなく、仮名レオン斬帝はゲームキャラ…と
そんな意見もあるとは思いますけど、
W仏KINGみたいにうまく化けたキャラもいるわけで
やっぱりもったいない話だと思ってしまうきゅー犬なのでした。



2002年11月20日(水)  返してちょうだい!

ハッピーシールラッキーシールチャンスシールも、
送ったら送ったきりでそれそのものは戻ってきませんよね。

しかし改めて考えると、それはオカシイのではないでしょうか?


いくら応募数が多くて返却に手間がかかるとしても、
一枚でもなかなか手に入れにくいシールなんですし
当たりシールそのものにコレクション価値がある以上は
どうにかして返して欲しいと思うのが人の常ではありませんか。
これが「あたり」と書かれただけの紙キレならば話は別でしょうが、
意味も無く「シール」である以上なんとかして欲しいところです。
(いや、チョコのオマケが「シール」であると決めている以上、
シールじゃないものをチョコに入れるわけにはいかないんでしょうけど^^;)


ですが、そのまま返却するだけでは当然ダメですけれど
スタンプを押したり切れ目や穴を空けられたりしたら
それはそれでちょっとイヤな感じがしてしまう人も多いでしょう。
全く戻ってこないよりはマシでしょうけど、
できるならキレイなままの姿(真珠夫人かよ)で戻ってきてくれればモアベターですよね?


そこできゅー犬は考えました。
いやいや、今回は「ラッキー台紙」じゃありませんよ(笑)


ずばり、途中退室スタンプを使うのです!


説明しよう!(故・富山敬氏風に)
「途中退室スタンプ」とは、テーマパークや大きなイベント会場などで
途中で外に出たくなったときに手の甲とかに押してもらうスタンプである。
基本的に透明なので全く目立たないが、紫外線に当てると光るのだ!
なお「途中退室スタンプ」という名前はきゅー犬の勝手な命名である。


要するに紫外線に反応するスタンプを裏面に押してもらうのですよ。
そうすればロッテ側では使用済みか未使用かの区別はすぐつくから
同じシールが何度も使いまわされる心配もなく、
見ただけではスタンプされていることがわからないため
コレクションする上でも未使用品と比べてなんら差し支えないわけです。


これっていいと思いません?


大日本印刷の協力があればこのインクぐらいすぐ調達できるんじゃないでしょうか??

ただ問題なのは、紫外線を当てないと使用済みかどうかわからないので
自分の手元でシールが混ざってしまうと判別不可能…(爆)
それにこのインク、日数が経つとすぐに消えちゃいそうな気もします。
まあ1年ぐらい効果が持続するインクもあるかもしれませんが…。


うーん、なんかうまい方法無いものでしょうか?



 
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